2009/11/08
短答式試験まで1か月、全体的な傾向を解説します。
====================================================================== 頑張れ会計士受験生!会計士補が贈る週刊メッセージ 第96号 短答式試験まで1か月、全体的な傾向を解説します。 著者 まーやん ====================================================================== 1 はじめに。 こんにちは、まーやんです。 今回から、 2010年目標の受験生向けメッセージになります。 いろいろと告知もありますので、ぜひご覧ください。 ====================================================================== ★★★ まーやんモニターブログ!! ★★★ 2010年度のモニターブログが大好評稼働中です。 専念受験生:まめさんのブログ http://mao-cpa.com/monitor2010a/ 社会人受験生:千波さんのブログ http://mao-cpa.com/monitor2010b/ 投稿も充実してきました。皆さんの参考になるコメントも、あるはずです。 ====================================================================== 2 本文。【10年目標の方に贈るメッセージ】 短答式試験まであと1ヶ月となりました。 今回は初めての冬開催の短答式試験ですので、 受験生は勿論、専門学校も手探りでの試験対策を 展開しているんだろうと推察しています。 …が、 冬試験の合格・不合格という結果は 年明け以降の学習に非常に大きな影響を与えます。 というわけで、何とか、何とか!合格したいところ。 そこで、今回は短答式試験の概括的な傾向を まーやんが分析し、 直前対策へのアドバイスにしたいと思います。 まーやんは会計士の資格を取得したのちも、 毎年必ず本試験の問題を自力で解いています。 特に、試験制度が変わった2006年以降は、傾向の変化は 非常に激しく、予測が難しいといわれていますが、 それでも大きな動きをとらえることができます。 それが皆さんへの格好のヒントになれば幸いです。 ●計算科目…とにかく「スピード」が大事! まず、 計算科目から解説しましょう。 過去3回程度の大きな傾向の変化はこんな感じ。 ・簿記の「総合問題」が定着した。 ・管理会計の「経営分析問題」が定着した。 ・分量が増し、難易度は低下した。 …です。 簿記の総合問題については、 今までは「一般商品売買」「特殊商品売買」 「資本連結仕訳」の3つの分野から出題がありましたが、 その難易度は必ずしも高くはありません。 にもかかわらず、今まではこれらの問題は 非常に正解率が低いという特徴がありました。 …なぜか? 時間が足りないから、なんですよね。 おそらく、時間が十分ある中で これらの問題に対処することは、たいていの受験生にとって それほど難しいことではないんだと思います。 簿記でしっかりと高得点をたたき出すためには、 難易度がそれほど高くない問題に対して 下書きなどの工夫をしっかりして、スピーディに正解を 集計する力をつけておくことが大事です。 総合問題は勿論のこと、 個別問題の難易度も年々低下していると感じます。 そういった問題の中には、 下書きを一切しなくても、電卓だけで正解を出すことが できてしまうものも、実はあるんです。 精度を下げずに、スピードを上げるためには 下書きのリストラをある程度進めることが必須。 やみくもに問題を解くというだけではなく、 とき方の研究をしていくことが必要だと思います。 一方、管理会計は 一般的な原価計算問題が主流であった過去の傾向から 「原価計算半分・経営分析半分」という傾向に 変化してきているのではないかと感じています。 ただ、簿記同様、 その難易度は決して高くありません。 原価計算にしても、経営分析にしても、 複雑な論点が含まれている問題はほとんどないので、 やはり物を言うのは「スピード」だろうと思います。 監査論との同時実施である管理会計論は、 おそらくすべての科目の中で最も時間的にタイトな 科目であろうと思います。 スピード、というと とかく「電卓をたたく速さ」とか 「下書きを急いで書く」とか、そういう発想を持ちがちですが、 これでは精度を犠牲にしたスピードアップしか望めません。 そうではなくて、 「必要ない下書きをしない」 「回答に必要な情報だけを探す」 という練習を積み重ねていくことです。 簿記同様、中には下書きをいっさいすることなく 正解できてしまう問題もありますので、 自分の問題の解き方をじっくりと見直してみることが大事です。 ●理論科目…広く浅くを徹底せよ。 理論科目については、 ・財表は「概念フレームワーク」や「純会計理論」などの 基礎的な分野からの出題が増加している。 ・監査論は「内部統制監査」「四半期レビュー」などをはじめ きわめて広範な分野からの出題がなされている。 ・企業法は総則・商行為を含め、広範ではあるが 非常に基礎的な出題が目立っている。 という傾向があると思います。 財表については、直前期になると 「会計法規集」の読み込みを行う方も多いと思います。 それは仕上げの学習としては非常に良い方法ではありますが、 「資産会計」とか「収益の認識」とか、 特定の会計基準に記載のない純粋な会計理論の出題が目立っているため、 「会計法規集だけでは十分じゃない!」という意識は 必ず持っていてほしいと思います。 監査論は、たっぷり20問の出題の中で 制度論、報告論からJ-Sox、レビューなどの新しい分野までの 幅広い出題が目立っています。 ただ、J-Soxやレビューについては、 今のところ基準くらいしか出典がなく、 委員会報告書のような細かいものが出そろっていないため、 比較的対策は容易ではないかと思っています。 こういう部分でも、やはり配点は同じですので、 食わず嫌いの意識を持たずに、しっかりと幅広くおさえるという 習慣をもって学習をしてほしいと思います。 企業法は、実はまーやんの苦手分野ですが(笑) 選択肢数が少なくなっていることから、 じっくりと時間をかけて解くことが可能な科目です。 ただ、時間があるというのは逆に 「要らぬ悩み」を増長する性質もあります。 企業法は直前期の対策に賭けているという受験生が大半でしょうから、 その際に、うろ覚えの部分をできるだけ少なくする工夫をしてください。 ・取締役の規定について、監査役に似た規定はなかったか? ・組織再編について、「簡易××」の場合は何が省略できるのか? ・自益権と共益権について、行使のための条件はどう違っていたか? 単に条文の番号順だとかテキストの順に学習するだけでなく、 縦横無尽に学習内容を整理するように心がけてみてください。 遠回りなようですが、結構効果がありますよ。 ====================================================================== 3 編集後記。 昨年の短答式試験前に 計算科目の対策用の特別教材を発行しましたが、 非常に売れ行きが良く、今回も大幅にバージョンアップをして 発売に踏み切る予定です。 …編集に時間がかかっており、 もう少し発売は先になるでしょうが、 きっと皆さんの役に立てるような内容になっています。 また、改めて告知を行いますので、 楽しみにお待ちください。 ====================================================================== メルマガ:頑張れ会計士受験生!会計士補が贈る週刊メッセージ http://www.mag2.com/m/0000225335.html ======================================================================



