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2008/04/22

《新 笠地蔵2》

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★★★第265号−2008.4.22★★★

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この度は『金融資産1億円マニュアル』購読して頂き、誠にありがとうございます。


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このメールは皆様に金融資産1億円を獲得して頂くために、配信しております。

皆様の期待に応えるべく、夢では終わらせない『金融資産1億円』

への道筋をこれからご紹介いたします。

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《新 笠地蔵2》

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※今回のメールマガジンは前回の続きになっています。



「夢じゃなかったんだ。二億円の札束を願ったら、その通りきやがった。

お前も二億を願ったのか?」

「いや、おれは……」

次郎は手を振った。



「なんだ、このカネは俺だけの願いか。

じゃあ、おまえは何を願ったんだ?」

太郎の問いに、

次郎は黙って唇に人差し指を立てる。



「ああ、それはいってはいけなかったんだな」

札束を担いで自宅に戻っても、

札束は木の葉に変わることも無く、

二人はそのお金で借金を返し、

太郎は残りのお金で何とか家業を再興させた。



共同事業はリスクが大きいということで、

次郎は太郎と別れて一人で事業を興した。



しかし、一時は軌道に乗った家業だったが、

まもなくまた行き詰まり、

太郎はとうとう廃業せざるを得なくなってしまったのだ。



それに反して、次郎の方は好調だった。



事業は拡大する一方で、

青年実業家として名を馳せるまでになった。



「いったい、お前はいくら願ったんだ?」

ある日、太郎は弟に問いかけた。



「いくら?」

不思議そうな顔で次郎は聞き返す。



「大金を願ったんだろうが。

二億なんていわないで、

本当に願いが叶うってわかってたら、

俺もお前みたいに高く吹っかけるんだったなあ」

まだとぼけていやがるのかと思いながら、太郎はぼやいた。



「いや、アニキ。

俺はそんなふうにふっかけたんじゃないんだ」

「ウソをいうな。

大金を吹っかけなかったら、

お前みたいなボンクラがこんなに大儲けできるわけが無いだろう。

10億か、100億か?」

中のいい双子でも、

さすがにいくらか妬みの混じった目で太郎は言った。



「そんなんじゃないんだって。

そりゃあ、金儲けは願ったさ。

でも、アニキみたいに金額はべつにいわなかったし、

札束もイメージしなかった。

ただ、おれは一生困らないだけの大きな富を願ったんだよ」



ここで登場する神様は、潜在意識だといってもいい。



実は、この小話は私が作った。



お粗末様だが、

単に漠然とお金と言っても、

「貨幣」の意味と「富」の意味があることを伝えるつもりだった。



それを読み取っていただければありがたい。



人が「お金を欲しい」というとき、

明日の飲み代や買い物の費用に始まって、

将来的な財力や成功という意味まで様々だ。



大金持ちになりたいというとき、

文字通り山のような札束の持ち主になることを夢見るものもいれば、

大会社の社長になって活躍している自分の姿を夢見るものもいるのだ。



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