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2009/07/12

映画情報・批評 黒獅子の眼 vol.18

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  黒獅子の眼  ☆vol.19★
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k.onoderaです。お久しぶりです。
話題の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』観て来ました。
私は旧劇場版は好きなのですが、今回のはあきれるほど内容があり
ませんでした。
つまらない作品だったので、いつもの通り酷評したら、この作品につい
てはとくにネットでの反応が大きいようで、プチ炎上状態になってしま
いました。
ネタバレを含んでいるので、すでにご覧になった方は読んでみてくださ
いね。
それにしても、こと「エヴァ」に関しては、みんな殺気が違うなぁ。

□公開中映画 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
⇒http://k.onodera.blog.ag/index.php/k.onodera/00000000000000026129

その後に観たウッディ・アレンの『それでも恋するバルセロナ』はなかな
かリアルで良い恋愛映画でしたよ。


□公開中映画 『それでも恋するバルセロナ』
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観終わった後、この「それでも恋するバルセロナ」という邦題が、キャッ
チーだけれどもイマイチに感じてしまった理由は、「ヴィッキー、クリステ
ィーナ、バルセロナ」という原題が、完璧に作品そのものを表していたか
らだ。
スカーレット・ヨハンソンとレベッカ・ホールの、アメリカからスペインに旅
行に来た小娘ふたりが、ムンムンの中年男ハビエル・バルデムと、ムン
ムンの超美女ペネロペ・クルスに翻弄されまくるという内容なのだが、こ
のハビエル・バルデムとペネロペ・クルスは結局何だったのかというと、
妖しき芳香をはなつ「バルセロナ」という街そのものを具現化した存在だ
ったのだろうと思う。
だから、「ヤンキー小娘たちとバルセロナ」、というような意味の原題は
的確だった。

バルセロナの風にあてられて、奔放な芸術家気質の女という設定のス
カーレット・ヨハンソンも、アメリカに婚約者がいる、比較的身持ちの固そ
うな設定のレベッカ・ホールも、コロリと、ピカソ気取りの芸術家の、恋の
奴隷になってしまう。
その恋の相手として、ハビエル・バルデムが説得力を持つのは、頭蓋
骨の形が少し変ながらも、非常に魅力的な、グッッド・ルッキング・おじ
さんにちゃんと見えるからだ。
実際にスペインの俳優だから、もちろんラテンの濃ゆさは満点で、『ノー
カントリー』ではそれに加えおかしな髪型が、訳の分からないキャラクタ
ーを助長していたが、今回の彼は本当にダンディで、同じく中年プレイ
ボーイ役の多いジョージ・クルーニーのように端整ではないものの、ずっ
とゴージャスな印象だ。

続きを読む⇒
http://k.onodera.blog.ag/index.php/k.onodera/00000000000000026184


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映画の中のジョーク
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たまにDVDなどの特典にオーディオ・コメンタリー(音声解説)というものが
ありますね。
本編を再生すると、監督やスタッフなどがいちいち解説してくれるという副
音声のことです。
私が史上最高のオーディオ・コメンタリーだと思ったのは、『ブラウン・バ
ニー』。
※『ブラウン・バニー』は公開当時、一部批評家から酷評されていました。
監督のヴィンセント・ギャロが、「このシーンでカンヌの観客の何人かが席
を立ちやがった」とか、「ちくしょう、あの批評家の野郎」とか、「もう映画な
んか撮らないぞ」とか、とにかく最初から最後まで、ひとりで悪態をついた
り落ち込んだりしていて、こんな笑えるコメンタリーは他にはないです。
この映画、素晴らしい作品なんですけどね。

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□最近の批評 『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』
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アメリカのジョシュ・ハートネット、韓国のイ・ビョンホン、香港のショーン・
ユー、さらにキムタクと、世界各地からイケメンを揃えキャスティングした
『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』は、それらの共演を喜ぶであろう婦女子
達の度肝を抜く、スプラッター描写満載のヴァイオレンス映画だった。
ジョシュ・ハートネットとイ・ビョンホンの、それぞれに美しく魅力的な裸体
を、ゆっくりと堪能できるのは良いとして、それ以外のシーンは、暴力、拷
問、裂傷、肉体損壊、死体愛好などの、とくに女性が顔を背けたくなるよ
うな要素ばかりで構成されている。
なかでもキムタクは、出演時間が長いにもかかわらず、そのほとんどのシ
ーンが、血だらけになってうめき苦しんでいるだけだ。
かと思うと、ジョシュ・ハートネット演じる主役は、後半あたりから頭がおか
しくなって、延々とひとり部屋の中で暴れまわっているだけという、ものす
ごい展開に。
私が劇場で観た回でも、女性が3人程途中退席していた。
この事実から、「おいおい、大丈夫かこの映画?」と思うと同時に、「何だ
か分からんがすごいものを観ている」という感覚にも陥らせるのだ。

続きを読む⇒
http://k.onodera.blog.ag/index.php/k.onodera/00000000000000024135

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では、また次回!

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