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現役英語指導員で英検面接員が贈る「英語感覚」を身に付けるための教習所みたいなメルマガです。僕のメルマガは読者の方が本当に素敵な人ばかりというのが一番の自慢!書きたい時に書くのでホントに不定期の配信ですが、是非一緒に勉強しましょう。

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2008/06/18

【第161号】 このファンデーションを使えば効果60%増です?

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現役英語指導員で英検面接員が贈る英語学習マルチ情報メルマガ

〜 英語を英語で覚えちゃおう! 〜 【第161号】

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こんにちは、松川です。


先日世田谷にある野菜ソムリエのお店で大学生の方が
育てたじゃがいもを買いました。


新ジャガだったのでゆでて塩だけで食べたんですが
これがメチャウマ。


付けてくれたチラシにサイト情報とかがあったので調べてみると
とても素敵な活動をしているらしく、ちょっとうれしくなりました。


それにしても美味しかったなあ〜。
通販でも取り寄せが可能なようです。


ちなみにサイトはこちらです。
学生による地域活性化プロジェクト『TeamLAP』
http://teamlap.net/


それでは今日の勉強まいりましょう!



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目次

1. 編集前記(初めての方限定)

2. Material

3. Key Points 

4. Vocabularies

5. Material&Translation 

6. Next Material

7. 編集後記

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【 1. 編集前期(初めての方のみお読みください) 】


このメルマガは「英語感覚」を身に付けたい人のための教習所
みたいなものです。


英語感覚というのは、話す、聞く、読む、書くの全ての根底に
ある基本的要素だと僕は考えています。


教習所に通った人ならわかるんですが、行ったからといって
即公道に出て自由自在に乗り回せるかというとそうでもない。
このメルマガを読んだからといって即自由自在に英語を話せるか
というとそんなことは無いわけです。当たり前ですが。


これはどんなメルマガでも同じです。


僕が提供するのは学習の場であり、その題材であり、考え方。
それに共感できる人と是非一緒に勉強したい。
でもって僕の立場は同じ勉強班の班長です。先生じゃないですよ。
ある意味長ーい道のりですが、共に歩いていきましょう。


また、このメルマガは何か体系だった知識をあなたに提供する
ものとは異なります。なのでここで読んだ知識を生かして手元
にある英文などを眺めて見るとかなり効くはずです。即効性は
無いかも知れませんが。


是非実践してくださいね。


なお、英語感覚というのは僕が作った言葉ではありません。


はじめてこの言葉に触れたのは東洋学園大学教授である大西泰斗先生
の数々の著作でした。


そして、大西先生の考えに共感して英語教材を開発した僕の師匠である
K氏から多くを学びました。


僕がこうしたメルマガをお届けし、あなたと出会う機会を得たのは
このお二人のおかげであることをここに記します。


では本編です。


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【 2. Material 】


前々回、前回、そして今回は同じコピーライターのブログから
文を抜粋しています。


今回のmaterialに入る前に軽く過去2回分を見ておきましょう。


I once took a media communications course in which I discovered 
an interesting example of the way the mind works.

As part of a given lesson, a videotape was shown of a televised 
newscast during which a journalist was about to give a live report 
on a forest fire that was devastating the mid-west.

The news anchor in the television newsroom said: 
"We now take you to Sally Smith ― she’s in the station's 
helicopter flying above the scene of the fire." 

He then turned around to face the background screen, 
which gave a live bird’s-eye view of the raging fire, 
and asked: "Sally, tell us, how big is the fire?"


著者がかつてコミュニケーションのセミナーに参加したこと。
その中で「頭の動き方」に関してある興味深い例に出会ったこと。
レッスンの一部でニュース報道のビデオが流れたこと。
それは森林火災の報道で、報道局にいるアンカーマンが
現地のヘリ機内にいるレポーターに呼びかけをしたこと。


それらを頭の片隅に置いてください。


そのイメージを持ちつつ本日のmaterialです。


In a voice partially drowned by the whizzing sound of 
helicopter blades, Sally reports: “John, it’s so big, it’s covering 
well over 140 acres of land ― that’s about 200 football fields 
back-to-back for you and me.”


What is this telling you?


【 3. Key Points 】 


では、解説いきましょう。


Sally reports: “John, it’s so big, it’s covering 
well over 140 acres of land ― that’s about 200 football fields 
back-to-back for you and me.”


これはこれで1文なので一気にいきたいところですが、
ちょっと・・という人は
In a voice partially drowned by the whizzing sound of 
helicopter blades, Sally reports
で、一区切りしましょう。


In a voiceと始まりますから、キャスターというかレポーターの
声についての説明をしているわけです。


が、何せIn a voice。


「声で」と言ってもなんだか意味不明じゃないですか。
キャスターがゼスチャーでレポートするわけないですし・・


「小さな声で」とか
「大きな声で」とか
「はしゃいだ声で」とかならわかります。


ここで説明があるのでは?と想像できるといいですね。そして
情報の貼り付けを得意とする英語らしく、次に


partially drowned が貼り付けてあります。
どうも音が途切れ途切れになっているようですね。


で、さらにby the whizzing sound of helicopter blades
をペッタンコしてます。


ここで今日のキモに行きましょう。


★★★★★ by のキモ ★★★★★


前置詞のbyは「すぐ近く」基本イメージ。


ちょっと中学校に戻ってどこかで見たことあるような文を眺めて
みましょう。


All these pictures were painted by my father.


どうですか?懐かしいでしょう。


All these pictures were paintedで「この絵全てが描かれた。」
そしてそのすぐ近くに「私の父がいた」わけです。
なのでby my father


by は「すぐ近く」なんです。
この感覚を持ってくださいね。
頭にイメージしてくださいね。


さらに例文を眺めてみましょう。「すぐ近く」を感じてください。


He lives in a house by the sea.
I haven't got it by me.
I went by the highway.


これらはイメージしやすいです。ものすごく。


こちらはどうです?


learn by heart「暗記する」
sell by auction「オークションで売る」
die by poison「毒で死ぬ」
stand by me「味方になる」


さらに・・・


finish by the evening 「夕方までには完成する」
It's five o'clock by my watch. 「私の時計では 5 時です。」
pay a worker by the piece 「1 個いくら[仕事のでき高]で職人に払う」


どれもbyの持つすぐ近くというイメージから生まれるフレーズ何です。


こうした勉強の後は辞書でbyをひいて眺めてもらいたいんですが
間違っても全部の訳を覚えようなんてしないでくださいね。


「すぐ近く」をイメージして頭でお絵書きをする。このことを
常にしてください。


この部分はby the whizzing sound of helicopter bladesなので
ヘリコプターのプロペラのブーンという音がすぐ近くにあるんです。


キモはここまでですが、この部分はまだ終ってません。先に行きましょう。


Sally reports: "John, it's so big, it's covering 
well over 140 acres of land ― that’s about 200 football fields 
back-to-back for you and me.”


Sally reportsでSallyのレポートが始まります。その中身は・・


 it's so big, it's covering well over 140 acres of land 
― that’s about 200 football fields back-to-back 
for you and me.”


 it’s so big なんで「すごい大規模!!!」そしてsoは何か余韻がある言葉
なので後ろに補足情報を加えることが多い。受験英語だとコンマの部分を
thatか何かにリライトして出題するところでしょうね。


で、案の定どれだけでかいのかを付け加えます。
it’s covering well over 140 acres of land
「優に140エーカーを超えてます!!!」



ちなみに、僕らは何アールとか、何ヘクタールとか
何平米とか何坪いう単位は比較的分かるんですが、エーカーは
馴染みがありません。


1エーカーは4047平方メートル
1ヘクタールが10000平方メートル


なので1エーカーは1ヘクタールの4割程度


とここまで書いてきましたが、こう書いたとしても
何か釈然としないあなたは正常です。


要は実感が湧かないんです。こういう数字というか言い方だと。
エーカーに馴染みがあるアメリカ人であったも
一瞬でピンとくる人はいないと考えられます。


そこでレポーターは視聴者のイメージしやすいものに言い換えます。
that’s about 200 football fieldsと


「フットボールのフィールド約200個分ですよ〜」と
(アメフトのフィールドは縦120ヤード横53.3ヤード
1ヤードは約91センチ)


本当に具体的に「こういう広さだ」とイメージしている人は
そうはいないと思います。


でも、こういう言い方をされると頭にイメージが浮かびやすい
じゃないですか。


特にアメリカ人の多くはフットボールフィールドの大きさが感覚的に
覚えているようなところがありますから。


フィールドがいくつも並んでいるような画像が一瞬頭に浮かびます。
これがこのセリフの狙いです。


というか説明ってこんな言い方でしませんか?


「ねえねえ、今度買った辞書の厚さ7.5センチだよ」
っていうよりも
「ねえねえ、今度買った辞書この本の2倍は厚いよ。」
て言いながら単行本を見せる。


ものを売るんであれば、例えば化粧品なら
「このファンデーションを使えばホントに60%メイクが上手に
なりますよ。」
といっても意味不明。
「このファンデーションなら使うとちょうどこんな感じの色合いです。」
なんて言って伊東美咲のポスターを見せる。


相手が分かりやすいものに置き換えて話しをしていくと、相手は自分の
頭を使って考え始めます。


今回の"that's about 200 football fields"も同様の効果を狙っている
ワケです。


聞き手の頭にイメージを作り出して、自分で考えさせる。
その結果続きを聞いてくれる。


「えー?フィールド200個分?いったいどうなってんの?」
なんて思いつつチャンネルから目が離せなくなってくるわけです。


で最後に back-to-back for you and meを付け加えておしまい。


コレなんかは勢いでくっつけたとしか思えません。
実際の音声を聞いているわけではないので確証は無いんですが。


back-to-backは連続していることを示すフレーズなんで、
すごい勢いで火が広がっていることを言いたかったのでしょう。


で、for you and meですから「我々の方に」迫ってくるような
イメージを与えます。


そして、最後の文。
これは著者がこのブログの読者に向かって質問を投げかけてます。


What is this telling you?
「ここから分かることは何?」


質問を投げ掛けられたことで読者は続きを読まざるを得なくなって
いくわけです。


僕は定期的にこの人の文をチェックしてますが、いつも読みやすい
見事な文体です。


【 4. Vocabularies 】


いつも語彙の説明が少なくてちょっと不親切かなあと思ったので
今回は多めにしてみました。


イ drown


定義は
to die from being under water for too long, or to kill someone in this way
です。つまり「溺死」


ここから「埋もれる」というようなニュアンスの場合に使えます。
この文では「声」が埋もれてしまっているわけです。


ロ blade


もともと古英語では「葉」を示した単語です。

現代でも「葉」の意味はありますが、葉を連想させる形を
持つものを示すようにもなりました。

刃物やプロペラ・扇風機の羽、それからスケート靴の刃の部分も
この単語で表せます。


ハ over


overの基本イメージは
「一定の方向を持って何かに覆いかぶさる感じ」
です。


僕は師匠に「走り幅跳びの軌道だよ」と教わりました。



水溜りを飛び越える
本をまたぐ
親をまたぐ


全部共通しているのはその軌道が、


「ある方向を持ってあるものに覆いかぶさっている」
ように感じるということ。


すべてoverが使えます。


たとえば「コーヒーでも飲みながら話そうよ」という場合。


Let's talk over a cup of coffee.


のoverも実は同じイメージ。


一方から一方へ、テーブルにおいてあるコーヒーを覆うように
会話が進むでしょう?


絵を思い浮かべれば簡単なんです。


ニ field


定義は
an area of land in the country, especially one where crops are grown 
or animals feed on grass
です。


「ある地域で、特に穀物が育ったり動物が草を食べているところ」
ですから「草原」とか「原っぱ」が近いイメージですね。草は必ずしも
芝生のように短いものではなく、人間の背丈くらいまで生えている
場合もあります。


そうした広がりのイメージから野球やフットボール、クリケットの
競技場にも使われますし、研究などの「分野、領域」という意味でも
用いられます。


ホ tell


日本語の「言う」に相当する単語はsay、talk、tell、speakを筆頭に
いろいろありますが、このtellは「誰かに何かを話す」というニュアンス
があります。


個人的には話す内容に焦点があるように感じてますし、そう思って
もらって構わないでしょう。


if someone tells you something, they communicate information, 
a story, their feelings etc to you
です。


【 5. Material&Translation 】 


In a voice partially drowned by the whizzing sound of 
helicopter blades, Sally reports: “John, it’s so big, it’s covering 
well over 140 acres of land ― that’s about 200 football fields 
back-to-back for you and me.”

What is this telling you?

〜 大意 〜

声がヘリコプターの羽のブンブン唸る音にところどころかき消され
つつも、サリーがレポートをする。「ジョン、火事は相当な規模で、
140エーカーをはるかに超えています。フットボールのフィールド
およそ200個分が次々に燃え、我々の方に迫ってます。」


このことから何がわかりますか。


【 6. Next Material 】


The cost of the book would be 95.00 and the shipping would be 39.95, 
making the total 134.95.  Please let me know if you are interested 
in purchasing this book.


僕宛にとどいたメールの部分抜粋です。今回は一話完結型。
意味を考えてみてくださいね。てゆーか頭でお絵かきして
くださいね。


「ここを特に詳しく説明して〜」というメールは大歓迎です。
matsukawaseiji@mac.com
までどうぞご遠慮なく。


【 7. 編集後記 】


いかがでしたでしょうか。


3回にわたって同じ人の文を読んで来ました。是非下記にアクセスして
ブログ全体を見渡してください。
http://www.michelfortin.com/you-ought-to-be-in-pictures/


ビジネスのテクニック的な話をしているので、そういうのに慣れて
いない人は後半は読みにくいとは思いますが、半分でも充分勉強に
なります。


そういえば、僕の師匠が8月と9月に英語のセミナーをするという
連絡がありました。


いただいたメールの文面を抜粋しますと


「教材は全て僕がこの7年間で買い学んできた海外のビジネス教材や
書籍などから持ってきた英文で、英語の勉強なんだけど
「英語で」ビジネスの勉強もしてしまおうという、ありそうで
なかったセミナーの予定です。」


とのこと、日程にもよりますが、今からすんごい楽しみにしてます。


いつもは講義する側にいるんで時々生徒の立場に立つと(座ると?)
とても新鮮な気分になり、更なる気力が湧いてきます。


上にも書きましたが今回のメルマガの感想や次回分に関する質問等は
ドシドシお寄せください。


全ての質問にお答えできないかもしれませんが、できるだけ
反映させていきますので。


メールはこちら
matsukawaseiji@mac.com


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英語感覚の基礎作りに書かせない本


ハートで感じる英文法
http://www.amazon.co.jp/dp/4141892750/ref=nosim/?tag=richpt-22


ハートで感じる英文法(会話篇)
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ハートで感じる英語塾 〜英語の5原則編〜
http://www.amazon.co.jp/dp/4141894427/ref=nosim/?tag=richpt-22


上記はいずれもNHK出版です。


大西先生の著作にはネイティブスピーカーシリーズ(研究社)があります。
単語編を除けば、この3冊に研究社版の内容の大まかな部分は
含まれています。


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◆発行責任者: 松川誠二


◆ご感想、お問い合わせ: 
 matsukawaseiji@mac.com


◆HP「英語学習マルチ情報館」
 http://www.richpt.com


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