2009/02/27
スクリーンに見つけた恋愛風景 ~魂の呼び合う愛~ 【コールド マウンテン】
スクリーンにはさまざまな恋愛風景が描かれています。熱く燃え上がるような恋
もあれば、相手を包み込むような深い愛もあります。このメルマガでは、実際の
セリフを織りまぜながら、映画の中の恋愛風景を紹介していきます。
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Scene 81 「魂の呼び合う愛」
【 コールド マウンテン 】
Cold Mountain
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いつも「スクリーンに見つけた恋愛風景」をご愛読いただき、
ありがとうございます。
第81号の今回は、壮大な歴史ドラマの中に描かれた恋愛風景をお届けしましょ
う。2003年製作、翌年日本公開の【コールド マウンテン】です。アメリカ南北戦
争を背景に、過酷な運命に翻弄されながらも一途に愛を貫く恋人たちの姿が胸を
打つ作品です。
−−◇◆ 目 次 ◆◇−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1. 基本情報
2. 見どころ
3. 「魂の呼び合う愛」の分析
4. ヒロインのセリフから
5. 裏話
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1. 基本情報
■主な出演: (▲=男優/☆=女優)
▲ジュード・ロウ ・・・ ▲インマン
☆ニコール・キッドマン ・・・ ☆エイダ・モンロー
☆レニー・ゼルウィガー ・・・ ☆ルビー・シューズ
☆ナタリー・ポートマン ・・・ ☆セーラ(インマンが出会った未亡人)
▲フィリップ・シーモア・ホフマン
・・・ ▲ヴィージー(インマンが出会った牧師)
▲ドナルド・サザーランド ・・・ ▲モンロー牧師(エイダの父)
▲ブレンダン・グリーソン ・・・ ▲スタブロッド(ルビーの父)
▲レイ・ウィンストン ・・・ ▲ティーグ(義勇軍隊長)
■監督:
アンソニー・ミンゲラ
■2003年製作・アメリカ
■ストーリー:
南北戦争末期のアメリカ。南軍の兵士として戦うインマンは、戦闘中敵に撃たれ
て倒れます。弱っていく彼の脳裏に浮かぶのは、故郷であるノースカロライナ州
コールドマウンテンの懐かしい風景と、愛する恋人エイダの面影でした。
3年前、エイダは父親のモンロー牧師と共に、大都会チャールストンからコールド
マウンテンへとやって来ます。洗練された南部美人エイダを初めて見たインマン
は、衝撃を受けます。エイダも、ハンサムで純朴そうなインマンに好感を持ちま
す。2人はわずかな会話を通して、惹かれ合うようになります。
やがて南北戦争が勃発し、愛する土地を守るためインマンは戦場へ赴くことに。
出征の日、エイダは1冊の本と自分の写真を手渡します。そして2人は、ただ一度
だけの激しいキスを交わすのでした。
エイダはインマンの帰りを待ち続け、何通も手紙を書き送ります。そんなとき父
が急逝し、生活の術を知らないエイダは途方に暮れます。困窮が進む中、唯一彼
女を支えていたのは、インマンへの想いでした。エイダは手紙に『戻ってきて』
と書きます。
病院でその手紙を受け取ったインマンは、エイダの元へ帰ることを決意します。
脱走兵は銃殺されると承知で。こうして、インマンの長く険しい帰郷の旅が始ま
るのでした。
その頃、エイダの家を若い女性が訪ねて来ます。流れ者ルビーでした。男まさり
のルビーは精力的にエイダを導きながら、畑を作ったり家畜の世話をしたりしま
す。やがて2人の間には、固い友情の絆が生まれていきます。
インマンの旅路。エイダの新しい生活。2人は愛を心の支えにしながら、次々に降
りかかる過酷な運命と戦います。そして・・・
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2. 見どころ
【コールド マウンテン】は、昨年急逝したアンソニー・ミンゲラ監督による大河
ロマン作品です。舞台となるのは、南北戦争末期のアメリカ南部。南北戦争とい
えば【風と共に去りぬ】(1939年)が有名ですが、本作もスケールの大きさでは
負けていません。特に、戦闘シーンのすさまじさ、インマンが旅を続けて訪れる
各地の風景、そして雪が降り積もったコールドマウンテンの山懐で繰り広げられ
る後半のシーケンスに、それを感じることができます。
ミンゲラ監督は、1996年度アカデミー作品賞を受賞した【イングリッシュ・ペイ
シェント】が代表作です。当メルマガでは、第48号【こわれゆく世界の中で】を
紹介しています。彼が製作に携わった作品が死後も次々公開されており、惜しい
才能を亡くしたとつくづく実感させられます。
本作は、チャールズ・フレイジャーが1997年に発表したベストセラー処女小説を
基にしています。ミンゲラ監督は構想に4年をかけて、じっくりとこの大作を自
分の作品にしていきました。殊に、原作に多く登場する戦闘シーンを削り、イン
マンの帰還の物語の方に重点を置きました。さまざまな人々との出会いと別れを
繰り返しながら、ひたすらエイダを目指す彼の姿が強い感動を呼びます。
キャスティングは、実に豪華です。主役のインマンを演じたのは、イギリス出身
のジュード・ロウ。本作撮影時、31歳でした。演技派の超ハンサムガイです。寡
黙なインマンが、戦争という狂気の世界と試練の旅を経験するうち、傷つきつつ
も強い精神力を養っていく様子を熱演しています。
ちなみに当メルマガでのジュード作品は、前述の【こわれゆく世界の中で】のほ
かに、第34号【ホリデイ】を紹介しています。ミンゲラ監督は、1999年の【リプ
リー】で起用したジュードを非常に高く買っており、本作でもどんなに他の役者
のことを考えても、ジュードの顔ばかり思い浮かんだと振り返っています。監督
の期待に見事応え、ジュードはアカデミー主演男優賞にノミネートされるすばら
しい演技を見せてくれています。
エイダを演じたのは、ニコール・キッドマン。出身はオーストラリアで、今やハ
リウッドを代表するスター女優です。2002年には【めぐりあう時間たち】でアカ
デミー主演女優賞を獲得しています。当メルマガでは、第4号【ムーラン・ルー
ジュ】、第57号【奥さまは魔女】を採り上げています。
美貌、人気、実力と三拍子兼ね備えたニコールは、早々とエイダ役にキャスティ
ングされました。36歳で20代前半のお嬢様役を演じるのは無理があるという声も
ありますが、大地に根づいていく女性へとたくましく変貌を遂げていく姿、そし
て何より一途にインマンを思い続ける意思の強さを表現するには、ニコールを置
いてほかにいないと実感させられるでしょう。
そして、エイダを助ける大地の女ルビーを演じたレニー・ゼルウィガーは、見事
アカデミー助演女優賞の栄冠に輝きました。
さまざまな役柄を見事に演じこなすレニーの実力には、毎回舌を巻きます。当メ
ルマガで紹介したレニー主演作は、第29号【ブリジット・ジョーンズの日記】、
第39号【ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月】、そして
第68号【ミス・ポター】がありました。ブリジットとビアトリクス・ポターだけ
でも180度違う役柄でしたが、本作の気丈なルビーはさらに新鮮な役どころです。
男まさりで口が悪いけれど、過酷な時代にこそ力を発揮する存在。また、エイダ
との交流を深め教養・文化に接する時間を持つことで、女性らしいロマンティス
トな一面が開花していくという、とても愛すべき女性です。エイダとの間で育ん
でいく女の友情も、本作の完成度を高めています。
その他にも豪華キャストが配されていますが、ここではナタリー・ポートマンを
挙げておきましょう。出演シーンは長くありませんが、印象深い役どころを演じ
ています。夫に戦死され、乳飲み子をかかえた未亡人の役です。埋めようのない
寂しさをインマンにぶつける情緒的演技も見事なら、北軍兵士に向けたすさまじ
い怒りを暴力という手段で解決するときの迫真の演技にも、きっと息を呑むこと
でしょう。
本作は、信じ合う恋人たちの魂がお互いを呼び合うというロマンス作品ですが、
やはり戦争という側面ぬきには語れません。削ったとはいえ、悲惨な戦闘シーン
が何度も登場します。また、戦争は戦場にいない人をも変えてしまいます。北軍
や、南軍に協力した義勇軍などによる虐殺シーンが幾度となく登場し、あまりの
理不尽さに胸をえぐられるような想いをする人もいるでしょう。いろいろ考えさ
せられる作品であることを、心に留めておいてください。
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3. 「魂の呼び合う愛」の分析
エイダが、牧師の父とともにコールドマウンテンへとやって来たのは、南北戦争
開始直前でした。エイダは母を早くに亡くし、父の仕事を手伝ってきました。白
いドレスに花飾りのついた帽子。洗練された服装で現れたエイダは、上流階級の
気品を備えた南部美人(サザンベル)でした。
エイダは教会を建設中のインマンに、ジュースの載ったお盆を持っていきます。
2人は挨拶して少しの会話を交わします。インマンにとって、エイダのように美し
い女性を見るのは初めてでした。エイダも、朴訥なインマンに好感を持ちます。
それから2人が顔を合わせる機会が何度かありましたが、お互いに意識しながらも
ほとんど話らしい話はしませんでした。インマンは気の利いた会話ができるタイ
プではなく、エイダも素直に自分を出せなかったからです。
やがて、開戦を迎えます。エイダは出征の準備をするインマンの部屋を訪れ、
コールドマウンテンを舞台にした1冊の本と自分の写真を渡します。写真の中のエ
イダは、暗い顔をしていました。『笑ってないの。笑顔なんてつくれないわ』
インマンは何か言おうとしますが、言葉が見つかりません。エイダは帰りかけま
す。すると、インマンはエイダの腕を引っ張り自分の方へ引き寄せると、強く抱
き締めます。エイダもインマンに抱きつき、2人は熱いキスを交わします。別れの
キスを・・・『お帰りを待ってるわ』そう言葉をかけるエイダ。インマンは、戦
場へと出発していきました。
それから3年後の1864年。インマンたち南軍兵士にとって、戦況は劣勢でした。過
酷な戦場に身を置く日々。それでもエイダが渡してくれた本と写真は、肌身離さ
ず持ち歩いていました。
一方、エイダもインマンへの手紙を何通も書き送っていました。そんなある日、
かねてより病弱だった父が急死し、エイダはひとりぼっちになります。奴隷を手
放し、蓄えもなくなりました。教養を身につけることを重視し、料理や繕いなど
を習ってこなかったエイダ。当然、畑仕事や家畜の世話もできません。
エイダは手紙を書きます。『私を支えている最後の細い糸はあなた。まだ戦って
いるなら戦うのをやめて。行軍することもやめて。戻ってきて』
インマンは、半年以上経ってからその手紙を受け取ります。負傷して野戦病院に
入院しているときでした。手紙はインマンの胸を貫きました。エイダが自分を求
めていることが痛いほど伝わってきます。エイダへの想いが、体中を駆け巡りま
す。インマンは決意しました。故郷へ帰ろうと。脱走兵は銃殺刑に処せられるき
まりになっていました。インマンは危険を百も承知で、病院を抜け出します。
困窮した生活も限界に達しようとしていた頃、エイダの前に1人の女性が現れま
す。頼まれてエイダを助けに来たルビーでした。コールドマウンテンで生まれ
育ったものの、定住先を持たない流れ者生活をしていたのです。でも、大地に足
をつけて生き抜いてきたルビーは、普通の男性以上に力仕事も畑仕事も上手でし
た。ルビーは言葉こそ乱暴でしたが、エイダを本気で助けるつもりであることを
告げます。エイダも共に働くことを条件に。
翌日からルビーの指導により、エイダは懸命に働き始めます。畑作り、家畜の世
話、小屋の修繕。始めは戸惑っていたエイダも、1つずつ何かを成し遂げていくこ
とに喜びを覚えます。ルビーと心を通わせ合うようにもなりました。
一方、インマンは旅の途中でさまざまな人々と出会っていました。一番の試練
は、南軍の配下として脱走兵を捕える任を担っていた、各地の義勇軍から逃れる
ことでした。一度は捕まるものの、運よく通りがかりの老婆に助けられます。
老婆の家で、インマンは故郷コールドマウンテンのことを口にします。この世に
たった1つの地名。考えただけで胸が痛くなる。インマンは涙を流していました。
故郷への想いは、エイダへの想いでもありました。彼女の元へ帰りたい・・・
そのエイダは、自分の脚で歩き始めていました。銃も扱えるようになりました。
生きていくために、インマンを待ち続けるために、エイダは強くたくましく変貌
を遂げていったのです。
ルビーが長年別れていた父、スタブロッドと再会したのもその頃でした。彼は楽
団を組んでいました。幼い頃から自分を粗野に扱ってきた父親に恨みを持ちつつ
も、ルビーはエイダと共に、スタブロッドとの交流を始めます。
エイダは、そんな生活にささやかな喜びを見出すようになっていました。インマ
ンへの想いは変わることなく、彼を想うたびに寂しさと絶望感で涙がこぼれ落ち
ましたが、必ず会えるという希望だけは捨てていませんでした。
ある夜、義勇軍が山で野宿していたスタブロッドたちを襲撃します。一報を聞い
たルビーとエイダは、急いで山奥へと向かいます。スタブロッドにはまだ息があ
りました。ルビーが近くの小屋で介抱する間、エイダは食料を獲りに出ます。野
生の七面鳥を仕留め戻ろうとしたとき、こちらへ歩いてくる男性に気付きます。
エイダは銃を構え『来ないで。引き返して』と声を上げます。男性は手を上げ、
引き返そうとします。そのとき、エイダは気付きます。『インマン?』追いかけ
ていくエイダ。男性は立ち止まり、ゆっくりと振り向きます。力ない表情でエイ
ダを見つめるその男性は、夢にまで見たインマンでした。
数日間の睡眠で、インマンは疲れを回復します。ある夜、インマンとエイダは2人
きりで話をします。懐かしい思い出話。あの別れの日のキス・・・
インマンが『毎日思い出してた』と言うと、エイダは涙を浮かべます。エイダが
『毎日待ち続けたわ。あなたの顔を心に描きながら』と言うと、インマンは目を
閉じ首を振ります。もったいない言葉でした。戦場では、優しさを捨てなければ
生き抜いて来れませんでした。あまりに辛い体験が、以前の自分を消し去ってし
まったとインマンは感じていました。
それでも、3年間抱き続けたお互いへの想いは、どうしようもないほど強いものに
なっていました。『君と結婚したい』『あなたと結婚します』・・・不器用な誓
いの後、2人は愛し合います。愛する人の元へ歩き続けた日々。愛する人の帰りを
待ち続けた日々。すべてを埋めていくように。
翌朝。エイダの心は喜びに満ち溢れていました。一足先に農場へ戻るエイダとル
ビーを、インマンが見送ります。しばしの別れ。その後で、新たなる幸せの未来
が待っていると信じて・・・
インマンとエイダは、距離にも時間にも時代のうねりにも負けず、愛を貫きまし
た。それは、魂が呼び合った2人だったから。短い時間で芽生えた愛は本物でし
た。その愛を支えに、過酷な運命を生き抜く力をお互いに持てたのですから。
今は時代が違いますが、誰にでも何かしら苦悩があるものです。苦悩を乗り越え
る力になるもの、最後にすがりたくなるのはやはり、愛の力かもしれません。
*『 』は実際のセリフです。
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4. ヒロインのセリフから
★負傷して入院したインマンが、エイダからの手紙を読みます。
My last thread of courage now is to put my faith in you...and to believe
I will see you again. If you are fighting, stop fighting. If you are
marching, stop marching. Come back to me. Come back to me is my
request.
『私を支えている最後の細い糸はあなた。また会えると信じることだけ。まだ
戦っているなら戦うのをやめて。まだ行軍しているなら行軍もやめて。戻ってき
て。私のところへ。お願いです。戻ってきて』
◎エイダの悲願が痛いほど伝わる手紙です。恋人なら、必ず心を動かされるで
しょう。
★再会した2人が、火のそばで会話するシーンです。
Inman: You are all that keeps me from sliding into some dark place.
Ada : How did I keep you? We barely knew each other. It was a few
moments.
Inman: A thousand moments. They're like a bag of tiny diamonds. Don't
matter if they're real or things I made up. The shape of your
neck. That's real. The way you felt under my hands when I
pulled you to me... That kiss. Which I kissed every day of my
walking.
Ada : Every day I was waiting. Longing. Longing to see your face.
インマン:君を思ってたから暗い淵に落ち込まずにすんだ。
エイダ :私を思ってたから? お互いのことをほとんど知らないわ。私たちは
ほんの数分会っただけよ。
インマン:輝く瞬間だった。小さなダイヤモンドのように。現実だったのか。想
像なのか。でも君の首筋は現実だった。引き寄せた時、僕の手の下で
感じた君・・・あのキス。歩きながら、毎日思い出してた。
エイダ :毎日あなたを待ち続けたわ。会いたかった。あなたの顔を心に描いて
た。
◎3年間、愛だけを心の支えにしてきた2人。同じ想いだったのですね。
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5. 裏話
【コールド マウンテン】には、南北戦争当時の山や平原などの原風景が不可欠で
した。しかし、アメリカ国内にそのような場所はなかなか存在せず、ミンゲラ監
督をはじめとするスタッフは、ロケ地探しに東奔西走しました。
1年ほどたった頃、スタッフの1人がたまたま休暇で訪れていたルーマニアのトラ
ンシルバニア地方に、原作のイメージそのものといえる広大な原野や森林が存在
することを知り、すぐにミンゲラ監督に連絡しました。監督は現地を訪れるや、
その風景に魅了されます。
こうして、トランシルバニアにコールドマウンテンの町が建造されました。いく
つも点在する家々、農場、畑などを備えた膨大なセットとなりました。さらには
戦場も出現しました。
ところで、ルーマニアのトランシルバニアというのは、かの有名な吸血鬼ドラ
キュラのモデルとなったワラキア公ブラド3世のブラン城が存在する所です。
実際、戦争は何十万、何百万もの純粋無垢な人たちをドラキュラに変えてしまう
ようなものです。一方、たとえ猛暑の夏や厳寒の冬があろうとも、自然の脅威が
人間をドラキュラにさせることなどありません。人間の生き血を求めるようなこ
とは。
アメリカ史の一編を描いた本作が、遠い東欧の地で撮影されたのは単なる偶然で
はなく、現在も世界各地で起きている紛争への警鐘だったのかもしれません。
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いかがでしたか? この週末、ぜひ【コールド マウンテン】を観てくださいね。
次回はどんな映画の中に恋愛風景を見つけましょうか。
どうぞお楽しみに。
◇◆ バックナンバー ◆◇
※今号の中に登場したメルマガです。
第4号 〜引き裂かれた恋〜【ムーラン・ルージュ】2007.5.17発行
http://archive.mag2.com/0000232371/20070517205943000.html?start=60
第29号 〜がんばれ!私〜【ブリジット・ジョーンズの日記】 2007.11.11発行
http://archive.mag2.com/0000232371/20071111160456000.html
第34号 〜新しい環境で待っていた恋〜【ホリデイ】 2007.12.17発行
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第39号 〜ハッピーエンドのその先は・・・〜
【ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月】2008.1.19発行
http://archive.mag2.com/0000232371/20080119190834000.html
第48号 〜みんな孤独だから〜【こわれゆく世界の中で】2008.3.22発行
http://archive.mag2.com/0000232371/20080322153842000.html?start=20
第57号 〜魔法を超えた恋〜【奥さまは魔女】2008.6.8発行
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第68号 〜夢が育てた愛〜【ミス・ポター】2008.9.15発行
http://archive.mag2.com/0000232371/20080915204803000.html
◇◆ 今回紹介の映画 ◆◇
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すのでご了承ください。
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発行者:
dreamy(翻訳家)
発行者サイト:
http://ivory.ap.teacup.com/dreamer312/
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