サステナブルCSRレター  RSSを登録する

株式会社レスポンスアビリティが発行するCSR情報のメルマガです。CSRは本来、持続可能性(サステナビリティ)への企業の貢献を問うものです。社会の持続可能性への企業の貢献と企業自身の持続可能性に役立つ情報を厳選してお送りします。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/02/25

サステナブルCSRレター 2009/02/25 (No.051)

■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□
 サステナブルCSRレター          2009/02/25 (No.051)
                 <ほぼ新月とほぼ満月に発行>
■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□

《巻頭言》「持続可能性のための生物多様性」

 こんにちは、レスポンスアビリティ(RAI)の足立直樹です。新月の今日、
旬のCSR情報をお届けします。

 このところ本当に毎週のように、生物多様性関係のセミナーやら、シ
ンポジウムなどにお声をかけていただきます。これはもちろん、来年名
古屋で開催される生物多様性条約(CBD)第10回締約国会議(COP10)の効果
で、あらためてその影響の大きさを感じます。

  その一方、これを一過的なブームにしてはいけない、そうならないよ
うに十分に注意しなければとの思いも募ります。というのも、生物多様
性は企業の継続性にとって、実に切実で重要な課題だからです。

  例えば、100年後の世界を想像してみてください。おそらくそのとき私
たちは、もはや石油や石炭をほとんど使うことができないはずです。資
源が完全に枯渇しているとは言わないまでも、経済性や、気候変動に与
える影響などから、きわめて特別な場面を除けば、事実上、化石燃料は
使用することができなくなっているのではないでしょうか。

  プラスチックやビニールなどはどうなっているでしょうか? 植物性
プラスチックが、現在の石油由来のプラスチックの大部分を代替してい
るかもしれません。エネルギーも再生可能エネルギーへの切り替えが進
み、バイオ燃料がかなりの部分を占めていることでしょう。

  そう考えると、生物資源こそが、これからの頼みの綱であることがわ
かるでしょう。なぜなら生物資源は、うまく使えば未来永劫持続可能な
資源だからです。きちんと配慮しながら使えば、なくなってしまうこと
はなく、再生を続けることができるのです。

  一方、世界の歴史を振り返ってみると、森を破壊し、木を使い果たし
た文明は、すべて滅んでいます。生物多様性こそが私たちを支える仕組
みであり、生命をつないでいくことこそが私たちが生き続ける方法なの
です。

  つまり、生物資源を持続的に活用することこそが、100年後も存続する
ために必須の条件なのです。このことは当然、企業にもあてはまります。
それが故に、生物多様性を保全し、生物資源を持続的に活用することは、
これから先も生き残る企業の条件であるのです。

  このように持続可能性を考えれば、生物多様性を保全することは当然
です。持続可能性を強く意識している企業であれば、COP10などなくても、
生物多様性が重要な課題であることはとっくに理解しているのです。

  企業として持続可能性をどう考えたら良いのか? 持続可能性を考え
ている企業はどう行動しているのか? そんな疑問にお答えするセナー
を、弊社は3月11日(水)に開催いたします。持続可能性のためのフレーム
ワークで有名なナチュラル・ステップの考え方と、積水ハウスさんの事
例をご紹介いたします。企業と生物多様性の問題にご興味がある方はも
ちろん、ナチュラル・ステップの考え方をお知りになりたい方もぜひご
参加ください。(詳細は以下の《RAIからのお知らせ》をご覧ください)

             サステナビリティ・プランナー 足立直樹

※《CSR TOPICS》でもブログの関連記事を紹介しています。

================================

□□□ 今号の目次 □□□

《巻頭言》「持続可能性のための生物多様性」

《CSR TOPICS》

《RAIからのお知らせ》
▼ナチュラル・ステップ入門セミナー
 「ナチュラル・ステップのフレームワークで考える生物多様性」

《注目のセミナー》
▼シンポジウム
「途上国における温暖化対策〜責任ある支援とは?」のご案内
「あなたの買っている炭素クレジットは、本当にクリーンですか?」

《季節の暦・月の暦》

《読者のこえ》

《編集後記》

===============================

○《CSR TOPICS》―――――――――――――――――――――――●
足立直樹のブログ「サステナ・ラボ」からオススメ記事をご紹介します

▼生き物たちこそいい迷惑
 戦争は最大の環境破壊であるといいます。環境を物理的に破壊するだ
けでなく、人々を精神的にも経済的にも苦しめることで、環境への思い
を絶ってしまうという悪影響もあるでしょう。
 ところが大変皮肉なことに、生物多様性が豊かで、生物多様性を特に
保全すべき場所である「生物多様性ホットスポット」に、紛争が集中し
ているという研究結果が発表されました。

※続きはこちらから... ↓ 
http://www.responseability.jp/mm/z732/80hl1tv0xeb40k6ckk

▼気候変動と生物多様性
 生態適応とはちょっと耳慣れない言葉かもしれませんが... 生物や生
態系はある程度の環境変化に対して適応する能力を持っています。これ
からの時代は気候変動などで環境が激変することが予想されますが、そ
うした環境の変化に、生物や生態系の適応力でどう対応するか。つまり、
どう生態系サービスを維持するかが今後の大きな課題なのです。

※続きはこちらから... ↓
http://www.responseability.jp/mm/z732/80hl2tv0xeb40k6ckk

▼SPOは出たけれど
 今日は朝10:30〜夕方17:30まで、7時間に渡る長大なシンポジウムでし
た。ご参加いただいた方々には、改めてお礼を申し上げます。パームオ
イルを例に、生物多様性の保全における企業の役割考えるものだったの
ですが、単に時間が長かっただけではなく(^^;)、様々な立場の方々にご
報告いただいたので、なかなか厚みのあるものになったと思います。

※続きはこちらから... ↓
http://www.responseability.jp/mm/z732/80hl3tv0xeb40k6ckk

○《RAIからのお知らせ》 ―――――――――――――――――――●

▼ナチュラル・ステップ入門セミナー
 「ナチュラル・ステップのフレームワークで考える生物多様性」

 「生物多様性の保全」という言葉を最近よく耳にするけれど、自社と
の関係性や、何をしたらいいのかよく分からないという方も多いのでは
ないでしょうか。
 生物多様性の保全は単なるトレンドではなく、企業活動や社会を持続
可能にするために必須の条件です。持続可能性を達成するためのフレー
ムワークとして有名な、ナチュラル・ステップが提唱する4つのシステム
条件を基に、なぜ生物多様性が企業にとって重要なのかをお話しいたし
ます。さらに、ナチュラル・ステップの考え方を生かして、日本で最も
先進的な取り組みを行っている企業の1つである積水ハウス株式会社様に
も事例をご紹介頂きます。

◇日程:3月11日(水) 15:00〜17:30(受付開始14:30)
◇場所:TKP東京駅ビジネスセンター1号館  カンファレンス12A
 (東京都中央区八重洲1-4-21 共同ビル(東京駅前))
  http://tkptokyo.net/access/index.shtml
  JR線『東京駅』八重洲北口 徒歩2分
◇参加費:3500円(税込み)
◇定員:60名(定員になり次第締切り)
◇主催:株式会社レスポンスアビリティ
 協力:国際NGOナチュラル・ステップ・ジャパン

◇プログラム
 1.ナチュラル・ステップのフレームワーク紹介
   株式会社レスポンスアビリティ 代表取締役
   国際NGOナチュラル・ステップ・ジャパン 運営委員
    足立 直樹

 2.積水ハウス株式会社の事例紹介
   積水ハウス株式会社 環境推進部 環境推進室課長
    佐々木 正顕様

 3.対談「ナチュラル・ステップの導入で変わったこと」
   佐々木正顕様 × 足立直樹

◇お申し込み
「3/11ナチュラル・ステップ入門セミナー参加申込み」と件名をつけ、
下記要項をご記入の上Eメール又はFAXでお申し込み下さい。
----------------------------------------
件名:「3/11ナチュラル・ステップ入門セミナー参加申込み」
お名前/フリガナ:
ご所属:
部署・役職:
TEL:
Eメール:
領収書:要・不要(要の場合、宛名、日付、但書き等の
    ご指定があればご記入ください)
-------------------------------------

◇お問い合わせ
 株式会社レスポンスアビリティ 担当:加治・前田
 〒141-0021 品川区上大崎3-7-8 しろがねロッカス401
 Tel: 03-6303-9799 Fax: 03-6303-9798
 E-mail: seminar@responseability.jp
 詳しくはこちら
 http://www.responseability.jp/mm/z732/80hl5tv0xeb40k6ckk

○《注目のセミナー》―――――――――――――――――――――●
サステナビリティやCSRに関する注目のセミナーなどをご紹介します。

▼シンポジウム
「途上国における温暖化対策〜責任ある支援とは?」のご案内
「あなたの買っている炭素クレジットは、本当にクリーンですか?」

先進国の実施する温暖化対策事業が不適切であれば、途上国からの温室
効果ガス排出を増加させてしまったり、環境や社会に取り返しの付かな
い負荷を与えてしまうリスクもあります。温暖化対策は緊急の課題であ
ることは踏まえつつも、本当に必要とされ、現地の住民や環境保全に貢
献できるものでなければなりません。
本シンポジウムでは、第一部で、実際に途上国で実施されている気候変
動対策に伴う現地へのリスクを紹介し、問題点・課題点を明らかにしま
す。第二部では、第一部で出された問題提起を受け、実質的な解決方法
とその課題を議論します。

【日 時】2009年3月11日(水) 13:00〜17:30 (開場12:30)
【場 所】JICA地球ひろば
【定 員】150名
【参加費】一般:1000円、FoEサポーター・協力団体会員:無料
【内容】(予定)
・森林減少対策
  江原誠(FoE Japan)
・CDM水力発電
  パトリック・マッカリー氏
   (国際河川NGO International Rivers)
・クライメート・ジャスティス 途上国住民から見た気候変動
  イレネ・ベレス氏 (FoEコロンビア・Censat)
・戦略的環境アセスメント(SEA)
  小林隼人氏(ロンドン大学、元世界銀行コンサルタント)
・住民による合意形成の重要性
  まさのあつこ氏(ジャーナリスト)
・まとめ 途上国対策での配慮点
  清水規子(FoE Japan)

【主催】FoE Japan
※お申し込み・詳細はこちらから
http://www.foejapan.org/climate/doc/evt_090311.html
本シンポジウムは2008年度地球環境基金の助成事業です

○《季節の暦・月の暦》――――――――――――――――――――●

●新月(朔)● 2月25日(水)  10:35

●啓蟄(けいちつ)●  3月5日(木)
冬ごもりしていた虫が這い出してくるという意味の二十四節気のひとつ
です。この言葉を目にすると、小学校の国語の教科書に掲載されていた、
春の訪れを喜ぶカエルの気持ちを表現した詩を思い出します。寒の戻り
はありつつも、確実に春に向かっていく季節です。

○《読者のこえ》―――――――――――――――――――――――●
読者の皆様からのお便りをご紹介いたします。今回ご紹介するのは、
No.50に対するAさんからのご感想です。Aさん、ご感想ありがとうござい
ます。

〜〜〜〜
巻頭言、拝見。
まったく同感です。日本という国は、どれほど情けない国であるか。ほ
んとうに呆れてしまいます。

ぼくは、21世紀は、「志の世紀」であると発言しているのです。
政治家、官僚、財界、ジャーナリズム、学者、文化人、労働界、それら
のどこに、ぼくたち市民を惹き付け、未来を指し示す「志」を見ること
ができるでしょう。

ヨーロッパの知恵と理念の継承性、その伝統のなかから新しい理念を探
り、目標を掲げるリーダーシップを見るとき、人間社会としての100年の
遅れを感じてしまいます。

どうしてこのようになってしまったのか。
演説ができない指導者に、その根本を見ることができると思います。
官僚や部下が書いた作文を読むことしかできない彼らが、指導的立場に
いる限り日本に民主主義は育たないのではないか。
自分の考え、信ずるところを、自分の言葉でスピーチできないなんて、
半人前です。

教育制度の失敗。学力本意、産業界のパーツとなる「人材」を求める経
団連の要求に屈した文部行政。そこに利権を見ている政治家。本質のわ
からないマスコミ。情けない国です。

すてきなご指摘の巻頭言をありがとうございました。
ますますのご活躍をお祈りいたします。
〜〜〜〜
※句点、改行位置を一部変更してあります。
※バックナンバーは、以下のURLからご覧いただけます。
http://archive.mag2.com/0000226055/

○《編集後記》――――――――――――――――――――――――●
入社してまだ5か月ですが、この僅かの間にも「生物多様性」への関心が
どんどん高まってきたのを感じます。koは「企業と生物多様性イニシア
ティブ(JBIB)」の事務局も担当させていただいているのですが、年明け
ごろから問い合わせが急増している気がします。

さて、生物多様性と言えばボルネオ島に並んで(?)有名なのが中米コス
タリカ(と強引に旅ネタに持ち込みます)。観光しながらスペイン語を勉
強し40日程滞在していたこの国では、世界一美しい鳥と言われているケ
ツァールをはじめ、派手派手なヤドクガエルもモルフォ蝶もナマケモノ
もいろんなサルも見ましたが、町中でも忘れられない光景があります。

地方の道路で車に乗っていると、頭上を横切る電線、それも道路のちょ
うど真ん中辺りになぜか靴が引っ掛かっているのです。普通のデッキ
シューズやスニーカーですが、左右が靴ひもで結ばれて、その結び目で
無造作に掛っています。
1度ならそれほど記憶に残らないのですが、コスタリカのあちこちで何度
も見かけました。鳥が拾って引っかけたにしては、紐が結んであるのが
おかしい。子供が放り投げて遊んでいるうちに…というには場所が不自
然。しかも、コスタリカに続いて1か月くらい滞在した南米エクアドルで
も何度か見かけた気がするのに、中南米以外の国では見た覚えがありま
せん。いまだに謎です。

コスタリカで電線と言えば、幹線道路沿いの電線にナマケモノがぶら下
がっていた時にも驚きましたが…
中南米特有(と勝手に思っている)電線靴の謎、どなたか理由をご存じの
方はぜひ弊社まで情報をお寄せください。(ko)


※このコーナーはレスポンスアビリティのスタッフが交代で書いていま
す。
○――――――――――――――――――――――――――――――●

発行:
株式会社レスポンスアビリティ(http://www.responseability.jp)
〒141-0021 東京都品川区上大崎3-7-8 しろがねロッカス401
メルマガ担当:mm@responseability.jp

※バックナンバーの参照、他のアドレスからの登録は、以下のページ
からどうぞ。お知り合いにご紹介いただくときにも、ご利用下さい。
http://www.mag2.com/m/0000226055.html

※転送歓迎です。複製・転載時には事前にご連絡ください。
Copyright(c)2007-2008 Response Ability, Inc. All Rights Reserved.
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る