2008/01/12
[VT]うそまこと其之十五~高い声を出す二回目~
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[VT]うそまこと其之十五〜高い声を出す二回目〜
明けましておめでとうございます。m(_ _)m。(←こういうの最近見ないよな。
書き始めたときは三箇日に出せる筈だったんすよ汗)
2008年の一発目です。
なんかいつもと口調が違っちゃってるきがするなー。
あまりきにしないでくださ
不快にさせたらすまん。
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先号は各種のアプローチ法を列挙して終わりました。
今回はそれを材料にして―と言うか
体系付けられるといいのですが。
整理しきれるかな…?
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先号で述べたアプローチの数々を整理すると
1 喉頭を上へ引く (=頭頂、上顎などへ向ける)
2 喉頭を下げる、下へ引く (=声を胸につける)
3 喉頭を前へ引く (=門歯や顎先へ当てる、のどを挙げる)
4 息の状態を変える(引くか、逆に増やすかどちらか)
すべて、この四つのうちのいずれかに相当してます。
(どれとどれが対応するかは注意深く見ていけばお分かり頂けるかと、、、)
上の1〜3は、どれも突っ込んでいうと声帯を伸ばす動作です。
声帯を伸ばすと高い音に対応できるというのは理解いただけますか?
喉頭(厳密には甲状軟骨)が前へ傾くと声帯は伸びる構造になっています。
この動きを促す意味のアンザッツや筋緊張です。
そして4ですが、これは声帯振動を促すやり方です。
声門閉鎖が緩くなる音域で、閉鎖を邪魔しないよう「息を最小限に減らす」か
それとも逆に「息を増やして無理やり振動させる」か
この両極端がベースです。
どっちつかずでは先へ進みません。
以下に、なぜ声帯が伸びるのか一応説明しとくけど「理屈いらん」という人は読み飛ばしていいさ
((
喉頭を上方へ引く筋肉を引き上げ筋とかいったりしますが
主な引上筋は回転軸(輪状甲状関節)より後方にありますから
上へ引くことは直接、喉頭の前傾へつながるわけです。
(注:前傾するとなぜ伸びるのか知りたいという人は各自、人体構造図でも入手してください。
声を回したり上へ当てるときはこの構造的な位置関係を把握した上で
イメージしながら行うと効果的です。
喉頭を下げる場合も概ねおなじで、
下へ引く筋肉が回転軸の前方にあるのでやはり前転させることになりますが、、、
それ以上に、喉頭を胸骨と結びつけて引上筋や輪状甲状筋が働く
足掛かりを作る意味合いが濃いです。
声を一度胸に向けて、喉を低く保つことで初めて
引上筋と輪状甲状筋の機能が活きてきます。
ただ、これはある程度の技量がないとあてはまりません。
「舌骨に力が入りすぎてのどがすぐ上がってしまう」ような場合は、
喉頭を下げようとすると さらに舌の緊張を促してしまい 破綻します。
舌骨周りの筋群は喉頭の上端を顎の方(=前方)へ引っ張るもので
「無理の無い音域あるいは発音」に限っては声帯の伸展を生じます。
ある程度動くとそれ以降は前傾を阻害する働きとなるため
この筋群に頼っているうちは頭打ちなんです。
))
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○まずは張ることを覚えましょう(やったことがない人とかね)。
張り上げて声を上に向ける、これが高音域開発の入り口です。
なぜ「張るのが最初」なのかというと 他のやり方を先に身に着けて
「張ることだけ全くできない。。」という状態に陥ると修正が困難だから。
(穿った見方ですが、日本の視聴者やトレーナが「抜いた声より
張った声のほうが上等」だと思っているというのも理由のひとつです。)
ある程度高めの音域(中央ハ音より上なら高めといえるでしょう)がやりやすいです。
「息を引いて張る」というのは何度も言うように
「息を減らしながら声を大きく」して、、、叫ぶ。
「怒鳴る」とか「喚く」とはニュアンスが違います。
(怒鳴るのも喚くのも胸声的な発声です。)
初めての頃は思い切りが大切です。
ですから大声出すのに遠慮するような環境では厳しいでしょうね。
純粋な胸声では、普通E4(高めのミ)の辺りからノドが詰まってきますが
そこで「引いて張る」発音へ意識的に移ります。(こういうのをチェンジとかいいます)
低めの音域から張るのはやや高等なテクです。
息は最初のうちは「引く」にかぎります。
そして一番重要なポイントは口蓋帆をしっかり上げることです。
(従って鼻腔へは声を流さない。なれないうちは鼻声になりますが、、、)
アンザッツを行う場合5番(頭頂および軟口蓋)が基本です。
唇を巻き上げる、目を見開く、耳を上げるといった動作も助けになります。
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○どうしても「張れない」人は、、、
胸声が勝ちすぎるんですがどうすれば力を抜けるのか?
取っ掛かりとしては唇や口、口腔、鼻腔の広げ方、喉や顎の下げ方、首や胸、肩の姿勢、
その他誰でも動かせる部分から変えてみてください。
ポイントとしては声を出しながら変えるのではなくて
ポジションを変えてから声を出す。
あと、胸声で働く筋肉は疲労しやすいですので
何時間か歌った後などに試すと違ってきます。
筋疲労で閉鎖が緩くなったときに叫べばうまくいく確率高いです。
(でもその前に声がかれちゃうんだろうな。。声大きすぎなんですよね。)
それにつけてイマジネーション。
やはり「オペラっぽい声」というイメージは上手く嵌るみたいですね。
“地声に対するイメージ”の持ち方というか捉え方の問題でもあるので
録音して他の上手な人(身近な仲間からTVで出てるようなプロまで)
と比べてみてください。
ジャンル的にクラシックやヘビーメタル等頭声率高いので声真似してみてください。
遊び半分のノリとか、柔軟な発想、イマジネーションがほしいとこです。
声帯模写とか峰不二子の真似とかなんでもいいので。
月並みですが裏声を全然だせないひとがこの音域の訓練をして全く進展しない場合があります。
特に初心者のかたは多角的に進めてほしいと思っています。
高音へのアプローチとしては他に
「抜く」、「裏声から鍛える」、「声帯感覚から鍛える(エッジサウンドなど)」
といったやりかたがあるので必ずしも「張る」ことに固執することありませんから。
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○顎へ向ける発声は一度忘れましょう。
頭声が上手くないひとは舌周りの筋が働きすぎています。
高い音域で顎を突き出したりノドを詰める癖があると、ある高さで頭打ちになって
邪魔するのでいちど取り去るよう努力しましょ。
ビギナーは 顎を引くのが無難です。
顎を出したり頭を後傾させるのは、そういう姿勢の変化が喉頭にどう影響するか
把握した上でおこなうことです。
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「息を引いて張る」ことが解ってきたら、、並行して
○胸に向けながら張る。
これをやりましょう。
胸に声をつけることが「張る」動作を補うようになればしめたものです。
「胸に付ける」と「頭に当てる」がばらばらで協調しない状態では
ほかの発声スタイルや本格的な音色になかなかつながっていかないです。
こればっかりはすぐに完璧になるものでもないから気長にチャレンジしてください。
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質問や要望が御座いましたら是非お寄せください。
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ボイストレーニングの嘘真うそまこと
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