2009/03/06
静岡銀幕週報 90
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>■■□ 静岡銀幕週報
>□■■ 第90号 2009/03/06
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┃N┃■┃作品レビュー
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┃■┃3位/2009年15作品中 ヤッターマン
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MOVIX清水9番スクリーンで3月3日18:50の試写会。
俺は小沢一郎は悪い奴だと思う。でもなー、悪くてもいいじゃんとも思う。
こういう悪を承知で飲み込むという経験を、俺はずいぶん早くからしている。
それが俺にとってのヤッターマンだ。
悪を悪だからという単純な理由では憎めなかったり、ワガママ女に振り回されるのが
大好きという性癖とか、俺の人格形成に大いなる影響を与えたアニメでもある。
はい、ドロンジョ一味に肩入れしてました。すみません。
なんかそのころから、ヤッターマンの二人が短絡的な正義を振り回す、
薄っぺらいリア充にしか見えなかったんだよなー。
こいつらには人生の真実はない、子供心にそう見抜いてたわけだ。
あれから30数年、実写化されたヤッターマンの2人は、やっぱり薄っぺらかった。
櫻井翔、福田沙紀、存在感は紙のよう。神のようだった生瀬勝久のボヤッキーとは
比較にならない。
いや、薄っぺらいだけならまだしも、予告編で「オモッチャマ、ジャマ」とか言ってどかす時の
ギスギス感とか、逆に邪悪なものを感じたくらいだ。
http://www.youtube.com/watch?v=1BcKcqxY8S0
アニメ版と違ってヤッターマンの2人の年齢が上がって恋愛適齢期だった関係上、
ガンちゃんアイちゃんの関係も、なんか生々しい。それはそれでドスの効いてない
深田恭子ドロンジョとの関係もあいまって、現代的でいいのかもしれないけど。
性的な面で言えば、フカキョンのボンデージコスチュームのみならず、福田沙紀の
股関節の上を鉄の棒がすり抜けるとか、妙なフェティシズムを誘うような場面が
いくつもあって、そのあたりのモヤモヤ度合いは、子供の頃にドロンジョ様に感じた
モヤモヤ度合いに通じて、なんか変な気分にさせる映画だ。
http://www.youtube.com/watch?v=gi8TcnjDtBY
大人になって摺れた分、傍目には分からないように刺激を上乗せしてくれている一方で、
ボヤッキーは相変わらず純愛でさ。これ、現実だったらボヤッキーが傷心のアイちゃんを
食ってると思うよ。
映画化に当たって、譲るべきところは譲る、譲るべきでないところは譲らない、
この線引きははっきりとしていて、的確だったと思う。
あの最終回の分かれ道を実写にしてくれただけでも十分だよ。
アニメでドロンジョの声を当てた小原乃梨子がカメオで出てたり、ドロンジョ様が
妙な間をおいて地団太踏んだり、無表情で踊ったり、ヤッターキングが異常にデカかったり、
アイちゃんが「2号さん」って呼ばれたりとか、細かいネタも満載。
分からなくても十分面白いし、子供ならチンコネタ・ゲロネタで大喜び。
ただひとつ、なぜドロンジョ一味が悪なのか、そこのところがイマイチ不明瞭。
ドクロストンを集めて願い事をかなえようとすることは悪じゃないのに、これからして
悪のように描かれてる。もちろんその成就のために一皿10万円の回転寿司をやるのは
悪だけどさ、それ以前から悪なんだよ。
阿部サダヲを襲ったのはドクロベーだし。
このあたりに、実は善とか悪とかは紙一重で、事前情報の先入観次第なんだという
主張があるような気がするんだけどね。
ああ、そうそう、阿部サダヲな。ドクロベーが乗り移る役で、ドクロベーはもちろん
オリジナルの滝口順平。
正直なところ、程度の差こそあれ出演者全員アニメに負けてると言わざるをえない。
生瀬勝久が辛うじて辛うじて引き分けに持ち込んだぐらいだと思う。
阿部サダヲの役柄はアニメにはないオリジナルでアニメとの比較は出来ないけど、
声の滝口順平とのバトルがあるわけ。これも結構な見所で。要は一人芝居なわけだけど、
これが滝口順平に負けてない。
舞妓Haaaan!!!でアベサダの時代が来たと思ったんだけど、結局来なかった。
http://d.hatena.ne.jp/RRD/20070612/1181659267
でも、この人、やっぱりすごいよ。
もっともこの映画で一番評価されるべきは、生瀬勝久の成りきり。
3月7日公開
静岡ピカデリー1
MOVIX清水
藤枝シネ・プレーゴ
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┃N┃■┃作品レビュー
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┃■┃11位/2009年16作品中 ジェネラル・ルージュの凱旋
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静岡東宝4階で3月5日19:00の試写会。
SBSファミリーサークルの主催で、前説に伊藤圭介アナウンサーが新人女子アナを
引き連れて登場。肩書きがアナウンス部長っていつからよ?
ああ、國本良博さん、定年か。
「チーム・バチスタの栄光」の続編。原作未読だし、前作も見てないけど、
その辺はあまりに気にならずに見れた。
http://www.youtube.com/watch?v=Za5dUpiXZUg
医療ミステリーってことになってるけど、謎解き的な要素では満足できなかった。
謎は匿名の内部告発の手紙の差出人と、出入りの医療機器メーカー営業マン殺人事件。
ところが前者は、他にいないだろ、って人がその通りで。そりゃ現場にいた阿部寛には
いろんな情報が入ってきて混乱して、その中で消去法で探したらしいけど、
スクリーンのこっち側ではその情報がないからね。差出人にふさわしい情報量が
与えられてた人は他にいない。
だから逆に殺人犯の方には期待した。さっぱり分からん。
分からないはずだよ、お前かよ!そんな理由かよ!ってオチ。
謎解きのカタルシスのカの字もない。
役者はみんなカッコよかったね。つーか阿部ちゃんとか堺雅人とか、山本太郎とか、
高嶋政伸とか、俺の好きな人ばっかり出てる、ってこともあるけど、
その期待に完璧に応えてくれてた。
男優の魅力だけで持ってる映画といってもいいかも。
うーん、いまこうやって名前を並べて気がついたんだけど、この人たちって
一通りホモつーかゲイの噂が立ったり、同性愛の役を演じたりしてるよねw
3月7日
静岡東宝会館
MOVIX清水
藤枝シネ・プレーゴ
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┃R┃■┃来週なに見ようかな
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今週末公開作品は試写会で両方とも見てしまったことになる。
他にドラえもんとケロロ軍曹があるけどさ。
藤枝シネ・プレーゴで「ラースと、その彼女」があるけど、シネギャラリーで見ちゃってるしな。
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┃Z ┃■┃雑記
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┃■┃藤枝シネ・プレーゴオープン/渡辺文樹上映会
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藤枝シネ・プレーゴ関係
この会社、やっぱり上のほうが客のことをなにも考えてないよね。
http://d.hatena.ne.jp/RRD/20090228/p1
渡辺文樹関係
会場関係者がビビり過ぎ
http://d.hatena.ne.jp/RRD/20090227
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