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2009/04/28

【あなたの会社にも180日でヒット商品を作れる!】~商品企画のための統計分析について~vol.53

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.53━2009年4月28日号━━━━━
ヒット商品コーディネーターの★あなたの会社にも180日でヒット商品を作れる!★ 303部     
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┃目次‖【商品企画のための統計分析−Rによるヒット商品開発手法について】
┃  ‖発行:ヒット商品コーディネーター 石川朋雄 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 ● このメルマガの内容とは

 マーケティング,企画,ビジネス系のメーカーを中心に商品企画,開発の
 コンサルティングを行っている仕掛け人が語るヒット商品企画法です。

 商品企画・開発に携わっている方の初心者〜上級者まで役に立つ情報を配信します。
 また,無料レポートなどご購読の方へもお送りしています。
 
 初心者へは,商品企画の考え方や
 発想できる仕方・困ったときのネタ探しをお伝えします。
 
 中・上級者の方へは,その商品が本当にお客様へ伝わっているか,
 商品の切り口は適切に表現できているかなどの秘策を語ります。


 ※MSゴシック,Osaka等幅などの等幅フォントで最適にご覧いただけます。

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 【このメルマガを読んで欲しい方】
 ・会社/お店の経営者の方
 ・商品企画,商品開発,マーケティングに携わっている方
 ・お客様の声を商品に反映したいと思っている方
 ・アンケート作成など,お客様の声をもっと活かしたいと考えの方
 ・現状の商品では「ちょっと」と考えている方

 など。正直なところどなたが読んでも吸収できる内容は大きいと思います。
 
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 「商品企画のための統計分析−Rによるヒット商品開発手法−」を出版しました。
  今回はこの書籍についてお話ししたいと思います。


 <出版の経緯>

 コンサルタントというと,様々な業態があります。
 しかしながら,商品企画コンサルタントというのは,
 ほとんど,見受けられません。

 商品企画コンサルタントとして,認知度をどのようにあげるか
 という点を考えていたところ,
 弊社は告知という点が不足していることがわかり,
 ホームページの整備,ブログの発行,メールマガジンの発刊,
 小冊子の作成などに取り組みました。


 そのような頃,書籍の出版も認知でをあげる意味では,
 良い方法と書かれていましたが,どのように出版したらよいか
 全くわかりませんでした。


 ジョブウェブさんの朝食会で,出版企画というセミナーに参加してから,
 意識し始めました。


 【オリジナルスタイル朝食会】
 2007年7月17日(火)開催 「テーマ:私の出版企画〜もしも自分が本を書くとしたら〜」 
 朝食会vol.60@浜松町駅-vol.60 

 ジョブウェブの社長,佐藤孝治さんから,商品企画の本は面白いと言われました。


 時は過ぎて,次の年
 【朝食会vol.96】朝食会で自分の出版企画を考える
 『ビジネスパーソンでもできる出版術(実践編)』―2008/4/29(火)-vol.96]

 その時は,企画書を書いて終わりましたが,
 講師で木下裕司さんから,企画書出してもらえば,
 出版プロデューサーの方を紹介頂けるとのことでした。


 ということもありまして,1ヶ月くらい企画書で書き上げ,
 木下さんに企画書送りました。
 その後,出版プロデューサーの方を紹介頂くとともに,
 面接し,企画書を更に良くしてゆきました。


 出版プロデューサーの方から出版社に企画書を出して頂きまして,
 企画書が通るか否か待つ日が続きました。


 最初に提出した出版社は,企画案が通りませんでした。


 今の出版社になりますが,もう一度企画書を作り,出し直しました。

 
 話が進むにつれて,
 当初は,商品企画のやさしいビジネス書を書きたかったのですが,
 私の恩師であり,一緒に商品企画のコンサルを行っている
 成城大学の神田の名前を使えないかと出版社から打診がありまして,
 神田先生と相談したところ,
 大学院生が,Rを使った商品企画の手法を修士論文で
 書いているので,Rを題材にする書籍にすることになりました。


 監修が神田先生,共著で大学院の学生2人で書くことになりました。


 今の書籍が決定したのは,昨年10月です。
 当初は年内に原稿を書き上げる予定でしたが,
 執筆は現在の仕事と両立しながらですし,
 共著のプログラム作成に手間取り,
 年を越して1月から2月くらいが初稿になりました。


 今回,プログラムを含む書籍ということと
 大学の先生が監修することで,
 かなり専門書になり,高度の内容が手間取りました。


 共著ですと,歩調が取りにくかったのも苦労した点でした。
 私は会社の代表ですが,大学院生はそういった意識はありません。
 また,監修の神田先生は,あくまでも学術的有効性を訴えました。

 
  
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 【Rについて】
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 「R」と聞いて聞き慣れないと思いますが,「R」とは何か。


 弊社がお勧めする商品企画を行う上で,定量調査は必須です。
 アンケート調査,ポジショニング分析,コンジョイント分析で
 統計解析が必要となります。


 専門の統計ソフトウェアである,SPSSやSASは
 個人で購入する価格ではありません。


 表計算ソフトであるEXCELを活用して,
 さらに統計ソフトを使うとこれもコストアップになります。


 また,OSやEXCELのバージョンアップによって,
 ソフトウェアをサポートしない,動作しないといった現象も出てきます。


 また,OSの違いにより,WindowsやMac OS,Linux
 それぞれソフトを購入しなければなりません。


 「R」はオークランド大学の統計学者である
 Ross Ihaka と Robert Gentlemanによって開発されました。


 近年,多くの統計学者が注目し,書籍も多く出版されてきました。


 それは,オープンソースであり,OSに依存しない環境で動作し,
 研究者は常に改革を行い,バージョンアップもしています。
 ここで費用は発生しないのです。


 しかし,問題はGUI(グラフィカルユーザインタフェース)に
 対応していないため,スクリプトというプログラムを
 作成しなければなりません。


 プログラムを書くというとかなり抵抗がある方も多いと思います。


 そこで,基本となる例題スクリプトは書籍の中で公開し,
 自分のデータで分析するときは,その一部分を,
 書き換えることによって,容易に分析ができるようにしました。


 今回公開したスクリプトは,
 アンケート調査の中で「スネークプロット」,「CSポートフォリオ」,
 ポジショニング分析の中で,「ポジショニング分析」
 「層別ポジショニング分析」,
 コンジョイント分析の中で「コンジョイント分析」の4本を公開しました。


 ★【今日の内容はいかがだったでしょうか。
 「よかった」とおもわれた方は 
 以下のクリックとご感想をおねがいいたします】

 http://clap.mag2.com/viopiomiol
   
 
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【今回の企画に役立つ情報】
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 「R」のスクリプトとは,

 以下はスネークプロットのスクリプトです。
 最初このプログラムを見た時は,
 イヤな予感がしましたが,使い慣れてくると
 結構使えます。


 <データの読み込みと欠損値の処理>
 (1)データ <- read.csv("C:/R/R_データ/おこわデータ.csv")
 (2)データ.2 <- na.omit(データ)


 <データの指定>
 (3)attach(データ.2)
 (4)スネークプロットデータ <- data.frame(おいしそう,見た目がきれいそう,
   あっさりしてそう,健康によさそう,味具が珍しい,腹持ちがよさそう,
   食感がよさそう,高級感がありそう,食べたい)
 (5)ラベル <- levels(商品名)


 <商品ごとの平均値を算出する>
 (6)a <- mean(subset(スネークプロットデータ ,商品名 == ラベル[1]))
 (7)b <- mean(subset(スネークプロットデータ ,商品名 == ラベル[2]))
 (8)c <- mean(subset(スネークプロットデータ ,商品名 == ラベル[3]))
 (9)d <- mean(subset(スネークプロットデータ ,商品名 == ラベル[4]))
 (10)e <- mean(subset(スネークプロットデータ ,商品名 == ラベル[5]))
 (11)f <- mean(subset(スネークプロットデータ ,商品名 == ラベル[6]))


 <スネークプロットを描画>
 (12)スネークプロットデータ.2 <-t(rbind(a,b,c,d,e,f))#商品が6つの場合の例
 (13)colnames(スネークプロットデータ.2) <- ラベル
 (14)行数 <- nrow(スネークプロットデータ.2)
 (15)列数 <- ncol(スネークプロットデータ.2)
 (16)matplot(スネークプロットデータ.2 ,type="o" ,pch=1:列数 ,
  lty=1:列数 ,col=1:列数 ,lwd=2 ,axes=F)
 (17)axis(1, 1:行数 ,rownames(スネークプロットデータ.2))
 (18)axis(2)
 (19)legend(locator(1) ,ラベル ,pch=1:列数 ,lty=1:列数 ,col=1:列数 ,lwd=2)


 スクリプト(プログラム)何をしているのでしょう。

 (1)分析するデータの保存先を指定する。
 (2)データに欠損値があった場合,欠損値を削除する。
 (3)データ列の指定
 (4)スネークプロットを描画するためのデータを抜き出し,商品の評価項目を入力する。
 (5) 評価対象商品の名前を入れた変数「商品名」のデータを「ラベル」というベクトルに入れる。
 (6)〜(11) 各商品名ごとにデータを集めて平均値のベクトルa,b,・・・を作成する。
 (12) 平均値のベクトルa,b,・・を集めて行列化する。
 (13) 平均値の行列の各列に「ラベル」の名前を付加する。
 (14) 平均値の行列の行数(商品数)をカウントする。
 (15) 列数(評価項目数)をカウントする。
 (16) 行列データをグラフ化(type:グラフ種,pch:点種,lty:線種col:色種
  を各々列数分変化させる,lwd:線幅,axis:軸表示の有無)。
 (17)横軸と評価項目名を入れる。
 (18)縦軸を入れる。
 (19)凡例ラベルをクリック時に表示させる。


 その他のプログラムは書籍の中で紹介しています


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【オススメの書籍】 
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 「商品企画のための統計分析−Rによるヒット商品開発手法−」,オーム社
 (著)石川朋雄,小久保雄介,池畑政志
 (監修)神田範明

 自分の著書で恐縮ですが,

 本書は商品企画や開発のご担当者中心に企画力向上を 
 目指しました。 

 研究開発・設計などの技術スタッフ,これらを統括する 
 管理職・経営者の方々を読者の方に想定しています。 


 お客様の声を忠実に反映し,仮説の抽出と検証を行い, 
 商品コンセプトを決めるまでの流れを事例を用いて 
 解説いたしました。 

 統計分析の部分はフリーソフトである「R」を用いて, 
 分析をします。プログラムであるスクリプトを 
 公開し,誰でも分析できるように解説してあります。


 本書籍の詳細は下記URLをクリックしてください。
 http://www.amazon.co.jp/dp/4274067521/ref=nosim/?tag=plansccom-22
 
 

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 【近況報告】
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 先日,福岡に行ってきました。


 私の著書は福岡でも置いてありました。


 博多交通センターの紀伊國屋福岡本店は統計の棚,
 ヨドバシカメラ3階,あおい書店博多本店は統計の棚,


 天神にあるジュンク堂書店福岡店は商品開発の棚に7冊も置いてあります。
 丸善福岡ビル店にも,マーケティングの棚に置いてありました。
 

 書店員の皆様,誠にありがとうございます。


 地方に行ったときは,書店を見てみたいと思います。

 また,POPを作成して,販売促進をしたいと思います。
 
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【発行責任者】有限会社企画システムコンサルティング 
 代表取締役/ヒット商品コーディネーター 石川朋雄
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