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2007/05/18

なるほど!漢方講座【14】

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          【 なるほど!漢方講座 】  5月 18日 

吉岡薬局 http://www.kanpo-aroma.net/
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前回、梅核気(ばいかくき)のお話しをしたところ
読者のTさんから、次のような書き込みがありました。

「過去にこの症状で検査しても何もないって
 言われ納得できなかった。」

でも、漢方では梅核気の特効薬とも言うべき
「半夏厚朴湯 はんげこうぼくとう」という 有名な漢方薬があります。

5種類の生薬から構成されていますが
そのうちの2種類 厚朴(こうぼく)、蘇葉(そよう)は、
精油成分を多く含み、「気」をめぐらせる効果の高い生薬です。

なかでも、蘇葉とはシソの葉のことで
アロマテラピーの精油を採取するハーブは、シソ科の植物が多く
漢方の中のアロマテラピー効果 と言えるでしょうか。

漢方薬も、「気」をめぐらす働きを持つものは、芳香性のものが多いのですよ。


では、今日も最後まで、おつきあいください。


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              14.やがて熱を帯び・・・

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体に入った「邪気」は、長引けば、熱を帯びることもよくあります。

例えば、カゼをひき、無色透明の鼻水を垂らしていたのが、だんだんと
色の濃い粘い鼻水に変わってゆくのも、「寒」から「熱」への変化です。


肝も、疏泄機能を発揮できない 肝気鬱結の状態が長引けば、
やがて熱を帯び、「肝火上炎 かんかじょうえん」という状態になることがあります。

具体的には、イライラと怒りっぽい、不眠、めまい、耳鳴り、顔面紅潮
目の充血、胸焼けなどが起こります。

七情のうちの「怒」が、肝を傷めると言いましたが、
(2.心の動きと体 http://kanpoaroma.exblog.jp/d2007-02-22
イメージが重なるでしょ? 

ここまで、熱を帯びてくると
半夏厚朴湯ではなく、熱を下げる効果のある漢方薬が選ばれます。


漢方の診断で患者さんを診る時、自覚症状も大切ですが
目で見て得られる情報も、大いに役立ちます。
顔の色艶、歩く姿、その表情、舌の状態なども。

病気をみるのではなく、「病人をみる」と言う表現が
こんな所にも、あてはまります。


吉岡晴美
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★ブログ「ほぅ〜っと一息」にも同じ記事をアップしています。
http://kanpoaroma.exblog.jp/d2007-05-18

ご意見・ご感想など、そちらにいただけると嬉しいです。

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吉岡薬局  
   〒720-0032 福山市三吉町南1-8-4
    TEL:084-921-2791 
   yoshioka@kanpo-aroma.net
  http://www.kanpo-aroma.net/

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  なるほど!漢方講座
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