映画情報・批評 黒獅子の眼 vol.18
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
黒獅子の眼 ☆vol.18★
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
k.onoderaです。
話題の映画『レッドクリフ Part II』、アカデミー作品賞『スラムドッグ$ミリオネア』
観てきました!どっちもつまらなかったです。
『スラムドッグ$ミリオネア』は、そんなに悪い映画ではないのだけれども、映像、
ストーリー、演出など、全てがひどく平凡…。
軽い気分で楽しむのには適していると思いますが、アカデミー作品ということで、
意気込んで観に行くと、軽すぎてちょっとガッカリするかな、と思います。
『レッドクリフ Part II』については、テーマが陳腐すぎてどうしようもないです。
最近、とくにアメリカでは、自国の戦争の自戒や暗部を意欲的に描いた、『ウォッ
チメン』や『ダークナイト』などの刺激的な作品が作られていますが、それらに比
べると、あまりに価値観が古すぎて、もう二十年前に作られた映画のようです。
この『レッドクリフ Part II』について、私が悪しざまに書いた批評を、現在、
「映画ジャッジ!」というサイトの、「投稿批評」ページに載せております。
以下URLからご覧いただけます。
http://www.cinemaonline.jp/userreview/007redcliff2/7431.html
よろしければ採点をお願いいたします。
今週は、コーエン兄弟のコメディ、『バーン・アフター・リーディング』の試写に行っ
てきます。近日中に、「映画批評 k.onoderaの日記」(http://k.onodera.blog.ag/)
にてレビューいたします。
□公開中映画 『スラムドッグ$ミリオネア』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『トレインスポッティング』は、淀川長治氏に「すごい、ヒッチコックよりすごい」と
まで言わしめた、脅威の傑作だ。
ユアン・マクレガーが、スコットランドで一番汚いトイレの便器の中に頭から突入
して、糞尿水を泳ぎ回り座薬を探し出すというシーンは、ブライアン・イーノの曲も
相まって、映画史に刻むべき偉大なシーンだと思う。
そして、それを撮ったダニー・ボイルという監督の名は、私の脳にも深く刻み込ま
れたのだった。
それ以来、彼の前作、『シャロウ・グレイブ』や、ハリウッドに渡ってからの作品も
大体追いかけてチェックしたのだが、『トレインスポッティング』に比べると、どれも、
あまりにも凡庸すぎて、どうしようもないものばかりだった。
中でも、『普通じゃない』は、普通じゃないくらいに最低なクズ映画だった。
この監督、一体何なんだろう…と、ダニー・ボイルは、それ以後の私を非常に混
乱させる存在となった。
『ザ・ビーチ』でさすがに業界からの信用を無くし、その後、FOXサーチライト・ピク
チャーズで作品が扱われるようになってからも、それらには『トレインスポッティン
グ』のような豊かなイマジネーションがキレイに雲散霧消してしまっていて、全く
心を動かされることは無くなった。
もう、『トレインスポッティング』は一作だけのフロックだったと考えるしかないだろ
う。今後は無視しようと思った。
そんなときに、『スラムドッグ$ミリオネア』の、アカデミー作品賞ノミネートのニュ
ースを聞いて、非常にいぶかしく思った。
「あのダニー・ボイルの作品が評価された?…嘘だろう?」
そして、『スラムドッグ$ミリオネア』は、なんと、作品賞、監督賞を含む、8部門を
受賞してしまった!
アカデミー賞をありがたがるほど俗物ではないけれど、この作品がそこまで評価
されたことで、自分自身の判断能力に少し不安を覚えたk.onoderaであった。
ダニー・ボイルが、今更そのような傑作を撮れるはずはないのである。
…そのような不安といぶかしさを感じながら、本作を鑑賞したのだが、上映後は、
ひどく安心すると共に、いささか憤慨してしまった。
「これ、いつものつまらないダニー・ボイル作品じゃないかよ!」
続きを読む⇒
http://k.onodera.blog.ag/index.php/k.onodera/00000000000000017551
******************************
映画の中のジョーク
******************************
今回は、ウッディ・アレンのハイセンスジョークをふたつ。
ウッディ・アレンは終始劇中でジョークを言いまくっていますが、その中でも、
窮地に陥った際に言うジョークには、危機せまるものがあります。
『ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのす
べてについて教えましょう』から、追い詰められ、殺されそうになったときに、
なんとか場をなごませようとするジョーク。
「あ、そうだ、こんなナゾナゾ知ってるかな?黒、白、黒、白、黒、白、黒、白、
これ、な〜んだ…答えは、尼さんが階段から落ちた」
『カジノ・ロワイヤル』(1967年版)で、これから銃殺刑に処されようとするとき
に、処刑係の体にぶつかってしまった際のひとこと。
「おい、気をつけてくれよ、僕はちょっとしたことですぐ死ぬんだ」
------------------------------
□最近の批評 ザ・バンク 堕ちた巨像
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
原題は"The International"だが、邦題はキャロル・リードの『落ちた偶像』から
持ってきてるのかな。
ルクセンブルクに実際にあったメガバンク、BCCI(国際商業信用銀行)は、マネ
ーロンダリングのみに留まらず、兵器の仲介や、独裁政権への便宜を図ったり
など、ドス黒い犯罪銀行であったということが、90年代初頭に暴露されたことで
制裁を受け、経営破綻した(コレ現実の話)。
その"BCCI"を、この映画では"IBBC"というふうに、まあ便宜的な架空名を与
えて、その犯罪を暴いていき、銃撃戦もあるという、ミステリーとアクションの要
素のあるエンターテイメント・ピクチャーにしている。
この映画、その"IBBC"に関わり、秘密を知った証人達が、とにかく次々に死ん
でゆくところがすごい。もう死屍累々、という感じ。
で、そのような殺害指令を誰が出していたのか…というネタバレなんだけど、こ
れは"IBBC"に雇われていた、旧東ドイツの軍人だったというわけ。
ハリウッドはそんな筋立ての映画を、ドイツ人のトム・ティクヴァに撮らせ、彼に
一種のスケープ・ゴートとしての役割を担わせている。
"BCCI"ほどではないにしろ、アメリカの映画会社も、彼らなりに老獪で、悪辣で
はある。
ちなみに、その元東ドイツ軍人を、実際に東ドイツ出身で、東ドイツの映画に多
く出演してきたアーミン・ミューラー=スタールが演じていて、まあさすがにそれに
ついては、ある程度ストーリー上のフォローはなされてはいたのだが。
続きを読む⇒
http://k.onodera.blog.ag/index.php/k.onodera/00000000000000016338
------------------------------
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
感想、要望等ございましたら、以下のメールアドレスまでお寄せください!
info@k-onodera.net
では、また次回!
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
映画批評 k.onoderaの日記
http://k.onodera.blog.ag/
kei-onodera Weblog
http://k-onodera.seesaa.net/
最新映画予告編情報
http://motionpicture.seesaa.net/


![転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出 転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/sya.gif)
![派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報 派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/haken.gif)

