またポツポツ書いていこうか(9月11日)
こんばんは。こんにちは。おはようございます。
完全に思いつきだけで始めてみたら
やっぱり続きませんでしたね、でお馴染みの7番です。
お久しぶりです。
はてさて。
「メルマガを少しリニューアルします」
みたいなことを言ってからかなり時間が経ってしまった訳ですが。
何となく、生活も落ち着いてきたので
再開させたいと思います。
とりあえず、マスターベーションな匂いがプンプンする
「夕焼けな日々」というお話を完結させることを目標に
やっていきます。何だかんだで、実は第9話まで書いていたりするので、
そして全12話で完結させる予定なので、
そこまでは何とか続けます。ボク自身が結末を読みたいので、書きます(ヲイ)
ただ、以前のように色んなコーナーを設けて書くというのは
中々思っていた以上に体力のいる仕事だったので
これからは、そういった縛りは特に考えず、必要なときだけ設けて、
ブログ「今日の7番」とはちょっと違ったテイストのモノを書いていこうかと。
(まぁそこを探るのに失敗して頓挫していたんですけどね、うひょ)
なんだろうね。ボクが主宰で、ちょっと周りも巻き込みたいなぁという願望を持ちつつ、
小説っぽいものばっかり載せてみようかしら。
ま。そんな感じでよろちくび。。(適当だな)
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・『夕焼けな日々』第六話「思い出の文化祭」
・編集後記的なもの。
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●連載『夕焼けな日々』
第六話「思い出の文化祭」
家に帰ってきた。玄関の扉が、重かった。
漂ってくる煮物の匂いが、その日は鼻にまとわり付いて気持ち悪かった。
現実の匂いがした。
部屋に入ると僕はかばんを放り投げて、ベッドに倒れこんでいた。
「帰ってきたのー?帰ってきたのなら、ただいまくらい言いなさいよー!」
母親の声が、遠くの方でする。
僕は、現実から逃げた。起こった事を理解することから、逃げた。
しかし今、見慣れた天井から現実が降っている。もうちょっと、逃げさせてくれよ。
僕はあの日の思い出に、静かに包まれた。
生徒会の仕事。日々の雑用。すなわち街へ出て張り紙。すなわち、文化祭のお知らせ。
僕は大量の紙を脇に抱えて、文化祭のチラシを貼らせてもらうように、
街中のお店を回っていた。
街に二つしかない高校だ。断る店なんて殆どない。
ただ丁寧に挨拶をして、丁寧に説明をして、とにかく丁寧にお礼を述べる。それの繰り返し。
「すごいね、もう20軒も貼らせてもらったよ」あぁ、森山さん、その笑顔は反則だ。
僕を死に至らしめるほどの、劇薬だ。
生徒会の仕事は、基本的にクラス毎の学級代表が一組になって行っていた。
この時すでに彼女に恋をしていた僕は、生徒会の皆様を崇め奉りたい気分だった。
きっと、僕の気持ちが確実になったのは、その何週間か前のことだった。
「山田くんって、彼女いるの?」はい?唐突に尋ねてきた彼女の言葉に、僕は戸惑った。
「い、いや、居るわけ無いじゃん」悲しいかな、最も適切な返答だった。
「そうなんだ、いてもおかしくないのにね」
そうかな?「そうだよ、だって山田くん、優しいもん」優しい。そうか、僕は優しいのか。
「最初はちょっと怖いって思ったけどね」彼女は後ろ手に指を組んで、空を見上げていた。
何かの記憶を思い出すように。
そういえば昔、パー子に言われたことがある。
「お前な、目が怖いんだよ。
何ていうか、何者も寄せ付けないような、そんな目をしてるんだ。
女の子に対しては特に、だよ。勉強は出来ないくせに、
全てを知り尽くしたような目をしている。
俺は何でもお見通しですよって目だよ。だからお前はモテないんだ」
確かに僕は中学生の頃から女の子と話すことなんて殆ど無かった。
話しかけることがないのだから、話しかけられるはずがない。いや、違う。
中学生とは多感な時期なんだ。異性に話しかけるなんて、畏れ多いことなんだ。
「バーカ」パー子は僕の腹を殴る振りをして、
嬉しそうに、校門で待つ彼女のもとへ走っていった。
そう、多感な時期なんだよ、中学生とは。だから、一ヶ月で別れちまうんだ。
「人にそうやって言われるの、初めてだな」脇に抱えた紙の束を持ち直しながら、僕は答えた。
「そう?だけど、私は部活で生徒会の仕事を抜け出してばかりなのに、
山田くんはいつも私の分の仕事までしてくれるじゃない。
山田くんだって部活あるのに」こう見えて、暇なんだよね。
「掃除はサボるけど」僕らは笑った。いや、彼女が笑ったから、僕も笑った。
そして彼女は続けた。
「山田くんみたいな人が彼氏だったら、いいのにね」
時間が止まった。
流れる水をせき止めるのではなく、水の流れ自体が、凍ったように止まった。
この人は救いようのない小悪魔か、或いはバカか。そうでなければ、僕の事を…
「それ…どういう意味?」率直に思ったことを聞いた。
「え?」彼女の頬が赤くなった、気がした。
「いや、別に変な意味じゃないよ。ホント、素直にそう思っただけ」
だったらそれは、そういうことか。
「別に山田くんと付き合いたいとか、そういうことじゃないから」
照れるな。さぁ素直に言うんだ。
「早く仕事終わらせちゃお!
文化祭は山田くんばっかりに仕事押し付けないって決めたんだから私!ほら!!」
そう言って彼女は僕の腕から紙を奪い取って、コンビニに入っていった。
惚れるよな、普通。
コンビニに片思いしていた女の子が彼氏と仲良く入ってくる現場を目撃して
凹んでいなくたって、この状況なら誰だって惚れる。好きになる。な、そうだろ?
そして。
僕らは文化祭の準備に掛りきりになった。
未だに出し物を決めていないクラスを急かし、パンフレットを作り、
会場の設営をして、生徒会の出し物のタメに…
部活には殆ど行けなかったが、楽しかった。
毎日文化祭ならいいのに。毎日文化祭なら、こうして彼女と一緒にいられるのに。
「ごはん、できたわよー」
遠くから聞こえるその声で、僕は戻ってくる。向き合う、とかそういったことでなく。
とにかく否応なしに流れていく現実に。
ふと天井がぼんやりと瞬いていることに気付く。
それは携帯の着信ランプだった。静かに不在着信を伝えていた。
確認すると、携帯の小窓にヤッチの名前が表示された。
「今行くよ」僕は母親に出来るだけ平静な声で答えて、携帯をベッドに投げつけた。
●編集後記的なもの。
とりあえず、今週中に既に書き終えている第9話までを一気に出そうかと思います。
間隔が空き過ぎて、どんな話だったのかすら忘れたよ。
というのはボクの感想ですが、
9話以降は、1話読みきりぐらいの気持ちで書こうかと思いますので
わざわざ読み返して復習したりしないでください。
稚拙な文章にイライラするだけですので、届いたものをただ受け流すつもりで
お読み下さい。
それでは、また次回。

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