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株式会社レスポンスアビリティが発行するCSR情報のメルマガです。CSRは本来、持続可能性(サステナビリティ)への企業の貢献を問うものです。社会の持続可能性への企業の貢献と企業自身の持続可能性に役立つ情報を厳選してお送りします。

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2009/09/04

サステナブルCSRレター 2009/09/04(No.064)

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 サステナブルCSRレター          2009/09/04 (No.064)
                 <ほぼ新月とほぼ満月に発行>
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《巻頭言》「企業と生物多様性(5) グリーンウォッシュにならないため
に」

こんにちは、レスポンスアビリティ(RAI)の足立直樹です。満月を明日に
控えて、旬のCSR情報をお届けします。

 前回のメールマガジンを発行した8月20日に、「生物多様性民間参画ガ
イドライン」が環境省からようやく発表になりました。来年のCBD/COP10
に向け、生物多様性の保全に取り組もうという企業の数もますます増え
てくるのではないかと思います。

 「これまで積み重ねてきたわが社の環境活動をアピールするチャンス」
と思われたり、「COP10にあわせて何か新しい活動をしてアピールしよ
う」と考えていらっしゃる企業の方もいらっしゃるかもしれません。

 後者からは若干泥縄の香りが漂ってきますが、それでもぜひどんどん
進めていただきたいと思います。活動を広げ、そのことをアピールする
ことは、それぞれの企業にとってだけでなく、日本全体にとっても意味
のあることだからです。

 ただし、ここで気を付けていただきたいのは、これから日本企業が行
う対外的コミュニケーションは、海外のNGOや専門家などの眼に触れます
し、場合によってはかなり注目を浴びるかもしれないということです。
そして、たとえ善かれと思って行っていることや、日本国内では比較的
高く評価されている活動であっても、海外の厳しいステークホルダーの
眼には、同じようには映らない可能性があります。

 例えば、これまで多くの日本企業が植林や里山の保全などに取り組ん
できました。きちんとした配慮のもとで進められていれば、生物多様性
の保全にも貢献する活動と言えるかもしれません。ところが、これらの
活動は海外のNGOからは「グリーンウォッシュ」、すなわち「見せかけの
環境活動」だと非難されてしまう可能性があります。

 なぜなら、本業が生物多様性に影響を与えているのに、そのことにつ
いてきちんとした対応をせず社会貢献的な活動だけしているとしたら...
たとえそこに悪気はなく、まずは出来ることから取り組んでいるだけだ
としても、人によってはそれを「本業の影響について何もやっていない
ことをカモフラージュするために、植林などの社会貢献をしているので
はないか」と捉えるかもしれないからです。

 植林や里山の保全、ビーチ・クリーンアップなどをしている企業の
方々は、もちろんそんなよこしまな考えからではなく、純粋に「出来る
ことから」と思っているだけなのだと思います。それなのに、そうした
活動が評価されないばかりか、グリーンウォッシュだなどと思われたら、
とても残念なことです。

 今回発表になった企業向けガイドラインでは、生物多様性の保全を進
めるための「取組の方向」として、まず「事業活動と生物多様性との関
わり(恵みと影響)を把握するよう努める」ことを、そして次に「生物
多様性に配慮した事業活動を行うこと等により、生物多様性に及ぼす影
響の低減を図り、持続可能な利用に努める」ことを挙げています。

 つまりは、本業が生物多様性に与えている影響を正確に把握し、それ
を低減するようにすることこそが、まず最初にすべきことなのです。

 社会貢献活動も、きちんとした配慮がなされているのであれば、けっ
して悪いことではありません。社員や地域の住民の皆さんに対する啓発
活動としての意味もあります。しかし、それを行うにしても、その前に
まず本業の影響を管理することこそが、いま求められていることであり、
グリーンウォッシュというあらぬ疑いを招かないための防衛策でもある
のです。

 こうしたことに十分に注意しながら、ぜひ保全活動をより広げ、また
それをしっかりアピールしていっていただきたいと思います。  

             サステナビリティ・プランナー 足立直樹

※《CSR TOPICS》でもブログの関連記事を紹介しています。

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□□□ 今号の目次 □□□

《巻頭言》「企業と生物多様性(5) グリーンウォッシュにならないため
に」

《CSR TOPICS》

《RAIからのお知らせ》

《注目のセミナー》
▼「ESDの10年・地球市民会議2009」

《季節の暦・月の暦》

《読者のこえ》

《編集後記》

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○《CSR TOPICS》―――――――――――――――――――――――●
足立直樹のブログ「サステナ・ラボ」からオススメ記事をご紹介します

▼白熱灯、蛍光灯そしてLEDへ
この9月から、EUはいよいよ白熱電球の販売規制を始めました。最初は10
0Wの電球から始まり、2012年にはすべての白熱電球の販売を禁止すると
のことです。

※続きはこちらから... ↓
http://suslab.seesaa.net/article/127088211.html

▼タバコをカカオへ
これまでもサスラボでは、チョコレートや綿花、そして金やダイヤモン
ドに関して児童労働の問題があることを報告してきました。そして今回
ご報告しなければならないのは、タバコです。

※続きはこちらから... ↓
http://suslab.seesaa.net/article/127011454.html

▼ミツバチの目で見る
新オフィスへの引越、とりあえず搬入は無事終了しました。あとは明日、
本と書類の整理をすれば月曜日からフレッシュな気持ちでスタートで
す! で、今日の本題はまた別の話です。このところすっかりミツバチ
ファンになっているのですが(笑)、今週また機会があって、銀パチ
(銀座のミツバチ)を見に行きました。今度は巣箱だけでなく、ミツバ
チたちが採蜜している近くの屋上庭園にもお邪魔しました。

※続きはこちらから... ↓
http://suslab.seesaa.net/article/126783688.html

○《RAIからのお知らせ》   ――――――――――――――――――●
弊社は、8月31日(月)にオフィスを下記に移転いたしました。
どうぞお間違いのないようにお気を付け下さい。

▼新住所
〒141-0021 東京都品川区上大崎1-1-4 ミルーム白金台402
電話・FAX番号は変更ありません。

○《注目のセミナー》―――――――――――――――――――――●
サステナビリティやCSRに関する注目のセミナーなどをご紹介します。

▼「ESDの10年・地球市民会議2009」
   
「ESDの10年・世界の祭典」の日本開催を促進するために、産学・市民主
導で、日本と世界のESD活動を担うリーダーによる「対話」と「交流」の
場づくりを実現します。

◆日時:2009年10月1日(木)~10月2日(金)
第1日目(記念講話)、 第2日目(主催者ワークショップ)
◆場所:国連大学(東京・渋谷) ウ・タント国際会議場
◆参加費:4,000円(2日間)、交流パーティ参加料 4,000円
◆定員:300名
◆主催「ESDの10年・世界の祭典」推進フォーラム
◆開催内容:
記念講話:吉川弘之(元東大学長、産業技術総合研究所理事長)
主催者ワークショップ:枝廣淳子(ジャパン・フォー・サステナビリテ
ィー共同代表)、川嶋直(立教大学特任教授)、中野民夫(博報堂)、
廣野良吉(成蹊大学名誉教授)

プログラムおよび参加要領はこちら
http://www.desd.jp/

○《季節の暦・月の暦》――――――――――――――――――――●

●満月(望)● 9月5日(土)   1時頃

●重陽の節句(ちょうようのせっく)●   9月9日(水)
五節句のひとつで、9月9日のこと。旧暦では菊が咲く季節であることか
ら菊の節句とも呼ばれる。陽数の極である9が重なる日であることから
「重陽」と呼ばれる。日本には天武天皇のころに伝わり、菊酒を飲み長
寿を祈る「観菊祭」が盛んに行われてきた。

○《読者のこえ》―――――――――――――――――――――――●

読者の皆様からのお便りをご紹介いたします。今回ご紹介するのは、
No.63に対するFさんからのご感想です。Fさん、ご感想ありがとうござ
います。

~~~~
久しぶりに、お返事を書きます。
おもしろいお話、有り難うございます。今朝のTBSラジオの森本さん
の番組で、実は日本は世界でも飛び抜けて長続きしている会社が多い国
なのだそうですね。なんと、1000年以上続いている会社が5社くらいあり、
200年以上なら、3000社もあるそうです。我が国の木造住宅や木造の仏像
などが1000年以上もっている例もあり、ちょっと前までは、日本も長持
ちを大切にする国だったのですね。江戸のような特殊な場所を別にすれ
ば、住宅にしろ100年を単位に大切に使っていたわけですもの。その意味
でも、人が一ヶ所に住み続けることも大切だということが分かります。
住んでいる場所への愛着がなければ、長く住まないし、子孫のために大
切に残そうという考え方も生まれませんよね。養老孟司もバカの壁の中
で、家業を継ぐことの大切さ、効率の良さを述べています。ただし、現
代のような流動化の時代に、いかにして地域にとどまることができるか
が、課題になるでしょうね。
~~~~

※句点、改行位置を一部変更してあります。
※バックナンバーは、以下のURLからご覧いただけます。
http://archive.mag2.com/0000226055/

○《編集後記》――――――――――――――――――――――――●

9月です。なんと!koがRAIに入社してもうすぐ1年になろうとしています。
去年の今頃はマダガスカルで川下りしながら「そろそろ帰国して仕事だ
な」と思っていたはず。実質スタッフが自分だけ、という入社当初とく
らべると、RAIも人が増えオフィスも移転し、すっかり様変わりしました。
RAIは9月が年度初めなので2008年度上期は自分が支えた!という自負(と
いうより勝手な思い込み)を胸に突っ走ってきましたが、あと1か月あま
りで早くもまた長期のお休みに入ります。お仕事第一!だった若いころ
を思うとしばらく職場から遠ざかるのは寂しい限りですが、お腹の中で
別の生き物を育て始めたこの数か月(サナダ虫ではありません)、文字通
り"日々変化"していく自分の身体が面白くて愛しくて、これもまた幸せ
な毎日です。この1年で出会った全ての皆様から本当に多くを学ばせてい
ただきました。実際のお休みまではまだ間がありますが、心からの感謝
を込めて、そして復帰時には人間として一回り成長した姿でまたお目に
かかれますように。(ko)

※このコーナーはレスポンスアビリティのスタッフが交代で書いていま
す。
○――――――――――――――――――――――――――――――●

今回のメルマガはいかがでしたでしょうか。よろしければご感想をお聞
かせください。いいただいたご感想は個人名を伏せて「読者のこえ」
コーナーでご紹介させていただくことがございます。

発行:
株式会社レスポンスアビリティ(http://www.responseability.jp)
〒141-0021 東京都品川区上大崎1-1-4 ミルーム白金台402
メルマガ担当:mm@responseability.jp

※バックナンバーの参照、他のアドレスからの登録は、以下のページ
からどうぞ。お知り合いにご紹介いただくときにも、ご利用下さい。
http://www.mag2.com/m/0000226055.html

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