2007/11/22
創作のこころ、癒しのモノ作り 『ピカソを理解する?』
造形作家のハタと申します。 このメールマガジンに興味を持っていただき、ご登録頂き、本当にありがとうご ざいます。 きままに書いておりますので、お役に立つようなことが書かれているかわかりま せんが、 これから末永くお付き合い頂けますよう、心からお願いいたします。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ みなさまの大切にされていた本・DVD・CDを高く買い取らせていただきます。 http://af1.mag2.com/m/af/0000159061/001/s00000005313001/019 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 創作のこころ、癒しのモノ作り ーー第7号ーー 『ピカソを理解する?』 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 先日イラストレーターの友人がブログで書いてました。 「ピカソはわからないってなんなんだ?」 「僕にはそれがわからない」 「ピカソ以外の画家はわかるっていいたいのだろうか」 ピカソの絵というのは皆さんご存じの通り顔が曲がっていたり、 目が変なところについていたりで、一見子供でも描けちゃいそうな絵ですよね。 まったく何が描かれてるかわからないような抽象絵画だったら 考えることも放棄してしまうか、あるいは存在すら無視してしまうのでしょう。 しかしピカソの絵は、部分的にはこれは目、これは鼻とわかるのに 全体で見ると顔が我々の知りえるバランスや配置でなかったりするので、 より難解だという感覚が残ってしまいます。 友人はブログで続けて 「大概そういう人はゴッホならわかるのだがと続けて言うのだ」 「ほんとにそうなのだろうか?ゴッホの何がわかっているというのだろうか?」 何が描かれてるかわかるように描くなどという事は 絵を描く人間にとっては当然の事であって 「あいうえお」を習って作文を書けるようになるのと同じ事なのだと。 絵を見ることは、各段に難しことでなくも、 小説を読んで何を感じるのか、そしてその小説が好きかどうか、それと同じなん だと。 何が描かれてるのかをあてるゲームやパズルではないのだと。 友人はそんな事を言いたいのだと思う。 そしてそれは自分も同じように感じてることです。 自分はワイヤーの一筆書きで動物や人の顔などのオブジェを作っています。 個展で作品を見た方に 「これはうさぎですよね。すごいです。針金なんかで作ってあっても ちゃんとわかりますよね。すごいですね。」 なんていわれる事があります。 その方は別に悪気がある訳でもなくむしろ一生懸命理解しようとして そして作者とコミュニケーションを取り、誉めて、 元気つけようとしてくださってるのかもしれません。 作品を見て考えて理解しようとするのが その方の見方でありずーっと身に付いているのかもしれません。 私の作品は一筆書きなのでかなり省略した線で作っています。 それはウサギに見えても犬に見えても見る人の判断で構わないのです。 そういうことよりも「楽しい」「好きだ」「面白く無い」 そういう素直に感じたことを言っていただいた方が作者としては嬉しいのです。 長々と書きましたが、創作者の端くれとして言わせていただきます。 アートを見るとき、何が描かれてるかの謎解きや、頭で理解しようとするのでな く 好きか嫌いか、面白いのかそうでないのか、奇麗だとか、 そういう自分の五感を使って作品を「感じて」見ませんか。 そうすれば、ピカソであろうと抽象絵画であろうと、 批評家が誉めてるとか、有名作家だからとか 上辺のものに惑わされず自分のおきに入りの作品に会え、 心地よさを感じれることができるのではないでしょうか。 ●編集後記 先日、テレビが付いていたので「金八先生」を何となく見ていました。 自殺しようとした人を止めたクラスメートのことをきっかけに 説得して止めるのがいかに難しいのかを「ロールプレイングゲーム」として 二人一組で、自殺しようとする役、説得する役を作ってやってみていた。 そして止めることができた人は「体から発せられた言葉だったからだ」と言って おりました。 本文で書いたことと同じで、言いたいことはわかるけど なんとなく説明とかが不足していて、見た人がわかるのかなあなんて思っちゃい ました。 でもこれも「何となくわかる」で良いのかもしれませんね。 自分も頭で理解しようとしているのですね。 いざ自分のこととなると客観的に見るのってむすかしいですよね。 ---------------------------------------------------------------------- 創作のこころ、癒しのモノ作り 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000222202.html 発行者 "A-WIRE"s 代表 羽田智憲 発行者web http://www.a-wires.com/ お問い合わせは awires1961@yahoo.co.jp ----------------------------------------------------------------------



