2008/05/08
今日も素敵にオネスティ VOL.62
このメールはNPOベターライフ・スタイルに関連のある方々へお 送りしています。ご不要の方の配信停止は末尾よりお手続き下さい。 「100人いれば100通りのベターライフ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■☆★☆ 今日も素敵にオネスティ VOL.62 ☆★☆■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは、NPO法人ベターライフ・スタイル事務局の岡田です。 先日、ノーベル賞ものの大発見と言われる万能細胞の特集記事が掲 載された科学雑誌を買いました。医者でもないど素人の私には、どう して万能細胞がそんなにすごいのかを理解するため写真やイラストが ふんだんに使用された特集記事はとても参考になったのですが、私が なにより興味を引かれたのはその前段部分です。 人の細胞は全種類の細胞になれる全能細胞ではなく、皮膚の細胞は 皮膚の細胞にしかなれません。また人間はイモリのように脚が切断さ れても、またそこから脚が生えてくることはありませんから、限界も あります。 しかしそんな人でもそう、最初の「受精卵」は全能細胞だったので す。考えてみれば最初はみんな「受精卵」なのだから当たり前かとも 思いますが、この受精卵は分裂を重ねるうちどんどん全能性を失って いくようで、変わりに専門化していくのだそうな。 これを生物学的には「分化」と呼ぶのだそうですが、イギリスの科 学者はこの様子を「谷を転がり落ちるように専門化していく」と表現 しています。この話を読んでいて、ふと思い出しました。確か人間の 脳は3歳くらいから一気に必要な部分のみを残しどんどん退化させて 生活に必要な能力開花に特化させていくという話。 人間には、高い能力確保のために、必要のないと思われる部分を切 り捨てる宿命を、たった数回の受精卵の細胞分裂から背負わされてき たんですね。 年と共に能力が衰えやがて必ず訪れる死に向かって、それでも精一 杯生きる人間は、分化しつくした受精卵の子孫達と一生懸命に転がり 落ちないようにあらがっているようで、何とも言えない感傷と感動を 同時に味わった気になりました。 雑誌では、転がり落ちる状況を(本の)「もう読まないページを固 くのりづけしてしまう」ようなものだと書いています。 しかし、これからも好奇心を持ち続けて生きていきたいと思う私に は、これ以上「のりづけなんてしてしまいたくない!」という感情が こみ上げます。これこそがもしかして「あらがい」なのかな・・、と 勝手な解釈をしておりますが、「退化」に対するあらがいがなければ 老いていくだけですもの、身体と心が「のり付け」されないよう、 「退化」にあらがって進んでいきたいと思うこの頃です。 みなさんは、いかがですか? それでは、オネスティなひとときをどうぞ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ ベターライフ・スタイル活動報告 ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 5月1日オネスティ企業トゥビーライフインスティテュートさん と打ち合わせ 5月1日午後1時よりオネスティ企業である(株)トゥビーライフ インスティテュートの伊藤社長と飯田橋で打ち合わせを行いました。 伊藤さんは、先日この活動報告で紹介したエクセルギーハウスをはじ めエコ関連のプロジェクトにいろいろ関わっておられ、イベントを企 画しているようです。 NPOとして今後どのように協力できるか検討しつつも、この企画 の進捗を大いに見守っていきたいと思っています。 ◆ 5月7日提携NPO現代用語検定協会事務局長来訪 NPO現代用語検定協会の浅沼事務局長が昨日事務局を来訪。主催 する現代用語検定に関して打ち合わせを行いました。席上で、昨年か らオープンした携帯サイト「ケータイDE現代用語検定」の登録者数 が5000人を突破したとのこと。ますます話題になっているようで す。この携帯サイトは、下記のURLから一度チャレンジしてみてく ださいね。 GO! アクセス → http://genken.mobi/ ◆ 5月7日平成20年度通常総会招集通知発送 5月15日に開催予定の今期通常総会招集通知を正会員の皆さんに 発送しております。出欠及び委任状の送付につきましては、5月12 日までに事務局へFAXにて御連絡下さい。 ご出席予定の方は、5月15日午後4時に事務局会議室へお集まり ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ お知らせ ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 提携NPO現代用語検定協会の現検サイトオープン 上記でご紹介した提携NPO現代用語検定協会が主催する現代用語 検定の新しいサイトが5月1日にオープンしました。 現在6月8日に実施される検定試験の申込み受付が始まっています。 ご興味のある方はぜひ下記もご覧下さい。 GO! アクセス → http://genken.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ ちょっと気になるオネスティ&ディスオネスティなできごと ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こちらのコーナーは「プレイバック あの事件」と隔週ごとに交互に 掲載いたします。今日はお休みです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ プレイバック あの事件 ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (株)東横イン 不法改造問題 【事件の経緯】 2006年1月27日、株式会社東横イン(以下「東横イン」)の東横イン横 浜日本大通り駅日銀前が、建築確認申請の確認検査が終わった後に改 造され、これが、「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建 築物の建築の促進に関する法律」(以下、ハートビル法)及び横浜市 条例違反であると報道された。 同日、他の建物においても同様の改修工事が発覚し、これらを受け て行われた記者会見での西田社長(当時)の発言が問題となり、これ に日本身体障害者団体連合会が抗議。2月2日に西田社長本人が謝罪し た。2月6日には、違法ホテルが60件、改造ホテルが77件であることが 確認され、2月16日に東京法務局はこの件を人権侵犯と認め、施設の 速やかな改善と、社員への関係法令の周知徹底の勧告を行った。 一連の不正改造は、使う頻度の少ない施設などを、会議室などに 「お客様からの要望に応えて」行ったとしている。「お客様優先」 「利用者優先」を根拠に、「利益優先」の考え方をもって改造の企画 はたてられたようだが、これに際して、法令チェックはほとんどなさ れていなかった。また、設計者からは法規についての意見を強く言え ない状況であった。 不正改造発覚後、是正工事が始まり、同年6月23日に完了した。 また、5月31日には組織のガバナンス強化のため委員会設置会社に組 織変更がなされ、西田社長は業務執行権の無い取締役会会長に退いた。 社内組織としては、ユニバーサルデザイン対応化委員会が設置され、 法令遵守委員会も組織された。また、内部監査室が新設され、不正に 対する内部通報制度も作られた。 【現在の対応】 ホームページのニュースリリースの項目には、ユニバーサルデザイ ン対応化委員会の最終答申書提出の記事があり、これを読むことも可 能です。同委員会は2007年11月7日にその最終答申書をまとめ、それ によるとこの活動はユニバーサルデザイン対応委員会及び法令遵守委 員会に引き継がれるということです。 【今後期待すること】 ユニバーサルデザイン対応化委員会の最終答申書を読むと、この事 件に対する東横インの様々な対応がわかります。 ただし、ホームページからこれらの事実を読み取るのは難しく、今現 在における活動状況・取り組みについても不明確です。 いみじくも上記最終答申書に「休まず、継続的に改善していくこと が肝要である」との記載があります。この言葉通り、事件を風化させ ず「休まず、継続的に改善し」続けていただくよう願うばかりです。 (YY) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ tha ’s(雑)学 法律用語 ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ご近所トラブル第13段、さて今日はいったい何でしょうか。 Aさんの家の裏手にある公園に最近ゴミの不法投棄が目立つように なりました。最初は、スナック菓子の袋やペットボトルでしたが、そ のうちゴミの種類が目立って多くなり、また大きな物まで捨てられる ようになってきました。その中には、中古のテレビやラジカセ、タイ ヤなどもあります。最近では放置されたゴミの山から異臭もするよう になりました。 当初は、ちょっと気になったときにゴミ拾いをする程度はしていた Aさんですが、さすがにこんなにゴミが捨てられるようになると、個 人の力ではなんともできません。この公園は市が管理するもので、た まに市の職員が掃除をして最近「ゴミ捨て禁止」の立て看板も立てら れましたが、一向に減らずにいます。 先日、たまたま夜遅くに通りかかったところ、不法投棄をしている 人を見かけました。腹が立って何か言ってやりたくなりましたが、一 体このような人たちを規制する法律はないんでしょうか。 ゴミの不法投棄は本当に迷惑ですね。困ったことにひとたび放置さ れるとどんどん悪質になっていくようです。ゴミに関する法律は、廃 棄物処理法(正式には廃棄物の処理及び清掃に関する法律と言います) に定められています。 廃棄物処理法というと、産業廃棄物についてや俗に言う産廃業者の 規制に関する法律と受け取られているかもしれませんが、一般の家庭 から出るゴミについても「一般廃棄物」としてこの法律の適用があり ます。 さて、Aさんのご質問ですが、このような不法投棄の人たちに対し て、この廃棄物処理法では罰則が設けられていて、『何人もみだりに 破棄物を捨ててはならない』という規定に違反して廃棄物を捨てた者 は、5年以下の懲役若しくは1千万円以下の罰金に処し、又は併科と する(両方を科せられる)となっています。かなり重い罰則ですね。 ちなみにこの公園は市が管理しているとのことですが、この廃棄物 処理法にはこれら管理者に対して清潔の保持に努めるよう規定されて おり、また計画を策定して大掃除を実施することも定められています。 自分の住む街を綺麗に保つよう、積極的に市に働きかけて、大掃除 計画の見直しや対策などを練ってもらうと良いかもしれませんね。 *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* 今回の内容はいかがでしたか? あまり堅い話ばかりで辟易という方のために最後は絵画の話を一つ。 昨日ニューヨークのオークションでモネのある作品が競売にかけられ ました。それは「アルジャントゥイユの鉄橋」で落札価格はなんと日 本円にして43億5千万円とのこと。 この作品はとても有名なのでご存知の方も多いと思いますが、この 絵に描かれている二人の男性は、当時仲の良かったルノワールとモネ 自身だといわれています。 この作品、実は、モネとルノワールが一緒にキャンパスを並べて同 じ構図で描いたものなのです。ですからルノワール作の「アルジャン トゥイユの鉄橋」があるのです。比べてご覧になると一目瞭然ですが、 同じアルジャントゥイユの鉄橋とそこに流れる同じ川も、モネとルノ ワールでは描き方がかなり違って見えることが分かります。 同じ時間に同じ場所にいる二人でも、そのとき受けた印象やそれぞ れの感性が千差万別である良い例ですね。 表現をすることのすばらしさは、共感だけでなく、他人との感性の 違いを認識し尊重しあえることなのではないでしょうか。 その一つである芸術はその時間を提供して体験させてくれるのだと 感じます。そんな豊かさを享受できる人間なのですから、表現し合う ことの意義をもっと大切にしたいと思いました。 では次回のメルマガは5月22日配信予定です。どうぞお楽しみに。 +*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+ ================================ ■このメールマガジンが今後ご不要な方は下記URLにアクセスし、 「eメールアドレスを入力して、」配信停止の手続きをお願い致します。 ⇒ http://magazine.betterlife-style.org/remove.asp?email=#Email#&List=#ListID# ================================================================ ********************************************************* NPO法人 ベターライ フ・スタイル事務局(岡田・吉安) 渋谷区代々木2-23-1ニューステートメナー860 tel&fax 03-5371-0262 mail: info@betterlife-style.org http://www.betterlife-style.org/ (NPOメインHP) http://www.honestymark.com/ (オネスティ広場・・最近オススメ!) *********************************************************



