2008/04/14
【克服!睡眠時無呼吸症候群】Vol.045 宿命と言われても
** 自然な睡眠を取りもどしたくはないですか? ********** 器械にも器具にも頼らない、身体ひとつでの睡眠を・・・。 【1日3分!エクササイズで克服できる!睡眠時無呼吸症候群】 ■ 第45号 「宿命」と言われても、ね。 ■ 発行日 2008.04.14 ■ 発行人 すやす屋ねっと 長澤まさき ** Webサイト http://www.suya-suya.net ************* 〜1日たった3分間のエクササイズで睡眠時無呼吸症候群を克服する!〜 バックナンバー掲載ページ: http://archive.mag2.com/0000222927/ ごきげんいかがでしょうか? 睡眠時無呼吸症候群の自力克服をめざすサイト、 「すやす屋ねっと」の長澤です。 観ましたか? 昨日(4月13日)のNHK。 総合テレビの21:00から、「NHKスペシャル」の6回シリーズ、 「病の起源」の第1集として、 「睡眠時無呼吸症候群」が取りあげられました。 (番組では睡眠時無呼吸「症候群」ではなく、 一貫して睡眠時無呼吸「症」と解説されていました) NHK番組案内サイト ↓ http://www.nhk.or.jp/special/onair/080413.html 4月15日(火)の深夜【厳密には16日(水)】の 0:55〜1:44に再放送があるようですので、 見逃した方もどうぞ。 わたしは、録画予約をしていながら、 21:00からリアルタイムでも観ていました。 当日の朝、新聞のTV欄でこの番組のことを知り、 「こりゃ観なきゃ!」と思ったわけなのですが、 「もし番組内で、『最近はインターネットでこんな解消法も紹介されてます』 といって『すやす屋ねっと』のことが紹介されていたらどうしようか!」 などと、冗談半分で妻に言ったりもしていました。 まあ、NHKから取材もされていないので、 そんなことはあり得ないし、 実際にもなかったわけですが・・・。 番組の構成や演出はともかく、 内容をかいつまんで紹介すると、 つまり、石器時代以前の原始人には 睡眠時無呼吸症は存在しなかった。 ところが、「石器」を使うようになって以降、 人類は柔らかいものを食べ(られ)るようになり、 そのために時代を下るほどアゴが徐々に小さくなり、 次第に「舌」を収めるスペースが狭くなって、 結果、睡眠時に舌が気道を塞ぐようになってしまった、 というわけです。 自らも睡眠時無呼吸症だという女優の樹木希林さんが 「案内役」となり、原始人のCGアニメなども多用しながら、 人類が睡眠時無呼吸症という病をかかえてしまった起源に 迫ろうというものです。 また、内視鏡カメラによる、 舌が気道を塞いでいる状態の映像も迫力がありました。 その他、睡眠時無呼吸症による合併症の実例や、 CPAPによる治療方法も紹介されておりましたが、 すでに睡眠時無呼吸症候群について調べたことのある方にとっては、 初歩的な内容だったのではないでしょうか。 そして結論は・・・。 睡眠時無呼吸症は、人類の「宿命」であるというものでした。 つまり解決方法は「白紙」だという結論です。 その結論を補強するため、 「睡眠時無呼吸症のそもそもの原因は人類が石器を使うようになったこと」 と分析しているわけなのです。 んんん・・・。 しかし、わたしから言わせると、 大切な、大きな視点が欠けています。 ここで欠けているのは、 「それならどうして睡眠時無呼吸症にならない人がいるのか?」 という視点です。 「なぜその病気になるのか」という視点ではなく、 「なぜ現代人においてもその病気にならない人が存在するのか」 というアングルからの考察です。 「宿命」と「宿命的」はちがうのです。 石器を使い、それによって柔らかい食物を口にして、 その結果、アゴ(舌を収めるスペース)が小さく狭まっていき、 人類は「睡眠時無呼吸症」になりやすくなったのは事実です。 そういう意味で、「睡眠時無呼吸症」は人類の 「宿命的な」病とは言えるでしょう。 石器時代以前の原始人においては、 発症率が限りなくゼロに近い病だったのですから、 そのことを基準にすると、 石器時代以降の人類は「病の種」を背負ってしまったと 言えるでしょう。 じつを言うと、わたしもどちらかというと「小顔」です。 アゴにしても、エラが張ってがっちりしている、 というわけではありません。 そのことが、もしかしたら、 かつて睡眠時無呼吸症になった一原因なのかもしれません。 しかし、アゴのかたちも大きさも以前となんら変わりませんが、 現在は睡眠時無呼吸症ではありません。 さらに言うと、 わたしの妻はわたしより顔も小さく、アゴも華奢ではありますが、 以前も現在も、睡眠時無呼吸症だったことはありません。 ですから、 「たとえアゴが小さくても、睡眠時無呼吸症にならない人がいる」 「それはどうしてなのか?」 という視点をもつことが大切なのです。 「なぜ病気になるのか?」ではなく、 「なぜ病気にならないのか?」 ひいては、 「なぜ病気は治るのか?」 という視点です。 NHKのこの結論では、 「たいへんだ、たいへんだ!」 といたずらに深刻ぶっているにすぎません。 (睡眠時無呼吸症候群自体は深刻な事態ですが) まあ、解決方法を提示する番組ではなく、 「起源」をたどるのが目的なので致し方ないのでしょうが・・・。 また、番組では近年増えているという 子どもの無呼吸症にも触れていました。 人類のアゴはますます小さくなってきた、 と解説しているのですから、 20年前の子どもより現代の子どものほうがアゴが小さく、 睡眠時無呼吸症になりやすいのも道理でしょう。 番組では4歳の女の子の実例を紹介していました。 嫌がる女の子に(仕方なく)CPAPを装着するご両親の姿は、 見ていてつらくなりました。(女の子の姿はもちろんです) けど、まだまだ成長段階にある子どもなのですから、 それこそ咀嚼の必要なものを食べさせて、 しっかり顎のベースを作ってあげることも必要でしょう。 逆説的ですが、睡眠時無呼吸症の主な原因は、 睡眠中ではなく、 起きている日常生活に潜んでいるのです。 ちなみに、「エクササイズ」は子どもにも実践可能です。 子どもが行なっても、害、将来への悪影響、副作用の類は、 いっさいありません。 悪影響が出るような不自然な「動作」ではないからです。 実際、親子で実施されている方もいらっしゃいます。 <補記1> ひとつ、番組を観ていて「やばいな」と思ったことがあります。 番組の内容自体が「やばい」のではありません。 ただ、この番組を観て、アゴを鍛え、噛み締める力をつけることが、 睡眠時無呼吸症を解消する有効な方法である、 と誤解する人がいるのではないか、ということでした。 もちろん、睡眠時無呼吸症に限らず、 ある程度以上の顎関節の強さは必要でしょうが、 噛む力をつければつけるほど 睡眠時無呼吸症から遠ざかる、という誤解を招きはしないかな、 と思いました。 噛めば噛むほど、顎のサイズが大きくなるのならいいのですが、 実際はそうではありません。 (成長期にある子どもにはある程度当てはまります) NHKもそんなことは言っていないのですが、 固いものを噛まなくなったことがそもそもの起源である、 という説から、 「それなら噛めばいいんだ!」 「噛む筋力の強化が無呼吸症克服の『キー』なんだ」 と考える人が多数いそうな気がしました。 噛む力が弱すぎるのは問題ですが、 わたしの経験からいうと、 強ければ強いほど睡眠時無呼吸症にならない、 というわけではなさそうです。 わたしもそう考えた時期があって、それこそ 顎が痛くなるほどガムを噛みつづけたことがありますが、 無呼吸症の解消にはほとんど効果はありませんでした。 <補記2> 番組でも出てきましたが、他にもいろいろなところで (多分に警鐘の意味で)、 100年後の平均的日本人男子高校生の顔の予想図が紹介されています。 見たことのある方も多いでしょう。 まるで、お猪口のようにアゴが小さくなった顔立ちです。 そのようなアゴになってしまった人類を 「エクササイズ」で救えるかどうかは分かりません。 でも・・・、 日本人のアゴが小さくなるのも、 現代が「底」じゃないかと考えるのですが、どうでしょう。 「10秒○○」といった流動食が今後の「主流」になるのなら別ですが、 数十年前から現在までの「縮小率」を、 そのまま100年後にまで当てはめるのは実際的ではない、 と思うのですが、いかがでしょう? ■ 発行システム 『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ ■ メルマガの解除はこちら http://archive.mag2.com/0000222927/ ※注意事項: 本メルマガの内容については正確・安全性を期しておりますが、 広告、バックナンバー、リンク先も含め、本メルマガの内容に より損害・トラブルをこうむられましても一切責任は負いかね ます。情報を利用する際は、自己責任でお願いいたします。 ※著作権は、すやす屋ねっと、および、長澤まさきに帰属します。 本メルマガに掲載された記事の無断転載は禁じます。 ****☆★☆****************************** 1日3分!エクササイズで克服する睡眠時無呼吸症候群 ■ 発行人・文責 すやす屋ねっと 長澤まさき ■ Webサイト http://www.suya-suya.net ■ ご感想・ご意見・ご質問などはこちらから info@suya-suya.net こちらの専用フォームからもお送りいただけます。 http://www.suya-suya.net/autores/question.etc.html *************************☆★☆*********


