2008/12/07
甘酸っぱいシチリアのカポナータ
【イタリアの幸せ食材】Vol. 82 ******************************************************************* Ciao! こんにちは! イタリア食材の店、Casa dell'Albero(カーサ・デッラルベーロ)の 笠木です。 12月に入ってしまいましたね。今年ももうすぐ終わりです。 みなさんにとって、この一年はどんな年でしたか? 私は、今年の3月にイタリアへオリーブオイルソムリエの資格を取得しに いったことが一番大きな出来事でした。そこで出会ったたくさんの オリーブオイル、そのオリーブオイル漬けの毎日。そして、今でも交流の ある出会った同期の仲間。オリーブオイルへの愛着を再確認した一週間 でした。 今年もう一つ、はまったことと言えば『オリーブオイルの石鹸』でした。 最初の出会いは、FOODEXのチュニジアのブースで。チュニジア製の オリーブオイルは、世界的にも注目されているのですが、サンプルで いただいたオリーブオイルの石鹸が素晴らしかったのです。 その後、同じ石鹸は日本に入っておらず入手できなかったのですが、 いくつもオリーブオイルの石鹸を買っては試してみました。 自然な香りに、穏やかな泡立ち、洗い上がりはしっとりしているのに さらっともしていて、また床がぬるつくこともありません。 これからもオリーブオイルの石鹸、探していきたいと思います。 そして、いつかはイタリア製のオリーブオイルの石鹸に出会いたい。 取り扱えることになったら、最高に幸せです。 http://www.casadellalbero.jp ******************************************************************* [目次] 1. 甘酸っぱいシチリアのカポナータ 2. レシピ:甘酸っぱくないカポナータ ------------------------------------------------------------------- 1. 甘酸っぱいシチリアのカポナータ ------------------------------------------------------------------- イタリア料理好きの方なら、ご存知でしょう。 フランスではラタトゥイユと言いますね。 野菜だけを炒め煮にする料理です。 カポナータは、シチリア生まれ。 なすが主役の料理です。小さく切ったなすをオリーブオイルで揚げ、 玉ねぎやセロリ、トマトと一緒に煮込み、ケイパーとワインビネガーで 酸味を加えます。 カポナータは、イタリア全土に広がり、現在では多様なカポナータが 各地で作られています。シチリアだけでも、パレルモ風とカターニャ風が あるぐらい。 以前、シチリア出身のイタリア語の先生とカポナータの材料で議論に なったことがあります。シチリアのパレルモ出身の先生は、ケイパーは 外せない!と頑張っていました。私は、甘酸っぱいカポナータを食べた ことがなかったので、なんだか気持ち悪いと思ったのですが、イタリアの 料理学校で作ったシチリア風カポナータは、その酸味がさっぱりとさせ いくらでも食べられる味に仕上がりました。 シチリアのカポナータは、熱々で食べるよりも、冷蔵庫でよく冷やして 食べるほうが美味しい。夏にシチリアの太陽で育った野菜をたっぷり 使ったカポナータを冷えひえにして、これまたよく冷えたシチリアの 白ワインと一緒に。体に元気がわいてくる料理です。 ------------------------------------------------------------------- 2. 甘酸っぱくないカポナータ ------------------------------------------------------------------- シチリアのカポナータは、上記の通り甘酸っぱいのですが、今回は皆さん にも馴染みがある『甘酸っぱくない』カポナータの作り方をご紹介します。 フランスのラタトゥイユにも近いもの。南フランスのすぐ隣にある リグーリアの作り方です。ズッキーニとパプリカをたっぷり加えて、 色鮮やかに仕上げます。 [材料] なす 2本 ズッキーニ 1本 玉ねぎ 1個 パプリカ(赤・黄) 各1個 セロリ 1本 トマト 2個 ニンニク 2片 タイム 4〜5枝 ローリエ 2枚 エクストラバージンオリーブオイル 1/2カップ 塩・コショウ 適量 [作り方] 1. 全ての野菜は1cm角くらいに切りそろえる 2. 大きめの鍋にオリーブオイル、みじん切りにしたニンニクを入れ 火にかけ、ニンニクが色づいてきたらなすを加え揚げ焼きにする 3. 2. に玉ねぎとセロリを加え、玉ねぎが透明になるまで炒める 4. 3. にパプリカとズッキーニを加えさらに炒めたら、トマト、ローリエ を加えて蓋をし、弱火でじっくり煮込む 5. 野菜から水分が出てきたら、タイムを加え塩・コショウで味を調える 6. 野菜の甘みが充分に引き出されたら、皿に盛る そのまま熱々で、または冷蔵庫に入れて冷やして食べても美味しい この料理は、ベーコンやブイヨンなどは一切加えず、野菜の旨みだけで 食べるもの。そのために、野菜の旨みはじっくり引き出してください。 オリーブオイルでよく炒め、また弱火で野菜が汗をかくように煮込むこと が大切です。やさしいのに、力強い。そんな料理です。 ------------------------------------------------------------------- 12月は、忘年会やパーティーなどで暴飲暴食が続きます。 家でゆっくり食事をされるなら、こんなやさしいカポナータはいかが でしょうか。休みの日のランチにもいいですね。 時々、体をリセットしてあげましょう。 ******************************************************************* 発行者:笠木裕子 発行元:Casa dell'Albero(カーサ・デッラルベーロ) 〒221-0052 神奈川県横浜市神奈川区栄町16-1-411 http://www.casadellalbero.jp 連絡先:info@casadellalbero.jp Copyright(c) 2007-2008 Casa dell'Albero ******************************************************************* イタリアの幸せ食材 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000231431.html



