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フツウの子にも、そうでない子にも効果的!「やる気」や「根性」に頼らない、科学的裏づけのある具体的な子育て・教育論です。先生もお父さんも必読!特別支援教育を基にした、教室や家庭で使えるアイディアがいっぱい!著者は現役の特別支援教育コーディネーター。

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2008/03/21

これぞ!ユニバーサル教育! ☆大掃除のすすめ☆

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      特別な子も、特別じゃない子も、みんないい子!
      脱、精神論! 科学的裏付けのある具体的方法を提案!
      『特別支援教育』って、こんなに役に立つ!
      子どもも親も教員も、みんなニコニコ、ユニバーサル教育!
      毎週金曜日・発行
      発行者サイト:http://homepage2.nifty.com/universaledu/
       発行者ブログ:http://ameblo.jp/universaledu/
   
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   ☆これぞ!ユニバーサル教育!☆ 第55号 2008年3月21日発行
   
   このメールマガジンは次のようなコンセプトの元、発行されています。
   
   【脱、精神論!】
   「やる気が大切」「根性で頑張る」「やればできる」のような精神論はあくま
   でも精神論でしかなく、誰にとっても有効であるとは言えません。このメール
   マガジンでは『精神論』『根性論』ではない具体的、かつ有効な教育論、勉強
   方法、子育てを提案します!
   
   【科学的裏付け】
   実を言うと、教育は立派な科学なのです。日本で評判の塾、学校、教育方法は
   どこか職人芸のような部分があります。よって特定の人、カリスマティックな
   人、特別な能力がある人にしか行うことができません。しかしこのメールマガ
   ジンで提案する方法は、科学的な裏付けがある具体的な方法ですから、どんな
   人も一定の成果を上げることができます。
   
   【キーワードはユニバーサル】
   ユニバーサルとは、障害のあるなし、年齢、能力にかかわらず、誰にでも使い
   やすいという意味です。このメールマガジンは、暴れん坊、多動と言われるAD
   /HDの子や変わり者扱いされることの多い自閉症、アスペルガー障害の子はもち
   ろん、よい子、外国人の子、都会の子、地方の子、どの子にも有効な具体的で
   現実的な方法を提案します。
   
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   《メニュー》
   (1)大掃除のすすめ
   (2)今週のサンタ先生 ☆この際だから作っちゃえ☆
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   (1)大掃除のすすめ
   
    いよいよ年度末になりました。
   
    私の職場でも、通常業務がほとんど終わって(緊急性のあるものは継続して
   いますが)、机周りの整理整頓を始める職員が多いです。まだ正式ではないで
   すが、異動が予定されている人、退職をする人などは、自分の机のところに空
   き箱を用意して、すごい作業を始めていますが、これは私のところだけではな
   いと思います。
   
   
    さて、日本の「大掃除」は年末にやるのが普通ですが、私としては、この年
   度替わりの時期こそ、本当の「大掃除」が必要なのではないかと思っています。
   
    特に学齢児を抱える家庭では、大掃除が必要です。
   
    うちには2人の子どもがいますが、両方とも春休みに入ったら部屋の掃除を
   させなければならないと考えています。
   
    わかると思いますが、学年が一つ上がる、もしくは卒業して新しい学校に進
   むには、これまで使っていた教科書などを片づけて、新しい物を置くスペース
   が必要になります。
    この際だから、「大掃除」として全てを綺麗にしちゃうのがいいのではない
   でしょうか。
   
   
    さて、ここで「大掃除」のやり方を提案したいと思います。いえ、やり方と
   いうよりも「やらせ方」ですね。親が子どものためにいろいろと整理してやら
   なければならないのは、小学校低学年まで。
   
    中学年以降は、なるべく自分の力でやらせるのがいいです。
   
    もちろん子どもによって差がありますが、少しでも自力でやらせることが必
   要です。
    なぜならば、「自分の物の管理」というのは、将来、必ず必要になるからで
   す。
   
    では、「大掃除」のやらせ方の手順を説明しましょう。
   
   
   《1》大掃除の必要性を子どもと確認する。
    一方的に「大掃除をしなさい!」と言った時点で、子どもは動かなくなりま
   す。
    私たちもそうですが、自分がその必要性に納得すれば、やる気になります。
   押しつけられたのでは、反発を感じるだけで、意味はありません。
    ここは丁寧に「大掃除の必要性」を子どもと一緒に確認します。
   
    しかし、学年替わりのこの時期は、その必要性を納得させやすいですね。だ
   からこそこの時期、というのが私の考えでもありますが、一応、子どもに伝え
   るべきことを箇条書きにしておきましょう。
   
   ・4月から学年がかわり、使う教科書やノートなどが変わること。
   ・そのためには、古い物を片づけ、新しい物を置く場所を作る必要があること。
   ・春休みはそのためにあること。
   ・この機会に、自分にとって過ごしやすい場所を作ることができること。
   
    大事なのは「大掃除」をすると、子どもが得をするという事実を伝えること
   です。ですので、上の中では最後の「過ごしやすい場所を作ることができる」
   というところを強調します。そのために新しい戸棚や文房具を買ってあげられ
   ることも伝えるといいです。
   
   
   
   《2》大掃除をする日を決める。
    説得してすぐに始めなさい、というのはダメです。準備期間をおき、その気
   にさせるのがよいです。
    「3月△日を大掃除の日にしようね」「その日のために、準備をしようね」
   と持ちかけます。
   
    できれば、同じ日に兄弟全員、家族全員が取り組めるといいですね。
    親が同じように掃除をしていると、子どももやる気になります。
    自分だけが他のことをする、という状況を作りにくくします。
    そして、その日に向かって、着々と準備をします。準備については次の項に
   しますが、そうすることで、当日の流れが良くなります。
   
    これは大掃除に限りませんが、何か大きなことをするには様々な準備が必要
   です。気持ちの準備を含め、こうした準備ができてしまえば、既にうまくいっ
   たも同じだと考えていいです。
   
   
   
   《3》大掃除の日に向かって、準備をする。
   
    大掃除をする日が決まったら、どこかで、ちゃんと子どもと相談をしなけれ
   ばなりません。
    まずはじめに、次のリストを作ります。
   
   (1)何を捨てるのか?(いらなくなった物、古くなった物の中で)
   (2)何をどこに片付けるのか?
   (3)新しく何が必要か?(戸棚、箱、文房具、等)
   
    大きめの紙を用意し、大きく3つの丸を描きます。それぞれが上の(1)か
   ら(3)に対応します。
    一緒に子どもの部屋に行ったり子どもの持ち物を見たりしながら、書き入れ
   ます。
    子どもだけでできないときには、大人が提案をするのがいいです。
    子どもが小さかったり慣れていなかったりするときは、あまりやることを増
   やさないようにするのがいいです。部屋のすべてを1度に片付けるのではなく、
   まずは机の周りのみ、など場所を限定してしまいます。
   
    上のリストが出来上がったら、次に当日にやらなければならないことを書き
   出します。
    たとえばこんな風になります。
   
   □ 古い教科書を箱(1)に入れる
   □ 古いノートを箱(2)に入れる
   □ 床に落ちている物、机の上にある物を、服、本、ノート、文房具、おもちゃ
     いらない物(ゴミ)に分ける
   □ いらない物をゴミ袋(燃えるゴミと燃えないゴミ、リサイクルに分別して)
     に入れる
   □ 服はタンスに、本は新しい棚に、ノートと文房具は机の引き出しに、おも
     ちゃはおもちゃ箱に入れる
   □ 新しく使う文房具を机の引き出しに入れる
   □ 部屋の床に掃除機をかける
   □ 新しい本棚を組み立てて机の横に置く
   
    ただしここで注意しなければならないのは、すべてを子どもだけに任せてよ
   いかどうかの判断です。
    仕事の量が多すぎるとどうしても失敗に結びつきます。また子どもの力や能
   力では難しいこともあります。
    これらは、最初から「お父さんに手伝ってもらおうね」「これはお母さんが
   やってあげられるよ」などと言って調節します。「その代わり、これはちゃん
   とやろうね」と優先順位をつけてやるのも大事なことだと思います。
   
   
    このリストができると、当日までに用意しなければならない物、使う物のリ
   ストができます。たとえばこんな風になります。
   
   ※当日までに用意するもの
   
   □ 古い教科書を入れる箱
   □ 古いノートを入れる箱
   □ ゴミ袋
   □ 掃除機
   □ 新しい本棚
   
    もしも模様替えをする必要があるのであれば、その絵まで描いておきます。
   
   
    こんな風に準備をすることで、当日にやらなければならない具体的なことを
   子どもがイメージできるという利点がありますが、それ以上に、気分が盛り上
   がっていくんですね。
    単なる掃除なのに、大イベントのような感じで、何だか楽しくなっていきま
   す。
   
    子どもをその気にさせるには、やはり「楽しくやる」のが1番です。そして
   「大人も真剣にやる」ことが何よりも子どもを楽しませるのだと思います。
   
   
   
   《4》大掃除をする
    いよいよ大掃除の日がやってきました!
    準備は万端。大人もやる気になっていて、子どももリストを見ながらやる気
   満々です。
   
    準備がちゃんとできていれば、成功間違いないのですが、以下のことに注意
   するともっとうまくいくと思います。
   
   注意 その1
    年齢や子どもにもよりますが、子どもが集中して作業ができるのは、2時間
   くらいと考えるのがいいです。がんばっても3時間が限度。高校生くらいにな
   れば別ですが、普通、1日中は難しいですので、午前のみ、もしくは、午後の
   みで集中してやれるように考えます。
    あらかじめ量を調節してあるとは思いますが、やってみて無理そうだったら、
   優先順位を入れ替えたり手伝ったりします。
   
   注意 その2
    小さな成功体験を積ませることで飽きずに取り組めるようにします。
    小さな成功体験・・・古い教科書が片付いた、とか、机の上がとりあえずき
   れいになったとか、そういうことです。
    何か小さなことでも最後までできたら、そこでほめてやります。少し手伝っ
   て、徹底的にきれいにしてやるのも効果があります。
   
   注意 その3
    絶対に叱らないこと!
    当たり前ですが、叱った瞬間、子どもは嫌になります。動かなくなります。
   
    それに大掃除など、あまり経験がないんですから、うまくいかないことも多
   いはず。はじめから完璧を求めず、少しでもやってくれたら儲けもの、くらい
   の気持ちでいるのがいいです。
   
    途中でやめてしまった場合も同じです。「約束を守らないことは許せない!」
   などと言わずに、黙って親がカバーをします。
    子どもは絶対にそれを見ていて、「悪いなあ」という気持ちになるもの。ちょ
   っと貸しを作っておいて、それを次回につなげます。
   
    大事なのは「大掃除は嫌なこと」と思わせないこと。
    「大掃除は少し大変だけど、部屋がきれいになってうれしい」と思ってもら
   うのがいいです。
    それが次につながります。
   

   
   (2)今週のサンタ先生 ☆この際だから作っちゃえ☆
   ※このコーナーでは、私(=サンタ先生)の日常をお知らせします。
   
    今回は「個別の教育支援計画を作っちゃえ」という話。
   
    「個別の教育支援計画」とは、特別な教育的ニーズのある子のために、どの
   ような支援が必要なのか、考える計画書ですが、なかなか曖昧でどうしたらよ
   いのか分からなくなるんですね。
    専門性が必要なのは確かなのですが、無理やり、私なりのやり方を書いてみ
   ています。
    普通の子にも使えるのではないかと思いますよ。
   
   ↓↓ということで、その「個別の教育支援計画」の作り方については、続きは、
   ブログでどうぞ↓↓
    ☆サンタ先生ブログ☆ http://ameblo.jp/universaledu/
   
   ◆◆御意見、御感想はいつでも受け付けています◆◆○◎●◎○◎●◎○◎●
   ◎○◎●◎○◎●◎○◎●◎○◎●◎○◎●◎○
   
    サンタ先生のブログでは、特別支援教育コーディネーターの生々しい日
   常が更新されています。
    サンタ先生ブログ:http://ameblo.jp/universaledu/
   
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   『これぞ!ユニバーサル教育!』ホームページでは、ユニバーサル教育の
   情報、メールマガジンのバックナンバーが紹介されています。
    http://homepage2.nifty.com/universaledu/
   
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    ◇お問い合わせ先 ・三田先生(サンタセンセイ)
          e-mail:santaspecial@live.jp
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