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2008/09/11

今日も素敵にオネスティ VOL.70

このメールはNPOベターライフ・スタイルに関連のある方々へお
送りしています。ご不要の方の配信停止は末尾よりお手続き下さい。

「100人いれば100通りのベターライフ」
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 ■☆★☆ 今日も素敵にオネスティ VOL.70 ☆★☆■
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こんにちは、NPO法人ベターライフ・スタイル事務局の岡田です。

 首相の辞任や新たな偽装など、相変わらず悪いニュースばかりが目
立っておりますが、個人的には嬉しいことがありました。というのも、
塩野七生さんの「ローマ人の物語」文庫本32〜34巻が今月発売さ
れていたのです。
 一昨年12月に単行本の最終刊が発売され15巻にわたってローマ
帝国の興隆から滅亡までをクールな視点で書いたこのシリーズには、
多くのファンの方がいらっしゃると思いますが、実は単行本のあとを
追って文庫本も発売されていまして、通勤時間を読書タイムにあてて
いるわたしにとっては、この文庫本の発売は待ちに待ったものでした。

 今回発売された文庫本第32巻は、ちょうど三世紀の危機と言われ
る時代を書いたもので、著者はわざわざ冒頭に『「危機」の性質のち
がいについて』として感想を述べています。
 目を引いたのはその中のある部分でそこをちょっと引用させていた
だきますと、
『後世の歴史家や研究者の多くは、この三世紀の「危機」の要因を、
次のように列挙する。
 帝国指導者層の質の劣化
 蛮族の侵入の激化
 経済力の衰退
 知識人階級の知力の減退
 キリスト教の台頭    』

 「蛮族の侵入」を「グローバリゼーション」と置き換えるなど、
ちょっとした変換と脚色を施すと、まるで我が国のことを言ってい
るようにも思えてきます。

 また著者は、この三世紀がどのような時代であったかについて、
ずばり「政局不安定」であったと明記して、各皇帝の在任期間を一覧
表にしています。確かにこの表を見ると、それまでの各皇帝の在任期
間とこの巻で著述されるカラカラ帝以降の在任期間は一桁も違ってい
るのです。(ご興味のある方は、新潮文庫の「ローマ人の物語32 
迷走する帝国」の13頁をご覧ください。)

 政局の不安定はどの時代においてもよろしくないことなのですね。
さて我が国の政権を担う某党の総裁選とその後に予想される総選挙で、
この不安定な状況が払拭されるのか・・・。残念ながらネガティブな
意見が大勢を占めているようです。


 それでは、オネスティなひとときをどうぞ。

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     ☆ ベターライフ・スタイル活動報告 ☆
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◆ 8月29日 ていぱーくイベント終了

 8月19日から開催されていた、「夏休みの宿題解決コーナー」は、
毎日たくさんの参加者のもと好評のうちに終了しました。
 一度参加した子ども達は、このコーナーがとても気に入ってくれた
のか、一日3回すべてに参加した子や、連日やってきて参加してくれ
た家族連れもいました。
 最終日は、東海林ふみ先生とアシスタントの方がギターを弾きなが
らことば遊びに歌を子ども達と歌って、楽しんでいたようです。

 またここでは下記のふたつのテーマについてアンケート調査を行い、
以下のような結果となりました。
<テーマ1>子どもが携帯電話を持つことに賛成・反対ですか?
      賛成    反対  どちらでもない   合計
大人   201   481    44     726 
子ども  351   202    38     591
合 計  552   683    82    1317

<テーマ2>小学校の授業で英語が始まることに賛成・反対ですか?
      賛成    反対  どちらでもない   合計
大人   580   133    16     726 
子ども  440   170    12     591
合 計 1020   303    28    1351

 このアンケートは逓信総合博物館「ていぱーく」に来訪した大人と
子どもそれぞれに、色分けしたシールを貼って投票してもらったもの
です。アンケートの詳細は下記のホームページをご覧ください。
   http://www.genken.com/

 このイベントに協力してくださった会員の皆さん、大変お疲れ様で
した。また来訪していただいた会員のみなさん、有り難うございまし
た。

◆ 9月2日 臨時理事会開催

 9月2日午後4時から5時30分まで事務局会議室において臨時の
理事会が開催され、従たる事務所の変更に関する定款変更や収益事業
に関する事項、また提携NPO現代用語検定協会のていぱーく協力費
に関する事項、役員の再任について、議事が執り行われました。
 本理事会の決定により、臨時総会の招集が決定され、臨時総会の招
集手続に移ります。


◆  9月4日 臨時総会の招集通知発送

 上記の9月2日の臨時理事会の決定を受けて、正会員の皆さんへ臨
時総会招集の通知を発送しました。臨時総会は9月16日午後2時よ
り、事務局会議室で行われる予定です。詳細は下記のとおりです。
           記
 日程:平成20年9月16日(火)午後2時〜午後2時30分
 場所:事務局会議室
 審議事項
 1,従たる事務所の変更・追加とこれに伴う定款変更の件。
 2,役員の任期満了に伴う再任の件。

 正会員の方で、まだご通知の届いていない方は恐れ入りますが、至
急事務局へ御連絡ください。また、出欠のご返送及び委任状の送付は
9月10日までとなっておりますので、まだの方も至急ご返送をお願
いいたします。


◆ 9月3日法人会会長と打ち合わせ

 オネスティ企業デルタトラスト建築設計室の社長で当NPO法人会
会長である岸田さんが別件で事務局にお越しになりましたので、法人
会やセミナーなどについて打ち合わせを行いました。
 法人会の日程や運営について、検討していただくようお願いし、近
く御連絡をいただくことになっております。
 法人会の日程など詳細が決定しましたら、別途法人会員の皆様には
御連絡させていただきます。


◆ 9月10日意見交換会の開催候補日の通知を発送

 9月に開催が予定されている当NPOの意見交換会について、日程
調整の通知をメンバー各位に送りました。候補日初日が9月19日と
なっているため、メンバーの方々には9月16日までにご返送をお願
いしておりますので、どうぞご対応をよろしくお願いいたします。

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 ☆ ちょっと気になるオネスティ&ディスオネスティなできごと ☆
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こちらのコーナーは「プレイバック あの事件」と隔週ごとに交互に
掲載いたします。今日はお休みです。

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     ☆   プレイバック あの事件     ☆
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大阪港埠頭ターミナル(株)野菜産地偽装事件

【事件の経緯】
 大阪港埠頭ターミナル(株)(以下ターミナル社)は、大阪市が50%
出資している第三セクターで、大阪市の監理団体である。同社は2001
年カボチャの産地偽装が発覚、コンプライアンス委員会を設置し再発
防止に努めていたはずだった。にもかかわらず、2004年7月大阪府流
通対策室が同社を立ち入り調査することになった。下請け会社のオー
・エス・サービス(以下オー社)に指示し、米国産ブロッコリーに中
国産を混ぜたうえ米国産と偽って出荷させた容疑であった。ターミナ
ル社は「荷主の指示で偽装した」との内部調査結果を発表し、同社社
長が引責辞任を表明したが、大阪府警は不正競争防止法違反容疑で同
社などを家宅捜索した。
 大阪府警の調べに対し関係者が「ブロッコリーの偽装は残留農薬問
題で在庫がだぶついていた中国産を混入して米国産を水増し出荷する
ため」、「荷主の輸入青果卸業者ローヤル社(以下ローヤル社)の指
示で偽装を行った」と供述していることが分り、その後ローヤル社社
長はカボチャ、ブロッコリーの偽装について関与を認めた。
 9月にはターミナル社が事件に関する調査結果と再発防止策をまと
め、監督者である大阪市港湾局が市議会に報告した。
10月、大阪府警はターミナル社の青果営業課長、ローヤル社の元野菜
部主任ら6人を逮捕、11月、大阪地検はターミナル社の容疑者ら3人と
法人としてのターミナル社、ローヤル社を不正競争防止法違反(原産
地誤認表示)の罪で起訴した。2005年春大阪地裁はターミナル社の被
告にそれぞれ懲役10月(執行猶予3年)、ローヤル社の被告に懲役1年6月
(執行猶予3年)の有罪判決を言い渡した。

【現在の対応】
 2005年12月ターミナル社は青果部門を他社に営業譲渡した。現在も
大阪市港湾局の監理団体であり、港湾運送事業などを行って存続して
いる。なお、外部監査制度が導入されている。

【今後期待すること】
ターミナル社、ローヤル社共に現在も存続していますが、ほんの数年
前の事件にもかかわらず、ホームページからは何の情報も得られませ
ん。ターミナル社は事件の舞台となった青果部門を既に営業譲渡して
いますが、大阪市の監理団体として透明性を求められる立場にありま
す。
 一方、ローヤル社は現在も青果卸業を行っており、企業倫理として
「コンプライアンスの徹底」をうたってはいるものの事件についての
反省が具体的に述べられているわけではありません。過去の事件に蓋
をするのではなく、正面から向き合うことで未来に進んで欲しいと切
に願うものです。                        
                           (YY)

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   ☆    tha ’s(雑)学 法律用語     ☆
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ご近所トラブルの21回目。今日の事例はなんでしょうか。

 猫好きなSさんは、近所の友人達と一緒に、地域の捨て猫を保護し
てホームページや街頭で里親捜しの活動をしていました。
 ある日、隣町に住むAという女性からSさんらに、5匹の子猫を譲
って欲しいと連絡ありました。一度に5匹飼うにはそれなりのスペー
スもいるし、いい加減な飼い方をされてはいけないと、Sさんらはそ
の女性の住んでいる部屋を訪ねてみました。そこは事務所兼自宅とし
て使用している20畳ほどのかなり広いワンフロアマンションで、確
かに5匹の子猫を飼えないスペースではなく、またその女性も小さい
頃、猫と一緒に生活したので猫のいる生活がしたいと強く引き取りを
希望していました。
 一度に5匹も引き取ってもらえるというのは助かりますし、スペー
ス的には問題はないので、放し飼いせずに適切に責任を持って育てる
ことを条件に契約を結びました。5匹の子猫たちにワクチンや予防接
種をして、Sさんらは当日その女性に子猫たちを引き渡しました。
 ところが、しばらくしてから里親詐欺が頻発しているという書き込
みが多数ホームページ上の掲示板に書き込まれるようになり、書き込
みの内容から5匹の子猫を引き渡したあのAという女性が当てはまる
ようだとして、Sさんらは急遽そのAに連絡を取ろうとしましたが取
れません。そこで、SさんたちはA宅へいきましたが、A宅へは入れ
てもらえず猫たちにもあわせてもらえませんでした。
 そこで、Sさんたちは適切に猫を飼う意思がないのに騙したとして、
所有権にもとづき引き渡した猫たちを返してもらうよう裁判所に申し
立てたというものです。

 実はこの事件は実際にあった奇怪な事件から一部紹介したもので、
Aという女性は他からも何十匹もの猫を引き取り、そのたくさんの猫
たちの行方がわからなくなったというものです。里親詐欺とはちゃん
と飼うと偽ってたくさんの犬猫を引き取ることだそうですが、この事
件は、大阪市で平成17年当時署名運動まで起こっていたようです。

 さて裁判所の判断ですが、第一審の裁判所は、引き渡し後1年半以
上も経過しているため、5匹の猫がどれか特定は難しく猫の返還につ
いては審理できないとして請求を却下し、だまし取ったことについて
はSさん達への慰謝料として1匹について5万、2匹目以降10万を
認め、ワクチン代を含めて1万から16万円の範囲でAに対し支払う
よう命じました。
 しかし昨年9月に出た大阪高裁の控訴審判決では、猫の特定は可能
として、Aに猫たちの返還を命じるとともに、賠償額も一人につき一
律15万円に倍増し全体で138万程度の賠償金を認めました。しか
し、猫たちが無事に返還されたどうかは分かりません。

 さて、皆さんは猫たちに関するこの慰謝料の額について、高いと感
じますか、それとも安いと感じますか?

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        ☆    お知らせ     ☆
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中小企業経営者のためのセミナーの申込み受付が始まりました!

タイトル
「いまさら聞けない経営者のイロハ〜企業再生と新たな経営のヒント」

 経営者が陥りやすい落とし穴と、その落とし穴に陥らないための経
営の基本的な考え方や知識を確認して、今後の経営に役立ててもらう
ための、中小企業経営者や起業を考える人向けのセミナーです。

 セミナー開催日程は以下のとおりです。

開催場所:新宿文化センター4階第一会議室
開催日時:10月10日(金)午後13時00分〜16時20分
会  費:一般企業3万円、オネスティ企業1万5千円
特典など:一社につき3名様まで受講できます。
  また、当日オネスティ企業に登録なさった方は1万5千円です。

 申込み受付が開始されています。お席に限りがございますので、
早めのお申し込みをお勧めいたします。
 申込書は、当NPOのホームページよりダウンロードするか、事務
局へお電話でご請求ください。

 ホームページアドレス http://www.betterlife-style.org/
 電話の場合 03−5371−0226

 お問い合わせなども上記電話番号で承っておりますので、お気軽に
お問い合わせください。

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今回の内容はいかがでしたか?

 一昨日のこと、三笠フーズの事故米や、JR西日本の福知山線事故
の経営者の書類送検といった事件が紙面を賑わせていたので、お昼時
にこんな問答をしました。

「道理や正義、誠実と言った考えと、経営者としての命題である会社
 を維持することは両立するのか?」
「経営をするのは何のためなのかという本質が見えれば両立する。」

「しかし、経営が厳しくなったとき、違法行為に手を染めてまでも会
 社を維持したいという願望が出るのは、人としてやむをえないこと
 なのでは。それでも違法行為に行かないということはなんなのか。」
「真の経営者は、そのような状況を先に見通し、そうならない手を先
 に打っている。違法行為に至るまでの時点に、すべきことをしてい
 ないためにそうなったのであって、単なる正義心だけのものではな
 い。」

「積極的に違法行為をするのではなく、消極的にするべきことをしな
 かったための義務違反はどうみるのか。」
「安全運行という運賃に付随された付加価値を明確に経営者が理解し
 ていれば、すなわち安全にお客様を移動するといった原点に戻れば、
 すべきことの優先順位は自ずから決まる。経営者の責任である。」

 この問答の雲水(?)はわたし、答えた僧侶(?)はセミナーの講
師が予定されているうちの代表です。
 今後の経営者セミナーを実施するにあたっての、頭の体操といった
ところでしょうか。オネスティの理念も、誠実とか正直と言った内面
作用だけに焦点を当ててしまうと、その人の人格だけに寄ってしまう
ことになりかねませんが、経営者としてのあるべき考え方という視点
から捉えると、違う姿が見えるように思います。

 10月10日の第一弾のセミナーはまさにその第一歩ですが、ふと
経営者という視点も、社会で一定の役割を果たす普通の大人たちの視
点も、その本質は同じなのではないかと考えています。すなわち、ど
う行動するかを決定するのは、その行動する人の考え方によりますし、
いずれも別次元の問題ではなく、この日常の社会の中の出来事であり、
そしてその対象や構成員は、異星人ではない普通の人間なのですから。

 机上の空論に終わらせない経営実践への考え方を学んでいただける
よう、10月10日のセミナーの準備が今まさに進んでいます。
  
 それでは次回は9月25日(木)です。どうぞお楽しみに。


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