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私こと普通の日本人が、スイスの企業に雇われ外人部隊となってアルジェリアの工場建設現場に行き、現地の生徒を一から教育するノンフィクション物語です。上司も同僚も外国人、生徒はもちろんアルジェリア人、日本人は私たった一人でした。

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2008/08/07

ここは地の果てアルジェリア【第71号】番外編4 改訂版

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                       ┌──────────┓
                       │ 第71号 2008.08.07 │
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│  ここは地の果てアルジェリア  技術移転奮闘記 │ 永尾 良一 │
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│ ☆私こと普通の日本人が、スイスの企業に雇われ外人部隊となって
│  アルジェリアの工場建設現場に行き、現地の生徒を一から教育する
│  ノンフィクション物語です。

│ ☆上司も同僚も外国人、生徒はもちろんアルジェリア人、
│  日本人は私たった一人でした。

│ ☆スイス生まれでスイス育ち、オーストラリア在住のナタリーと私は
│  両国国技館から江戸博物館、浅草へと歩いてきた。
│  
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│ 会うは別れのはじめ │
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…………………

 ナタリーは訊く、どうして私が歴史に詳しいのかって。
私もはじめから博学ではない、家康の名前が変わっていくことなど一月前は知ら
なかった。

きっかけは歴史オタクの息子である。
中学受験を控えその勉強量はすさまじいがそれでも歴史がダントツの成績であ
る。
合格の暁には本物の(着られる)鎧兜をせがまれている。

その息子と張り合っている。

先日熊本に出張したときには熊本城を見た。
その規模は大阪城より大きいと聞き、わが目を疑った。
それとともに実際の戦争でも(合戦)で政府軍がたてこもっている。

ご存知加藤清正が建てたが、徳川家に睨まれ東北に落ち延びて行く。
その後は細川家が入る。そのことまでは息子は知らなかった。
その末裔が元首相の細川氏である。

こうして私は勝ちをえた。

などとやってるからいつまでも子供っぽいのかもしれない。しかし相手が子供だ
からと言っていいかげんにもしくは手加減してやってると手加減された方はどう
思うだろうか。

おもしろいはずがない。
かくして息子とのクイズバトルはなんとか続く。

さてナタリーに話を戻そう

おみやげを入れるバッグを買う、お茶して分かれるであったが御茶屋さんはすぐ
そばにあった入っていくと御茶屋ではなくうどん屋であった。まあ、うどん屋で

お茶は出る。うどんをたのべばである。

素うどんを注文する。ここでは素うどんでも600円もする!
「ナタリー、食事の予算はいくら」ときくと250円である。

うどんの取り皿を2つもらい3等分する。どれを取るかと聞くとどんぶりが良いと
いう。

ずるーいとおもいながらも汁のたっぷり入った丼を差し出す。

ナタリーはうまそうにつるつると食べていった
「ナタリーうどんはそうやって食うもんじゃあないよ」。そして豪快にずずーと
食べて見せた。

「あっ、それ知ってるわ」と言って笑った。欧米にはない文化である。それを芸
術にまで高めたのが落語家である。
なかには日本人がそうやって音を出して食べるのをはしたないと眉を
ひそめるのもいるが、文化の違いである。そばやうどんはそうやって食べるのが
礼儀である。

じゃあ3分の1食べたから200円ね、といって予算より少ない金額で夕ご飯をすま
すことができた。

よし、出ようか。

あとはホテルに行っていよいよ別れである。

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─《★編集後記★》─────────────────────
ナタリーはこうして去っていこうとしている。

私は言った今日は不思議な日だ。客との約束はお流れになる、しかも客からは
どうしましたともいってこない。そうこうしているうちに60分はすぎ、ナタリー
があらわれた。

これはきっと一期一会に違いない。
 1 meet 1 chance

と言ったらナタリーも納得していた。
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最後までお読みくださりありがとうございます。

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編集・発行 永尾良一
ここは地の果てアルジェリアweb → http://www.yoonnet.com/algeria/

発行部数:129
      └┬まぐまぐ:97
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