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柏鵬全盛時代から今日の大相撲まで、なつかしい話や応援および鋭い突っ込みも入れるコラムです。

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2008/07/08

相撲コラム「天下泰平記」

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           相撲コラム「天下泰平記」

           大相撲名古屋場所展望号

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琴欧洲の綱取りが懸かる名古屋場所が始まります。
"ニワトリを小屋に追い込むような"寄り身といえば、先々代の高砂親方、
元横綱朝潮のことですが、佐渡ヶ嶽親方も琴欧洲に同様の攻めを徹底させ
ているとのこと。その堅実な寄り身の型を貫けば、大きく崩れることは少
ないでしょう。しかし14勝以上が当確ラインなどと言われ、先々場所の
ことを考えれば実際にそのとおりかもしれませんが、その状況で果たして
自分の相撲に徹することが出来るかどうか。まずは序盤戦で白星を重ねる
ことが大切になりますが、安馬・稀勢の里・豊ノ島・安美錦といった難敵
と、いつ当たって、どんな相撲を見せるか注目です。

ロス巡業でも冷戦状態が報じられた両横綱、その因縁めいた話には正直、
あまり興味はありませんが、稽古の少なさを伝える記事は最近の場所前の
恒例となってしまった感があります。実際に稽古の状況など、詳しく分か
るすべも無い大相撲ファンにとって気になるところです。特に腰の具合が
気掛かりな白鵬、横綱昇進時のファンの期待は、双葉山や貴乃花を彷彿と
させる本格派横綱へのそれでしたが、双葉山や貴乃花が常に相手と密着し
て相撲を取っていたのに対して正反対ともいえる、相手との距離のある淡
白な相撲が目立ちます。年齢的にはもちろん完成途上の横綱でしょうが、
体調を戻さないと、名古屋は厳しい場所になるでしょう。

先週のブログでも書きましたが、かつて名古屋場所は横綱が優勝しないこ
とが多い場所でした。(昭和36年〜50年まで15回のうち横綱優勝8
回) 冷房設備の無かった金山体育館の時代から、愛知県体育館に会場が移
っても宿舎は暑かったでしょうし、冷房に不慣れな時代は、効かせ過ぎて
体調を崩すこともあったでしょう。しかし名古屋が波乱が多かったという
イメージは昨今薄れています。(波乱自体が少ないのですが) ただここ数年
の異常な夏の暑さが、以前の波乱の名古屋を復活させるかも、という予感
がします。

その一番手は、もう手垢がつき過ぎるほど何度も書きますが、やはり稀勢
の里です。そしてこれも毎度ですが、立合いが勝負です。以前によく見ら
れた頭から当たる立合いは、先場所ぐらいから本当に減りました。この点
は素晴らしいと思います。しかし先場所は、無用な張差しが何番かありま
した。そのときは決まって腰高になっています。稀勢の里の大きな課題は
上手の引き方にもあり、浅い位置の上手を取るためにも腰高になる張差し
は無用です。また上手が1枚廻しになることも多く、これも低い腰の位置
から小指を先に差し込むようにして廻しを引けていないということです。
前に出る圧力を意識しているのであれば、かいな力を生かす1枚廻しでは
なく、充分に廻しを引いてほしいと思います。

波乱の名古屋の復活と言いましたが、海外巡業明けの波乱というのも昔は
あったジンクスです。さて・・・。

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発行者サイト
大相撲ブログ「砂かぶりの夜」    http://blog.sumomania.com

ここ数日、昭和のテーマが多いです。

新コーナー、大相撲名言集
北の富士「底の浅い現代相撲の典型って言われてね」
http://blog.sumomania.com/?eid=732014

琴桜「長谷川なんか、よそ行きよったもんね」
http://blog.sumomania.com/?eid=730161

久々に更新、忘れえぬ名勝負
蔵前最後の優勝争い、若嶋津ー多賀竜
http://blog.sumomania.com/?eid=726282

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