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2009/04/02

今日も素敵にオネスティ VOL.79

まぐまぐご購読者のみなさま。79号をお送りします。

「100人いれば100通りのベターライフ」
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 ■☆★☆ 今日も素敵にオネスティ VOL.79☆★☆■

                   平成21年1月29日配信
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こんにちは、NPO法人ベターライフ・スタイル事務局の岡田です。

 オバマ大統領が誕生して早10日足らず。その強いメッセージはアメ
リカだけではなく世界中で熱狂したようです。しかも彼や彼のブレイン
たちの動きは相当にスピード感があるような気がします。
 それにしても発表されたアメリカの閣僚面々を見ると、さすが初の黒
人大統領ならではという感じがします。ヒスパニックやアジア系など多
様な人種のエリート達はどんな政策を展開していくのでしょう。
 これだけ見ても2世議員目白押しの日本とはずいぶんな違いに見えて
しまします。
 しかし、ケネディやリンカーンと比較されるオバマさんですが、その
ケネディ大統領があのベトナム戦争の泥沼に押し進んでいった過去を考
えると常に光りが指していると見るのは間違いです。もっとも優秀で有
能な人たちでさえ過ちを犯すことはピュリッツァー賞を受賞したハルバ
ースタムの「ベストアンドブライテスト」に譲りますが、日本はオバマ
さんとアメリカの行方を冷静に見極めつつ、着実にそしてスピードを増
して自分たちの国の施策を行わねばならないのではないでしょうか。

 では日本の施策は?、日本のこれからの方向性は?、改革は???、
?ばかりが目立ち、迷走状態に陥っているような日本。対照的にオバマ
さんになって急に舵を切ったアメリカ。
 自動車産業を牽引してきたアメリカにしては余りの急ハンドルですが、
その荒っぽい運転ぶりに、日本は振り落とされるのをただただひたすら
心配しているようにわたしには見えてなりません。

 それでは、オネスティなひとときをどうぞ。

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     ☆ ベターライフ・スタイル活動報告 ☆
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◆ 1月20日 宝塚造形芸術大学訪問
 1月20日(火)午前11時、宝塚造形芸術大学の川村教授と事務長
の今里さんを訪問しました。川村教授は、当NPO代表理事の知人とい
うことで、以前から懇意にさせてもらっております。
 実は、勉強会を行っている事務局会議室が手狭になりつつあるため、
別途会場をもうける必要性が出てきたところ、同大学が新宿西口から徒
歩5分に位置しており、勉強会のために空き教室を利用させていただけ
ないかとのお願いに行きました。
 現在のところNPOとのおつきあいは難しいとの後日の返答をいただ
きましたが、当NPOが行っている勉強会についてはとても興味を持っ
ていただきました。
 いずれにせよ、近隣の大学とこうして交流を持っていくことは今後の
活動においても意義のあることと思います。

 
◆ 1月20日 法人会役員会開催

 法人会の会長、副会長と代表理事及び事務局長で打ち合わせを行いま
した。主なものは、今後の勉強会についての実施運営を法人会が行うこ
とについてです。現在行っている勉強会は、経営者やリーダーのための
ものですので、各中小企業の経営者が集まる法人会として、この勉強会
に関与することは重要であることでは意見は一致しました。
 ただ、今後の勉強会は、外部の方々を取り込んでいきたいという思惑
もあり、その方策などまだ議論が不十分とのことで結論は出ませんでし
た。この件は今後も検討を重ねることになりそうです。


◆ 1月20日 第4回勉強会開催

 今回のテーマは平成20年11月27日”カンブリア宮殿”で放映さ
れた品川女子学院を素材にして、”やる気のスイッチ”について学びま
した。当初お申し込みが18名となってしまい、事務局としては慌てて
しまいましたが、当日の欠席などで出席者は13名でした。
 勉強会終了後、今後の日程と申込者が増えた場合についての運営につ
いて、皆さんと意見交換を行いましたところ、確定したあと2回の勉強
会はこの日程で維持し、また当面は事務局会議室で行うことについてご
了承いただきました。なお、当日ご出席いただいた方から、会議室の利
用についてとても有り難いお申し出も頂戴いただきました。そこで、7
回目以降の出席状況によっては、お願いすることになるかもしれません。


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 ☆ ちょっと気になるオネスティ&ディスオネスティなできごと ☆
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この冬も、年が改まる頃から本格的な寒さがやってきたような感じがし
ます。雪による交通機関の混乱などのニュースを見聞きすると人間の力
など及ばない自然の厳しさに圧倒されてしまいます。特に大人になって
からは強い雨・風・雪の日は、なんでこんなお天気なのかしらと鬱陶し
く思うこともしばしばです。

 そんな憂鬱なお天気ですが、実はこんなことがありました。
数年前のことですが、冬のある日、近所に住む友人のご主人が突然お亡
くなりになったのです。死因は急性心不全。奥様とまだ小さい二人のお
子さんの気持ちを思うと涙が止まりませんでした。お通夜、お葬式、初
七日、四十九日と過ぎていきましたが、なかなかご家族に会えず、どう
しているのかと心配だけれどやたらと訪ねていくわけにもいかず、やき
もきしていました。

 そんな時、日本列島を強い寒気団が覆っています、とのニュースとと
もに雪が降ったのです。東京にはめずらしい大雪で、しかも週末。子ど
もたちは大喜びでじっとしてなどいられません。こんなに子どもがいた
のかと思うくらい近所中の子どもが外に出て、雪かきしている大人から
雪をもらい、塀や車の上、植え込みの隙間、ありとあらゆるところから
雪を集め、総勢十数人で鎌倉を作ったのです。私はベランダからそのよ
うすを見ていたのですが、その中にお父さんを亡くした兄弟もいるでは
ありませんか。嬉しそうに楽しそうにキャーキャー声を出してみんなと
一緒に雪まみれになっています。私はその光景に心からホッとし、曇天
に感謝しました。

 大人になると物事を現実的な一面だけでとらえがちになりますが、そ
んなときはちょっと子どもの頃に戻って別の一面を思い出せればいいひ
とときを過ごせるかも知れないな、と思った出来事でした。(YY)

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     ☆   プレイバック あの事件     ☆
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こちらのコーナーは
「ちょっと気になるオネスティ&ディスオネスティなできごと」と隔
週ごとに交互に掲載いたします。今回はお休みです。

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   ☆    tha ’s(雑)学 法律用語     ☆
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ご近所トラブルの29回目。さっそく今日のトラブルを見てみましょう。

 Eさんは昭和60年から現在の場所に家を建てて住んでいます。お隣
のFさんはさらに古く昭和50年から家を建て住んでいます。このEさ
んとFさんの南東側にはIさん所有の畑がありました。以前はIさんの
お母さんがよくそこでいろんな野菜を作っていたのですが、そのIさん
のお母さんが亡くなったあと、Iさんはそこに3階建ての賃貸マンショ
ンを建てました。この計画を聞いたとき、Eさんらの土地から1メートル
も離れていないところに建てることや個数が12戸もあると聞き、Iさ
んの建物の施工業者に対して、建築位置の変更、目隠しの設置、ゴミ置
き場や水圧の問題、建築工事などについて要望を出しました。しかし、
ゴミや水圧、工事の問題などは対応してくれたようですが、建築位置に
ついては消防法の関係で難しく、また窓は透明ガラスからすりガラスに
はなったものの目隠しは設置されませんでした。

 出来上がったマンションには、Eさんらの家側に大小合わせて1階か
ら3階まで48個の窓があり、その中にはEさんの家の居間を見通せる
窓もありました。EさんらはIさんに対して、この48個の窓に目隠し
設置などを求める裁判を申し立てたました。
 ところが、裁判中にIさんからEさんに対して逆に目隠し設置を求め
る訴え(これを反訴と言います)を申し立てられてしまったのです。
いったいこのお互いの目隠し設置請求はどうなるのでしょうか。

 目隠し設置義務の規定は民法にあります。これによると境界線から1
メートル未満の距離において他人の宅地を見通すことのできる窓又は縁
側を設ける者は目隠しを付けなければならないとなっています。
 そこで裁判所の出した判断ですが、まず目隠しを設けるべき窓は、プ
ライバシー保護の観点から、他人の宅地を見通すことのできる窓である
として、見通すことの出来る窓を個別に検討し、Iさんに対し、Eさん
の居間を見通せる1階と2階のそれぞれ4つの窓にのみ、目隠し設置義
務を命じました。これに対し、Iさん側からの目隠し設置請求について
は、a建設当時は畑だったこと、bマンションの住人は、Eさんの側の
窓は換気や採光を目的とする窓であって開放時間が短く、逆にEさん側
に目隠しを設置することによってEさんが被る不利益は大きいことを理
由に権利の濫用としてIさんの請求を退けました。
 
 さて、裁判所は目隠し設置義務をそれぞれの窓において検討する上で、
プライバシーの保護だけではなく、互譲の精神に触れ、Iさん側がEさ
んFさんの要望を受け入れ一定の配慮をしていた点も考慮して判示して
います。
 なおこの訴訟ではそのほかにも排気風に対する遮蔽物の設置や慰謝料
の請求なども行っていましたが、受忍限度内としていずれも棄却されて
います。

 トラブルのないご近所づきあいは、裁判官が触れた「互譲の精神」の
気持ちが大切ですが、それだけで訴訟が避けられるものではないという
のも現実なんですよね。

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今回の内容はいかがでしたか?

 昨年末、大阪の橋下府知事が小中学校への携帯電話の原則持ち込み禁
止を宣言し、その後各自治体でも同様の動きが出ている中、文科省はこ
の21日、全国の小中学校に児童生徒の携帯電話持ち込みを原則として
禁止するよう通知する方針を固めたようです。
 小中学生の携帯電話の使用や持ち込みについて、どうするかを決定す
るのは保護者であり学校であることは良いのですが、しかし持ち込みを
禁止したから事は解決するのか私は大いに疑問でした。
 そもそも子ども達の携帯電話の問題は、そのメールへの過度な依存と
ネットいじめの横行です。過度な依存は、携帯を持たない時間を作るこ
とで依存から抜け出すきっかけになるかもしれませんが、ネットいじめ
はさらに大人の目から隠されてしまうのではないでしょうか。

 そんな中、26日産経新聞ネットニュースによると東京都大田区の中
学教諭が、授業で携帯電話について生徒達に徹底討論を行わせネットい
じめがなくなったという効果が出ている記事を目にしました。授業では、
生徒達が自分の体験や思いを保護者や同級生の前で語ったものの、それ
でも伝わらないと感じるや、自分たちの思いをタイトルも「中学生の中
学生による中学生のための携帯ネット入門」と題したパンフレットを作
成して同級生に配布し始めたとのこと。
 「携帯がないと本音が言えない」「世界が終わる」などと思っていた
同級生に同じ中学生が「直接言えない本音なんてない」と訴えかけます。

 大人達が権力で規制することは簡単です。しかし、この問題は、なぜ
それがいけないのか、依存するとどういうことが起こるのか、自ら考え
自制を促す絶交の教育機会ではないでしょうか。それには相当な時間が
かかると思いますが、人が育つ道には回り道はありません。
 最近低下したと言われる「生きる力」も人としての「社会性」も、知
識偏重型の受験戦争によって実体験が少なくなってしまったからこそ低
下してしまったのではないでしょうか。
 合理的に規制をかざして即効果を求めることのほうが、私たち社会に
対するしっぺ返しは大きい多いのではないかと私は思うのです。


 次回は来年2月12日(木)に配信予定です。どうぞお楽しみに。


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