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日本全国(また日本語がわかる世界中)のラッセル研究者及び愛好家のためのメール・マガジンであり、思想家B.ラッセルのポータルサイトのニューズレターとして、哲学者ラッセルに関心をもっている方々に、ラッセルに関する様々な情報を提供します。

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2010/01/01

バートランド・ラッセル(1872.5.18-1970.2.2)に関するメール・マガジンn.158

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 バートランド・ラッセル(1872.5.18-1970.2.2)に関するメール・マガジン
  2010/1/3: n.0158 (2006/12/21 創刊) (毎週土曜or日曜日発行)
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[★投稿歓迎:ラッセルに関係するものであれば、ご意見、ご要望、エッセイ
       ちょっとした情報提供等、何でもけっこうです。投稿は、
       matusitaster@gmail.com 宛、お願いします。]

 ■ 目 次 ■

(1)ラッセルの著書及び発言等からの引用
(2)ラッセルに関する記述や発言等
 編集後記

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(1)ラッセルの著書や発言等からの引用(追加訂正し、再掲したものを含む)
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★『ラッセル自叙伝』第3巻第3章「トラファルガー広場」より
 http://russell.cool.ne.jp/beginner/AB33-120.HTM

 その頃、私は、シドニー・フック(Sidney Hook, 1902-1989)という名前の米国の
哲学者と論争を行った。両者とも、この論争において、議論を論理的に進めること
困難だということがわかった。彼はメンシェビキ(注:ロシア社会民主労働党が分裂
して形成された、社会主義右派)であり、ロシアが世界を支配するのではないかと恐
れるようになっていた。彼はそうなれば非常に恐ろしいと考えたので、それよりもむ
しろ'人類'は滅んでしまった方がましだと考えた。私は、将来のことはわからないし、
'人類'が生きのびれば過去におけるよりはるかに良くなるかも知れないという理由か
ら、彼のそうした見方と戦った。・・・。
(I had a controversy with an American philosopher named Sidney Hook at this
 time that was one which both of us found difficult to conduct on logical
 lines. He was a Menshevic who had become apprehensive of Russia ruling the
 world. He thought this so dreadful that it would be better the human race 
 should cease to exist. I combated this view on the ground that we do not 
 know the future, which, so long as Man survives, may be immensely better 
 than the past.)

★ラッセル「教育における競争理念」(『ラッセル思想辞典』より/原文: Education
 and the Social Order,1932) 
 http://russell.cool.ne.jp/beginner/kyoiku-kyoso.htm

 引用省略

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(2)ラッセルに関する記述や発言
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★R落穂拾い
 1)アリス・シュローダー『スノーボール(ウォーレン・バフェット伝)』上巻
 (日本経済新聞出版社,2009年11月)(2009.12.28)
* ウォーレン・バフェット(Warren Edward Buffett、1930年8月30日 ~):著名な投
 資家、資産家、慈善事業家。
 http://russell.cool.ne.jp/beginner/ochibohiroi.htm

(pp.459-460)・・・とはいえ、社会や政治の大義にバフェットが無関心だったわけで
はない。核戦争が起きることを心底心配していた--1960年代はじめ、核戦争はいまに
も起きるかもしれない'真の脅威'で、核攻撃を受けた際に生き残るために放射能を防げ
る防空壕を築くことを、ケネディ大統領みずからが各家庭に勧めていたほどだった。そ
れに、キューバに配置されたソ連のミサイルの撤去をめぐってケネディとフルシチョフ
が対立し、あわや核戦争かという状況をからくも免れたばかりだった。哲学者バートラ
ンド・ラッセルが1962年に発表した反核論文『人類に未来はあるか』(Has Man a Future?)
を目にしたバフェットは、それに大きな影響を受けた。ラッセルの哲学の厳粛さを高く
評価し、一体感を抱いて、ラッセルの意見や警句をしじゅう引用した。アインシュタイ
ンと共同でラッセルが発表した影響力の大きい反核宣言にある「あなたが人類の一員で
あることを忘れないようにし、ほかのことは忘れよう」という言葉を記した小さな楯を
デスクに置いたほどだった。
 だが、1964年に議会が'トンキン湾決議'を成立させたあと、バフェットがより緊急を
要すると考えたのは'反戦運動'だった。この決議は、米海軍駆逐艦が攻撃されたという
真偽の疑わしい事件を'北ベトナム攻撃の口実'にして、東南アジアで宣戦布告なき武力
行使を開始する権限をジョンソン大統領にあたえるものだった。若者たちは徴兵カード
を焼いて拘禁されたり、徴兵を免れるためにカナダヘ逃げたりした。世界中の街で何十
万人もの人が戦争拡大に抗議するデモを行なった。ニューヨークの五番街、タイムズ・
スクェア、ニューヨーク証券取引所でもデモがあり、東京、ロンドン、ローマ、フィラ
デルフィア、サンフランシスコ、ロサンゼルスその他にも行動がひろがった。
 バフェットは、デモにくわわったおおかたの市民のような理想を追い求める平和主義
者でもなければ、父親のような過激な孤立主義者でもなかったが、ベトナム戦争は間違
っていると強く感じていた。しかも、アメリカの介入は欺騙(きへん)を根拠としてい
る--正直であることをなによりも重視するバフェットは、それをことに問題視した。 

★(あるブログから)坂本和男氏(『対訳ラッセル』著・訳者)の死
  http://suda.tv/archives/2008/02/14
  引用省略
  
★(自殺防止サイトから)「ラッセルに学ぶ:生きるための知恵」
  http://blog.livedoor.jp/papaswin06-diary/tag/%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%AB
  引用省略
  
★(ブログ)「nuhsnuhの日記(2009年読書アンケート」から
  http://d.hatena.ne.jp/nuhsnuh/20091226
  引用省略
  
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 編集後記 
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 新年あけましておめでとうございます。
 
 今年(2010年)は、ラッセルの Principia Mathematica, v.1 が出版されてから丁
度丸百年目です。米国ラッセル協会でも記念事業を計画中のようですし、日本でも哲学
書房から出されていた『プリンキピア・マテマティカ』が新訳で復刊するそうです。
本ポータルサイトとしても、『ラッセル必携』の編集掲載など、何らかの新しいコン
テンツをまとめて、掲載していと思っています。
 本年も、ラッセルのポータルサイト及びメルマガをよろしくお願いします。
 なお、ホームページの更新は、1月4日からを予定しています。(松下彰良)

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■編集・発行:(松下彰良・まつしたあきよし)
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