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主に発声訓練独習者へ向けて、具体的な練習方法や論理、訓練の考え方や進め方、一般的な常識やセオリーの真偽等を紹介します。号毎にいくつかののキーワードを挙げて、それを解説するかたちで話をすすめていく予定です。

  • 周期 不定期
  • 最新号 2008/09/18
  • 発行部数 158
  • マガジンID 0000225345
  • 個別ページ
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2007/04/09

[VT]うそまこと其之七〜声帯振動部削減〜

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[VT]うそまこと其之七〜声帯振動部削減〜

購読者のみなさまこんにちは。ゐ崎です。
前号からだいぶ空いてしまいましたよね。お待たせして申し訳ありません。
一号ごとの量がちょっと多すぎるかなとも思ってるんですが
いかがなものでしょう?


前回までスペクトルの話題に長いことお付き合い頂きました。
退屈に思った人も多いと思いますが
あーゆーのは特に独習者の場合タイヘンジューヨーですからしょーがない(汗。 

今回のテーマは打って変わって巷で話題の?「振動部削減」です。
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     本書の読み方 
補足的な説明をするために括弧書き(この括弧)を多用しています。 
その部分は手早くお読みになりたい方は読み飛ばしてもらって結構です。 
声区や声種については、詳しくはウィキペディアを参照していただきたいと思います。
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第七号のテーマ「声帯振動部削減」


振動部削減という言葉はボイストレーナー高田三郎氏の著書「高い声で歌う本」でよく知られていますが、
恐らくこの言い回しは 氏独自の英和訳なのだと思います。
知らない人が聞くと外科手術だと思うんじゃないすか。

*ここでいう「削減」とは、「声帯の後部を閉めて振動部を短くする」ことです。

削減を利用できるとソプラノの最高音あたりまで胸声に近い声で歌うことができます。
また純粋な頭声より半オクターブくらい高い音が出る上、
より話声的な声なのでポップスやロックでは重宝します。

削減して出る声は極高声とかスーパーヘッドボイスと呼ばれます
単体で使用される例が少ないので
存在自体があまり知られていませんよね。

この「削減」の現象、効果は
“ハーモニクスに類するもの”と捉える人が多く、
(ハーモニクスというと「倍音」の意味もありますがここでいっているのは「倍音奏法」のことです)
クラシックの流派でも「声のハーモニクス」と定義づけているところがあります。
また、「倍音シャウト」なんて言い方は「ハーモニクス」を誤訳していってるようなんですね。

ハーモニクスというのは振動の一部の成分を抑制して1〜数オクターブ高い音を鳴らすことです。
振動部削減は弦を押さえるようなものなので
機構的にはハーモニクスとはちょっと違う気もしますが、

あくまで演奏時の感覚ではハーモ二クス的だというわけです。
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削減して出る声

スーパーヘッドボイス(以下 SHVと略します)というのもあまり一般的な名称ではないんですが
本書はとりあえずそれでいきたいと思います。


 どういう声かというと、、、

音域的にきちんと出るのはテノールのハイCから上の1オクターブ(C5〜C6)辺り。
起声は強い。
単体で出すとかなりノイジーなことも多く倍音は頭声より多い。
芯は無いことが多い。
頭声から移るとき自然と1オクターブ上になる場合がある。


ソプラノの高いAの辺りをきちんと歌えるひとはスーパーヘッドを出せると思っていいです。

また、SHVを頻繁に使う人で一番有名なのはスティーブンタイラーさんだと思います。
aerosithの曲でも特に「dream on」 「draw the line」 あたりは分かりやすいんじゃないかな。


他にSHV、ホイッスルが聴ける例は、、、

元ちとせの「わだつみの木」、
清貴の「the only one」
宇多田ヒカルの「wait&see」
misiaの「包み込むように」
celine dion 「the power of love」
deep purple 「high

今思いつくのはこんなものかな
間奏で一音だけ とかが多いんですけどね。
基本的にライブ映像(音源)を見たほうが分かり安いです。


ホイッスルとSHVの違いは
振動モード及び音域、さらに息のちょっとした流し方の違いによるものです。
もちろん区別しないで呼ぶ人も多いです。
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次回は「SHVとミドルボイスの違い」についてと
SHV獲得法を紹介する予定です



       (了)
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〜ボイトレ嘘八百のコーナー〜

第5回「カラオケとインターネット」

カラオケボックスで練習する人ならご存知でしょうけど
1年くらい前から「カンドーネ」ていうのがあるじゃないですか。

あれってまだ利用できる店舗も少ないし
楽曲が出揃ってないしPV映像とか少ないので
敬遠されてると思うんですが、

何が良いってインターネット出来るんですよ
Youtubeなんかを利用すれば有名アーティストの映像を写しながら歌えるわけです。
これ、好きな歌手のコピーするにはうってつけですよ。
(法律的にお勧めできるかどうかわ置いといて。)
唯一つ エコーを調整できないのが玉に瑕ですかね。
でもほんといいです。宇多田や稲葉のライブパフォーマンスを見ながら
歌えるというのは別に練習目的でなくても面白い。

普通のオケに飽きちゃった人とか
一度試してみたらいいですよ。




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質問や要望が御座いましたら是非お寄せください。
ldz5zz@gmail.com


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  ボイストレーニングの嘘真うそまこと
    発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 
    配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000225345.html 
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