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2010/01/23

【創作者のためのマーケティングエッセンス】第15号 2010年の話

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[第15号]━━━━━━━
 ★☆★ 創作者のためのマーケティングエッセンス ★☆★ 
  ――第15号 2010年の話――
 produced by <相羽裕司(あいばゆうじ)>
━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://aiba.livedoor.biz/ ━━


どうも、相羽です。


もはや季刊誌という発行頻度になりつつあるこのメールマガジンですが、
僕なりのペースで続けさせて頂きたいと思います。<(_ _)>


気が付けば年も明けてしまっておりました。
ブログなどでは挨拶記事なども書いておりましたが、
メルマガだけの読者のみなさま、遅すぎではありますが、
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。


そういう訳で2010年になりましたが、
今のところ
今年も「創作と収入」というこのメルマガのテーマ自体は変わらないです。


そのテーマを切り口にして色々な話を膨らませていこうという
スタイルにはなりますが、
相変わらず、


「自分なりのコンテンツなりサービスなり(創作)で、
 収入も得る」


というシンプルな目的にも対応した現実的な
お話も配信させて頂きますので、引き続きご愛顧頂けたら幸いです。


去年はちょっと抽象的な話が多かったかもしれない
という反省点が個人的にありますので、
今年はガシガシ具体案なんかもお伝えしていけたらなと思います。


一方でちょっと難しい感じの本に書いてあるような、
抽象的な話、本質論なども結局のところ、我々がやっているような
「創作と収入」にまつわる活動でも重要になってきますので、
そこは引き続き各自補強して頂けたらと思います。
僕も、できる範囲では書いていこうと思っておりますが。


さてさて、
そんなわけで新年最初のメルマガですが、
ある程度箇条書きな感じで、
相羽が考えている今年(2010年)、
我々のような活動をしている人間には
チェックしておいてほしいポイントなどを書き連ねてみたいと思います。


以下が目次になります。よろしくお願いします(^_^;


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★★《 目次 》★★★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 【1】旬なメディアを有効に使おう
 【2】収入の入り口をしっかりと作ろう
 【3】編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【1】旬なメディアを有効に使おう
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


さて、
もう何度もお伝えしている部分ですが、
(広い意味での)創作と収入を両立しながら楽しく生きていこう
というようなこのメルマガの目的を実現していくにあたっては、
以下の4つのステップをしっかりと実践するということを、
何度も何度も確認する必要があります。


1.アクセスを集める(見込みのお客様を集客する)
  ↓
2.信頼関係を築く(集まったお客様と信頼関係を作っていく)
  ↓
3.信頼関係が築けたお客様に有料のものを購入して頂く
  ↓
4.一度購入して下さったお客様にリピーターになって頂く


とても大事な4ステップなので、
何か上手くいかないな、ということがあったら、
この4ステップのうちのどこかにマズい点があったんじゃないか?
そこをもう少し改善できないか? と、
何度もここに戻って初心を確認して頂けたらと思います。


で、この4つの中でも、
やはり最初のステップは集客。
ネットでの活動ならアクセス集めとなる訳ですが、
この点に関して、今日は、
というか今年は旬なメディアを使っていこうというお話をさせて頂きます。


集客は、身も蓋もなく言えば、
どんな媒体経由でも、あなたのホームページやブログを誰かに
見てさえ頂ければOKなのですが
(当然ターゲッティングの観点は必要ですが)、


集客しやすい媒体というのは、やはり時代と共に違ってきます。


単純には、その時その時で、
人が集まっている媒体というのが違うので。


やはり、ある程度人の集まってる媒体で集客活動をした方が、
スムーズにストレスなく、かつ楽しくできます。


例えば、
一昔前なら、ライブドアブログでSEOをかけて、
検索エンジン経由でお客様を集めるという手段が大変有効だったので、
このメルマガでもお勧めしてきました。


バックナンバーを見て頂ければ、
SEOの基礎知識なども解説していた箇所があると思います。


なのですが、
この方法は、


SEO業者の競合が増えた。
ライブドアブログ以外のブログサービスが盛り上がってきた。
そもそも、検索エンジン経由だけが情報収集の手段じゃなくなってきた。


などなどの時代の移り変わりと共に、
今では一番お勧めという方法ではなくなってきています。
(引き続き有効であるのには変わりがないので、
 押さえられる人には押さえておいて欲しいですが。)


この辺りは、
上であげた4ステップを根本的な型として押さえながらも、
表面的には、その時その時でアクセスを集めやすい媒体を、
柔軟に活用していく必要があります。


例えば、今では、
僕でも「コードギアス 感想」的なキーワードで、
検索エンジン経由で1日2000ユニークアクセス集めるというのは、
なかなか大変です。


さて、
では今の状況でアクセスを集めたいならどういう媒体が効果的なのか?
という視点なんですが、
これは僕の判断では、圧倒的にアメブロとTwitterですね。


僕も両方やってますし、
クライアントの方達にも今ではガチでお勧めして、
ちゃっくちゃっくと成果を上げてくださっております。


なので、
メディアサービスの盛り上がりと衰退が激しい昨今、
数年後にはまた別なサービスに人達が集まって、
またそっちがイイという話になるかもしれないですが、
それはその時また対応するとして、
今ならアメブロとTwitterです。


アメブロのペタ、読者登録、グルっぽといった機能で、
ガシガシアクセスを集める。


Twitterで面白いことをつぶやいて、
どんどんRTしてもらって、フォロワーを増やす。


そうして集まって下さったアクセスを、
自分のコンテンツが置いてあるホームページや
メールマガジンにどばっと流して、
何割かの方でもいいので、
自分のコンテンツ(絵でも小説でも動画でもなんでもいいです)に
価値を感じて頂く。


そこから、コミュニケーションをとって信頼関係を築いていく。


そういった流れを踏まえた上で、
絵仕事を募集してみるとか、
個人誌を発行してみるとか、
そんな有料のサービスやコンテンツをお客様にオファーしていく。


これが、現在とても有効な作戦です。


お話だけなら誰でも書けるので、
ここから僕の実践例ですが、


現在は二つの経路、


Twitterと、
少女イラストのアメブロ
(こっちはあんまり表に出していませんが、
 水面下で着実にターゲットを絞ったアクセスを集めております)
で、僕はがしがしアクセスを集めています。


そして、
そうやって集まって下さったアクセスを、


少女創作ブログ
(http://www.shoujosousaku.com/)


にどんどん流しています。


で、おかげさまで、
何かしら少女創作というコンセプトに興味をもって下さっている
お客様が、現在1日1000ユニークアクセスくらい
このブログに集まって下さっている状態です。


(PC版のアクセスカウンタにはそんなに映ってないですが、
 ケータイからのアクセスを含めるとそれくらいになります。
 そして、そういったケータイからのアクセスにも対応するべく、
 ケータイサイトとケータイメルマガもこのブログに新たに設置
 した訳ですが、そちらの話は単体でも長くなるのでまた
 いつかの機会に)


と、
ここまでがアクセスを集めるお話です。


次節、そこから実際に有料の入口を作って
収入に繋げていくお話も今回はさせて頂きます。


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 【2】収入の入り口をしっかりと作ろう
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前節の流れでTwitterなりアメブロなりで
アクセスを集めてきた訳ですが、


そうやって集めてきた場所に、
収入の入り口をしっかりと作っていないと、
いつまで経っても収入には繋がりません。


クリエイター系の方々には、
企業などを通さずに個人で収入を頂くのに抵抗があるという方が多いという
事実も長年コンサルタント業をやっていると分かっていることではありますが、
そうは言っても、
時代は個人と個人が上述したアメブロやTwitterで直接繋がる
ダイレクトアクセスの時代に入り、
この方向性はますます進んでいきますので、
いつまでも間に何らかのシステムを挟まないと安心して収入が手にできない、
または、間に何か入ってくれるからこそ自分の創作物が承認を得た気分になれる……
ともなかなか言っていられません。


端的な例をあげさせて頂くと、
2009年、出版社や中規模のゲーム会社など、
従来そういった個人クリエイターを雇っていた、
つまりはお金のやりとりの媒介、中間システムになっていた企業が
潰れたり、軒並み売り上げを下げて瀕死の状態になったのに対して、
(注:経済危機時代の常なのですが、逆に大きい企業は残っています。
 色んな意味で、今のような時代は二極化します)
業績を伸ばしたのは、iPhoneアプリの開発をやっている個人や小さい会社などです。


新興市場というのを差し引いても、
個人が作ったアプリが面白いということで、
人々の電車の中で文庫本を読む時間(出版社の利益)は、
何気ないiPhoneアプリで遊んでみたり勉強したりしてみる時間(個人クリエイターの利益)
に大きくとって代わられました。


出版社や中規模ゲーム会社など、
我々のような個人クリエイターの収入に関して中間システムとして
間に入ってくれていた所が、今非常に厳しいのに対して、
iPhoneアプリであるとか、個人が作った電子書籍であるとか、
そういうものをかなりの程度中間者(出版社やゲーム会社)を介さずに
売っている個人や小さくてフットワークが軽い会社がかなりの程度
伸びている事実があるのです。


出版社やゲーム会社には、
みんなで共通の話題にできるような「大きい物語」を作るという
大事な役割があるので、
この状況は僕らもこのまま笑って見ていてはダメな部分はあるのですが、
それはそれとして、
個人でお客さんとダイレクトアクセスでも収入が得られるという能力は、
今の時代持っていて損はないです。
(介護生活者である僕は会社勤めをしていないので、
 ある意味、中間者を介さないダイレクトアクセス経由の収入だけで
 生活しているとも言えます。
 もちろん大変な部分もありますが、同じようにメリットも沢山あります)


どうか、クリエイター気質の方々も、
ある程度頭を柔軟にして、時代の流れから、
これからのクリエイターの収入形態というものを考えてみて頂けたらと思います。


さて、例によって僕の実践例の一例ですが、
前節の流れでアクセスを集めた僕の少女創作ブログには、
現在二つの収入の入り口があります。


1.Amazonアソシエイト(アフィリエイト)
 と、
2.僕の個人誌の通販


です。


1.Amazonアソシエイト(アフィリエイト)


は、使い方を激しく間違っている人がほとんどなので、
本当に稼いでいる人はいないんじゃないか感が漂っている部分もありますが、
僕のごく最近の実例をあげれば、


・ブログとしてプリキュアシリーズの話題を扱っている関係上、
先日映画プリキュアのDVD発売が決まった日に、
Amazonアソシエイトで紹介したら、既に数件の注文→1000円程度の収入(見込み)。
(これは経験上、発売日当日までにはもっと増えます)


・イイ映像で映画を観たい方がおられたのか、DVD/Blue-ray再生機器が
Amazonアソシエイト経由で注文される→1000円を超える収入(こちらは確定)。


と、ここ数日でも収入に繋がっています。
この数千円をあなどるかどうかでだいぶ明暗が分かれますので、
意識の持ち方として注意です。


企業、国家などに大きくは依存せず、
自分とお客様とのダイレクトアクセス、
人間対人間というビジネスの根本的な形で自分のメディアを使って
数千円、あなたは稼ぐことができるでしょうか?
そこには僕が考える範囲で大きい意義がありますが、
その意義が何か実感として腑に落ちているでしょうか?


2.僕の個人誌の通販


これは僕が勝手に書いて個人で販売もしている、
小説、最近では漫画、などなどです。


通販で自宅から普通に発送しているのと、DL販売と、
両方で販売しています。


小説だともうだいぶ長く活動しているので、
積み重ねがあるからでしょうと思われそうですが、
最近では、100円のコピー誌漫画が、
(このブログ経由だけではないですが)40部ほど売れました。


4000円の収入。
原価のコピー代を差し引くとほとんど純益はない感じですが、
それでも、昨年5月から絵を描き始めたレベルの僕が、
年末には漫画を40部ほど買って頂ける。
1日のバイトで得た4000円と、こちらの4000円では収入の質が
まったく違うということが、実感として感じて頂けるでしょうか。


メリットは多々あるのですが、
分かりやすいものを一つあげるだけでも、
新しくはじめた活動でも、
あとは自分の力でクオリティとマーケティングをレベルアップしていくことで、
40部は50部に、4000円は5000円にとレベルを上げていくことが可能です。
そしてこれは経験上ですが、コツコツコンテンツとマーケティングのレベルを
バランスよく上げていると、数千円が数万円にと、
一気にブレイクするポイントが必ず訪れます。
これは、
自由業スタイルで創作と収入を両立しようとする姿勢の
豊かな側面ではないかと思います。
その活動が好きならば好きなほど、
打ち込んでレベルを上げれば収入にも反映されるというのは、
一応続いている資本主義社会の価値観の中では嬉しいものです。


3.個人から絵仕事を受ける


これはまだやっていないですが、
今年の春くらいを目標に新しい収入ポイントとして取り入れようかと
真剣に検討中です。


昨年夏くらいのメールで書いた、
絵も年収200万円規模の収入源にしてみたいという気持ちは、
一応本気なのです。


まずまず最初は下積みからということで、
個人ブログのTOP絵とか、小説書きさんの個人誌の表紙絵とか、
そういう依頼から募集してコツコツ実績を作っていくつもりですので、
将来性込みで(笑)、
相羽にブログTOP絵とか頼みたいという方は考えておいてくれたら嬉しいです。
少女創作ブログで注文を受ける訳ですので、
少女イラストというユニーク性で訴求していく予定です(^_^;


  ◇


ではでは、
ここで全部は書けないのでざっとになりましたが、
相羽本人の事例の一部などを踏まえながら、


アクセス集め→収入の入り口を作る


までを概観してみました。


2010年のあなたの創作&収入活動の参考にして頂けたら幸いです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【3】編集後記
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Twitterやアメブロといった旬のメディアの話をしたので、
編集後記もそちら関係のお話をさせて頂きます。


あ、
相羽のTwitterは


http://twitter.com/sabishirokuma


ですので、是非是非フォローしてやって下さい。


マーケティングの話からオタクトークまで混沌とつぶやいております(笑)。


で、
もう一つメディア関係というか、媒体、端末として注目したいのは、
Amazonのキンドルなんかの存在ですね。
英語版はリリースされて、日本語版もそろそろ? という状況です。


少し誤解されそうな気がしつつも、
大雑把にまとめて言うと、
Amazonが出した、電子書籍を読める端末に、
Amazon経由で個人が電子書籍を販売できるようになる、というお話です。


これは、
キンドルがそのまま一般化するかはともかく、
こういう媒体の普及と、決済システムが洗練化されていく流れは、
もう止まらないと個人的には予測しております。


僕は現在電子書籍(E-BOOK)はPDF形式で、
決済にはインフォトップ様などを利用させて頂いておりますが、
それでもまだまだアンダーグラウンドというか、
マイナーな販売方法である点は否めないと思うんですよ。


それが、Amazonのマーケットプレイスプラスアルファ(仮)みたいな
新サービスで、
僕の電子書籍が、Amazon経由でポチる感覚で買えるようになる。
決済は全部既存のAmazon関係を利用できて、あまつさえキンドルに
直接ダウンロードできる……
なんてことになったら、
いよいよ我々の時代ですよね(笑)。


そういう意味で、
視点として、
「オリジナル」ということは考え始めた方がいいかもしれません。


このメルマガをご覧の方には二次創作で活動している方も
おられると思うのですが、
まあ現実としては今でも同人誌販売店のサイト様で
個人制作による二次創作のダウンロード販売などは行われている訳ですが、
二次創作関係の法的問題がもうちょっとクリアになるには、
もう少し時間がかかるであろうというのが僕の予測です
(あるいは明文化されてはいつまでもクリアにならないか)。


そう考えた時、
上述したAmazon級のメジャーな販売サイトで販売できるようになった時、
個人が二次創作を販売できるかというと、
まだなかなか分からない部分があります。
で、その場合でも、自分のオリジナル作品なら基本的には堂々と販売できます。


僕は去年なんとなく絵を描き始めて、
現在ではオリジナルの漫画も描き始めたんですが、
本当時代的にタイミングが良かったなと自分で思っています(笑)。


引き続き大きい出版社や何らかのクリエイションを発表、販売していく
企業は何らかの形で残ると思いますし、
上述したように、そういう会社にはそういう会社にしかできない役目が
あるので、一概に個人販売の時代だ、わーいとそれだけではダメなんですが
(例えば僕はワンピースが読めなくなったり、プリキュアや仮面ライダーが
 見られなくなったら悲しいです(^_^;)、
それでも、我々のような個人でフットワークを軽く創作活動していきたい人達には、
面白い時代になってきたと思います。


一部のクリエイターと、鑑賞する評価者、分析家(あとは批判者(笑))
などなどに分かれていた時代から、
人類総クリエイター的な時代に入っていくというのも
それほど言い過ぎではないでしょう。


日曜大工しているお父さん的な感覚で、
日曜創作しているお父さんが、少女イラストとか、フランスの歴史勝手に解説とか、
そーいう謎の電子書籍を販売して結構稼いでるみたいな時代に、
本当になっていくと思います。


そのような時代を豊かに生きていくためにも、
基本的なマーケティングの知識などなどは必要です。


引き続き、当メルマガをご愛顧頂けたら幸いです。
ではでは、今回もお読み頂いてありがとうございました!


p.s. ブログの方では告知しておりましたが、去年の春に開いた言語の講座
  をまとめたものを、
  『コミュニケーションのために知っておきたい「言葉」の基礎知識』
  と改題して電子書籍で販売し始めましたので、
  気になる方はどうぞです。↓


http://www.unitedlanguage.jp/contents/language09/


  このような電子書籍も、Amazonとかキンドルで販売できるようになったら、
  いよいよ我々の時代かもと、今回のメルマガはそんなお話でしたね。


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