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静岡(中部)で上映される映画レビューと静岡ローカルの映画館や試写会の情報など。

  • 周期 週刊
  • 最新号 2008/09/05
  • 発行部数 48
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2008/05/23

静岡銀幕週報 56

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>■□□                   
>■■□  静岡銀幕週報    
>□■■      第56号   2008/05/22    
                                      
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┃N┃■┃作品レビュー
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┃■┃12位/2008年31作品中 ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛
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「満足度高いが前作は必見」

静岡オリオン座で5月21日19:00の回。客入りは40人強。
正直なところ前作イマイチだったので期待はしていなかった。

一応一話完結ではあるんだけど、ナルニアとかアスランとか、そのあたりの説明がまったくないから
「ライオンと魔女」を見てないと結構置いて行かれるかも。
ただ、前作を見てたら今作の満足度は相当高いと思う。2時間半の時間を感じさせない。

4人とも大人になったね。最初から強いから戦闘シーンも納得だし、絵にも手抜きがないし。
単純なストーリーなんだけど飽きさせない出来。
つってもそれはナルニアの世界観が分かってるからで、初見だったら木とか川とかで決着が
ついてポカーンになるかも。
悪いことは言わん。DVDで前作見とけ。

いい出来の映画なんだけど、なにかを語ろうという気にはなれないし、その要素もない。
縛られたニャンコがいかに可愛かったかを語ってもいいんだけど、もはや映画の話じゃないし。


公開中
静岡オリオン座
MOVIX清水


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┃M┃■┃もうひとつ作品レビュー
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┃■┃17位/2008年30作品中 チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
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「ヤンキーの長所と短所が一目瞭然」

静岡ピカデリー2で5月17日21:40の回。客入りは20人ほどとそこそこ入ってたけど、映画としては微妙。
ずいぶん長いこと予告編を上映してていろんな想像が膨らんだこともあって
もうちょいキャラの立ったコメディーっぽいのを期待していたせいもあるけど。
チャーリーとガスの初対面での出たり入ったりとか、全編あんな感じだと思っていて、その期待に
代わるものも特になかった。
別にいうほど俗物でもないし、劇的な仕掛けがあるわけでもない。

アフガニスタン問題の知識がなければないほど賢くなった気にもなれるんだろうが、正直なところ
肩透かし感を味わった。断片的な知識をストーリーとして認識できるようにはなったけど。

格言の「塞翁が馬」の話が禅の師匠の話として出てきていた。奴らにとって東洋の神秘はすべてzenなんだろう。
音楽にzenってジャンルがあるんだもんなー。アンビエント系のヒーリング音楽。
その程度の聞きかじりの大雑把な認識で、もっともらしい当事者意識を持って熱くなって世界をいじくりまわして
ロクなことになってない、ってのが謀らずも描かれてた。
そういうところがヤンキーの長所でも短所でもあるんだろうけど。


上映中
静岡ピカデリー2
静岡東宝
MOVIX清水

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┃R┃■┃来週なに見ようかな
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┃■┃「ランボー」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「ぜんぶ、フィデルのせい」

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拡大公開は「ランボー 最後の戦場」のみ。このシリーズには特に思い入れはないので
週末に他に予定があればパスするかも。
「山のあなた 徳市の恋」は一応拡大公開なんだけど、静岡ではMOVIX清水のみ。
最近県内で七間町でだけはやらないってパターンが増えたけど、どうにかしてほしい。
作品としては興味がないからいいけど。つーか東宝邦画で静岡東宝でやらないってなに?
MOVIX清水では他に「アフタースクール」があって、大泉洋・佐々木蔵之助・田畑智子というラインナップは
非常に魅力的だし、たまたま来週は清水で中途半端に半日の用が3日続くので、見ちゃうかも。
シネギャラリーは入替週。
待ちに待った「ぜんぶ、フィデルのせい」をいよいよ見れる。キューバのカストロ議長に感化されて
原始的共産主義にかぶれた両親と戦う女の子の仏頂面が心引かれる。
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」はアカデミー賞だし。
「つぐない」はキーラ・ナイトレイほか「プライドと偏見」のスタッフが売り・・・なんだけど
「プライドと偏見」って売りにするような映画だったか?

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┃Z┃■┃雑記
┣━╋━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃■┃4ヶ月、3週と2日
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上映が23日までなのでこっちで。

静岡シネギャラリー5月22日15:10の回。客入りは20人ほど。


時間と等価の空気を味わう映画だね。
早くルームメイトのもとに行きたいのに、つまらない話に付き合わされて
いらいらする、それをイライラしている役者の演技ではなくて、
実際につまらない話で時間を潰して客をイライラさせることにより
表現して、いかにもカンヌが喜びそう。

この2人って女の子特有の共依存なんじゃないの?
片方も「しっかりもの」に見えて、きっちり相手に依存してる。
気をもんで、尽くして、自分の存在価値を確認して、今回の出来事も
いつものこととして片付けて、またいままでどおりの日常が続いていく。

チェウシェスク政権でセクハラまがいの出産奨励という時代背景がうんぬんという能書きも
あるんだろうけど、この映画からは当時のルーマニア特有の社会的な事情はまったく感じられなかった。
ただ堕胎が非合法化されているだけの話で。
堕胎に加わることで独裁政権に反旗を翻すとか、そう見えたらよっぽど能書きに毒されてると思う。


▽発行 RRD ◆3MranranlY
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