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2007/04/11

【ココロとカラダの交差点】vol.14 アトピーのココロ

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     コ コ ロ と カ ラ ダ の 交 差 点



     ____________ vol.14 _________アトピーのココロ ____________ 

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さて、春です!
4月に入っても、あったかいのか? 寒いのか? よくわかんないまま、
でも、桜は満開ですね。

さて、今回のテーマは「アトピー」です!!

この春、またもやアトピー患者が増えている模様。
花粉症が高じてアトピーになってしまった、という方も多いと聞きます。

日本にこれだけ多くなったのはなぜなのか?
この先、どうなっていくのか!?

私も多くのクライアントさんとお付き合いしてきましたけど、
ほんとうに、せつない病ですよね、アトピーというのは!

できればこの世から撲滅してしまいたい。
…でも、無理やり力ずくでは正解が得られないのも事実です。

とにかく、いっしょに考えましょう!

アトピーとは?
ココロとカラダのカウンセリングから見えてきたこととは?!



         ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴



アトピーにも、いろんな種類がある、
というのが、これまでリーディングしてきた結論です。

これはガンがどの臓器のガンもいっしょくたにされているように、
アトピー(ギリシャ語で、奇妙な、不思議な、見たこともない、という意味)
という呼び名でくくられている限り、見えてこない事実かも知れません。

人それぞれと言っても、さすがに共通点というのはあります。
共通点がいくつか重なって、多くのバリエーションになっているのです。

ここでは、私がお付き合いしてきたクライアントさんの例から、
順番に、いくつかのパターンを考えてみたいと思います。


■副腎皮質の気持ちから見たアトピー■


副腎皮質ホルモン。皆さんもよくご存知の、別名、ステロイドホルモン。

「ステロイドは恐い!」と言われますけど、私は、じつは使い方の問題だと
思っています。少しずつ、徐々に使う、これがいちばんよくないのではないか?
使うときは一気にお世話になって、やめ時をはっきりさせる。

抗癌剤でもそうですが、日本のお医者さんに適度なストロイド療法専門医が
増えてくれれば、もう少し、この薬への不信感は減ると思います。

とは言え、もともと自分の体内で自然に分泌されるホルモンを、外部から入れる
わけですから、それによる体内のアンバランスを覚悟しないといけません。


そもそも副腎皮質ホルモンとは、どんな役割をもっているのでしょうか?

副腎から分泌される3種類のホルモンのうち、糖質ステロイドホルモンが、

1.血糖を上昇させ、
2.タンパク代謝を促進し、
3.炎症を抑える作用や
4.ストレスに打ち勝つ

という作用を持っています。
なので、この作用を人工的に再現した副腎皮質ホルモン剤が
皮膚炎・リウマチ性関節炎・ぜんそくなどの治療に用いられるわけです。

その劇的な効果は、初めて使った人なら誰でもとりこにしてしまうほど。

でもね、よく考えると、
私たちのカラダにはこういう劇的な抗炎症作用が常に働いてくれている、
ってことなんですよ。ああ、感謝、感謝。



         ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴



さて、では、その副腎の分泌の力が低下するとは、どういうときなんでしょう?

それはズバリ!自前の副腎皮質ホルモンの消費がえらく進んでしまうときです。


【1.血糖値が下がるとき、→低血糖】

脳は100%ブドウ糖をエネルギーにしてます。
筋肉を動かすのも、ほぼブドウ糖です。

カラダや頭が疲れると、甘いものが欲しくなりませんか?
そういう時は血糖値が下がっているときです。エネルギーが足りなくなるからです。
それでチョコレートとか、飴玉とか食べますよね。
そうすると、今度は急激に血糖値が上がることになる。

この血糖の動きに、翻弄されるのが糖質ステロイドホルモンです。

「えっ? えっ? 今、糖分の体内貯蓄を分解して血液に糖を増やそうと思ったのに。
もういいの? チョコが入ってきた? ああ、なんだタイミングずれちゃったなー、
じゃあ、免疫でも抑えるか」(←副腎皮質ホルモンさん談)


  +++++    +++++    +++++    +++++


【2.タンパク質の分解がうまくいかないとき、→腸管と肝臓が冷えている。低体温】

タンパク質は胃液のほか消化液で分解され、小腸で吸収される頃には、
アミノ酸という小さな分子にまで分解されます。

ところがカラダが冷えている人、とくに腹部の冷えがある人は、これが十分に分解
されません。高分子のタンパクのまま、腸内に置いておくと、毒素やガスを発する
ことがあるので、タンパク代謝を促進する糖質ステロイドが借り出されるのです。

「おいおいー、これは本来、腸の消化液さんたちがやる仕事じゃないの? 
何で俺たちがタンパク質の分解ばっかやってんの? 人使いあらすぎだよー!」
(↑副腎皮質ホルモンさん談)

 

  +++++    +++++    +++++    +++++


【3.炎症がたくさん生じるとき、→乾燥、電気、電磁波の影響】

炎症ってどういうことでしょうか。
炎(ほのお)の症状、です。 ←← いかにも燃えてますね。
抗炎症って、つまり、その火消しですよ。
戦っている免疫細胞さんたちの間に入って、

「まあまあ、もうこのくらいでいいでしょ、勘弁してやってくださいよ」

というのが、抗炎症作用としての糖質ステロイドホルモンのはたらき。
糖質っていうくらいですからね、カッカしている免疫さんたちに
「甘さ」で誘導して落ち着かせているんです。

でもね、これ、あちこちで戦いが勃発した場合はどうです?

火種があり、発火装置があれば、炎症は起こるんです。
火種とは、不満ですね。ぶすぶす、ぶすぶす・・・。
これはたいてい、体内では内臓や血管壁に沈着した脂肪分です。
(面白いことに、世界の戦争も、火種は石油(脂分)ですよね。)

では、発火装置って何ですか?
電気ですね。
いま、30年前と比べるとものすごい電磁波の影響が多くなっているそうです。

乾燥している時なんかは、ビリっと静電気が発しますけど、
これ、年々ひどくなっている気がしませんか?

冬に火事が多いのは、空気中に水分が少ないため。
空気が乾燥すると、電気が発生しやすくなる、というか、
空気中にそれを未然に防ぐだけの水分が足りなくなるんです。

カラダでその影響をもろに受けるのが、皮膚。皮膚表面って、
表皮の裏側と表との間で、100ミリボルトのマイナス電位があるんですって。

これはもう電池ですよ。
100ミリボルトが10集まれば1ボルトですから、
それだけあれば豆電球がともりますからね。

この皮膚の電池が、乾燥によってしょっちゅう発火する。
このときの火種は、体内から皮下組織へ送られてきた酸化した脂肪分です。

その炎症を抑えにいく糖質ステロイドホルモンさんは、また嘆くわけですね。

「勘弁してやってくださいよって、もう!こっちが勘弁してくれよ!!」
(↑副腎皮質ホルモンさん談)


  +++++    +++++    +++++    +++++


【4.ストレスが連続的にやってくるとき、→やっぱり低血糖】

アトピーの方ってね、たくさん食べてたくさん出す人が多いんです。

食べているときってどんな気分ですかね?
なんか満たされていますよね。

血液中も糖分で満たされますから、カラダも安心するんです。
血糖とは、血液中のブドウ糖という意味。

ブドウ糖とは細胞のエネルギー源ですから、
これが随時、血液中に貯金されている状態を、カラダが望むんですね。

ところが、さっきも書いたように脳や筋肉で急激に消費されると、
低血糖の状態になります。

アトピーの方って才能溢れる人が多いんですよ。人一倍に集中力もあります。
でも、それが仇となるんですね。
集中しすぎで、きゅーんとエネルギー切れ。
それを急激な糖分補給で補い、また集中する。

結果、脳のエネルギー消費の乱高下で、副腎皮質ホルモンの分泌に影響が出るんです。

アトピーの方って、ほんとうに能力があるのに、
能力を集中しようという時に限って、かゆみが増し、集中を妨げられる。

これは辛いですよ。
本当の自分の才能を評価してもらえるタイミングを逸するんですから。

「このか・ゆ・みさえなければ!」

アトピーの方が、みんな持つ思いです。

アトピーのクライアントさんと接しながら日々思うのは、もっとゆっくりお互いを
評価し合える社会になれば、この病は減るのかな?ということです。

アトピーの方のどーん、と食べて、どーんと出す食事のパターンに見られるように、
情報をドーン、と入れて、ドーンと吐き出す社会。

急激にブームが起こり、急激に覚めてしまう社会。
何だか日本でアトピーが増えている現実って、押し流されている私たち日本人の
ありようを現している気がしてならないんです。


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今回は、副腎皮質の気持ちにたって、書き進めてきましたが、
あっという間に長文になってしまいました。
ほかにもパターンがあるんですよ。
複雑怪奇ですけどね。その先に、根はシンプルなものが見えてくるのかも知れない。

また機会を見つけては、アトピーのココロに触れていきたいと思います。
とにかくいっしょに考えましょう。

感想、ご意見、ぜひお寄せ下さいね。


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