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2008/08/04

今日も素敵にオネスティ VOL.68

このメールはNPOベターライフ・スタイルに関連のある方々へお
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「100人いれば100通りのベターライフ」
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 ■☆★☆ 今日も素敵にオネスティ VOL.68 ☆★☆■
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こんにちは、NPO法人ベターライフ・スタイル事務局の岡田です。

 先週の連休明け、またも八王子で残忍な通り魔事件がありました。
今までも通り魔事件は起こっておりましたが、私はこの事件の起こっ
た書店をたびたび利用していて、たまたまその日に事件付近へ行く予
定を取りやめた経緯があるものですから、実は自分だったかもしれな
いという言いようのない恐怖感に襲われ、しばらく外出することを怖
く感じていました。
 警察庁によると通り魔事件による殺人や殺人未遂事件は98年から
2007年までの10年間全国で67件、98年に10件発生し、そ
の後は年間の発生件数は1けた台だったそうですが、2007年は8
件、今年はすでにこの事件を含めて8件発生してとのことです。
 苛立つ気持ちや鬱屈した感情のはけ口で他人を傷つけるなど到底許
されることではありませんが、なぜにそのような短絡的な行動へ動い
てしまうのか、「またか」とこのような事件が起こるたび、考えてし
まいます。

 ところで皆さんは最近、苛立つ人を多く見かけませんか。郵便局や
銀行の窓口、駅構内、電車内など、わたしはかなり頻繁にみかけてい
ます。暑さのせいもあるかもしれませんが、それにしても多すぎるよ
うに思います。苛立つ人たちは、店員の態度の悪さよりも、対応のま
ずさやちょっとしたミスが発端で怒っているようでした。
 確かに最近はマニュアルが横行しているせいでしょうか、完璧な対
応や挨拶の言葉までがすべて杓子定規で、なぜか私たちのほうがせか
されている感じがします。対応が合理的で、一分の隙もなくスムーズ
ですが、本当は相手が何を欲しているのかなどという気持ちを察して
くれる人はあまりいません。
 こうなると、こちら側もスムーズにできるよう、かなりの努力を要
します。上手く注文できてほっとしますが、お金を出して買う楽しみ
は半減してしまいます。

 以前、「バカの壁」でおなじみの養老先生が、あるコラムで、子ど
もが遊べない社会は、子どもという動物に近いわけのわからないもの
を許容するゆとりが社会になくなっていると書いていました。
 最近はコンピュータを使って瞬時に答えが出てくる時代。私たちは
いつの間にかそのようなスピードを自ら求めてしまっているのではな
いでしょうか。しかしこれでは、相手の気持ちを察することはおろか、
自分が今どう感じているのかさえ、気を配れなくなるのではないかと
思います。
 私は大人でも、わけのわからないところは往々にしてあると思いま
す。人はそんなに合理的に感情をコントロールできませんし、自分を
客観視できることが得意な人はそんなに多くはないはずです。
 このような自分の内面の問題は、マニュアル本によって即答えを出
すことはできません。自らと向き合い悩むことで、自分だけの人生の
答えを出し選択をしていくしかないのですから。悩むことに不慣れに
なってしまった現代人は、自己の問題を他人に押しつけ、自らの解決
能力を放棄して結局は他人に依存しているのではないでしょうか。
 
 自分の苛立つ気持ちに向き合うこと、その原因を探ってみること、
子どもだけでなく大人自身も、そういう時間が必要なのだ強く意識し
て、まず流れに逆らい一歩立ち止まることを心がけてはどうでしょう。
 みんなどこかちょっと欠けた不完全な人間同士、迷う相手に苛立つ
のではなく、待ち時間を見守れるゆとりをお互いが持ち合うことが、
今の私たちに必要なのではないかと感じています。


 それでは、オネスティなひとときをどうぞ。

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     ☆ ベターライフ・スタイル活動報告 ☆
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◆ 7月24日 プレセミナー開催

 7月24日、午後2時過ぎから5時30分まで、事務局会議室にお
いて中小企業経営者向けセミナーに伴うプレセミナーを行いました。
当日は、予想に反して6名も出席していただきました。この出席者の
方々の肩書きが、社長や監査役、NPOの元事務局長、企業の中堅管
理職などと多岐に渡っていて、幅広い意見を頂くことができました。

 このプレセミナーは10月のセミナーのための予行演習と言った感
じでしょうか。練習を積んで本番までに良い物に仕上げられるようさ
らに改良を重ねていきたいと頑張っています。
 参加していただいた皆さん、本当に有り難うございます。


◆ 7月25日 プレ授業及びボランティア募集告知

 以前も少しお知らせいたしましたが、提携NPO現代用語検定協会
が参加する「ていぱーくサマーフェスティバル」の日程表がほぼ固ま
り、まず先に意見交換会のメンバーにボランティア募集告知とそれに
伴う東海林ふみ先生のプレ授業の案内を告知いたしました。
 このイベントは大手町の逓信総合博物館が主催して行うイベントで、
現代用語検定協会は「ことば遊びで自己表現力UP!」と題して、子
ども達に夏休みの宿題解決コーナーのブースを受け持ちます。
 当日の講師は、朝日小学生新聞で受験作文指導などをしている東海
林ふみ先生が行います。

 この講座は、私たちが進める「子どもオネスティフォーラム」の手
法なども一部盛り込まれています。また14日間の長いイベントのた
め、提携NPOとして一緒に協力して盛り上げていくつもりです。
 夏休み中お手伝い可能な方や、子ども達のイベントに参加したい方
などぜひこのイベントのサポートをお願いいたします。
 詳細は「お知らせ」で改めてご案内いたします。みなさんのご協力
をぜひお願いいたします。


◆ 7月25日 都市農村交流推進センター定例会

 会員となっている都市農村交流推進センターの定例会に出席し、同
会において活動報告や会員同士の意見交換を行いました。
 都市農村交流推進センターでは、地域活性化事業に応募しましたが、
今回は選に漏れてしまったようです。
 なお今後の事業計画策定のため会員及び周辺の協力者へのアンケー
ト調査を行っているとのこと。
 また、高級会員リゾートマンション「ヴィラ軽井沢エルウィング」
の特別利用制度ができ、利用会員として登録すればかなり格安で利用
が可能とのことです。内容は以下のとおりです。
 利用会員の登録料は年間5千円(平成21年3月末日まで有効)
 宿泊料は宿泊のみ3,465円(小学生以下2,310円)
     一泊朝食付き 4,800円(同3,000円)
     一泊二食付き 8,000円または1万円(同5千円)

 なお、お盆期間と年末からお正月までは利用できない期間となって
おります。
 ご興味のある方は事務局岡田までメール又はお電話でお問い合わせ
下さい。
 メール:info@betterlife-style.org
  電 話:03−5371−0262
 

◆ 7月29日 三芳の森病院長小林マークが来訪 

 埼玉県入間市にあります三芳の森病院の病院長小林マーク先生にお
休みのところ事務局へお越し頂きました。
 先生は精神科のお医者様で、以前事務局で企画準備を行っていた
「こころのエコ」事業に興味を持たれていた個人会員さんからのご紹
介で、このような機会が実現しました。
 小林先生は、会社を興したりまた国連で活動したりしたあと、医師
免許を取得し、精神科のドクターになる前は救命救急の現場で医療活
動を行っていたという特異な経歴の持ち主。
 まだ40代前半と思われる若いお医者様なのですが、非常に落ち着
いた柔和な感じで、病院での人望も相当に厚いようです。
 どうして精神科へのお仕事へ進んだかという質問に小林先生は、と
くに夜間の救命救急の約9割近くは心配性も含めて何らかの精神疾患
が見られると感じられたとのことでした。
 さらに鬱病や認知症など、誰でもかかる可能性のあるこれらの病気
に対応する精神科は、もっと身近になるべきだという強い信念を持っ
ておられました。
 「こころのエコ」の準備経緯をおはなしし、先生のお力添えが可能
かどうか検討していただくこととなりました。


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 ☆ ちょっと気になるオネスティ&ディスオネスティなできごと ☆
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こちらのコーナーは
「プレイバック あの事件」と隔週ごとに交互に掲載いたします。
今日はお休みです。

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     ☆   プレイバック あの事件     ☆
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日本経済新聞社インサイダー取引事件

【事件の経緯】
2006年2月、日本経済新聞社(以下日経という)の杉田社長(当時)は
記者会見し、同社広告局の社員が証券取引法違反(インサイダー取引)
の疑いで証券取引等監視委員会から任意の調査を受けていることを発
表した。問題の社員は2005年12月から翌年1月にかけて上場企業5社の
掲載前の法定公告の情報を入手し、1月31日までに計約9万4400株を計
約2億4000万円で購入し、公告掲載後に高値で売り抜け計約3000万円
の利益を不正に得ていた。この社員は広告管理システム専用端末を操
作して情報入手していたが、端末操作に必要なID及びパスワードは
同僚から教えられたと言うことだった。法定公告は株式会社が重要事
項を投資家に周知するもので商法で義務づけられている。同社は社内
規定で社員による株の短期売買等を原則禁止していたが事件はおきた。

 同社は社内調査委員会を設置して事実関係を調査すると共に、担当
常務の引責辞任、社長らの役員報酬カット等を発表した。
 同年7月証券取引等監視委員会は問題の社員を証券取引法違反(イン
サイダー取引)容疑で東京地検特捜部に告発し、これを受け特捜部は
同人を同容疑で逮捕、同年8月に起訴した。同年12月東京地裁は被告
に対し「法定公告を多く扱う新聞社を舞台に行われた犯罪であり、証
券取引市場に与えた影響は重い」として懲役2年6ヵ月、執行猶予4年、
罰金600万円、追徴金約1億1600万円の有罪判決を言い渡した。
 また、2007年2月には「同社幹部が事件を防止する措置を怠ったた
め会社のイメージが傷つけられた」として株主代表訴訟も提起された。

【現在の対応】
 日経は2006年7月に法定公告業務見直し・システム改善、社員のコ
ンプライアンス意識の向上、株取引の自粛、の3つの観点から再発
防止策を発表した。

【今後期待すること】
「幅広い経済情報の迅速で的確な提供や中正公平、責任ある言論を
通じて、自由で健全な市場経済と民主主義の発展に貢献する」「私た
ちは、社会や市場経済を左右する情報に日々接し、発信する立場にあ
ることを深く自覚し、法令の順守はもとより…良識と節度を持って行
動する」
 これは、日経の行動規範の基本理念から抜粋したものです。
マスコミにあらゆる情報が集まっている今日の状況で、株取引情報に
限らず、あらゆる側面において何よりも重視して欲しい理念がここに
あると感じます。
 ただ、これは生きた理念であるのでしょうか?
ホームページから2年前に発表された再発防止策の現在が読み取れる
わけではない、という事実に、中正公平に責任ある言論を目指す
ジャーナリズムであるならばこそ、真摯にその姿を見せて欲しいと
思いました。                          
                          (YY)

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   ☆    tha ’s(雑)学 法律用語     ☆
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おなじみご近所のトラブルも第19回目です。さっそくどんな内容か
見ていきましょう。

 Kさんは、7階建て中古マンションの一戸を10年前に購入して住
んでいます。今は子育ても終わり悠々自適な毎日のはずなのですが、
最近頭を悩ます問題が生じています。それは、このマンションの管理
規約の改正を巡ってマンション住人の間で大きな争いが起きているこ
とです。それというのも、最近ペットを飼う人がマンションの住人に
増え始め、今までペットを飼っていない人との間でトラブルが多くな
りました。もともと築20年の古いマンションのこと、共有スペース
やエレベータがペットに対応しているとは言えません。飼っていない
人や動物嫌いな人には確かに不快感が生じていることは事実でした。
 そんな中、Kさんが理事を務める先日のマンション管理組合の集会
で、動物の飼育を一律禁止にするという管理規約の改正を一部住民が
提案してきたのです。
 Kさんは穏便に解決できるよう話し合いの場を幾度も設けるなど努
めましたが、話し合いは平行線のまま。結局Kさんの努力むなしく決
議が行われることになり、Kさんは管理規約にのっとり、決議の準備
を進め投票に参加できない人は委任状を提出するよう呼びかけました。
 ふたを開けてみると、一部委任状によるものもありましたが、4分
の3以上の住民が動物飼育禁止の規約改正に賛成票を投じ、管理規約
は改正となりました。
 しかし今までペットを飼っていた人にとっては当然納得がいきませ
ん。Kさんの恐れたとおり、この人達は裁判所にこの規約改正の無効
を申し立てたというものです。

 裁判所の結論としては、これを無効とは言えないとして相手方の申
立を棄却しました。その理由として、この規定をおいた趣旨は区分所
有者の共同の利益を確保することであり、このマンションは動物の飼
育を配慮した設計構造になっていないこと。またマンションという集
合住宅においては『入居者が同一の建物の中で共用部分を共同利用し、
専用部分も相互に壁一枚、床一枚を隔てるのみで』、『極めて密着し
た生活を余儀なくされるものであり、戸建ての相隣関係に比してその
生活形態が相互に及ぼす影響が極めて重大であ』ることから、住民に
ある程度の制約を強いられてもやむを得ないとしています。
 なお、区分所有法第31条1項では、「この規約の変更が一部の区
分所有者の権利に特別な影響を及ぼすときは、その承諾を得なければ
ならない。」と規定されているのですが、裁判所は盲導犬のように日
常生活・生存によって不可欠な意味がある場合であればともかく、
ペットの飼育は生活を豊かにするという意味はあっても特別な影響を
及ぼすものとはいえないとして、承諾の必要性もないとしています。

 ペットを飼っている人にとってはちょっとつれない判決に見えるで
しょうか。また最近では、マンションが売れないと逆にペット飼育を
可にして、住民を呼び寄せているところもあります。
 この判例は平成6年に出された高裁の判決ですので、若干時代遅れ
のようにも感じるかもしれません。ただたとえペットブームとはいえ、
やはり他人に不快感を招くなど影響を及ぼす恐れがあることは事実。
動物を飼う方には他人への配慮を再度ここでお願いしたいものです。


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        ☆    お知らせ     ☆
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ていぱーくサマーフェスティバルのお知らせ!

 8月16日から8月31日まで東京都千代田区の逓信総合博物館に
おいて「ていぱーくサマーフェスティバル」が開催されます。

提携NPO現代用語検定協会が、メインブースを担当し、「ことば遊
びで自己表現力UP!」と題する夏休みの宿題解決コーナーを実施。
ことばを使って、表現したり俳句を作ったり、楽しみながらしかもそ
のまま夏休みの自由研究として学校に提出できてしまうという優れも
のです。詳細は下記及びていぱーくのホームページをご覧下さい。
 なお、現代用語検定協会より無料招待券もいただいております。
ご入り用の方は事務局へ御連絡下さい。なお、数に限りがありますの
でお早めに。

 場所:ていぱーく(逓信総合博物館) 03−3244−6811
   http://www.teipark.jp/event/event.html#6
 開催日程:8月16日〜8月31日(月曜日は休館)
  *なお、ことば遊びのコーナーは、8月19日〜29日まで
   東海林先生の講座は一日3回に分けて行います。
 

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 〜プレ授業の開催〜

 上記のイベントに先立って、東海林先生を事務局会議室に招いて、
プレ授業を行います。
 これはイベントのお手伝いをしていただくにあたって、どのよう
内容かを把握していただくためのものですが、子どもの教育に興味の
ある方などにも受講可能です。
 子ども達に人気の高い東海林ふみ先生の授業を、この機会にご覧に
なってみませんか。

 プレ授業は明日8月1日(金)午後1時〜3時、事務局会議室で行
います。こちらのプレ授業は無料です。

 こちらへのご参加については、事務局へお問い合わせ下さい。

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今回の内容はいかがでしたか?

 今回お会いした小林マーク先生とのお話しの中で、驚くべき数字を
聞きました。それは精神科の指定医は全国で約1万5千人、しかし信
頼できる医者はそのうちの3割だというのです。この理由は、200
1年に新薬が開発され、この新薬を適正に使用できる医者がまだ少な
いということでした。
 さらに現時点では、年間300人しか精神科の指定医が養成されな
いとのことでした。厚生労働省の調査によると、1999年には44
万人、2002年には71万人、2005年には92.4万人と6年
間で2倍以上に増加しているのということですが、それに対する医者
の数がとても少ないことを感じずにはおれません。これでは、都内の
心療内科がどこも予約でいっぱいだという話もうなずけるものです。

 2001年以降、精神医療と投薬医療で医学界では、ほぼ100%
うつ病は直ると言われています。しかし早く措置をしなければそれま
でに要した時間だけ長く治療期間がかかるそうです。
 信頼できるお医者さんにいかに早くたどり着くか、上記の数字をみ
ればこれは容易なことではありません。日本の現在の医者不足は産科、
小児科だけでなく、精神科でも同様に危機的な状況だということを実
感した日となりました。

 さて、次回は夏休みのため一回お休みです。
 次の配信は8月28日(木)です。どうぞお楽しみに。

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