2007/03/29
3月29日 八百屋お七 火あぶりに
今日は、八百屋の娘お七が放火罪により、江戸市中を引回しのうえ 鈴ケ森で火あぶりの刑に処せらた日。 天和3年(1683)、鈴ヶ森刑場にて。 お七は以前火事にあって一家がお寺に避難した際、 一人の男と出会い恋をします。 やがて一家は再建された家に戻りますが、男のことが忘れられません。 その思いがつのって、もう一度火事が起きたら会えるかも知れないと思い、 放火をしたと伝えられています。 お七の相手の名前、吉三郎という説、生田庄之助という説、 僧ではなく侍で佐兵衛といったなどといった説があるようです。 庄之助説ではお七をそそのかして火をつけさせたのが、 吉三郎という者であるとなっています。 火事で避難することによって必然的に会えると思った、ということより、 相手の男は寺の若い僧であったという説が信用できるように思いますが、 この僧は後に西運という偉い坊さんになったともいう話も聞いたことがあります。 奉公が、お七の年齢に考慮して、15歳以下の罪は滅することが出来ると 言い含めようとしたのですが、お七は、がんとして受け入れませんでした。 お宮参りの記録をもちだしてまで、自分は16歳であると証明し、 罪を認め、処罰を求めたそうです。 悲しい悲しい恋の物語。 火事になればまた会えると思った、少女の行き場のない思い。 男の人にとっては、何日かの恋は遊びだったのでしょう。 でも少女にとっては… 同じような事件は、現代でも後をたちません。


