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邦楽・洋楽を問わず、またジャンル・時代を問わず、背筋を伸ばした正座の姿勢で聴くべき「名盤」を紹介していきます。

  • 周期 週刊
  • 最新号 2008/09/06
  • 発行部数 27
  • マガジンID 0000221402
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2008/06/20

正座して聴け! Vol. 052

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〔洋楽篇〕
 「Down By The Jetty」Dr. Feelgood(1975)
   01 She Does It Alright(★)
   02 Boom Boom(★)
   03 More I Give
   04 Roxette(★)
   05 One Weekend
   06 That Ain’t No Way To Behave
   07 I Don’t Mind(★)
   08 Twenty Yards Behind
   09 Keep It Out Of Sight
   10 All Through The City
   11 Cheque Book
   12 Oyeh!
   13 Bonie Moronie/Tequila
   ★=背筋角度90度!

 (コメント)
 UKオリジナルパンクのムーブメントが勃興する直前の「パブ・ロック」と
呼ばれるジャンル(?)の代表格として知られるDr. Feelgood(ドクター・フ
ィールグッド)。今回紹介する「Down By The Jetty」は、そんなDr. Feelgood
の存在を知らしめたデビュー・アルバムである。「パブ・ロック」とは、その名
のとおりまさに狭い居酒屋的な「パブ」でビールなどを片手にした観客の前で
演奏されていたパワー・コードを主体としたシンプルで分かり易い力強いロック
であり、簡素でありながら旨い音楽である様をたとえて「肉ジャガ」ロック
などとも呼ばれたりしていたらしい。

 本作でも冒頭から、The Piratesのミック・グリーンに多大なる影響を受けた
とされるウィルコ・ジョンソンの冴えわたるギターカッティングが心地よく
響きわたる「She Does It Alright」で幕を開ける。2曲目「Boom Boom」、7曲
目「I Don’t Mind」、9曲目「Keep It Out Of Sight」などの贅肉を削ぎ落とし
たかのようなシンプルそのもののリフ、リズムでの楽曲は、まさにパブで映える
演奏であるといえ、本領発揮といったところか。

 このようなパブ・ロックはまさに現場で鍛え上げられたライブでの演奏に真価を
発揮するといえ(本作でもラストの「Bonie Moronie/Tequila」はライブ・バー
ジョンで収録されており、その雰囲気は垣間見ることができる)、ライブ・アル
バム「Stupidity(邦題:殺人病棟)」では、ベスト的な選曲と相俟って、シン
プルでスリリングなDr. Feelgoodのライブ演奏が堪能できる。しかし残念なこと
にこのデビューアルバムに上記ライブアルバムを含め3枚のアルバムをもって、
ギターのウィルコ・ジョンソンが脱退。メンバーを変更して現在も活動を続ける
が、最早オリジナルメンバーは誰一人として残っていない状態であり、当然と
いうか初期には及ばない。

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正座して聴け!
発行システム:『まぐまぐ!』http://www.mag2.com/
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000221402.html 
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