2008/02/13
【ラスト、コーション】
こんにちは。 ひめぞうです。 今週は先週見損なった「ラスト、コーション」です。 大胆なベッドシーンが話題になっていますね。 こういう映画って賛否両論分かれます。 それって各々が持つセックス観の違いなんじゃないかなーと 実は密かに思っているのですが、どうでしょう? 肉体から生まれる愛もあると思っている人と思っていない人。 私個人はどう思っているか? それは編集後記で! -----ここからレビュー------ 【作品】 ラスト、コーション 【監督】 アン・リー 【出演】 トニー・レオン タン・ウェイ ワン・リーホン 【ストーリー】 1942年、日本占領下の上海。 抗日運動に身を投じる美しき女スパイ、ワン。 敵対する特務機関のリーダー、イーに近づき暗殺の機会を伺っていた。 しかし、危険な逢瀬を重ねるうちいつしかワンは、イーに惹かれていく。 【レビュー】 158分、本日も長い映画でした。 期待して見て来ました「ラスト、コーション」 アン・リー監督の前の作品「ブロークバック・マウンテン」は見ましたか? あれは凄くいいです。 先日亡くなってしまったヒース・レジャーが出ていた作品です。 これは本当に、心にじわ〜と切なさが広がる作品でした。 こちらのレビューは今度また書きますね。 この作品があまりにも素晴らしかったので、今回はちょっと期待値が 高すぎたかなというのが正直な感想です。 でも、決して悪い作品ではないです。 「ブロークバック・マウンテン」に比べてしまうと、私が期待していたような 切なさに胸が苦しくなるような感情まではこみ上げて来なかったのですが。 しかし、女性としては、ある意味「ブロークバック・マウンテン」よりも 今回の「ラスト、コーション」でタン・ウェイ演じるワンの気持ちの方が よりすんなり理解できます。 「馬鹿な女ね」って思うのですが、その馬鹿さ加減が理解できちゃうんだな。 クァンに心惹かれてスパイ活動を始めてしまい、抜き差しならないところまで いってしまうところ。 せっかく抜け出したのに、また同じことをしてしまうこと。 そして、敵であるはずのイーに惹かれてしまうこと。 感情を表現するセリフなどはほとんどないのですが、丁寧な描写と、演出と 演技で彼女の気持ちが伝わってきます。 彼女が唯一、感情を口に出す場面。 イーとの体の関係がどんなものであるかを激しく語ります。 結局彼女は、クァンとは得ることのできなかった、心をまる裸にしたぶつかり合いを 敵であるイーとの間で初めて経験するのです。 話題の大胆なベッドシーンは、本当に大胆でした。 でも卑猥な感じはありませんでしたね。 お互いをさらけ出し、ぶつかり合う。 求めて、すべてを受け入れる。 なぜワン・チアチーが彼に惹かれていったのか。 そして慎重なイーが彼女を信頼していったのはなぜなのか? そこら辺をあのベッドシーンが語っている気がします。 トニー・レオンはさすがの演技でしたが、タン・ウェイが良かった。 初めてみたワン・リーホンも役にぴったりでした。 「女心がわからない馬鹿男」が見ていてイライラするほど合っていました。 (これは褒め言葉です!!) 長い映画ですが、丁寧に描いているからこそ、ワンの気持ちが理解できるので、 必要な長さだったと思います。 最初辛口だったわりには、褒めて終わっちゃいました。 観て損はしないと思います。 でもね「ブロークバック・マウンテン」が良すぎるんですよ〜。 ★:*:。★.:*:・'★今週の試写会情報★:*:。★.:*:・'★ 劇場招待券です。 「ライラの冒険」など。 http://www.so-net.ne.jp/movie/present/ +++++編集後記++++++ 肉体から生まれる愛はあるのか? 個人的には「ある!」と思っています。 心と身体の順番が逆になることだって あるんじゃない?って考えです。 では、また来週! ひめぞう shihtzu@myagent.ne.jp 【映画レビューとおすすめDVDレビュー】 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000225357.html


