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2007/02/28

【ココロとカラダの交差点*vol.8】花粉症のココロ

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     コ コ ロ と カ ラ ダ の 交 差 点



     ____________ vol.8 _____________ 花粉のココロ _______________ 

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 暖冬のせいか、今年は花粉症の出るのが早いですね。

 自分のカラダのことながら「えーっ!もう!?」とびっくりしている、
 &(アーンド)「はー、これからいつまで続くんだろう」と
 せつない気持ちになっている人も多いのでは?

 くしゅんくしゅん、や、かゆーい目が、ちょっとでもマシになるココロって
 あるのでしょうか? 


 
 ◆ ◆ ◆ ◆
  
 とうとう、私の鼻に来るべきものが来てしまいました。
 2月の節分を過ぎた頃から、なんとなく来たのかな?と感じていたのですが、
 ここ数日の陽気で一気に出始めました。

 毎年来るこのにっくき花粉症。どうにかする手立てはないでしょうか?

 ◆ ◆ ◆ ◆


 さて、ご質問を下さったこの方は「節分」辺りから、という、とてもいいヒント
 を下さいました。

 節分の次の日を「立春」と言います。そう、春なんです、すでに。
 ・・・旧暦ですけどね。

 春は肝臓。
 東洋医学には、季節ごとに活性する臓器というのがあって、
 春はあけぼの、じゃなくて肝臓の季節なんですね。

 冬は腎臓、夏は心臓、秋は肺、と決まっていて、
 各季節を結ぶ「土用」が脾臓(ひぞう)です。

 脾臓って免疫系のことです。

 冬から春へのバトンタッチ、腎臓から肝臓の間の脾臓の働きが、花粉症には
 関係があるんですねぇ。

 って、ちょっとややこしい、ですか?

 では、臓器を擬人化して、その訴えを聞いて見ましょうか。

 腎臓って血液のろ過をしています。血液の浄化をするんです。
 しっかり濾(こ)して、血が濃くならないようにがんばります。
 
 今まで自分だった血液を「尿」にして、膀胱に送るんですが、これって
 結構、勇気がいります。

 だって、今の今まで自分だった血液を捨てちゃうんですよ。
 腎臓はだから「捨てる勇気」をもった人なんです。

 次に肝臓。
 肝臓は逆に受け入れの臓器です。ご飯を食べて、胃、小腸って通ってきた
 食べものは、小腸の粘膜で吸収されて、まず、肝臓に行くんです。
 肝臓って、食べ物や飲み物を血液中に入れるかどうかの最初の関門なんですね。

 自分にとって、必要かどうか?
 これを考える臓器が肝臓。受け入れには、受け入れるだけの度量が必要です。 

 肝臓はだから「受け入れる寛容さ」をもった人。 

 冬から春への移り変わりっていうのは、この「捨てる勇気」と
「受け入れる寛容さ」とのせめぎ合いがあらわれる時期なんです。  


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 ● 腎臓の立場に立てば、

「おい、肝臓さんよ、また新しいものを入れるんですかい? 
 お調子にのって、最後にとばっちりを食うのは、いつもこの俺だよ。
 ちょっとは考えて、新しいもの入れてくれって言うの」
 
 という気持ち。

 
 ● 肝臓の立場に立てば、

「腎臓さん、新しく何かを取り入れるというのは、環境の変化に対応する
 ために必要なことでしょ。いつまでも古いものにしがみついていないで、
 いらなくなったものは、とっとと捨てたらどうだい」

 という気持ち。


 この間を取り持ち、調整役になるのが、さっき出てきた脾臓(ひぞう)、
 つまり、免疫系です。

 ● 脾臓さんとしたら、

「そんなにいがみ合わないで。折り合いとして、今年はだいたい、このくらい
 のくしゃみと、鼻水の量で、お互いすっきりするということでいかがですか」

 と代替案を出します。

 1年の総決算、なんて言い方がありますが、1年分の肝臓が入れたものと
 1年分の腎臓の出したものの差、つまり、花粉症とは、カラダの1年分の
 在庫処分セールだったりするわけです。  


         ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴ ∴


 また、腎臓と肝臓は「相生(そうせい)の関係」と言って、
 ちょうど親子の関係にも当たり、


 古いもの=腎臓=親

 新しいもの=肝臓=子

 の関係でもあります。


 わかりやすいですね。

 新しい環境に打って出ようとする子の行動を、親が先回りして、危ないよ、
 とか、どうせ最後の責任は私が取らなきゃいけないんだから、とか。

 イメージして下さい。
「あんなやつのとの結婚は断じて許さん!」とお父さん。

 しかししかし、最後の最後には
「まあ、お前が幸せになれると言うのなら」とお父さん。

 たいてい、子のわがままに押し切られるというのが世の常です。
 お父さんは人知れず涙を流し、鼻水を垂らします。

 うーむ、花粉症とはちょっと違いますけど、まあ、カラダの中で腎臓の
 忸怩(じくじ)たる思いが、涙と鼻水になっていると想像して下さい。

 腎臓は水分調整をするところ。
 だから腎臓が妥協するときは、水分を体外に放出するのです。

 だったら、膀胱からおしっこをいっぱい出してくれたらいいようなものを。

 でも、そうすんなり行かずに、何らかの形で、俺はこだわり捨てているんだー
 と強調するのがカラダの、かわいいところなんです。 


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 ここまで、イメージしてもらったら、さあ、エクササイズ!

 古いものに、思い切って決別を。

 新年度、新学期を迎えるに当たって、昨年までの
 自分を気分的にリニューアルさせること!

 どうしても捨てられないもの。
 とっとけば、いつか役に立つと思っているの。

 特に仕事関係でしたら、半年見なかった書類というのは、
 2度と役に立たない可能性は90%以上だそうです。

 思い切って、処分すべし!

 そうして、気分的にすっきりしてから、新しい年度に存分に挑んでください。
 それだけでも、鼻と頭のもやもやがすっきりしそうですね。

 でも、捨てる時には、ありがとうね、と感謝の気持ちを忘れずに。
 親があっての、あなたです。



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