2008/10/12
10日間で10倍を狙うオプション投資
〜 10日間で10倍を狙うオプション投資 〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (85号配信) 発行者: 鈴木 幸久 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※ 配信解除は最下段から行えます。 プットで大儲けした人は、しばらくお休みください。 【売るべし買うべし休むべし。】 年中、売ったり買ったりしていなければ気のすまない人がいる。 失礼な言い方だが、そういうやり方で儲かっている人はいないのではないだろうか。 株式投資に売りと買いのどちらしかないと思うのは誤りで、休むことも大切な要素で あると説くのが、この「売るべし買うべし休むべし」である。 「売り買い休みの三筋道」とか「休むも相場」などともいう。 だいたいが人間は欲と道連れである。相場で利益をあげれば「もっと取ってやろう」 と思い、損をすれば「今度は取り返そう」と、つねに売ったり買ったりしてしまいがちだ。 こういう心理には、知らず知らずに驕りと焦りの気持が入り込んでいる。 この二つが、ともに相場には大禁物であることは前にも述べた。むろん結果は歴然であろう。 損得に関係なく、ひとつの売買が終わったら一歩退いて市場の環境や相場の動向、 そして天下の形勢をゆっくり眺め回す余裕を持つ。 この間に目のくもりを払拭し、心身のコンディションを調整し、同時に投資資金を 整えて、つぎの機会に備えるわけだ。 とにかく株式投資で無理をすれば、必ず敗れる。 何らかの制約をおしてまで株式投資をする愚は避けることだ。 「眠られぬ株は持つな」「命金には手をつけるな」という格言もある。 また「つかぬときはやめよ」ともいう。ウォール街にも「疑わしいときは何もするな」 という格言がある。 いずれも、そういうときは出動を取りやめて、いったん休みなさいと教えている。 徳川時代の古い格言にも、つぎのようなものがみられる。 ○…不利運(損失勘定)のとき、売り平均買い平均(ナンピンつまり単価をならすこと) せざるものなり。思い入れ違いの節はさっそく仕舞い、四五十日休むべし。 (中略)何程利運を得ても、この休むことを忘るるときは、商い仕舞いのときは きわめて損出ずると心得べし。(宗久翁秘録) ○…年中、商い手の内にあるときは利運遠し。折々仕舞いて休み見合わせ申すべき こと第一なり。(同) ○…売り買いを、せけばせくほど損をする。とんと休んで手をかえてみよ。(三猿金泉秘録) ○…気の落ちつかぬときの商いは、十度が十度ながら損なりと察すべし。(相庭高下伝) 証券教育広報センターから引用 http://www.skkc.jp/proverb/proverb15.html □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 【1】今週の概況 10月6日ー10月10日 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 恐ろしいことが起きました。 大暴落です。 恐慌と言ってもいいのはないでしょうか? 金曜日のSQで、大波乱です。 SQでは、いつも食い合いでほとんど問題なく通過するのですが、今回は 現物の売りが物凄く多く、ヘッジのために先物に大量の売りが出て、先物が15分間 サーキットブレイクで停止しました。(たぶん先物がストップ安の7200円売り気配 間で言ったんだと思います。) 前代未聞です。 もう一つ、10月限プットの全てがITM(インザマネー)となり、消滅したプット がでませんでした。 為替がまだ動きが安定せず、98円があって100円台の円高です。 金入ったん上がってから下落、原油は続落。859ドルと77ドル近辺(金曜日終値)。 10月6日の週の高安は、10,839円から10日の8,115円で 2,724円の大暴落。 9月29日の高値12062円から見ると、11日間で3,947円の下落。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 【2】オプションの1週間 10月限SQ週と11月限あと5週 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 2008年10月の第1週は、以下のようになりました。 とんでもないことが起きました。 大暴落です。 10月限プットのATMがありません。 SQ値からすると、P800(8,000円のプット)がありませんでした。 これは、プットの中で、価値がなくなったものがない、と言う状況で、 オプションの歴史の中で始めてのことのように思います。 原因は、日経225が下落するにつれて、新しい安いプットを作るのですが、 SQまで1週間以内になると新規にオプションの設定が出来ないためです。 プットを買おうとしてもとても高いものしかないので、買いにくかったですね。 10月6日に2円まであったP0900が、9日には、300円までありました。 SQに持ち込んだら、さらに高かったでしょうね。 1,000円以上です。 正確には、9,000円ー7992.60円=1、007.4円。 6日の2円からたった4日間で500倍。 2千円が、100万円です。 週内の最大変化率 ------------------------------------------------ コール プット ----------------------- ------------------------- 10月限10月第2週 全て1倍以下 P0925 153.3倍 11月限10月第2週 P1325 7.8倍 P9000 15.6倍 日経平均のSQは7,992円60銭でした。 【10月第2週】日経225の動き 10月限 6日 7日 8日 9日 10日 -------------------------------------------------------------- 日経225高値 10,839 10,363 10,011 9,443 9,016 安値 10,374 9,916 9,159 9,100 8,115 出来高 (億株) 25.7 29.7 28.6 29.2 32.7 (兆円) 2.4 2.5 2.4 2.5 2.6 【2008年10月限のオプション】 SQ週 7日のデータが取れませんでした。 すみません。 【10月第2週】コール(10月限) 6日 7日 8日 9日 10日 最大倍率 値動き ----------------------------------------------------------------------------- C1250 高値 4 1 1 1.0 435 安値 1 1 1 1 C1225 高値 7 1 1 1.0 400 安値 1 1 1 1 C1200 高値 15 1 1 1.0 805 安値 2 1 1 1 C1175 高値 35 2 1 1.0 715 安値 5 1 1 1 C1150 高値 75 2 1 1.0 1160 安値 13 1 1 1 【10月第2週】プット(10月限) 6日 7日 8日 9日 10日 最大倍率 値動き ------------------------------------------------------------------------------ P1250 高値 2140 3340 3410 2.1 3410 安値 1580 2710 3120 330 P1225 高値 1840 2990 3300 1.9 3300 安値 1680 2470 2870 340 P1200 高値 1640 2900 3000 2.7 3000 安値 1100 1810 2600 170 P1175 高値 1360 2580 2630 3.1 2630 安値 845 1770 2370 180 P1150 高値 1150 2380 2450 3.9 2450 安値 615 1430 2100 80 P1125 高値 910 2080 2230 5.1 2230 安値 435 1290 1870 80 P1100 高値 705 1900 2070 7.0 2070 安値 295 890 1580 35 P1075 高値 510 1700 1800 9.0 1800 安値 200 645 1320 30 P1050 高値 345 1450 1550 12.4 1550 安値 125 405 1080 15 P1025 高値 220 1200 1210 16.1 1210 安値 75 230 835 10 P1000 高値 125 980 1120 28.0 1120 安値 40 120 575 6 P0975 高値 70 790 870 43.5 870 安値 20 60 360 3 P0950 高値 35 530 665 73.8 665 安値 9 25 170 2 P0925 高値 18 355 460 153.3 460 安値 3 9 45 2 P0900 高値 9 200 300 150.0 300 安値 2 5 13 1 注)倍率は,安値とその次の日以降の高値との比較で算出,切り捨て。 単純計算なので,その高値安値で売買できないこともあります。 手数料は無視しています。 日計りは考慮していません。 * 【値動き】の欄は,SQ前日までの約30日間のオプションの最高値と 最安値を単純に表しています。 【2008年11月限のオプション】 SQまで5週 今週は新規にプットが7、250円まで設定されました。 【10月第2週】コール(11月限) 6日 7日 8日 9日 10日 最大倍率 値動き ----------------------------------------------------------------------------- C1400 高値 8 5 4 4 4 2.0 8 安値 3 3 2 2 1 1 C1375 高値 11 7 4 4 3 2.0 11 安値 5 4 2 2 2 2 C1350 高値 17 9 6 5 4 1.6 17 安値 7 4 3 3 2 2 C1325 高値 25 14 55 6 5 7.8 55 安値 11 7 4 3 2 2 C1300 高値 40 19 11 9 6 1.8 40 安値 16 9 5 4 3 3 C1275 高値 60 25 18 13 9 1.8 60 安値 25 13 9 5 4 4 C1250 高値 85 45 25 16 12 1.2 85 安値 35 20 13 10 5 5 C1225 高値 130 60 35 25 16 1.5 130 安値 55 30 16 12 8 8 C1200 高値 185 90 60 30 25 1.3 185 安値 80 50 25 18 10 10 C1175 高値 260 130 85 50 35 1.4 260 安値 120 75 35 25 11 11 C1150 高値 355 185 125 75 45 1.8 355 安値 170 105 55 25 16 16 C1125 高値 460 255 180 110 70 1.5 460 安値 240 145 85 45 20 20 C1100 高値 585 350 240 150 100 1.6 585 安値 330 200 110 60 25 25 C1075 高値 705 445 310 200 145 1.2 705 安値 435 270 155 120 35 35 C1050 高値 855 585 445 280 200 1.3 855 安値 550 365 210 165 50 50 C1025 高値 900 670 540 330 270 1.1 900 安値 700 470 285 235 80 80 C1000 高値 1030 730 670 485 370 1.2 1030 安値 850 590 385 305 110 110 C0975 高値 960 775 565 460 1.2 960 安値 720 450 395 150 150 C0950 高値 990 950 705 590 1.1 990 安値 905 590 500 200 200 C0925 高値 960 805 720 1.1 960 安値 740 645 275 275 C0900 高値 1830 1320 1150 985 860 1.1 1830 安値 1700 1210 855 780 350 350 【10月第2週】プット(11月限) 6日 7日 8日 9日 10日 最大倍率 値動き ------------------------------------------------------------------------------ P1000 高値 450 660 1350 1370 2290 8.4 2290 安値 270 420 535 970 1050 270 P0975 高値 365 550 1200 1240 2090 9.7 2090 安値 215 335 435 845 910 215 P0950 高値 300 455 1110 1090 1900 11.1 1900 安値 170 265 360 710 755 170 P0925 高値 230 375 990 950 1760 13.5 1760 安値 130 210 300 610 645 130 P0900 高値 180 300 875 835 1560 15.6 1560 安値 100 160 235 510 535 100 P0875 高値 235 720 705 1280 9.8 1280 安値 130 205 425 450 130 P0850 高値 180 640 630 1240 13.7 1240 安値 90 155 345 370 90 P0825 高値 540 535 1220 6.7 1220 安値 180 270 295 180 P0800 高値 370 990 4.6 990 安値 215 235 215 P0775 高値 300 900 5.4 900 安値 165 185 165 P0750 高値 240 750 6.2 750 安値 120 140 120 P0725 高値 185 700 8.2 700 安値 85 100 85 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 【3】日経225の見通し □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ テクニカルに強い投資家のほとんどは、やられたと思います。 水曜日の暴落で、個物株を見てもどの指標を見ても割安、買いサイン点灯で 買いにまわったでしょう。 テクニカルは、全くと言っていいほど無視されました。 需給が全てでした。 書いても空しいですが、ボリンジャーバンドでは、マイナス2シグマどころか、 マイナス3シグマに沿って下がっています。 下値めどは、2003年の7,607円しかなく、これを割り込むと、 漠然としていますが、6、000円前後が考えられます。 ただし一旦反発か揉みあいの後になると考えています。 1929年の大恐慌では、NYの下落率は6分の1になりました。 現在に置き換えますとダウ14、000からだと2、400ドルあたり。 少なくともその倍の5、000ドルとしてもおかしくはありません。 ダウは80年代では2、000ドルぐらいでしたから。 円高は未だ進むはずです。 一旦反発できるかどうかですね。 さあどうなるのでしょうか? 1)上昇 8800円を超える 30% 2)揉みあい 8300円+-500で揉みあう 40% 3)下落 また下落して7800円以下 30% □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 【4】いろいろな話 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 今回は、US Market Recapから、【歴史的な高レベル】です。 下記のURLからご覧になってください。 今回は、二つチャートがあり、それを見ないと理解できません。 US Market Watchからです。 http://www.breakscan.com/usmw/archives/2008/1009.php 歴史的な高レベル ================================ 「58って冗談のような数字です」、とミミさんが書いておられたが、トレーダーの間では 異常なレベルに達したボラティリティ指数が話題になっている。 先ず、極めて単純に、ボラティリティ指数の説明をしよう。 「ボラティリティ指数は逆指標であり、株式市場が下がる場面で上昇し、 『恐怖指数』という異名がある。 したがって、パニック売りのような圧倒的に売り物が増える状況が起きると、 ボラティリティ指数は極端なレベルに跳ね上がる。 一般的に、この極端に高レベルなボラティリティ指数は、マーケットの目先底打ちを 示すと言われている。」 では、現在のレベルは、本当に高レベルなのだろうか?maoxian.comに載せられた、 ボラティリティ指数の長期チャートを見てみよう。 チャートあり。 (http://maoxian.com/index.php?s=vix より) 1、1987年の暴落 2、1989年のミニ暴落 3、アジア通貨危機 4、ロングターム・キャピタル・マネージメントの破綻 5、アメリカ同時多発テロ事件 6、2002年の夏 7、現在 なるほど、たしかに歴史的な高レベルだ。そろそろマーケットは下げ止まりだろうか? ダウ指数のチャートを見てみよう。 チャートあり。 フィボナッチのキー・レベルで天井(1)をつけ、そして現在下降しているダウは、 ターゲットになるキー・レベル(2)に迫っている。 まだ500ポイントほど下げる可能性はあるが、位置的には一旦下げ止まって、 短期的なラリーが起きても不思議ではない。 October 9, 2008 | US Market Recap |パーマリンク |コメント (0) | トラックバック (0) Stocks You Need To Know About ユーロ/円 60分足 5円おきに、サポート/レジスタンスが形成される様子がよく分かる。 更に、水曜のマーケットでは「Oops ! しまった!」の買いパターンが目についた。 第85回目 ここまでとします。 ありがとうございました。 来週お会いしましょう。 ------------------------------------------------------------- 現在,個人的に先輩の仕事を手伝っていて,昼間ほとんど場を見られません。 そのためBLOGもなかなか更新できません。 申し訳ございません。 著者 : 鈴木 幸久 BLOG : http://blog.so-net.ne.jp/gonntazaemon/ メールアドレス 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