2008/10/15
今日も素敵にオネスティ VOL.72
まぐまぐ購読者の皆様。配信が遅れましたことをお詫びいたします。 「100人いれば100通りのベターライフ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■☆★☆ 今日も素敵にオネスティ VOL.72 ☆★☆■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは、NPO法人ベターライフ・スタイル事務局の岡田です。 サブプライムに端を発した世界的金融不安に関するニュースが新聞 の一面を毎日賑わせています。日経平均株価が1万円を切って今日で 二日目ですが、今の時点でももみ合い状態で回復にはほど遠い様相で す。おまけに円高で輸出産業は大打撃、日経の社説によるとキヤノン では1円の円高・ユーロ安で下期だけで31億円の減益要因になると書 かれていました。 さて、そんな暗い世相を反映したVIXという数字のことをみなさ んはご存じでしょうか。 VIXとはボラティリティ・インデックスの略称で、アメリカのシ カゴオプション取引所(CBOE)が出す指数として、S&P500を対象 とするオプション取引の値動きを元に算出されるものです。 実はこのVIX、通称「恐怖指数」と言われていて、通常の場合の 値動きが10〜20の範囲内なのに対し、相場の先行きに不安が生じた時 に数値が大きく上昇する特徴があるので注目されているのだそうな。 ちなみに過去のデータをインターネットで見つけましたので、ちょ っと引用しますと、たとえば2001年アメリカ同時多発テロの時は43.74、 2002年アメリカのエンロンの会計不信問題のときが45.08、2003年の アメリカのイラク侵攻時が34.69となっているようです。 ではここ最近のVIX数値はどうなっているのか、昨日確認したと ころ53.68となっていました。この数字はCBOEのホームページでみ ることができますので、もし興味のある方は一度アクセスしてみてく ださい。(http://www.cboe.com/) 確かにこの数字を見ると、不安は相当に高まっているといえるで しょう。しかしこの不安は一体どうして起こるのか、結局のところす べて人間がそう「感じる」ということにつきるのではないでしょうか。 今後どうなるか分からないといった「不安」に弱い私たちは、「不 安」がさらに不安を呼び、どんどん深みにはまってしまうという負の 連鎖を起こしがちです。これは過去の歴史を振り返るとたくさんの事 例を見ることができます。 今なにが起こっているのかという事象を冷静に見極めること、そし て「不安」という漠然とかき立てられる感情に私たちが動揺させられ ないよう注意を払っていくことが、この「不安」な時にこそ必要なこ とではないでしょうか。 それでは、オネスティなひとときをどうぞ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ ベターライフ・スタイル活動報告 ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 9月25日 新宿文化国際交流ニュースにセミナー情報掲載 毎月25日に発刊される新宿文化国際交流ニュースに、当NPOの 10月10日に開催が予定されているセミナー広告が掲載されました。 この新宿文化国際交流ニュースは、新宿文化センターを運営する新 宿文化・国際交流財団の広報誌で、新宿区立の各施設をはじめ、都庁 やその他の官公庁、新宿駅や地下鉄構内のほか、新聞6紙の朝刊に挟 み込みで配布されています。 もし目に触れる機会がありましたら、ぜひお手にとって見てくださ い。 ◆ 9月29日 意見交換会開催 企画会から名称を意見交換会にして久しぶりの開催となりました。 この日はたくさんの検討事項があったため、午後1時から夕方5時ま で行われましたが、お忙しい中7名の方々に集まっていただきました。 今回の議案は、まず来年春に行う予定の早宮公園のイベントについ て、次に昨年11月に行った大手企業に対する正直度アンケートを今 年も継続するかどうか、そしてこれからの継続的活動についてです。 イベントについては日程の調査をしていただくことと、イベントの テーマについてまとめていただくことになり、また正直度アンケート については、食品分野に特化して行うこととなりました。 継続的活動については、一案として包装紙少量化運動が提案され、 いろんなアイデアが噴出してきましたが、これは次回以降の継続審議 となりました。 次回の意見交換会は10月20日午後2時から行われる予定です。 ◆ 9月30日 ホームページ修正案到着 9月19日の打ち合わせを受け、デザイナーさんからホームページ の修正案が到着しました。打ち合わせの時に出た意見がカバーされて いますので、ページ構成なども含め、現在事務局各自で検討していま す。 ◆ 10月4日 チルチンびとにセミナー情報掲載 オネスティ企業の風土社が隔月発刊している、雑誌「チルチンびと」 10月号に、当NPOの10月10日開催のセミナー情報が掲載され ました。 住まいと自然をテーマにしたこの雑誌は、独特の質感と内容の豊富 さで、建築関係には珍しく多くのファンをもつ雑誌です。生活する人 とくに女性や子どもの視点も大切にしていて、女性にも手に取りやす い雑誌となっていますので、書店でぜひ手に取ってみてください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ ちょっと気になるオネスティ&ディスオネスティなできごと ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こちらのコーナーは「プレイバック あの事件」と隔週ごとに交互に 掲載いたします。今日はお休みです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ プレイバック あの事件 ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ KDDI個人情報流出事件 【事件の経緯】 2006年6月13日、KDDI(株)(以下KDDIという)の個人向けプロバイダ DIONに加入する顧客の情報が外部に流出していることが分かった。 流出したのは399万6789名分の情報であり、同社が業務委託していた システム開発会社の元社員がKDDIの社内でDIONの顧客情報データベー スを私物のパソコンにコピーしたものだった。流出の事実は、2人の男 性が顧客情報の記録されたCD−Rを同社に持ち込んで現金を脅し取ろう としたことから発覚した。この情報が自社の顧客情報と一致すること を確認した同社は情報流出対策本部を設置し、警察に報告、同日2人の 容疑者は逮捕され、警察による捜査が始まった。 KDDIは同年8月2日、再発防止に向けた情報セキュリティのより一層の 強化対策を実施すると発表した。また、同年9月21日に総務省から行政 指導を受けたことを同日発表すると共に、同年9月13日に代表取締役の 減俸など社内処分を行ったと発表した。 同年9月27日東京地裁はKDDIへの恐喝未遂の罪に問われていた2人の 被告に懲役2年8月、懲役2年4月の実刑判決を言い渡した。 【現在の対応】 KDDIのホームページによると、コンプライアンスに関しては、集合 研修やeラーニングによるコンプライアンス教育の実施をはじめ、 「KDDIグループ企業倫理委員会」を設置、グループ会社においても 「企業倫理委員会」を設け、企業倫理遵守のための啓発活動の方針策 定や、コンプライアンスに反する事項が発生した場合の対処方法・再 発防止策の検討等を行っている。また、「企業倫理ヘルプライン」を 従業員がコンプライアンスを遵守する上での疑問・悩みの相談窓口と して設けている。 情報セキュリティ強化に関しては、「情報セキュリティ委員会」を設 置して情報漏洩や外部からの攻撃を阻止するセキュリティ対策を決定・ 取り組みを推進している。 【今後期待すること】 顧客情報の流出については2005年4月1日から個人情報保護法が施行 されるに至り、やっと法整備が追いついてきた形になりましたが、同 様の事件は後を絶ちません。 このような状況では、日頃からの体制整備と地道な教育、そしてそれ に継続して取り組む姿勢が重要ではないでしょうか。KDDIのホームペ ージからは、現在もこの事件を忘れず継続して取り組みをしているこ と、そしてそれを顧客にわかるようにアピールしていることを感じま した。 今後も、この姿勢を継続していただき、安心して利用できるサービ スの提供を行っていただきたいと感じました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ tha ’s(雑)学 法律用語 ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ご近所トラブルの23回目。さてさっそく今日のトラブルをみてい きましょう。 Aさんは奥さんと小学校に通う子どもの3人家族ですが、今年の5 月に意を決して閑静な住宅地の一戸建てを売り主Bさんから2280 万円で購入することにしました。閑静な住宅地で、見学した際は問題 も見あたりませんでしたので、購入することを決めました。 しかし引越をする直前の6月9日、子どもと一緒にその家に訪れる と、隣の人から「うるさい」と言われ、その後15日に家族三人で家 に行くと、また隣の人から「あんたのガキうるさいんじゃ。」などと 言われステレオの音量を大きくするなどしたため警察を呼ぶ騒ぎとな り、さらに同じ月の23日にAさんの奥さんと子どもで訪れた際には、 その隣人は「うるさいんじゃー。あんたのガキ。」「追いだしたるか らな。」と大声で怒鳴り、ステレオの音量を大きくするだけでなく、 家めがけてホースで放水して屋内を水浸しにしたため、また警察を呼 ぶ騒ぎとなりました。 これではこの家で平穏に生活などできないと判断したAさんは、一 度も引っ越すことなく、この家での居住を断念したのです。契約を締 結するときには、Bさんがそこまで重大なご近所トラブルを抱えてい るなどまったく知りませんでしたし、仲介業者の人たちもそんなこと は説明しませんでした。何よりも腹が立つのは、Aさんが売買契約を 締結するときBさんに、「同じ子供を持つ親として、本当に近隣、近 所に問題はありませんか。」と尋ねたとき、Bさんは「まったく問題 ありません。」と回答していたのです。 憤りを押さえられないAさんは、このような重大なことを隠して売 買契約を締結したBさんと仲介業者に、損害賠償請求と、錯誤による 契約の無効を主張して訴訟を起こしたというものです。 不動産を買うことは一生に一度あるかないかの大きな買い物ですか ら、とてもやりきれないAさんの気持ちはよく分かりますね。では裁 判所はどのような判決を出したのでしょう。 高等裁判所までいったこの事件ですが、高等裁判所は、Aさんの売 買契約の無効は認めませんでしたが損害賠償請求は認め、Bさんと仲 介業者に対してそれぞれ456万円の支払を命じました。 気になる「まったく問題ありません」としたBさんの言葉について ですが、だましたとまでは言えないが、購入希望者に重大な不利益を もたらす恐れがあり契約締結の判断に影響を及ぼすことが予想される 事柄については、『信義則上、当該事項につき事実に反する説明をす ることが許されないことはもちろん、説明をしなかったり、買い主を 誤信させるような説明をすることは許されない』としてその説明義務 を認めました。 裁判所が言う「信義則」とは、誠実な人間関係を基礎に置く概念で、 民法第1条第2項に『権利の行使及び義務の履行は、真偽に従い誠実 に行わなければならない』と唱われているものです。 一生に一度の買い物なのですから、このような大切なことは知らせ て欲しいですね。また私たちも、Bさんのように契約当事者として説 明責任を負うべき場面があることを意識しておきましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ いよいよ明日開催 ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 前々回からお知らせしている当NPOが主催する初めての中小企業 経営者のためのセミナー、 「いまさら聞けない経営者のイロハ〜企業再生と新たな経営のヒント」 が、いよいよ明日10月10日午後1時より開催されます。 個人法人会員さんやその他の有志の方々の協力を得て、理事長の大 野幹憲が、弁護士・監査役としての経験と知識をもとに、お届けする セミナーです。 現在まだお席がございますので、もしご興味のある方はお問い合わ せの上ご参加ください。 なお、実際に会社経営をしているだけでなく、今後経営を考えてい る方や経営学について学びたい方は誰でも受講できます。 個人会員さんについては、お一人5千円で参加を受け付けておりま すのでこの機会に是非ご利用ください。 セミナーの概要は以下のとおりです。 開催場所:新宿文化センター4階第一会議室 開催日時:10月10日(金)午後13時00分〜16時20分 会 費:一般企業3万円、オネスティ企業1万5千円 特典など:一社につき3名様まで受講できます。 また、当日オネスティ企業に登録なさった方は1万5千円です。 ホームページアドレス http://www.betterlife-style.org/ 電話の場合 03−5371−0226 お問い合わせなども上記電話番号で承っておりますので、お気軽に お問い合わせください。 *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* 今回の内容はいかがでしたか? 二日連続で4人のノーベル賞受賞者を輩出した日本。号外も出たほ ど久しぶりの明るい話題となりました。 実は物理学賞の話題を目にしたとき、先月の文藝春秋9月号でがん との闘病生活の手記を公表した戸塚洋二さんのことをふと思い起こし ました。 以前ノーベル賞を取った小柴さんのお弟子さんで、ノーベル賞の呼 び声がもっとも高かった素粒子物理学者です。賞を取るまで死ぬなと 小柴さんから激励を受けながらも、今年7月に亡くなってしまいまし た。もしかしたら今年受賞した小林さんと一緒に名が挙がっていたか もしれません。 各受賞者のコメントを読むと、受賞した方々が先人達への深い尊敬 の念を口にしているあたり、研究とは一朝一夕にはいかぬ長い年月の かかるものなのだと感じられます。昔受賞した湯川さんをはじめとし て、前述した小林さんを含む有名無名の研究者たちのたぐいまれない 探求心と努力の成果が結実した結果の賞なのですね。 ところで俗っぽい話題ではありますが、ノーベル賞の賞金はどれく らいだろうとの疑問に、改めてノーベル賞についてインターネットで 検索してみると、正式なノーベルは5部門(物理学賞、化学賞、医学・ 生理学賞、文学賞、平和賞)からなり、現在一部門につき、1000 万スウェーデンクローナ、現在のレートで行くと約1億4千万円程度 になるんだそうです。世界的に名誉な賞だけでなく、賞金も申し分な いといった感じですね。 なんにしても日本人としてはとても嬉しい話題ですが、本日が創刊 号になる麻生さんのメルマガ「太郎チャンネル」でも、冒頭この話題 に触れており、『日本人は、その底力にもっと自信を持っていい。日 本は、「強く明るく」あらねばなりません。』と書いています。 確かに自信を持って強く明るくいきたいのですが、まずは、あまり にお粗末な行政の皆さんから、ノーベル賞受賞者の方々のように、自 信の持てる仕事ぶりを見せていただきたいものだと私は思うのであり ます。 それでは次回は10月23日(木)です。どうぞお楽しみに。 +*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+ ================================ ■このメールマガジンが今後ご不要な方は下記URLにアクセスし、 「eメールアドレスを入力して、」配信停止の手続きをお願い致します。 ⇒ http://magazine.betterlife-style.org/remove.asp?email=#Email#&List=#ListID# 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