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邦楽・洋楽を問わず、またジャンル・時代を問わず、背筋を伸ばした正座の姿勢で聴くべき「名盤」を紹介していきます。

  • 周期 週刊
  • 最新号 2008/08/16
  • 発行部数 27
  • マガジンID 0000221402
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2008/04/12

正座して聴け! Vol. 042

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〔洋楽篇〕
 「Daydream Nation」Sonic Youth(1988)
   01 Teen Age Riot(★)
   02 Silver Rocket(★)
   03 Sprawl(★)
   04 ‘Cross The Breeze(★)
   05 Eric’s Trip
   06 Total Trash(★)
   07 Hey Joni
   08 Providence
   09 Candle(★)
   10 Rain King(★)
   11 Kissability(★)
   12 Trilogy: The Wonder(★)
   13 Trilogy: Hyperstation(★)
   14 Trilogy: Eliminator Jr.(★)
   ★=背筋角度90度!

 (コメント)
 Nirvana、Dinosaur Jr、Sound Garden、Pearl Jamなどと共に、90年代
初頭、USはシアトルを中心に巻き起こった一大オルタナティヴ/グランジ・
ムーヴメント。Sonic Youthもインディーズシーンでの地道な活動による
キャリアの違いは考慮されつつも、その渦中で、同時期にメジャーデビュー
を果たした上述したバンド群とほぼ同じ扱いで色付けられ、認知された。
本作「Daydream Nation」は、満を持してゲフィンとの契約でメジャーに
フィールドを移す前の総決算ともいえる大作である。

 手癖なのか、Sonic Youth節ともいえるお馴染みのフリーでノイジーな
ギターのイントロから一転、疾走感溢れる「Teen Age Riot」でアルバムは
幕を開ける。続く「Silver Rocket」では、これぞSonic Youthと言わんばか
りの混沌としたノイズに一旦突っ込んでは帰ってくるギターソロを挟みつつ
も、これまた前のめりで突っ走る。その他、「‘Cross The Breeze」など、
アルバムの冒頭は疾走系のナンバーが多くを占める。中盤は、「Eric’s 
Trip」、「Total Trash」、「Providence」など、どちらかといえばギター
ノイズをふんだんに施したミディアムテンポで実験的な作風の曲が多い。
そして王道路線ともいえる「Candle」、徐々に高まりをみせる様がスリリ
ングな「Rain King」、緩急極まるノイズの洪水に、ゴードン姉さんがいい
味のロックテイスト溢れるボーカルが映える「Kissability」の流れと共に、
ラストの圧巻の大作であるTrilogy三部作へと雪崩れ込む。

 本作発表後、「Goo」でゲフィンからメジャーデビューを果たしたのは上述
のとおり。その後も、Sonic Youthは、USの音楽シーンにおいて、メジャーに
在籍しつつも自らのレーベルも保持し、その自由で雑多な音楽活動、作品のリ
リース、そして周囲のバンドとの交流、またJim O'Rourkeという特異なメン
バーのバンドへのフリーな脱加入などにより、アンダーグラウンドなシーンと
の垣根を低いものとし、多くの若手バンドのリスペクトを集めつつ、20年を
超えるキャリアを誇りつつも、未だ帝王として君臨し、活躍を続けている。

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正座して聴け!
発行システム:『まぐまぐ!』http://www.mag2.com/
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000221402.html 
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