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「こんな時一体どうすればいいんだ…」日常生活は迷いの連続です。誕生数秘学カウンセラー「中村建彦」が、日々ありがちな「心の葛藤」をサクッと読める物語にしてみました。主人公は「あなた」です。

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2007/06/13

スピリチュアル・ガードマン『本音』Vol.011

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      3分で読める物語『スピリチュアル・ガードマン』
                            2007/6/13. VOL.011

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私の名前は、「真守満寿夫(まもりますお)」。
人呼んで「スピリチュアル・ガードマン」。
あなたの身体と心と魂をお守りするのが、私の「お仕事」です。
 
本日は、あなたの「心の迷い」に共鳴して参上しました。
私は、あなたに「心の声」として語りかけ、全力でお守りいたします。

「あなたの魂が成長すること」が、なによりの報酬・・・
そう、私は魂の存在なのです。

あなたに用意していただくものは、
私の声を「聞く耳」
ただそれだけです・・・。


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この物語は、心の対話を中心に構成されています。 
田辺  : 本日の主人公 (人事部長)  
スピ  : スピリチュアル・ガードマン (真守満寿夫)
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第十一話 「本音」 


「では、まず志望動機からお願いします。」 

面接官の田辺は、目の前にいる2名の学生に向かって質問を始めた。 
今年の新卒求人は1名。それに対し面接希望者は2名。 

「はい、御社の{環境とコミュニケーションする}という経営理念 
 と将来性に惹かれまして、自分の長所を活かせると思ったからです。」 

(1人は成績トップクラスの優等生か・・・) 


「はっきり申し上げて生活のためです。以前からこの仕事に憧れ 
 ていました。熱意だけは誰にも負けません」 

(1人は凡人だけど、ハングリーな男か・・) 

採用できるのは1名のみであり、「能力」VS「意欲」の一騎打ち。 

田辺は迷っていた。 

心の中で葛藤が始まる・・・ 


田辺 「さて、どうするか・・」 

スピ 「あなたは、どちらと一緒に仕事したいと思う?」 

田辺 「どちらかといえば・・『ハングリー』だな」 

スピ 「答えは出ているじゃない」 

田辺 「しかし、会社が求めているのは『即戦力』だ」 

スピ 「印象は大事にした方がいいですよ」 

田辺 「・・・」 

田辺 「欲しいのは欠員をすぐにカバー出来る『仕事が出来る人間』」 

田辺 「会社は学校ではないから、成長するまで待っていられないよ。」 


田辺は「心の声」よりも「アタマの声」を優先した。 


その1年後・・ 

「来週月曜から3日間、有給お願いします」 

堂々と休暇届を田辺に提出したのは、あの時採用した「優等生」。 

「おい、またかよ。いい加減に・・・」 
と、言いかけた言葉を、田辺は飲み込んだ。 

先月、密告による労働基準監督署の調査が入って指摘を受けたばかり。 
ここで無理は出来ない・・田辺はしぶしぶ休暇届を受け取った。 

優秀だが権利ばかり主張して向上心のない、この「優等生」のおかげで 
社内の空気も悪いほうへ変わり始めている。 

(こういうことだったのか・・) 

田辺はようやく気がついた。 

「本音」で動いた方が後悔しないということを・・・。 


「本音」 完 


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★ 編集後記
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お元氣様です。青島守快です。

今回のテーマは「本音」です。

みなさんは「本音」で動いていますか?
「本音」よりも「建前」を優先するということが殆どではないでしょうか?
組織に属していれば、なおさらだと想います。


以前、こんなことがありました。

あるトラブルが発生して、その打開策に私はA案を提示しました。
上司は、「B案にするように」私に指示を出しました。
しかし、経験上「B案で行くと危険なのでは・・」という考えが頭から離れません。

組織ですから、上司の命令は絶対です。
このまま命令どおりに動いていれば何の角も立ちません。

ただし・・もしこのままB案で進めていって問題が大きくなった場合
「それは私の考えではなく、上司のB案が悪かったからですよ」
と、言葉には出さなくても、きっと上司のせいにするだろうな・・
ということが頭をよぎりました。


「もし上手くいかなかったときに後悔しないだろうか?」
「今だったら、自分が予想出来るトラブルを回避できるかもしれない」
「何もせずにトラブルが起きてから責任転嫁するのは卑怯ではないか・・?」
「今、自分が出来ること・・ダメもとでもう一回提示してみよう」


これが私の「本音」でした。



「本音」のとおり動いた時、
自分の中で「カチッ」とスイッチが入った感じがしました。



その結果は・・・・














「玉砕です」(おい)



結果は、どちらでもよかったのかもしれません。
ともかく、「自分に嘘をつかない」ということを「実践」出来たことが、
「心の奥にいるもう一人の私」にとっては嬉しかったのです。

スッキリさわやかって感じです。
(その反面、立場は非常にマズくなりましたけど・・・)


「本音」と一致していない「建前」を優先しつづけるということは、
「自分を裏切りつづける」ということでもあります。
「自分を裏切りつづける」と単純に「気持ち悪い」ですよね。


それで本当に後悔しませんか? 


どちらを「選択」するかは自由です。「建前」も大事ですから。

どちらを選んでも「正解」ですが、
後悔しない「選択」をし続けていきたいものです・・・。


最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
次回もお楽しみに。∠(^-^)


青島守快/拝


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【タイトル】3分で読める物語「スピリチュアル・ガードマン」
【発行者】青島 守快 (あおしますかい)
【マガジンID】0000227813
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