2009/01/27
今日も素敵にオネスティ VOL.77
まぐまぐご購読者のみなさまに配信が遅れましたことを深くお詫びいた します。引き続き配信させていただきますので宜しくお願いいたします。 「100人いれば100通りのベターライフ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■☆★☆ 今日も素敵にオネスティ VOL.77☆★☆■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは、NPO法人ベターライフ・スタイル事務局の岡田です。 先週日曜日のNHK大河ドラマ「篤姫」が最終回を迎えました。宮 尾登美子の原作を読んでいたこともあり、久しぶりに全回完全制覇し てしまったのですが、このドラマの視聴率は驚異的にも常に20%台 をほぼキープしていたそうです。人は何らかの「役割」を担って生き ていくのだと篤姫が母から諭され、その「役割」という言葉が全回を 通してキーワードになっていきます。 しかしこれが己の役割と思っていても、実は違うところに役割があ ったという例はいくらでもあるもの。篤姫自身も大奥を去るときに、 大奥を閉じることが自分の役割だったと気付かされるのですが、人の 天命などあとからでなければ知るよしもないのかもしれません。 話は変わりますが、このところメーカーなどから出されるリストラ 対象者の数字が日々膨らんでいくようで、暗い気持ちになってしまい ます。普通の家庭であれば、ずっと仕事があることで家計が維持でき るのですから、ここが揺らいでしまうと、家を買うことも子どもの教 育にお金を費やすことも難しくなります。最近の子ども達が夢を失っ て貯蓄性向が強くなっていることや、大学を出たら公務員になるとい った安定志向が増えているのも、バブル崩壊以降の不安定なご時世だ からでしょうか。 しかし職を失うということはそればかりではないように思います。 仕事は社会の中で自分が一定の役割を果たしているという尊厳や誇り を与えてくれるからです。仕事がないと言うことが、自分は社会から 必要とされていないといった感情を生み出すことになります。そして 自分の尊厳を失えば、他人を尊重するなどあり得ません。社会の中の 規範が失われていくきっかけともなるとすると、職を失うとは、家計 を維持することが厳しくなるだけでなく、人として、社会としての大 切な物も失ってしまうことにつながるのだと私は思っています。 たとえリストラがあっても、柔軟な社会であれば、様々な職種への 転換が可能であり、そこで自分の役割を果たしていくことも出来るか もしれません。しかし今の日本の社会は経済だけでなく政治や教育な ど、すべてにおいて閉塞感が漂っているように感じます。 輸出産業に依存し続けた経済構造だからか、経済優先で常に合理性 を求めてきた社会だからか、理由はいろいろ挙げられると思いますが、 わたしたちのこの社会がもっとしなやかなになっていけば、それぞれ が自分の新たな役割を見いだすことも出来るのではないかと思ってな りません。 しかしポジティブに考えれば、この世界的恐慌は、そんなしなやか な社会へ向かう大きな変革への第一歩だとも捉えることができます。 そう考えると、ものの捉え方一つで、その先の希望も見えるような気 がしてきます。 私たちは、不況下にあって暗転とした気持ちになりがちな気分を、 まず切り替えることから始めてみてはどうでしょうか。 気分を変えて希望を語るひとときを持つことはお金がなくてもでき ること。こんなご時世だからこそ、自分の次の役割を模索する、そん な意義あるひとときが大切なのではないでしょうか。 それでは、オネスティなひとときをどうぞ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ ベターライフ・スタイル活動報告 ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 12月8日定例理事会開催 午後1時30分より今年度2回目の定例理事会を開催し、6名の理 事が出席いたしました。議案は今年度上半期の決算報告と活動報告、 現在行っている収益事業と、事務局において温めているそのほかの事 業についての報告が主な内容でした。 NPOの財務状況が依然厳しいことを各理事が共有した理事会とな りました。 ◆ 12月10日NPO意見交換会開催 午後3時より個人会員を中心とする意見交換会が開かれました。 今回の意見交換会では、大手食品企業への「’08企業のオネステ ィ度(正直度)に関するアンケート」について、各企業から寄せられ たアンケート回答などに関するコメントをいただきました。 意見交換会及びその他の時間でコメントを寄せたのは会員有志11 名で、このコメントは回答結果とともにホームページに掲載されてい ます。 ◆ 12月11日提携NPO表彰式打ち合わせ 12月20日に行われる提携NPO現代用語検定協会の表現力コン クール表彰式の打ち合わせが午後5時〜午後6時45分まで行われま した。 当NPOは提携NPOとして協力するほか、このコンクールの中で ベターライフスタイル賞を設けています。 今年のベターライフスタイル賞には、小学生の男の子が優秀賞を受 賞し、当日表彰される予定となっています。 ◆ 12月15日アンケート結果発表 大手食品企業への「’08企業のオネスティ度(正直度)に関する アンケート」の結果を、12月15日午後4時に公表し、同時にプレ スリリースを行いました。 今回の公開の内容は、回答を寄せた企業17社の社名、回答を寄せ なかった企業111社の社名、及び回答を寄せた企業の全回答内容を グラフ化して公表しました。さらに考察として、代表理事の所見並び に会員有志11名から寄せられたこのアンケート調査に関するコメン トを同時掲載しています。 現在ホームページにアップされておりますので、ぜひご覧ください。 http://www.betterlife-style.org/ ◆ 12月16日第3回勉強会開催 経営のための勉強会の第3回目が、同日午後6時より事務局会議室 で開かれました。今回のテーマは、カンブリア宮殿8月4日に放映さ れた「再生請負人〜キョウデングループの橋本会長」を題材にして、 素人がプロに勝つ理由を学びました。 同日は10名が参加し、回を追うごとに活発な議論がなされていま す。 なお、来年の勉強会は下記の日程を予定しています。 1月20日(火)午後6時〜8時 2月10日(火) 〃 2月24日(火) 〃 新規に勉強会をご希望の方、参加をご検討中の方は事務局へご一報 ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ 平成20年度年会費納入のお願い ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 皆様の会費に支えられたこのNPOですが、本格的な活動を始動し て早5年目となりました。今年はイベントやセミナー開催など、少し ずつ活動の輪が広がっています。 これもひとえに皆様のお力添えのお陰でございます。 そこで今年も年会費のお支払いのお願いをさせていただきます。 この不景気ではございますが、営利ではないNPOの存在は今後さら に重要度を増していくものと思います。皆さんのお手元にお振り込み 用紙を送付いたしますので、どうぞご支援ご協力をお願いいたします。 会費につきましては、個人正会員の方は一口3000円、個人賛助 会員の方は一口1200円となっております。 また法人会員の方は一口15000円、なお法人の方は別途オネス ティマーク使用料15,000円を頂いておりますのでご了承くださ い。 この年会費は、ホームページの更新や情報発信のための経費、通信 費、交通費に使用されています。当NPOの活動の主な基盤は皆さん からの年会費で成り立っておりますので、ぜひこれからもお力添えを お願いいたします。 なお、何かご不明な点がございましたら事務局までお気軽にお問い 合わせください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ ちょっと気になるオネスティ&ディスオネスティなできごと ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 昨日の雨が嘘のように、今日はポカポカと暖かく晴れた気持ちの良 い空です。11月でしたら小春日和というのでしょうが、師走の今頃 はなんと言えばよいのでしょうか? 先日のことです。昼下がり、地下鉄に乗っていました。スーツ姿の サラリーマンで座席はほぼ埋まり、立っている人もチラホラ。停車駅 で席が空き、40代くらいの男性が座ろうとしました。が、ちょうど 電車が動き出し、彼はぐらっと揺れて隣に座る同年代の男性に軽くぶ つかってしまいました。するとぶつかられた男性は、「チッ」と言い 捨てて席を立ったのです。 そんな態度をとらなくてもいいのに。わざとしたわけでもないのに、 とちょっとイヤな気持ちになってしまいました。 その数日後、今度は帰宅時のごった返した駅で、50代と覚しき、 これまたサラリーマン風の男性の荷物が、隣を歩いていた20代と覚 しき女性の足に当たり、彼女のパンプスが脱げてしまいました。彼女 はびっくりした様子で立ち止まりましたが、その男性は知らん顔して 去っていったのです。 彼女はもちろんですが、見ていた私も思わず一緒になって彼の後ろ 姿を追ってしまいました。「失礼しました」「ごめんなさい」の一言 が出ないのはなぜでしょう?急いでいたから? 働き盛りと言われる年代の男性二人の振る舞いに、余裕のない世の 中が透けて見える気がします。 そんな中、ある映画を思い出しました。「マルタのやさしい刺繍」 というスイス映画です。連れ合いを亡くして気落ちしていた80歳の 老女マルタが、一念発起して若い頃の夢だったランジェリー・ショッ プを開くお話です。面白いのは、現状を改革して新しいことをやろう とするのはおばあちゃん達、それを支えるのはおじいちゃん達と若者 達。新しい試みにことごとく反対し、既存の権威にしがみつくのは働 き盛りの男性達、という構図です。働き盛りの男性達には現実がのし かかり余裕がないというのはヨーロッパの空の下でも、日本の空の下 でも同じなのかも知れません。でも映画では、マルタの息子が母を応 援する姿勢を見せてハッピーエンドになるのです。 日本の男性達もほんのちょっとだけ立ち止まってみては? きっと今日の空のような気持ちの良い素敵なジェントルマンになれる のに…と思うこの頃です。 (YY) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ プレイバック あの事件 ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こちらのコーナーは 「ちょっと気になるオネスティ&ディスオネスティなできごと」と隔 週ごとに交互に掲載いたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ tha ’s(雑)学 法律用語 ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ご近所トラブルの27回目。さてさっそく今日のトラブルをみていき ましょう。 Iさんらが住む住宅地は、高度成長期に首都圏郊外の閑静な高級住 宅街として売り出された場所で、敷地面積が60坪から75坪とゆと りある空間が特徴の住宅地です。 この場所に、ある不動産業者が一区画を3分割して3棟の建売住宅 を建てて販売しようという計画が判明し、せっかくのこの高級住宅地 のイメージや環境が損なわれるとして、Iさんらは反対を表明、その 業者と話し合いを持ち、3分割を2分割にするなら認めるとした妥協 案も示しましたが、結局計画の変更をしてもらえませんでした。やむ なく「分割反対」「三分割反対」と書いた立て看板や垂れ幕を自分た ちの敷地の植木や塀に、業者や顧客、また通行人にわかるように設置 しました。しかしIさんらの抗議もむなしく、3棟の建売住宅は二ヶ 月後には完成し、業者は販売を開始してしまいました。 Iさんらは、その後も看板などは外さず半年間も設置していたので、 見学しにきた顧客たちがその垂れ幕や立て看板を見て契約に至らない ようになり、当初の販売価格も決して高いものではなかったのですが、 業者は仕方なくそれぞれ500〜600万円値下げして売らなければ なりませんでした。Iさんらは購入者が入居してくるときまでには、 すべての看板類を撤去しましたが、業者はIさんらに対して、看板類 などの設置のせいで、建売住宅の値段を下げざるを得なかったとして、 2000万円の支払を求める訴えをおこしたというものです。 前回は、マンション建設反対の抗議に関するケースでしたが、今回 は近隣に一区画に建売住宅が窮屈にも3棟建つことについての抗議で すね。さて、みなさんはIさんらの行為をどう考えますか。 裁判所の判断は、前回とは違いIさんらに損害賠償として1550 万円の支払を命じるものでした。その理由について裁判所は、3棟の 建売住宅が完成する前までのIさんらの抗議活動、すなわち立て看板 や垂れ幕の設置やそれらの内容については、実力行使に出るわけでは なく穏健妥当な方法だとして問題はないとしています。 しかし、建売住宅が完成したあとは、この3分割の変更は事実上不 可能であり、その後もこれらの看板類を設置維持する行為は、業者に 翻意を求めるというより反感や不満の表明、さらに見学に来る顧客へ のアピールの意味を持つに過ぎないこと、この看板類の設置により顧 客に周辺住民とのトラブルを予測させ、各建売住宅の購入意欲を低下 又は喪失させたと判断して、販売価格の下落による損害として155 0万円の請求を認めたのです。 抗議や反対の意見表明は表現の自由として日本の憲法で保障されて いるものですが、一方で業者の営業活動も認めなければなりません。 表現の自由も絶対ではないということですね。 ちなみに、このIさんらの住む住宅区域には、分割を禁止する建築 協定がそれまで存在しませんでした。自分たちの住環境をどう守るの か、どのような景観を保っていくかなど、建築協定も含めて常日頃か らご近所同士、自治会などで住民同士のコンセンサスを取っていかな ければ、対応は難しいという一例だと思います。 *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* 今回の内容はいかがでしたか? 先週末、フィギュアスケートでの浅田真央とキムヨナのライバル対 決がありました。韓国の視聴率はなんと48.8%とのことで、二人 に一人がこれを見ていたという計算になるのだそうな。 それにしてもここ一番の勝負でしっかりトリプルアクセルを2度も 飛んだ浅田真央の勝負強さと精神力にはすごいものを感じます。私は テニスをするのですが、ここ一番でミスをするとか、どんどん相手の ペースにはまってずるずる負けてしまうということがよくありました。 一流の選手もここ一番で力を出せないといったことは良く目にしま すので、勝負に強くなるためにどうしたらよいか、ということは私の 中でも大いに疑問だったのです。 ところで、そんな疑問にヒントを与えてくれる面白い本が出版され ていますので、ここでちょっとご紹介しましょう。その名もなんと 「勝負脳の鍛え方」(講談社新書)です。 著者である林成之氏は、現役の脳外科医で、著者自身スポーツを観 戦して常日頃から力を出し切れない選手のことを思っていたそうです。 この本では脳の仕組みを解説しつつ、勝負脳を全開させる9つの秘策 を公開しています。ちなみにわたしは、目次中「こうすれば頭がよく なる」という表題が決め手で買ってしまったのですが。。 さてこの本の中でわたしがとくに面白いと感じたのが、脳の疲労に 関すること。脳の疲労は勝負の大敵らしいのですが、脳の疲労は実は 心と深く関係しているのだそうです。ストレスや悩み事、暗い性格な ど、様々な負の要因が脳に疲労を起こすそうです。 わたしたちが普段感じる、どうも気分が乗らない、何をするのもお っくうだ、この勝負は勝てる気がしない、早く試合を終わらせたい、 などはみな脳の疲労なのだとか。 どうやって脳の疲労を取るかは本に譲りますが、ともかく良いイメ ージを持つとか、好きになる、ポジティブな思考を持つなど、常日頃 から明るくしていることは脳の働きには相当効果があるようです。 心と脳が密接に関係しているとなれば、私たちはもっと自分の心と ちゃんと向き合う必要がありますね。どうして嫌な感情がわき上がる のか、どうして否定的に感じるのか、その原因が分かれば、自ずから 脳の疲労を予防する手段も講じられるというもの。 わたしも、これからは(これからも?)自分の心の動きを大切にし て、ポジティブ思考でいこうと決意を新たにしたのであります。 さて、巷はクリスマスのイルミネーションが賑やかですが、今年の メルマガはこれでおしまいです。一年間、ご購読くださり有り難うご ざいました。来年もまた皆さんに楽しんでいただけるメルマガを作る よう精進していきます。どうぞ皆さん来年も宜しくお願いいたします。 次回は来年1月15日(木)に配信予定です。 それでは皆様、どうぞよいお年をお迎えください。 +*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+ ================================ ■このメールマガジンが今後ご不要な方は下記URLにアクセスし、 「eメールアドレスを入力して、」配信停止の手続きをお願い致します。 ⇒ http://magazine.betterlife-style.org/remove.asp?email=#Email#&List=#ListID# ================================================================ ********************************************************* NPO法人 ベターライ フ・スタイル事務局(岡田・吉安) 渋谷区代々木2-23-1ニューステートメナー860 tel&fax 03-5371-0262 mail: info@betterlife-style.org http://www.betterlife-style.org/ (NPOメインHP) *********************************************************


