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2009/09/07

フォーランド週刊レポート[2009年9月7日号]/手数料0円+スプ2銭+最高水準スワップ+信託保全

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┼┼        フォーランド週刊レポート [2009年9月7日号/No.141]      ┼┼
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┼┼    先週の市況ダイジェスト+今週の予想と展望を一挙公開!   ┼┼
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■先週の市況ダイジェスト(2009.8.31~9.4)
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8月31日(月)-------------------------------------------------------------
週明け朝方は衆議院選挙での民主党圧勝・政権交代を受けた日本の政局に対する
期待感からドル/円は93.25円付近へと下落。その後は日本の鉱工業生産指数・速
報値の上振れなども好感され日経平均が大幅上昇したこと背景に、日本買い連想
による円買いがみられたほか、仲値でのドル余剰もあり92.60円付近へと続落す
ると、上海株が融資抑制懸念などにより急落したこともあり、一時92.55円付近
まで弱含んだ。しかし、「中国政府が近く株価安定策を導入する可能性がある」
と伝わり、日経平均が下げ渋る展開となると、東京市場終盤にかけてドル/円は
92.85円付近まで小反発した。

欧州市場ではショートカバーのドル買いが強まり93.30円付近まで上昇したもの
の、NY市場に入るとNYダウが上海株急落の流れを引き継ぐ中、利益確定の売りが
優勢となったほか、NY原油先物の大幅下落を受けてエネルギー関連株が売られる
など、序盤に一時前週末比100ドル超の下落となったことから、ドル/円は再度下
値を試す動きとなり92.70円付近まで反落。しかし、その後はNYダウが下げ幅を
縮小する展開となったことから、NY市場終盤に93.20円付近まで持ち直した。

ユーロも東京市場でユーロ/ドルは一時1.4260付近、ユーロ/円も132.20円付近ま
で下落したものの、欧州市場ではショートカバーが優勢となり、ユーロ/ドルは
1.4295付近、ユーロ/円も133.30円付近へと反発。さらにロンドン・フィクシング
にかけては月末要因の買いが強まり、NY市場中盤にユーロ/ドルは1.4365付近、
ユーロ/円も133.60円付近まで続伸した。

9月1日(火)--------------------------------------------------------------
NYダウが終盤に下げ渋り、上海株急落をきっかけとしたリスク回避の円買いが一
服する中、東京市場序盤にドル/円は92.85円付近まで下押しする場面もあったも
のの、下落して始まった日経平均や上海株が前日比プラス圏へと浮上したことも
あり、93.20円付近まで上昇。東京市場中盤以降は豪準備銀行理事会後に対豪ド
ルでの円買いが波及したことに加えて、新規材料難から日経平均が伸び悩み、上
海株も引けにかけて上げ幅を縮小したことから、ドル/円は93.10円付近で売買が
交錯した。

欧州市場に入ると欧州株が上昇して始まったこともあり93.35円付近まで上値を
伸ばしたものの、中国当局による過剰流動性の抑制懸念が高まったことを背景に
欧州株やGLOBEXのNYダウ先物が急落するなどリスク回避志向が強まり、対欧州通
貨でのドル買いが強まる一方、クロス円全般での円買いも強まったことから
ドル/円は93.10円付近で方向感に乏しい展開となった。

NY市場では米ISM製造業景況指数の上振れを好感し、NYダウが上昇するとともに
ドル/円も一時93.40円付近まで急反発したが、米大手金融機関の経営不安に関す
る複数の噂が流れ、NYダウが終盤に前日比200ドル近くまで下げ幅を拡大したこ
とを受けて、ドル/円は92.80円付近まで反落した。

ユーロも欧州株の軟調を受けて欧州市場でユーロ/ドルは1.4290付近、ユーロ/円
も132.85円付近へと下落。NY市場では米金融機関を巡る不透明感が嫌気されてNY
ダウが急落したことから、ユーロ/ドルは1.4180付近、ユーロ/円も131.90円付近
まで続落した。

9月2日(水)--------------------------------------------------------------
米金融機関を巡る懸念を背景にNYダウが大幅下落となり、リスク回避ムードが強
まったNY市場の流れを引き継ぐ中、朝方はクロス円に仕掛け売りが入ったことも
あり、ドル/円は一時92.55円付近へと下落。しかし、この水準ではオプション絡
みの買いや本邦輸入企業などの買いが観測され反発に転じると、日経平均は大幅
下落となる一方で、上海株が小幅のプラスとなったことや、豪第2四半期GDPの上
振れをきっかけに豪ドルが対円で上昇したこともあり、ドル/円は93.00円付近へ
と反発。

しかし、欧州市場に入るとGLOBEXのNYダウ先物が急反落し、欧州株も下落したこ
とを受けてドル/円は92.40円付近まで急落。NY市場では米ADP雇用統計や米製造
業受注指数が予想を下回ったことを受けて、米長期金利が低下したことからドル
売りが全般的に優勢となり、NY市場終盤にドル/円は一時92.10円付近までじり安
となった。

ユーロは株安連鎖懸念や米雇用関連指標の下振れを受けてリスク回避ムードが強
まり、NY市場序盤にユーロ/ドルは1.4195付近、ユーロ/円も131.05円付近へと下
値を探る動きが先行したものの、米長期金利が低下したことを受けてドル売りが
強まったことから、NY市場中盤にユーロ/ドルは1.4295付近まで反発し、
ユーロ/円も131.85円付近まで連れ高となった。

9月3日(木)--------------------------------------------------------------
東京市場では米雇用関連指標の下振れを受けた株安連鎖懸念が強まる中、日経平
均も序盤に前日比95円まで下げ幅を拡大したことから、ドル/円は一時91.95円付
近まで下落したものの、米雇用統計を翌日に控えて一段と売り込まれる展開とは
ならず、その後は買い戻しが優勢となると、上海株が中国政府の株価対策への期
待から大幅に上昇し、日経平均も後場入り直後に一時前日比プラス圏へと浮上し
たことから、ドル/円は92.35円付近へと反発。その後は上海株が終盤に一時前日
比5%超まで大幅上昇したことを背景にリスク許容度が回復し、東京市場終盤に
ドル/円は92.50円付近まで続伸。

欧州市場では上海株が大幅上昇したことを受けて、緩やかなショートカバーが継
続したことから、92円台中盤で底堅い推移となった。NY市場に入るとトリシェ
ECB総裁の会見がタカ派的でなかったことを受けて、対ユーロでドル買いが強ま
ったことが波及したほか、米ISM非製造業総合景況指数が予想を上回ったことも
あり、NY市場中盤にドル/円は92.65円付近まで上昇。その後は米格付け会社ムー
ディーズが米自動車大手フォードの格付けを引き上げたことも好感し、NYダウが
引けにかけて上値を拡大したことからドル/円は一時92.80円付近まで続伸した。

ユーロも上海株の急反発を好感し、欧州市場でユーロ/ドルは1.4345付近、
ユーロ/円も132.55円付近まで上昇。ECB理事会は予想通り政策金利を1.00%に
据え置くことを決定したものの、トリシェECB総裁が当面の低金利政策維持や
景気に慎重な見解を示唆したことからユーロ売りが強まり、NY市場序盤に
ユーロ/ドルは1.4245付近まで下落し、ユーロ/円も131.85円付近まで連れ安とな
った。

9月4日(金)--------------------------------------------------------------
東京市場では米雇用統計や20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を控
えて様子見ムードが広がったことから、ドル/円は概ね92.50-70円付近でのこう
着が続いた。欧州市場に入ると上海株が4連騰となったことを受けて安堵感が広
がる中、欧州株やGLOBEXのNYダウ先物も上昇しリスク許容度が回復したことから、
欧州市場序盤にドル/円は92.90円付近まで上昇。

その後はこう着状態が続いたものの、米雇用統計は失業率が9.7%とおよそ26年
ぶりの高水準に悪化する一方、非農業部門雇用者数は前月比-21.6万人と予想の
同-23.0万人を上回る好悪混在となったことから、ドル/円は92.30円付近まで急
落後に93.25円付近まで跳ね上がるなど荒っぽい値動きとなった。しかし、NYダ
ウが一時前日比100ドルあまり上昇するなど堅調に推移したことから、NY市場終
盤にかけてドル/円は93.05円付近へとじり高となった。

ユーロは米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回ったことからドル買いが
先行し、NY市場序盤にユーロ/ドルは1.4190付近へと下落。しかし、米雇用統計
の影響は一時的となり、NYダウが堅調に推移したことからユーロ/ドルは1.4325
付近へと反発。ユーロ/円も米雇用統計発表直後の混乱で一旦131.70円付近まで
下落したものの、株高を受けてNY市場後半にかけて一時133.25円付近まで反発し
た。

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■今週の注目点と各通貨のポイント(2009.9.7~11)
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先週は、中国証券監督管理委員会(CSRC)の高官が株価安定に全力を尽くすとの
認識を示したことをきっかけに株価対策への期待感が高まり、上海株は4連騰と
なるなど、市場では中国政府が10月1日の建国60周年を控えて具体的な株式市場
のテコ入れ策を打ち出すとの見方が浮上している。メンツを重んじる中国にとっ
て、建国60周年の節目を株安で迎えることは避けたいはずであり、多少強引な手
段を使ってでも、なりふり構わず株価押し上げを強行してくる可能性があるだろ
う。

またテクニカル的にみても、上海株はすでに年初からの上昇幅の半値押しを達成
しており、値幅的には達成感が出ていることから、当面は2600-3000ポイント程
度のレンジで落ち着きどころを探る展開となってもおかしくないとみる。NYダウ
も9200ドル台で下げ止まるなど、ガス抜き調整は一巡した印象があり、米大手金
融機関の信用不安に関しても、噂の続報がないことから徐々に話題性は低下して
いくとみられる。

本日は米国市場が労働感謝の日で休場となるが、これで名実ともに夏休みシーズ
ンが終わり、市場は明日から通常モードに戻っていくことから、流動性が改善し
ボラティリティが低下することにより、安全通貨のドルと円の需要が低下し、相
対的に欧州通貨や高リスク通貨が買われやすい地合いとなりそうだ。

■ドル------------------------------------------------------------------
上海発の株価暴落シナリオが後退すれば、極端なリスク回避による円の独歩高は
正当化できず、ドル/円も徐々に下げ止まりから持ち直しに転じるとみる。米国
の金融不安がくすぶっているものの、大手金融機関が破たんすることはまず考え
られず、金融危機再燃を想定した円買いも無理があるだろう。今週はこれといっ
た重要経済指標の発表はないが、明日から総額700億ドルの米国債入札が行われ
ることから、米国債利回りの動向や入札に向けたドル需要にも注目したい。

■ユーロ----------------------------------------------------------------
株式市場のボラティリティが収束しリスク回避ムードが緩和されたことから、
今週は底堅い展開とみる。米長短金利の低下により相対的に欧州通貨が買いやす
くなっていることもあり、対ドルは年初来高値の1.44台を試す展開も十分考えら
れよう。

ただし、先週のECB理事会後の会見で、トリシェECB総裁が景気に対して非常に慎
重な見方を示したことから、ECBのスタンスは予想以上にハト派的との見方が強
まっている。日米欧とも近い将来利上げに踏み切る意向がないことははっきりし
ているため、金利面からはどの通貨にも大きなアドバンテージはなく、1.44台中
盤を突破し年初来高値を更新するには新たな強気材料が必要となってくるだろう。

今週はこれといった重要イベントがなく、対円は引き続き株価睨みの展開が続く
だろう。上海株の暴落懸念が後退し、NYダウも調整一巡とみられることから、
リスク許容度が回復し緩やかな上昇となる可能性が高いとみる。チャート上は、
6月以降、139.00円付近の抵抗線に上値を抑えられているが、先週は131.00円付
近でサポートされたことで、1月以来の下値を切り上げる上昇パターンが継続し
ている可能性が高くなり、循環的に再び上値を試すとみる。

■ポンド----------------------------------------------------------------
先週は株安連鎖懸念を背景に、対ドルは一時1.61台、対円も149円台まで下落し
たものの、上海株の下げ止まりをきっかけに反発に転じ、それぞれ1.64台、
152円台まで持ち直した。リスク回避ムードが下火となり、これまで敬遠されて
いたポンドに割安感が出ていることから、今週はアウトパフォームとなる可能性
が高いだろう。

今週水・木曜日に開催される英中銀金融政策委員会では、政策金利は0.50%に据
え置きが確実視されているが、前回会合では資産買い入れ規模を500億ポンド拡
大することを決定し、キング英中銀総裁とベスリー英中銀MPC委員、マイルズ英
中銀MPC委員の3人はより大規模な750億ポンドの拡大を主張したことが明らかに
なっていることから、量的緩和は継続中とみられており、より緩和寄りの姿勢が
示されればポンドにとっての下落リスク要因となるだろう。

■豪ドル----------------------------------------------------------------
先週は豪住宅建設許可件数や豪第2四半期GDPが予想を大幅に上回るなど、豪経済
にとって良いニュースが相次いだ上、株価が堅調に推移したこともあり、金曜日
には対ドルは0.85台を突破し年初来高値を更新した。豪準備銀行は政策金利を
3.00%に据え置き、「現在の政策は依然として適切」との声明を発表したものの、
スワン豪財務相は「豪景気の回復に伴い、第4四半期から景気刺激策の段階的な
解除が可能である」と発言しており、豪州が先進国の先頭を切って利上げを開始
する見通しが強まっている。

米国の利上げ観測が後退し、相対的に高金利通貨が買われやすい地合いになって
いることや、上海株が下げ止まり、リスク回避ムードも下火となっていることか
ら、今週は一段と上値を追う展開となる可能性が高いだろう。

■NZドル----------------------------------------------------------------
先週は上海株が下げ止まり株価暴落シナリオが後退したことからリスク回避の動
きが一服し、対ドルは0.6895付近へと回復し年初来高値に顔合わせした。ボラー
ドNZ準備銀行総裁が「通貨高は輸出に悪影響を及ぼす」とNZドル高に警戒感を示
しているものの、実際にNZドル売り介入に踏み切る意思はなく、口先介入にとど
まるとみられる。株安連鎖懸念が後退したことに加えて、今週は米国の連休明け
で流動性が本格的に回復し、高金利通貨志向・キャリートレード意欲が一段と高
まるとみる。

■カナダドル------------------------------------------------------------
先週初めは株安連鎖懸念が高まったことや、フレアティ・カナダ財務相が「最近
のカナダドルの安定は喜ばしい」とカナダドル安を歓迎する発言をしたこともあ
り、ドル/カナダドルは1.1100付近まで上昇し、対円は83円台前半まで下落した
ものの、週後半は上海株が持ち直したことを好感して、ドル/カナダドルは1.08
台前半まで反落し、対円は85円台後半へと反発した。また、カナダ雇用統計が予
想を大幅に上回ったこともサポート材料となった。上海株の底入れ期待から原油
相場など資源価格が持ち直してくれば、豪ドルやNZドルと比べて割安なカナダド
ルを見直す動きも出てこよう。

■南ア・ランド----------------------------------------------------------
先週は株安連鎖懸念や米金融システム不安を背景に、対円は一時11.70円付近ま
で下落したものの、週後半は上海株の下げ止まりを好感してリスク許容度が回復
し、12.25円付近まで急反発した。今週はこれといった材料やイベントがないこ
とから、引き続き株価動向がカギとなりそうだ。

中国政府の株価対策期待がサポートとなり、上海株が持ち直す兆しをみせている
ことから、リスク回避からリスク選好に流れが変わりつつあるとみる。また、日
米欧の主要国が当面は低金利政策を維持する一方、新興国は利下げサイクルが終
了し、今後は利上げに向けた地ならしが始まるとみられることから、金利差に対
する関心が高まり、年初来高値の12.55円付近を試す展開も十分考えられよう。

■スイスフラン----------------------------------------------------------
先週は株安が一服となったことや、スイス第2四半期GDPが予想を大幅に上回った
ことから、火曜日にドル/スイスは1.05台まで下落し、対円は88円台へと堅調に
推移した。当面の株価安定期待から安全通貨のドルと円を売り戻す動きが優勢と
なり、相対的にスイスフランも堅調に推移しよう。ただし、スイス国立銀行によ
るレートチェックの噂が流れるなど当局の介入のリスクもくすぶっており、ユー
ロやポンドに対しては弱含みとみる。

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     社団法人金融先物取引業協会(会員番号1528)
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