2008/06/05
今日も素敵にオネスティ VOL.64
このメールはNPOベターライフ・スタイルに関連のある方々へお 送りしています。ご不要の方の配信停止は末尾よりお手続き下さい。 「100人いれば100通りのベターライフ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■☆★☆ 今日も素敵にオネスティ VOL.64 ☆★☆■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは、NPO法人ベターライフ・スタイル事務局の岡田です。 今日は環境の日。このところ環境問題の特集番組がたくさん放映さ れていて、私も先日の日曜日に放送されたNHKスペシャル「低炭素 社会に踏み出せるか〜問われる日本の進路〜」を見ました。洞爺湖サ ミットで温暖化防止にリーダーシップを発揮しようとしている福田内 閣ですが、リーダーシップを発揮したい国にしては実のところお粗末 な有様のようです。 ヨーロッパ諸国が排出量の削減を実現しつつある中、当の日本はマ イナスどころか京都議定書で1990年時点から現在6%増加し、合 計で12%減らさなければならない状況にあるとか。これをあと4年 で減らすことを諦めたのか、政府は7600億円かけて他国から排出 権を買いあさろうとしています。 あと4年ある、そして7600億円投じられるのなら、後ろ向きに その場しのぎの使い方をせず、日本が低炭素社会へ移行するための前 向きな投資になぜ使えないのしょう。産業界からの反対があるならば、 そのお金を産業界も一緒に低炭素社会へ移行できるような思い切った 対策へ投ずることもできるでしょうに・・。 私は、これはお金の問題でも時間の問題でもなく、単に真剣味がな いのではないかと感じました。なぜに真剣味が無いのかと言えば、結 局、この国が真にそうしなければならないという危機感や切迫感が薄 いからではないか、と。 確かに、世界の中で見れば恵まれすぎています。梅雨や台風で、水 の心配がないので干ばつの危機はありません。食料危機と言っても暴 動が起きるほどでもなく、毎年海面が上がり、近い将来自分の家や島 が沈んでしまうツバルの島民の切迫感もありません。 しかしたくさんの特集番組から、いずれ自分たちの国や地球がどう なるのか、といった切迫感をイメージすることはそんなに難しいこと ではないはずです。 事が起こってから行動することは誰でもできます。しかし、それを 未然に防止するにはそれなりの危機感に対する感度の良さが必要です。 それは、もし事が起こった場合にどうなるかと言った創造力、イメー ジから生まれると思います。 確かに周りを見渡せば、もしその創造力やイメージがあったなら回 避できた事故や事件があまりに多いと思うのは私だけでしょうか。 かのアインシュタインも、ナレッジ(知識)よりイマジネーション (創造力)が重要、と説いたそうです。 五感を研ぎ澄ましてイメージしてみませんか。予見さえできれば危 機感を共有できますし、進むべき海路とそのための知恵も、私たちは 自ずと見いだせるのではないかと強く思うのです。 それでは、オネスティなひとときをどうぞ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ ベターライフ・スタイル活動報告 ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 5月22日 横浜都筑区プロジェクトについて打ち合わせ 5月22日午前10時30分より、オネスティ企業(株)トゥービ ライフ・インスティチュートの伊藤さんを始め総勢6名で横浜都筑区 を中心に行うイベント等の打ち合わせが行われました。 このプロジェクトは、まだ企画段階ですが、子ども達を巻き込んだ 自然体験型イベントや、エコハウス等の提供など、さまざまな要素を 含むもので、横浜市を中心に消費者団体やNPO、タウン誌などを巻 き込めるかなり大きなプロジェクトとなる模様。 今回は最初のブレーンストーミングのようなもので、全体構想につ いての話や意見交換が主な内容でした。 今後具体的なプロジェクトの企画をまとめていただくことになって います。 ◆ 5月23日NPO都市農村交流推進センター定例総会出席 正会員になっている都市農村交流推進センターの定例総会に出席し ました。平成19年度の事業報告や平成20年度の事業計画、それに プロジェクトについての報告などが行われました。 事業経験者であるとか、相当な役職の方々参列しているだけに、会 社等と比較すると何とももどかしい動き方であるように感じられた人 もいたようです。 とくにこの都市農村交流推進センターのプロジェクトは2地域居住 を進める団体ですので、このためには各地方のお役所が作る活性化計 画がポイントになるのですが、まだこの活性化計画が一つもないこと が一つのネックになっているようでした。 またNPOが資金難であるのはどこも同じで、収益を高めるための 合理的な方法について議論になりますが、会社経営と違うため、行政 待ちであったり、非常に限られた資金をもとに、どう運営するかと いった点の知恵はお歴々といえども良い知恵が出てきていません。 今回の総会では、私たちNPOがすでに議論してきたことが再度展 開されているようでいずこも同じだとつくづく感じました。 しかしこのNPOは平成19年度発足でまだ初年度であるにもかか わらず黒字化されていて、それについては私たちとしては赤字体質か ら抜け出せていない分、負けずに頑張らねばと気を締めて帰ってきま した。 ◆ 5月30日現代用語検定協会テレパークイベント打ち合わせ 5月30日午後3時30分より約3時間にわたり、NPO現代用語 検定協会の逓信総合博物館テレパークでのイベントの打ち合わせを行 いました。メンバーは現代用語検定協会の浅沼事務局長と、先日ご紹 介した朝日小学生新聞受験作文コーナー担当の東海林ふみ先生です。 このイベントは8月16日から8月31日と約2週間にわたる長期 のもの。そのため、趣向を凝らして何をどのように行うか、楽しみな がら学べてさらに夏休みの宿題対策にもなるものについて、いろいろ なアイディアが飛び交い有意義な時間となりました。 イベントが最終的に決まりましたらこのメルマガでいち早くお知ら せしたいと思います。どうぞ皆さん、お子さんやお孫さんを連れてぜ ひ遊びにいらしてください。 ◆ 6月2日法人会案内の発信 6月6日午前10時30分から開催予定の法人会のご案内を法人会 員のみなさんにメールで通知いたしました。 当初の日程では6月6日午後1時30分ということになっておりま したが、午前中に変更されておりますのでご注意下さい。 なお、前回から1ヶ月程度しか経過しておりませんが、このたび事 務局で企画している中小企業経営者向けセミナーの内容や実施要項に つき詰めの作業を行うため、再度この日程でご参集いただくこととな りました。 法人会の皆さんにできるだけ実り多いセミナーとなるよう、ご要望 や実施時期などのご意見をお願いしたいと思っております。 お時間の許されるオネスティ企業の皆様にはどうぞご出席いただき ますようよろしくお願いいたします。 ◆ 6月3日ホームページ更新の打ち合わせ 6月3日午後4時から、個人会員でケイズプランニングのシステム マネージャーである高橋さんと、現在のホームページの内容及び構成 について打ち合わせを行いました。 ホームページのデータが一部古くなっていること、ドメインを集約 すること、またさらに分かり易いホームページにするため今後何回か にわけて作業を行っていくことになります。 これから一ヶ月程度かけて各頁の整備のため打ち合わせを重ねるこ とになりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ ちょっと気になるオネスティ&ディスオネスティなできごと ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こちらのコーナーは「プレイバック あの事件」と隔週ごとに交互に 掲載いたします。今日はお休みです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ プレイバック あの事件 ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 六本木ヒルズ 回転ドアによる6才児死亡事故 【事件の経緯】 2004年3月26日、森ビル株式会社(以下森ビル)が開発を行った六本 木ヒルズ森タワー2階正面入口で、6才の男児が大型自動回転ドアに頭 を挟まれ、頭蓋内損傷により死亡した。 この回転ドアは三和シヤッター工業株式会社(以下三和シヤッター) の子会社三和タジマ株式会社(以下三和タジマ)が製造元であり、セン サーが地上80センチ以上しか感知せず子どもが事故に遭いやすいもの だった。しかもセンサー作動後もすぐに止まらない構造で、安全装置も なかった。 にもかかわらず、森ビルは誤作動防止を理由に設定変更し、センサー で感知できない死角は当初より拡大していた。また森ビルは回転速度の 変更もメーカー側に依頼、メーカーは社内基準違反を承知でこれに応え ていた。その結果、森タワーでは死亡事故と同じ機種のドアで2003年に 3件の人身事故が発生。森ビルでは安全対策を講じるため森稔社長の了解 をとることが検討されたが、報告すらされないまま2003年12月に2件の 事故が発生。現場担当者がドア付近にポールを設置しただけで具体的な 安全対策を進めず、3ヵ月後に死亡事故が起きた。 2005年3月東京地検は三和タジマの回転扉担当取締役と、森ビルの元常 務取締役兼設計本部長及び元管理運営室部長の3人を業務上過失致死罪 で在宅起訴し、同年9月東京地裁は三和タジマの取締役に禁固1年2月 (執行猶予3年)、森ビルの元常務取締役及び元管理運営室部長に禁固 10月(執行猶予3年)の判決を言い渡し、それぞれ確定した。 【現在の対応】 三和タジマのホームページでは事故に触れておらず、三和シヤッター は会社の沿革の中で事故に触れているのみです。事故現場である六本木 ヒルズのページには一切記載がありません。森ビルのページからは「企 業情報」中の「安全への取り組み」から様々な活動が読み取れます。事 故後設置された安全対策本部を安全会議へ移行させ、その活動を2008年 度も続けること、社員教育としてメーカーに保存されている事故機の視 察を行っていることなどです。 【今後期待すること】 この事故に関係した法人の対応にはばらつきがあります。 森ビル森稔社長は2005年の年頭所感の中で事故に触れています。これが 事故に関する社長の言葉の最新のものですが、その思いをいつまでも持 ち続けてほしいと願います。 最後に、この事故のプレートが現地に設置されていると知り、六本木 ヒルズに電話で問い合わせたところ、受付の方がすぐに対応、説明して 下さいました。現場での適切な対応を期待させるものであり、これを希 望の光としたいものだと思いました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ tha ’s(雑)学 法律用語 ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ご近所トラブル第15回です。今日はなんでしょう。 Tさんは、定年後、家を売り払って、地方のある村に越してきました。 そこは自然豊かな山村で、Tさんが購入したところは村の中でも40 戸ほどの集落のある場所でした。そこでは、毎年夏のお盆の時期に、 村の活性化のひとつとして「魚つかみ取り大会」なるものが催されて いて、新参者のTさんも実行委員になりました。 ところが、この「魚つかみ取り大会」、暴れ者で定評のHさんの提 案によるもので、Hさんは自ら実行委員長になって、采配をふるって いるものでした。最初様子が分からなかったTさんですが、実行委員 をするうちに、このつかみ取り大会を集落の人たちがとても迷惑して いる様子が分かってきました。集落の人たちは準備のため何度もかり 出され、さらにお盆の準備に忙しく、またHさんとその仲間は会計を ごまかし二重帳簿を付けていたのです。しかし集落の人たちはHさん の暴力やいやがらせが怖くて言いなりになっていました。 そんなことに関わるつもりのない潔癖性のTさんは、Hさんに 「この会はやってられないからやめさせてほしい」と言いました。 するとHさんは激怒して「村八分にしてやる」というのです。 Hさんとその仲間は、その後Tさんが会ではなく集落をやめたいと 言っていると吹聴し、村役場からの回覧板もTさんには渡さず、ゴミ 収集箱の使用も禁止しTさんが使えないように鍵をかけ、集落センタ ーやその駐車場も使用禁止、さらには集落の人たちとキノコや山菜を 採りに行っていた集落の山にも入ることができなくなりました。 せっかく都会を離れて自然豊かなところで心身穏やかに生活してい たいと思っていたTさんにとっては心身ともに耐えられない状態と なってしまいました。 TさんはHさんに対し、これをやめさせることはできるのでしょうか。 この事件、実は昨年の2月にある地方裁判所で判決のあった事件を もとに紹介しています。訴訟では事件名が通常つけられますが、この 事件にも「村八分禁止等・・・事件」として「村八分」が事件名の一 部になっているのが印象的です。 裁判所は、「村八分」という言葉自体について定義や違法性などに は触れていませんが、Tさんの人格権としての権利や利益の侵害を防 止するためにHたちのゴミ収集箱使用禁止等の行為について差し止め を認容し、またHたちの行為について違法性のあることを認め、Tさ んに対する精神的苦痛に対する慰謝料として20万円の支払を命じて います。 「村八分」を辞書で引くと、『a江戸時代以来、村落で行われた制裁 の一つ。規約違反などにより村の秩序を乱した者やその家族に対して、 村民全部が申し合わせて絶交するもの。俗に葬式と火災の二つの場合 を例外とするからという。b仲間はずれにすること。』(三省堂大辞 林より引用)とあります。 今回のケースは村全体でというわけではありませんが、仲間はずれ にするという点では同じこと。子どもたちのいじめ問題のいわゆる 「シカト」と同じで、これはいずれの世界にも共通する問題なのです ね。 ところで、わたしたちの日本国憲法13条には『すべて国民は、個 人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利に ついては、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最 大の尊重を必要とする。』とあります。いじめをする側もされる側も 同じ人です。自分と同じように他の人も尊重されるべき存在です。 わたしたちの憲法が示すこの姿勢を、ぜひ忘れないで欲しいものです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ お知らせ ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメルマガを購読していただいている皆さんから、メルマガに関 するお便りを募集いたします。 内容はメルマガを読んでいて感じたことや、各コラムや記事に関す る感想やご意見などなんでも結構です。 またメルマガで取り上げて欲しい特集内容、さらには話題などのご 要望もありましたらあわせてお寄せ下さい。 お便りはメール又はファックス、もちろんお手紙でも大丈夫。 メールは info@betterlife-style.org へお願いします。 ファックスは、専用ダイヤル03−5304−7226へ。 また、お手紙については以下のご住所へお願いします。 〒151−0053 東京都渋谷区代々木2−23−1−860 NPOベターライフ・スタイル事務局 宛て 皆さんからのお便り、お待ちしています。 *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* 今回の内容はいかがでしたか? 2年余り前、子ども達と共に開催した「第一回子どもオネスティ フォーラム」の中の出来事。 子ども達は地球の温暖化にそれぞれ相当の危機感を抱いているよう で、みんな何らかの形で一生懸命できることを実行していました。 中には大雪が降るほど寒いその冬に、家族みんなで我慢してまだ暖 房を付けていないと明かし、「つらくない?」との問いに、「寒いけ ど、でも温暖化を防止するためにはがんばれる」と誇らしげに答えて いました。一方の大人コメンテーターはといえば、温暖化防止のため に何かしている人はいませんでした。 私たち大人は行動力が足りないと、そのとき素直に反省した私は、 今、エコバックを持って風呂水や古着の再利用など、少しずつできる ことを始めています。 しかし、行動力は子ども達だけの特権ではないようですね。最近出 版された文藝春秋季刊夏号を読むと、老年になってもなお血気盛んに 行動している人がなんと多いことか改めて気付かされています。 例えば、中田正一さん。この方は77歳でNGO「風の学校」を立 ち上げ、千葉県伝統の上総堀り(かずさぼり)をヒントに、現地にあ る材料で簡単に掘れる手堀り井戸の技術開発を普及させた方です。 彼はフィリピンミンダナオ島でのプロジェクトの最中に84歳で他界 されますが、風の学校の弟子達はその後東南アジア、アフリカ、メキ シコと各国で実績を上げているそうです。 また3千万本の植樹をしている横浜国立大学の宮脇教授は、『私も まだたったの80歳ですから(笑)、あと30年は頑張って、木を植 えていくつもりでいます。』と結んでいます。 年齢ではないですね。これからの人生においては、今の自分が一番 若いのですから・・・。みなさんもぜひ、今自分にできることを、何 か実行してみてはいかがでしょうか。 それでは次回は6月19日配信予定です。どうぞお楽しみに。 +*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+ ================================ ■このメールマガジンが今後ご不要な方は下記URLにアクセスし、 「eメールアドレスを入力して、」配信停止の手続きをお願い致します。 ⇒ http://magazine.betterlife-style.org/remove.asp?email=#Email#&List=#ListID# ================================================================ ********************************************************* NPO法人 ベターライ 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