2009/10/21
乾杯の日
------------------------------------ ■正しい不登校の仕方■ by有田桂馬 http://arita013.hp.infoseek.co.jp ------------------------------------ ○電子書籍「正しい不登校の仕方」発売中 でじたる書房:\315 (WINDOWS↓) http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/11309 (Mac↓) http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/11464 ----------------------- ●「乾杯の日」 あるお父さんからメールをもらったんだ。 息子さんが不登校になった。小学4年の時だった。 最初は、とても悩んだそうだ。 「育て方が悪かったのか」なんてね。 おろおろするお母さん。 不登校が数日続き、悩みが深くなり、精神的に追い込まれていく。 それでね。 お父さんは、今こそ、自分がなんとかしなきゃって決意する。 何とか学校に行けるようにしてやろうと思ってね。 会社を休んで、息子を学校に連れて行く。 なかば、強引にね。 でもね。 学校にいる時の子どもの硬い表情をみてね。 自分のしている事が、醜く思えたんだって。 そうして、お父さんは、とうとう開き直ったんだそうだ。 「不登校のまま、やれるところまでやろう。」 そう考えたお父さんは、息子さんを釣りに誘う。 「行ってもいいの?」 不安そうに聞く息子さん。 「いいに決まってるよ。」とお父さん。 「学校休んでるのに、行ってもいいの?」 「いいよ。お父さんがいいって言ってるんだから。」 自転車で15分。 二人は、テトラポットの釣り場に着く。 二人で、大きな海を見ながら、すごす一日。 大きな夕日。 「なんていい一日なんだろう。」 お父さんは、おもしの取れた、すがすがしい気分になったそうだ。 そのうちに、息子さんは一人でも釣りに行くようになる。 そしてね。 ある日、いくつかの空き缶を拾ってくる。 「釣り場、こんなに散らかってたよ。今度からビニール袋持っていくよ。」 息子さんはそう言った。 あいかわらず、不登校を続ける息子さん。 でもね、両親は、その日、乾杯をしたそうだ。 気持ち、わかるよ。 僕も、乾杯したいよ。 (了) ----------------------------------------------------- ■電子書籍「正しい不登校の仕方」 でじたる書房:\315 (WINDOWS↓) http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/11309 (Mac↓) http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/11464 ●不登校を考える本 http://astore.amazon.co.jp/acho013-22 ●ご意見、ご相談などありましたら、このメルマガに返信で届きます。


