2007/10/12
[VT]うそまこと其之十一~ウォーミングアップ~
[VT]うそまこと其之十一〜ウォーミングアップ〜
購読者のみなさまこんにちは。ゐ崎です。
だいぶ長いこと期間が空きましたが、、、、、、
もう忘れさられてしまっているかもわかりませんが
再始動とさせてください。
11号のテーマは
ウォーミングアップ、準備運動です。
暫くは、“練習メニュー”のような内容でいきたいと思っています。
お付き合いいただければ幸いです。
-------------------------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------------------------
ウォーミングアップ(以下W-up)の目的は以下です。
1.喉頭(声帯)に血をめぐらせ、湿潤を得る
2.喉頭懸垂系の不要な緊張を除く
(3.同じく全身の不要な緊張を除く)
スポーツでもそうですがトレーニングの成果というか目的の一つが、逆説的ですが、
「W-upの仕方を身につける」
ことです。
例えばB'zを完全にコピーできるような上級者でも
準備なしでいきなり歌わせると 素人同然になっちゃう
ってこと多いですよね。
(そういう状況ではうまい人ほど慎重に曲を選びますし、慎重に歌いはじめますが、、)
歌の上手い下手は結局、準備の上手い下手とイコールなわけです。
------------------------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------------------------
○ 声帯に血をめぐらせ、湿潤を得る
声帯を暖め、湿らせるには、、、、、直接的なのは暖かい飲料を摂ることです。
これは、直に声帯と触れるわけではないですが体温も上がり粘膜が潤うようです。
アルコールを摂るひともいます(賛否両論ありますが)。
さらに、発声そのものも声帯を暖め潤滑します。
極小音量の発声が発声の準備には欠かせません。
ただし寝起きなど喉が渇いているときは
まず水分を大量に取ることからはじめたほうが無難です。
また、全身が極端に冷えているような時は
それを先に解決する必要があるかもしれません。
それと、普段口だけで呼吸している人は、
口を閉じて呼吸すると声帯の状態が変わるはずです。
------------------------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------------------------
○ 喉頭懸垂系および全身の不要な緊張を取り除く
これは、「ストレッチ」や「無負荷のエクササイズ」を行います
(総称としてストレッチということにしますね)。
発声のためのストレッチは、やはり喉頭懸垂のストレッチをやるべきなのですが、
きちんと実践してるひとは滅多にいません。
(全身のストレッチしかやらないようなトレーナーはあまりあてになりません。
相手が極初心者ならば別としても
ありふれたストレッチに時間を割かせる人は
まともに教えられることが他にないと思っていいです。)
* 喉頭懸垂系ストレッチ1「顎骨−舌骨」
これは割と手軽でやったことがある人も多いのでは?
喉頭の上、のどの前面の筋を伸ばします。
ここが緊張していると、のどが上がりやすくて高い音が出しにくくなります。
‐歯門をとじたまま天空を見るようにして顎をやや前に突き出しながら、上げます。
(頚椎を傷めないよう注意)
‐更に顎骨を前後左右に動かしても効果があります。
−胸、首、肩の位置や姿勢を工夫しましょう。
* 喉頭懸垂系ストレッチ2「欠伸」
能動的にアクビをしてやることが発声の準備には簡単かつ有効です。
欠伸(あくび)を誘発するにはどすればいいのか、、、
経験的なものですからこれといった教え方はなかなかないのですが、、、
‐口唇を閉じて、
‐歯門は開く、
‐鼻から軽く吸気しながら、
‐喉を下げて、
‐口腔を(特に縦方向を意識して)拡げる。
−口唇を少しずつ開けながら、
−鼻の息を無くす。
途中からアクビになりませんか?
いろいろ試してみてください。
さらに、欠伸のとき舌骨の周辺が固まってないか確認してください
ここに力が入るのは習慣的に喉を固めて(上げて)アクビする人です。
(初心者は皆そうです。
この状態を避けるために「あくびの一歩手前」といういいかたがあるわけです)
のどを下げてから欠伸になるよう 慣らしたほうがいいです。
また、欠伸のときの口蓋(口腔の左右や上方)のテンションを確かめてください
喉頭から生える「アーチ」がどんなものか理解できる筈です。
このアーチ(甲状軟骨と軟口蓋をつなぐ筋肉群)の意識が
喉頭懸垂の中でも特に重要な物です。
------------------------------------------------------------------------------
○ ストレッチはマッピングと同時に行う
mappingというのは地図を描くために場所を調べることですが、ここでは
体の器官(特に筋肉ですが)の位置と状態を把握することを言います。
(地図というより立体的な配置図ですね)
例えば、今 舌骨はどの辺りにあるか、力が入っているのはどの筋肉か、
胸骨舌骨筋は働いているか。そういうことです。
初心者はすぐ喉を挙げてしまいますが、
特に舌骨まわりのマッピングが全く出来ていないことが原因の一つです。
マッピングというのも一つの訓練法です。
スポーツでもそうですが、
適切なストレッチをするには筋肉の所在を知る必要がありますし、
マップするには筋肉を伸ばしたり動かす必要があるので
両者セットにすると都合いいのです。
従って、ストレッチをするときは触われるところは軽く触って
筋肉の状態を確かめながら行ってください。
次第に触れずとも感じられるようになっていきます。
------------------------------------------------------------------------------
次回もストレッチを数種類紹介します。
------------------------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------
------------------------------------------------------
質問や要望が御座いましたら是非お寄せください。
ldz5zz@gmail.com
----------------------------------------------------------------------
ボイストレーニングの嘘真うそまこと
発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000225345.html
---------------------------------------------------------------------


