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2009/02/22

【頑張れ会計士受験生!85】理論問題の答案作成力を高めよう その3

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頑張れ会計士受験生!会計士補が贈る週刊メッセージ
第85号 理論問題の答案作成力を高めよう その3
著者 会計士補 まーやん
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1 はじめに。

こんにちは、まーやんです。

実に久しぶりの配信です。申し訳ございません。
理論科目の答案作成力については、これで最終回の配信となります。

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2 本文。【09年目標の方に贈るメッセージ】

さて、
今回も理論分野の答案作成について
分析していきたいと思います。

前々回…理論問題には「制度説明」「狭義の理論」という2種類の出題があり、
今後は後者に比重がよってくることが予想される。

前回…特に「狭義の理論」は、出題者の意図を読み取って答案を書かないと、
「書いていることは正しいが、質問には答えていない」答案になりかねない。

これが、今までの分析結果でした。

今回は、さらにさかのぼって、「良い答案を書くための暗記」ということを
考えてみたいと思います。


以前から、暗記を行なう際は「有機的な記憶」すなわち他の項目等との関連
付けを意識しながら理解することが必要だと強調していますが、論文式試験
突破を目指すのであれば、単に有機的に覚えるだけではなく、「階層的に覚
える」ということも必要になります。

たとえば、こういうことです。
単純な制度説明の問題の例になってしまいますが、
こういう問題を想定してみてください。

【例題(まーやんオリジナル)】
連結キャッシュフロー計算書では、現金及び現金同等物の変動を
・営業活動によるキャッシュフロー
・投資活動によるキャッシュフロー
・財務活動によるキャッシュフロー
に区分して表示しなければならないが、営業活動によるキャッシュフローの
区分に記載されるキャッシュフローについて、その内容を説明しなさい。


順調に学習がすすんでいると、この問題の解答を「あ、基準の前文から引用
すれば良いんだ」と思い出せるでしょう。


先に解答を載せておきます。

「営業活動によるキャッシュ・フロー」の区分には、商品及び役務の販売に
よる収入、商品及び役務の購入による支出等、営業損益計算の対象となった
取引のほか、投資活動及び財務活動以外の取引によるキャッシュ・フローを
記載する。なお、商品及び役務の販売により取得した手形の割引による収入
等、営業活動に係る債権・債務から生ずるキャッシュ・フローは、「営業活
動によるキャッシュ・フロー」の区分に表示することとする。


ただね、本当にコレが絶対の解答かというと、そうとも限らないわけです。

なぜか?というと…



答案用紙の行数が変動するから。



そうなんです。


極端な話、この問題の解答欄がたった1行だったら、あるいは、解答欄が10行
だったら…どうしますか?


そう。
解答欄の大きさというのは、基準の前文の長さに一致しているとは限らない。
前回の話の続きになりますが、解答欄の長さは、「試験委員がどれくらいの
解答を求めるか?」に依存して変動するはずなんです。

ということは、
頑張って基準の内容を頭に入れても、それを柔軟に使いこなせないと解答欄
の長さにはついていけないんですよね。


ということでお勧めするのが
「階層的な記憶」。


簡単に言うと、こういうことです。

●解答欄が1行しかなかったら
 営業損益計算の対象となった取引のほか、 投資活動及び財務活動以外の
  取引によるキャッシュ・フローを記載する

●解答欄が5〜6行だったら
 「営業活動によるキャッシュ・フロー」の区分には、 商品及び役務の販
 売による収入、商品及び役務の購入による支出等、(ここで上の記載を準
 用)なお、商品及び役務の販売により取得した手形の割引による収入等、
 営業活動に係る債権・債務から生ずるキャッシュ・フローは、「営業活動
 によるキャッシュ・フロー」の区分に表示することとする。

●解答欄が10行程度だったら
 企業が営業活動を維持し、債務を返済し、設備投資を実施し、さらに株主
 に配当を行うためにどのくらいのキャッシュフローを主たる営業活動から
 獲得したかを記載する。
 具体的には…(以下、上の記載を準用)


要するに、
答案として「はずせない」部分を優先的に覚え、それ以外の部分は答案にい
かに落とし込むかを意識しながら、段階的に覚えていくということです。


このように覚える習慣をつけると、暗記そのものがやりやすくなるし、何よ
り、暗記したけど点数が伸びない…という徒労を防ぐことができる。

「有機的な記憶」と「階層的な記憶」。

両方合格のために非常に有効な概念です。是非実践してみてくださいね。


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3 編集後記。

短答式メルマガに忙殺され、かつ本業に忙殺され…このメルマガの配信がすっ
かり遅くなりました。大変申し訳ありません。

今後も多忙な状況が継続するので、配信ペースが不確定とならざるを得ません。
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は参考情報を引き出してみるのも良いかと思います。
http://www.mag2.com/m/0000225335.html

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