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「こんな時一体どうすればいいんだ…」日常生活は迷いの連続です。誕生数秘学カウンセラー「中村建彦」が、日々ありがちな「心の葛藤」をサクッと読める物語にしてみました。主人公は「あなた」です。

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2007/04/01

スピリチュアル・ガードマン『寿命』Vol.005

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      3分で読める物語『スピリチュアル・ガードマン』
                            2007/4/1. VOL.005

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私の名前は、「真守満寿夫(まもりますお)」。
人呼んで「スピリチュアル・ガードマン」。
あなたの身体と心と魂をお守りするのが、私の「お仕事」です。
 
本日は、あなたの「心の迷い」に共鳴して参上しました。
私は、あなたに「心の声」として語りかけ、全力でお守りいたします。

「あなたの魂が成長すること」が、なによりの報酬・・・
そう、私は魂の存在なのです。

あなたに用意していただくものは、
私の声を「聞く耳」
ただそれだけです・・・。


―――――――――――――――――――――――――――――― 
この物語は、心の対話を中心に構成されています。 
青島  : 本日の主人公 (警備員) 
スピ  : スピリチュアル・ガードマン (真守満寿夫)
――――――――――――――――――――――――――――――


第五話 「寿命」 


ピンポーン、ピンポーン・・ 

チャイムの音はするが、人の気配はない。 

「おかしいなぁ・・宮下さん、どうしたんだろう?」 

同僚の宮下が現場に到着していない連絡を受けた青島は、会社から3分のところに
ある宮下の自宅へ確認に来ていた。 

「携帯も出ないし・・あの真面目な宮下さんが無断欠勤なんてあり得ない。
何もなきゃいいけど・・」 

諦めて帰りかけた青島は、玄関にある自転車に気がついた。 
(車がない彼が自転車なしで動くはずはない。裏へ回ってみよう) 

裏へ回ると、部屋には電気がついていた。 窓から、中を覗いてみると・・・
ちゃぶ台の脇に、宮下が仰向けに倒れている姿が目に入った。

「宮下さんっ!大丈夫ですかっ!」 

呼びかけても反応はない。
(まさか・・・いや、寝てるだけだろ・・・)

窓を開けて土足のまま部屋に侵入した青島は、宮下の耳元で繰り返し声をかけ続けたが
相変わらず起きる気配はない。
イヤな予感を感じつつも、彼の体に手を触れた時・・・

「あぁ・・なんでこんな事に・・」

・・・青島は天を仰いだ。


 -----   -----   -----   -----   -----   -----


・・・後の検死で死因は脳出血と分かった。 

警察の事情聴取が終わっても、青島の頭の中から後悔の念が消えることはなかった。 


心の中で葛藤が続く・・・ 


青島  「俺が、もっと早くかけつけていれば・・」 

青島  「来週、健康診断受ける予定だったのに・・」 

青島  「体調の悪さを気づいてあげられれば・・」 

スピ  「あなたのせいではないよ。自分を責めるのはよしなよ」 

青島  「俺が助けることは出来なかったのだろうか・・」 

スピ  「彼の寿命は最初から決まっていたこと」 

スピ  「あなたが人の寿命をコントロールすることは出来ないよ」 

青島  「・・・」 

スピ  「彼も無意識に自分の死を知っていたはず」 

スピ  「昨日の事を思い出してごらん?」 

青島  「あ・・・」 

スピ  「この出来事もあなたにとって必然」 

スピ  「これをどう乗り越えるかが、あなたへのメッセージですよ」 

青島  「・・・」 


青島は昨日の彼との会話を思い出していた。 


宮下  「青島さん、ジュースでもお飲みになりますか?」 

青島  「え?は、はい。んじゃ頂きます」 

宮下  「今、買ってきますね」 

青島  「・・・」(どうしたんだろ、急に?) 


宮下が戻ってきた時は、丁度かかってきた電話の真最中。 
彼がジュース置く姿を見てアイコンタクトで会釈したのが最後の別れとなった。 


「彼は、今日の大役を最初から俺に託していたのか・・?」 


青島は、これを機に「死」について考えるようになった。 

「死」は終わりではなく、肉体を脱ぐだけのこと。 
体験以外は何も「あの世」へ持っていくことは出来ない。 
人は与えられた寿命をただ精一杯生き抜くだけ。 

少しでもマトモな「魂」になって帰るのが自分の生きる意味だということを・・・。 
  

「寿命」 完



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★ 編集後記
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お元氣様です。青島守快です。

このお話は「実話」です。
重い話ですが、ありのまま再現させていただきました。

今回のテーマは「寿命」

これは私の「こうなんだろうな〜」という考えなので、それを「採用」するかどうか
は見る方が判断していただければいいと想います。

「寿命」はあらかじめ決まっているのか?

「寿命」はあらかじめ決まっている。というか自分で決めてきている。
つまり、自分でシナリオを書いてきて、それを体験しに来ている。
ただし、「想定外」のことで稀に「寿命」に変化が出ることもあり得る。
という考えを、私は「採用」しています。

想定外の例として、

○自殺のように、自分で「強制終了」させてしまう場合
○自分の「お役目」が終了してしまったため、ご褒美として「あの世」に早く帰れる
 ことになったための「急死」
○大きな「気づき」を得て、心を入れ替えて生活した結果、寿命が延びた場合
○自分の驚異的な努力で、シナリオ自体を強引に変えてしまった場合

というようなパターンが考えられますが、確率からすれば95パーセント以上は
「シナリオ通り」だと想います。


しかし・・これを証明することは不可能ですし、
未来を知らなきゃ、寿命が延びようが、縮もうが、どっちでもいいことなんですよね。


だったら、「今」の連続が未来を作っているのだから、「今」を未来への心配や
過去への後悔で過ごすのではなく、「今」を大事に一所(生)懸命生きること、
何より体験しに来ているのだから、嬉しい、楽しい、悲しい、苦しい、全部味わえば
いいだけのこと。


そう、シナリオを、ただ体験するだけ・・。

宮下さんのシナリオには、亡くなる日があらかじめ設定されていて、私が発見する
ようにキャスティングされていた。

私のシナリオには、亡くなった宮下さんを発見することがあらかじめ書かれていた。

すべてがシナリオ通り、私達は、ただ体験するだけなのです・・・。


「シナリオが決まっているんだったら、やってもやらなくても結果は同じじゃん」
なんて考える人もいるかもしれません。

でも、その質問はナンセンスです。


私達は、やりに(体験しに)この世界に来たのですから・・


最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
みなさまとの出愛に感謝しています。∠(^-^)


青島守快/拝


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皆さんはどんな風にお感じになったでしょうか? 
皆さんが感じた率直な感想・ご意見・思い出した事等・・
よかったら是非お聞かせください。(過去のお話でもOKです)
   ↓
aoshimasan@infoseek.jp

行間をあけた方が、読みやすいのでは?
というご意見をいただきましたので、今回から行間を変えてみました。
どうもありがとうございました。

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【タイトル】3分で読める物語「スピリチュアル・ガードマン」
【発行者】青島 守快 (あおしますかい)
【マガジンID】0000227813
【ご意見、ご感想はこちらまで】 ⇒ aoshimasan@infoseek.jp
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