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ジャズは本当に楽しい物です。ジャズ喫茶を経営していた私Sonnyさんが真実のジャズの楽しさをお送りします。ジャズのお勉強、歴史、理論、楽理、もろもろの薀蓄不要。ついでに団塊の爺さんも不要。あなたのジャズの固定概念を取り払います。

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2007/08/20

【おとうふジャズ】新譜にしか味わえないジャズの魅力

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■ジャズを楽しむ、おとうふジャズノススメ

■新譜にしか味わえないジャズの魅力
        
                            発行日:2007.08.20
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こんにちは、Sonnyです。




ジャズが好きですと言う方とお話していると
 「50年代〜60年代ぐらいのジャズばかりを聴いています」
と言われる方が多いのに気付きます。


かと思うと
 「結構新人の作品も聴きますよ」
とおっしゃられるのでどんな人をお聴きになるのか尋ねると
 「ウィントン マルサリスとか」
なんて返事が返ってきたりします。

ウィントンが初リーダー作を発表したのは1981年のことでしたから
それから数えてももう四半世紀を過ぎています。

若かったデビューでしたが彼もすでに40代の半ばを過ぎたおっちゃんです。


  ウィントンを新人と呼んでためらわないと言うのはなぁ

なんて心の中でつぶやいて苦笑いをします。


これがいわゆる団塊の世代もしくはそれ以前の世代の方の言葉なら
ある程度仕方の無いことかなと思います。

ところがこういった言葉が20代・30代の
私より若い世代の方から発せられることも多く
そのことに考え込んでしまいます。

 ジャズは考古学やないねんけどなぁ





なるほどモダンジャズの作品のうち優秀な物がこれらの50年代〜60年代に
多数制作されているのは事実です。

しかし70年代以降にも優秀な作品は有ります。

現在の作品の中にもかつての名盤に匹敵するような作品が
いくらも存在します。

それなのにジャズの新譜を聴く人の数が少ないのはどういったわけでしょうか。




そのあたりの理由はいくつか考えられると思います。


今では想像もつかないようなジャズブームがかつて日本であり
それらの時期に聴かれた作品が50年代〜60年代のものであった。


芸術性とエンターテインメントのバランスに優れた
いわゆるハードバップの作品がこの時代に生まれ制作された。


昔の作品のうち優秀な作品が選別され
現在に至るまで販売され続けている。


名盤と呼ばれる作品は評価が定まっているためにさしたる宣伝もいらず
制作費もかからず売りやすい
そして買われやすい。


商売として成立させるため
ジャーナリズムも上記の路線に従った。


若いジャズリスナー達はこれらの結果から
すでにジャズと言うのはクラシカルな音楽だと思い込んでいる。


結局のところジャズの作品をちゃんと聴けて
適正に評価できる人は非常に少ない。


新譜が紹介される機会も
販売される機会もほとんど無い。



その他にも理由はたくさん有るでしょうがこれらの様々な原因が複合して
50年代〜60年代のジャズばかりが良く聴かれ
現在の新譜を聴く人が少なくなっているのだと思います。




ジャズというものをクラシカルな物に限って聴き
楽しみとするという聴き方も一つの方法では有るでしょう。


ただこの聴き方ではジャズと言うものが持つ
大切な部分を聴き逃すことになります。


ジャズに限らず音楽はそれらが創造された時代や環境を大きく反映しています。

ブルーズしかり、
ボサノバやスカ、レゲエ
クラシックならばロマン派や印象派
ロカビリーやウェスタンもまたしかり。

新しく生まれでてくる音楽は
その時代の空気を存分に吸って生まれでてくるものです。


生み出された音楽の全体を丸ごと味わい楽しもうとするには
その同時代において鑑賞することが一番です。

生み出された音楽たちをその時代より下がり
鑑賞する場合には時代を超えてなお鑑賞に値する部分のみが
楽しめるということになります。

それでも過去の作品についてより多くの楽しみを見出そうとすれば
それらを生む土壌となった時代を知ることが必要になります。

クラシックを鑑賞する際にはある程度の時代に対する知識が
必要となるのはまさにこの為であると思います。


どんなに作品の生み出された時代や背景を知ったにしても
その時代に活きた人間でなければ
それらは想像の範疇を超えるものではありません。

たとえその時代を活きた人であっても
現在活きている現時点の時代の自分でしかありえず
それらは追憶の中に求めるしかない物です。

やはり音楽はそれらが生み出されたその時点で鑑賞するのが
一番大きな楽しみを見出せるのは間違いありません。



ジャズはアドリブが肝心であると言うのは以前にもメルマガで
話題にしました。

ジャズは今まさにそこで創りあげられていくという刹那を
楽しむというのが大変大きなポイントになります。

音楽の鮮度を楽しむ物と言ってもいいと思います。

つまり、
ジャズにとっては作品が生み出されたばかりの新譜を聴くというスタンスは
とてもその理解には重要なポイントになりえるということです。


過去の偉大な名盤だけを楽しむことは
残された結果としての動かなくなったジャズのみを楽しみ
ジャズの世界を矮小化してしまうことにつながると思います。



今生み出されたジャズは
その場で賞味することがその音楽の楽しみを最大限楽しむ
理想的な方法だと思います。

新譜を聴かずにジャズを鑑賞するという方法では
ジャズのおいしい部分はなかなか味わえるようにはならないと思います。














最後までお読みくださりありがとうございました
また次回のメルマガでお会いしましょう。




                     Sonny Chiin






長い盆休みも終わり
今日から仕事を再開すると言う方も多いのではないでしょうか。

仕事モードに切り替えるのは
ちょっと手間がかかることもあるでしょうね。


私はと言えば
お盆休みで暇なお店で
せっせと本を読んでいました。

少しばかり老眼が入ってまいりまして
昔よりは読書量が減ったようで
寂しくなります。

二段ぎりの細かい字の本などは
どうしても遠ざけるようになりました。


その分を取り返そうと思って
頑張って本を読もうとしたのかなとも思います。


気だけは若いつもりですが
少しは身体に気をつけないといけなくなってきたようです。

酒量も随分と減ってきましたし。


なんていいながら昨日も四合ほど飲みましたけど……






音楽好きな方のご来店をこころより
楽しみにお待ちしています。



実店舗に関しては下記をご参照ください。
http://blog.livedoor.jp/otofujazz/archives/52551080.html





  


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       http://tinyurl.com/277rhq







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■発行責任者 Sonny Chiin
                    http://nonsy.blog15.fc2.com/

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