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2009/08/24

フォーランド週刊レポート[2009年8月24日号]/手数料0円+スプ2銭+最高水準スワップ+信託保全

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┼┼        フォーランド週刊レポート [2009年8月24日号/No.139]     ┼┼
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┼┼    先週の市況ダイジェスト+今週の予想と展望を一挙公開!   ┼┼
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■先週の市況ダイジェスト(2009.8.17~21)
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8月17日(月)
ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値の予想外の低下を受けて米個人消費の低
迷が懸念されるなど、リスク回避の円買いが強まった先週末のNY市場の流れを引
き継ぎ、東京市場朝方は円買いが先行したものの、日本の第2四半期GDP1次速報
値が5四半期ぶりのプラス成長となる一方で予想を下回ったことから一時的に円
売りが強まり、ドル/円は94.85円付近まで小幅に上昇。

しかし、日経平均がNYダウの大幅安の流れを受けて序盤から大幅に下落したこと
を背景に、ドル/円は94.50円付近へと反落。その後は上海株が前週末比5.8%安
と今年最大の下落率を記録し、日経平均もGDPのプラス転換もむなしく前週末比
300円超の下落となったほか、欧州株も軒並み下落したことから、欧州市場序盤
にドル/円は94.40円付近まで下押しした。

しかし、この水準ではショートカバー意欲も強く下げ止まり、NY地区連銀製造業
景気指数が景気拡大・縮小の分かれ目となるゼロを上回る強い結果となったこと
から一時94.65円付近へと小反発したものの、株安が続いていたこともあり影響
も一時的となると、NYダウが序盤に前週末比200ドルあまり下落する過程で、
ドル/円も94.20円付近まで下落した。

ユーロは株安連鎖を受けてリスク回避のドル買い・円買いが強まり、
ユーロ/ドルは1.4045付近、ユーロ/円も132.55円付近まで下落。その後、NYダウ
が下げ止まったことや、ウェーバー独連銀総裁が「独経済は底入れし、第3四半
期の独GDPは予想を上回る可能性がある」と発言したことも意識され、
ユーロ/ドルは1.4090付近、ユーロ/円も133.15円付近まで持ち直した。

8月18日(火)-------------------------------------------------------------
米個人消費の低迷などを背景とした地合いの悪さが嫌気され、NYダウが終始軟調
に推移したことを受けて、東京市場朝方は株安連鎖懸念からドル/円は94.35円付
近へと弱含みとなった。しかし、日経平均は下落して始まったものの、GLOBEXの
NYダウ先物の底堅い推移などを背景に前日比プラス圏を維持して終了し、上海株
も終盤にかけて上昇幅を拡大したほか、欧州株が上昇して始まるなどリスク許容
度が回復したことから、欧州市場序盤にかけて一時95.25円付近まで上昇。

その後、NY市場に入ると米住宅着工件数が予想を下回りリスク回避の円買いが強
まったことや、米生産者物価指数が過去最大の下落幅となったことを受けて米長
期金利が低下したこともあり、ドル/円は一時94.60円付近まで反落。しかし、前
日の大幅安の反動や一部の米小売大手の決算が市場予想を上回ったことが好感さ
れ、NYダウが終始前日比プラス圏で堅調推移となったことから、NY市場終盤にか
けては94.70円前後で一進一退となった。

ユーロも株式市場が反発したことや、独ZEW景況感調査が予想を大幅に上回った
ことを受けて、欧州市場序盤にユーロ/ドルは1.4150付近、ユーロ/円も134.75円
付近まで上昇。その後、欧州株が伸び悩んだことや、ポンド買い・ユーロ売りの
動きが強まったことを背景に、ユーロ/ドルは1.4070付近、ユーロ/円も133.20円
付近まで一旦反落したものの、NYダウが終日堅調な動きとなったことから、
ユーロ/ドルは1.4145付近、ユーロ/円も134.00円付近まで反発した。

8月19日(水)-------------------------------------------------------------
東京市場朝方は株高連鎖期待からドル/円は94.95円付近まで上昇したものの、
期待に反して日経平均が小安く始まったほか、注目された上海株が前日終値を挟
んで方向感に乏しい値動きとなったこともあり、東京市場中盤にかけてドル/円
も94.60円前後の小幅なレンジ内で一進一退が続いた。

その後は上海株が崩れ出し前日比4%超の急落となり、GLOBEXのNYダウ先物や欧
州株も大きく下落したことや、「中国が信用規制を強化する」との観測が嫌気さ
れたことに加えて、対ユーロなどでドル売りが活発化したことが波及し、NY市場
序盤にドル/円は一時93.70円付近まで下落。しかし、米政府が追加景気刺激策を
発表するとの観測が流れたことや、NY原油先物が在庫減少を懸念し4ドルあまり
上昇したことも下支えとなり、NYダウが終盤にかけて前日比プラス圏で底堅い値
動きとなったことを受けて、ドル/円も94.15円付近へと回復した。

ユーロも欧州市場ではリスク回避ムードが強く、ユーロ/ドルは1.4085付近、
ユーロ/円も132.20円付近へと続落。しかし、NY市場ではNYダウが下げ幅を縮小
する動きになったことから買い戻しが強まり、ユーロ/ドルは1.4265付近、
ユーロ/円も133.90円付近まで回復した。

8月20日(木)-------------------------------------------------------------
原油高などを背景にNYダウが上昇して終了した流れを受けて日経平均が底堅く推
移したことから、東京市場序盤にドル/円は94.25円付近へと上昇。仲値前後では
外債償還絡みの売りが観測されたこともあり下押しする場面もあったものの、日
経平均がアジア株高に支えられて上昇幅を拡大し前日比179円高で終了したほか、
上海株も前日比4.5%あまり上昇し前日の下げ幅を取り戻したことから安堵感が
高まり、東京市場終盤にドル/円は94.55円付近まで続伸。

欧州市場では英財政赤字拡大などを背景にポンド/円が大幅に下落したことが重
石となったほか、米新規失業保険申請件数が予想より悪かったことから93.85円
付近へと反落。その後、米フィラデルフィア地区連銀製造業景況指数が11ヶ月ぶ
りのプラスとなったことを好感して、NY市場序盤に94.35円付近まで急反発した
ものの、米景気先行指標総合指数が予想を下回ったことからドル買いも続かず、
94.00円付近まで押し戻された。

ユーロは欧州市場でポンドが大きく下落していたこともあり上値も重く、
ユーロ/ドルが1.42台前半で一進一退の動きとなった一方、ユーロ/円はドル/円
の下落にもつられて一時133.45円付近まで下押しした。しかし、NY市場ではNYダ
ウがじり高の展開となったことから次第に買いが強まり、ユーロ/ドルは1.4270
付近、ユーロ/円も134.35円付近まで回復した。

8月21日(金)-------------------------------------------------------------
東京市場では米運輸省から自動車買い替え奨励策の打ち切りが発表されたことを
受けて自動車関連株への売りが優勢となるなど、期待に反して日経平均が軟調に
始まったことを背景に円買いが優勢となると、上海株が下落して始まったことや、
「中国当局が銀行の規制強化を計画」との報道も嫌気され、GLOBEXのNYダウ先物
や日経平均が下げ幅を拡大するとともに、ドル/円は93.50円付近まで下落。

その後、上海株が切り返し堅調な値動きとなり、欧州株やGLOBEXのNYダウ先物も
前日比プラス圏へと転じるなどリスク許容度が回復し円売りが強まる一方で、
ユーロ買い・ドル売りの動きが強まったこともあり、NY市場序盤に93.45円付近
まで続落。しかし、米中古住宅販売件数が予想を上回ったことをきっかけにドル
買いが膨らんだほか、米住宅関連指標の改善やバーナンキFRB議長が「米国を含
む世界経済は深刻な景気後退から脱し始めた」などと楽観的な見通しを示したこ
とも好感され、NYダウが9500ドルの大台に達したことを背景に、ドル/円は一時
94.70円付近まで大幅に反発した。

ユーロはドイツやユーロ圏の製造業・サービス業PMI速報値が予想を上回ったこ
とから、ユーロ/ドルは1.43台中盤、ユーロ/円も134円台中盤へと上昇。NY市場
では、米中古住宅販売件数が予想を大幅に上回り、NYダウが年初来高値を更新し
たことから、ユーロ/ドルは一時1.4370付近、ユーロ/円も135.45円付近まで続伸
した。

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■今週の注目点と各通貨のポイント(2009.8.24~28)
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先週金曜日には米中古住宅販売件数の大幅な上振れや、バーナンキFRB議長が
「米国を含む世界経済は深刻な景気後退から脱し始めた」と楽観的な認識を示し
たことを好感したことから、NYダウは9500ドル台を回復して終了し年初来高値を
更新。

また、上海株は今月4日の年初来高値から先週水曜日には一時2割ほどの下落とな
ったものの、その後は2日続けて上昇するなど上海発の株価暴落懸念が後退し、
ボラティリティも大幅低下していることでリスク回避ムードは下火となり、安全
通貨を買い進むべき理由が乏しくなっている状況にあることから、今週は安全通
貨のドルや円に滞留していた資金が逆流し、欧州通貨や割安な高金利通貨を買い
直す動きが強まるとみる。上海株の調整が完全に終了したとはいい切れないもの
の、日米欧の株式市場への波及がそれほど深刻ではなかったこともあり、
今後は上海株の動向に対する過剰な警戒感も下火となる可能性が高いとみる。

■ドル------------------------------------------------------------------
先週金曜日にはNYダウが年初来高値を更新するなどリスク選好が高まり、安全通
貨のドルと円がともに売られやすい状況にあることから、引き続きドル/円は
93-95円台で方向感をつかみづらい展開となりそうだ。今週末には衆議院選挙を
控えており、先行き不透明感から積極的な売買が手控えられる可能性も高いだろ
う。

ただし、米住宅関連指標の改善やバーナンキFRB議長が世界的な景気回復見通し
に明るい認識を示したことを背景に、米長期金利の低下に歯止めが掛かったほか、
NY原油相場が終値ベースでの年初来高値を更新するなどリスク許容度の高まりか
ら円も買いづらい状況にあることから、ドルと円を比べればドル買いにやや分が
あるといえよう。また、今週は火曜日に2年債420億ドル、水曜日に5年債390億ド
ル、木曜日に7年債280億ドルと大型の米国債入札が予定されており、利回り上昇
で米国債の需要が高まった場合は、ドルも上昇の芽が出てくる可能性もあるだろ
う。

日足一目均衡表では、ドル/円は94円台前半に位置している雲の下限付近で上値
の重い展開となっており、雲の上限となる95.75円付近を上抜けて買い時代に入
るにはかなりのエネルギーが必要となろう。また週足一目均衡表をみると、一昨
年のサブプライム問題の表面化以来、先行スパンの雲が「金融危機の壁」として
ドル/円の戻りをしっかりと抑え込んでおり、当面は95円台中盤から98円台後半
が分厚い抵抗帯となる可能性があることから、仮に95.00円を上抜けても上昇が
加速することは期待しにくいとみる。

■ユーロ----------------------------------------------------------------
先週発表された独ZEW景況感調査が予想を大幅に上回ったほか、独・仏・ユーロ
圏の製造業やサービス業PMIなども軒並み上振れするなど、欧州の景気回復期待
が高まったことに加えて、ウェ-バー独連銀総裁など当局者も景気に楽観的な見
通しを繰り返した。上海発の株価暴落懸念さえ去れば関心は次第に実体経済に移
る可能性が高く、対ドルの上昇余地は一段と広がるとみる。

特に対ドルは年初来高値の1.4445付近も視野に入っており、同水準を突破すれば
上昇トレンドの継続が確認され、上昇モメンタムがさらに強まる可能性が高いだ
ろう。今週は水曜日に発表される8月独IFO景気動向指数がどこまで改善するかに
注目したい。

対円は上海株暴落・株安連鎖・リスク回避という悪循環に歯止めが掛かったこと
により、安全通貨の円に滞留していた資金が逆流するとともに、欧州の景気回復
期待に注目したユーロ買いも強まりそうだ。また、NYダウが年初来高値を更新し、
日経平均も高値更新に期待がかかる中、対円も年初来高値の139.20円付近を目指
す動きとなってもおかしくなく、一目均衡表でも日足が雲の上限となる133.10円
付近でサポートされており、年初からの緩やかな上昇トレンドが継続しているこ
とを示唆していよう。

■ポンド----------------------------------------------------------------
今月4日に年初来高値を更新した後に先週水曜日までに2割ほど下落した上海株が、
木・金曜日には連日上昇するなど急落に歯止めがかかったことから、対ドルは
1.62台後半、対円も153円台中盤で底打ちとなったものの、木曜日に発表された
英公共部門ネット負債が1993年の統計開始以来最大の赤字幅となるなど、英財政
悪化懸念が意識されたこともあり、対ドル、対円の上値もそれぞれ1.66台、157
円台で抑えられた。

また、先週水曜日に発表された500億ポンドの資産買い取り額拡大を決定した前
回8月5・6日開催分の英中銀金融政策委員会議事録では、資産買い取り額拡大を
500億ポンドに設定する議案に反対票を投じたキング英中銀総裁、ベスリー英中
銀金融政策委員、マイルズ英中銀金融政策委員の3名が資産買い入れ額を750億ポ
ンドに拡大することを主張していたことが判明。英中銀のスタンスが予想よりハ
ト派寄りである可能性も浮上しており、リスク許容度の回復を受けてドルと円を
売る動きが強まる中でも、ポンドは積極的に手掛けづらく、ユーロやスイスフラ
ンにシフトする動きが強まるだろう。

■豪ドル----------------------------------------------------------------
先週は上海株の乱高下に翻弄されながらも、主要国の株式市場が堅調な動きとな
ったことからリスク許容度が回復し、対ドルは週初の0.81台後半から週末にかけ
て0.83台後半まで反発。対円も上海株の大幅下落を受けて株安連鎖懸念が高まる
中、先週水曜日には76円台後半へと下落したものの、金曜日には79円台前半まで
持ち直した。

また、先週火曜日に発表された豪準備銀行理事会議事録で、「追加利下げの可能
性は低く、豪州の景気回復がしっかりしたものになれば、金融政策を引き締める
必要がある」とのタカ派的な姿勢が示されたこともサポート材料となった。今週
はリスク選好が回復する中、銅など国際商品市場も持ち直したことにより、豪ド
ルの上昇モメンタムも高まりそうだ。株価次第では対ドル、対円ともそれぞれ年
初来高値の0.8475付近、82.00円付近を突破する可能性も考えられることから、
強気スタンスで臨みたい。

■NZドル----------------------------------------------------------------
上海株が下げ止まり株価暴落シナリオが後退したことから、対ドルは0.68台後半、
対円も64円台後半まで回復した。株安連鎖懸念が下火となり、ボラティリティも
低下したことを受けて、キャリートレード意欲がさらに高まっていることから、
低金利通貨の円とドルの売り安心感が高まり、NZドルは買われやすくなるだろう。
また夏休みシーズンも終わり、流動性も回復してくることから、対ドル、対円と
もそれぞれ年初来高値の0.6885付近、65.90円付近を上抜けていく可能性も十分
あるとみる。

■カナダドル------------------------------------------------------------
先週前半は上海株の急落を受けて、ドル/カナダドルは1.11台前半へと上昇。し
かし、カナダの景気先行指標指数や卸売売上高といった指標が予想を上回ったこ
とから、カナダドルはドルに対して徐々に持ち直し、金曜日にドル/カナダドル
は1.07台後半まで反落した。有力プレーヤーの米金融大手ゴールドマン・サック
スが、米ドル売り・カナダドル買いを推奨したことも注目を集めていた。上海株
の動向に対する注目度が低下するとともに、原油など商品市場も持ち直し、カナ
ダドルも騰勢を取り戻しつつあり、今週は対ドルでの年初来高値となる1.0635付
近を試す動きとなる可能性も十分あることから、強気スタンスで臨みたい。

■南ア・ランド----------------------------------------------------------
上海株の急落を受けてリスク回避の動きが広がったことを背景に、先週水曜日に
対円は一時11.60円付近まで下落したものの、日米欧の主要国の株価への波及が
限定的となったことから、その後は下値を切り上げる展開となり、先週金曜日に
はNYダウが年初来高値を更新したことを好感して12.15円付近まで急騰した。先
週火曜日に発表された南ア第2四半期GDPは前期比年率-3.0%と3四半期連続のマ
イナス成長となったものの、ほぼ予想通りとあって影響はなかった。

今週は南アの消費者物価指数や生産者物価指数といったインフレ指標が発表され
るものの、今月すでに南ア準備銀行が利下げに踏み切っているだけに影響は限定
的となりそうだ。引き続き株価動向に左右されるとみるものの、上海発の株価暴
落懸念が後退し、市場の安堵感が高まっていることを背景に安全通貨の円やドル
を売り、高金利通貨を物色する流れに戻る可能性が高く、先週の下落に対する反
動もあることから、年初来高値の12.55円付近を試す可能性も十分考えられよう。

■スイスフラン----------------------------------------------------------
先週は株価の下げ止まりを受けて安全通貨のドルと円を売り戻す動きとなったこ
とから、金曜日にドル/スイスは1.05台後半へと下落し、対円は89円台前半へと
上昇した。先週木曜日に発表された8月のスイスZEW景況感調査が18.6と前回の
0.0から大幅に上昇しここ3年で最も強い結果となっているなど、これまで注目さ
れてこなかったスイス経済の回復にも関心が集まる可能性があるだろう。また、
先週火曜日にジョーダン・スイス国立銀行理事は「現在取引されている
ユーロ/スイスの1.50-1.53のレンジには満足している」とも述べており、介入
警戒感も後退しそうだ。ドルや円に対して押し目買いスタンスを継続したい。

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■発行元:フォーランド フォレックス株式会社
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