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2009/08/03

フォーランド週刊レポート[2009年8月3日号]/手数料0円+スプ2銭+最高水準スワップ+信託保全

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┼┼        フォーランド週刊レポート [2009年8月3日号/No.136]     ┼┼
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┼┼    先週の市況ダイジェスト+今週の予想と展望を一挙公開!   ┼┼
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■先週の市況ダイジェスト(2009.7.27~31)
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7月27日(月)
東京市場序盤はバーナンキFRB議長が強いドル政策を支持するとの認識を示した
ことを受けて全般的にドル買いが強まったものの、ドル/円相場への影響は乏し
く、その後は日経平均が年初来高値を更新したことを背景に、リスク許容度が拡
大しクロスでの円売りが強まったことに支えられた半面、上値では本邦輸出企業
のドル売りに上値を抑えられたことから、動意が乏しい展開が続き、ドル/円は
概ね94.70-94.80円台で一進一退となった。

欧州市場に入ると欧州株やGLOBEXのNYダウ先物が上昇したことを好感して、
ドル/円は95円台を回復したものの、米通信大手の減益決算を受けてGLOBEXのNY
ダウ先物が下落へ転じる展開になると、一時95.00円付近へと反落。しかし、
NY市場では米新築住宅販売件数が予想を大幅に上回ったことや、米長期金利が上
昇したことを背景に、ドル/円は一時95.35円付近まで上昇した。

ユーロは株高・ドル安・円安の流れが継続したことから、ユーロ/ドルは欧州市
場で1.4295付近、ユーロ/円もNY市場序盤に136.05円付近まで上昇。NY市場では
NYダウが上値の重い動きとなったことから、ユーロ/ドルは1.4205付近、
ユーロ/円も135.20円付近まで後退したものの、NY市場終盤はNYダウがかろうじ
て前日比プラス圏で引けたことから、ユーロ/ドルは1.4240付近、ユーロ/円も
135.60円付近まで持ち直した。

7月28日(火)-------------------------------------------------------------
日経平均が利益確定の売り圧力も強く前日比マイナス圏での推移となったことか
ら、東京市場序盤にドル/円は95.10円付近へと下落。その後も本邦輸出勢のドル
売りが重石となったことに加えて、日経平均が引き続き軟調に推移したこともあ
り、東京市場中盤にドル/円は95円台割れまで下押しした。しかし、東京市場中
盤以降はスティーブンス豪準備銀行総裁が豪経済について強気の見通しを示した
ことや、ドイツ銀行の好決算を受けてクロス円全般で円売りが強まったことに
ドル/円は支えられた一方で、リスク許容度の回復が全般的なドル売りにもつな
がったことから、方向感に乏しい展開となった。

欧州市場では一部米主要企業のさえない決算を受けてGLOBEXのNYダウ先物が下げ
幅を拡大したこともあり、94.40円付近まで下落。その後は米消費者信頼感指数
が予想を大幅に下回り、NYダウが前日比100ドルあまりまで下げ幅を拡大したこ
とを背景に、NY市場中盤にドル/円は94.05円付近まで続落したものの、米長期金
利が上昇したことや米S&Pケース・シラー住宅価格指数の上振れを下支えにNYダ
ウが下げ幅を縮小する動きとなったことから、NY市場終盤にかけて94.70円付近
まで持ち直した。

ユーロ/ドルは1.43台をつけたことによる達成感から利益確定の売りが優勢とな
ったことや一部で独系金融機関が巨額の損失を計上するとの噂が流れたことを背
景に、NY市場中盤にかけて1.4135付近まで急落。ユーロ/円も株高連鎖が途切れ
たことから手仕舞い売りが強まり132.90円付近まで大幅に下落。その後は米2年
債入札が不調に終わったことを受けてドル売りが強まったことから、
ユーロ/ドルは1.4180付近へと反発。また、NYダウが下げ幅を縮小したこともあ
り、ユーロ/円も134.20円付近まで持ち直した。

7月29日(水)-------------------------------------------------------------
東京市場では前日のNYダウが小幅に下落したものの、日経平均が節目の1万円の
大台割れを回避したことに加えて、値ごろ感からファンド勢の買いが入ったこと
もあり、東京市場序盤にドル/円は94.65円付近へと上昇。しかし、GLOBEXのNYダ
ウ先物やアジア株が軟調推移となったことからドル/円の上値も伸びず、その後
はじり安の展開となり、上海株が銀行の貸し出し規制観測などを受けて一時前日
比7%超の急落となったことを背景にリスク回避の円買いが強まったことから、
欧州市場序盤にドル/円は一時94.00円付近まで反落。

欧州市場では上海株の急落を背景に欧州通貨や高リスク通貨を売ってドルを買う
動きが強まったことから、ドル/円は95円台へと浮上したものの、米耐久財受注
の下振れを受けてNYダウが軟調に始まったことから、94.65円付近まで下落。
しかし、米5年債入札が不調に終わり、米長期金利が上昇すると95.30円付近まで
反発した。

ユーロ/ドルは上海株の急落を受けてリスク回避のドル買いが強まったことから、
欧州市場で1.41台割れへと下落する一方、ユーロ/円は欧州株が予想に反して前
日比プラス圏で推移したことを受けてショートカバーが強まり134.35円付近まで
上昇。その後は独消費者物価指数・速報値が下振れしたことや、不調となった米
5年債入札を受けた米長期金利の上昇を背景に、ユーロ/ドルはNY市場中盤に
1.4010付近まで続落し、ユーロ/円もつられて133.05円付近まで売られた。

7月30日(木)-------------------------------------------------------------
東京市場序盤は日本の鉱工業生産指数・速報値で7・8月の生産予測指数がプラスを
維持したことを好感し、日経平均が前日比プラス圏で寄り付いたことや、GLOBEX
のNYダウ先物も底堅く推移したことから、ドル/円は95.30円付近へと小幅に上昇。

その後は上値の重い展開となったものの、蘇寧・中国人民銀行副総裁の融資規制
を否定する発言を受けて前日急落した上海株が小幅反発となり安堵感が漂ったこ
とに加えて、一部米主要企業の好決算や米雇用関連指標の改善を好感してGLOBEX
のNYダウ先物が大幅上昇となったことからストップロスの買いを巻き込みつつ、
95円台後半へと上昇。NYダウも好調な一部米企業の好決算や、米複合大手GEの投
資判断引き上げを好感して大幅上昇となったことから、NY市場中盤にドル/円は
一時95.85円付近まで続伸した。

ユーロは株高連鎖を好感したリスク許容度の拡大を受けて、欧州市場で
ユーロ/ドルは1.4095付近、ユーロ/円も133.95円付近へと上昇。国際通貨基金
(IMF)が「ユーロはファンダメンタルに比べて、0%~15%過大評価されてい
る」などのコメントを出したことから、NY市場序盤にユーロ/ドルは1.4015付近、
ユーロ/円も133.80円付近まで反落したものの、下値ではソブリン系のユーロ買
い観測もありユーロ/ドルは1.4085付近へ反発し、ユーロ/円もNYダウの上昇を好
感して134.85円付近までじり高となった。

7月31日(金)-------------------------------------------------------------
東京市場では前日のNY市場で95.90円付近まで上昇したこともあり、本邦輸出企
業の売りが先行したことや、米第2四半期GDP速報値の発表を控えていたことから
新規の買いが入らず、東京市場中盤にかけて95.30円付近へとじり安となった。
その後は方向感に乏しく95円台前半での推移となる中、米金融大手ゴールドマ
ン・サックスが顧客向けレポートでドル/円の買い推奨を出していたことがドル買
いを誘い95円台後半へと急上昇すると、米第2四半期GDP速報値が前期比年率
-1.0%と予想の同-1.5%を上回ったことを受けて、NY市場序盤には一時的に
95.85円付近まで続伸した。

しかし、米GDPでは個人消費が前期比年率-1.2%と予想の同-0.5%を下回ったこ
とが失望となり、GLOBEXのNYダウ先物が急落したことから、ドル/円は95.25円付
近へと急反落。さらにIMFが「ドルはやや過大評価されている」との見解を示し
たことや米長期金利の低下を背景に、NY市場中盤に94.50円付近まで下落した。

ユーロは株高連鎖期待を背景に欧州市場ではユーロ/ドルは1.4150付近、
ユーロ/円も135円台中盤まで上昇。ユーロ/ドルは米GDPを受けて1.4095付近へと
反落したものの、IMFの報告や米長期金利の低下を背景にNY市場中盤に一気に
1.4280付近まで急騰した。一方、ユーロ/円は一旦135.50円付近の高値をつけた
後、米GDPを受けて134.30円付近へと急落するなど荒っぽい動きとなったが、結
局135.00円前後と元の水準に収れんした。

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■今週の注目点と各通貨のポイント(2009.8.3~7)
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先週月曜日に発表された米6月新築住宅販売件数は38.4万件と予想を大幅に上回
り、単月の伸びとしては前月比+11.0%と過去8年で最大となるなど、中古・新築
ともに住宅販売件数が予想を上回ったことを受けて、米住宅市場の底入れ期待が
高まった。また、先週金曜日に発表された米第2四半期GDP速報値も前期比年率
-1.0%と前期の同-6.4%からマイナス幅が大幅に縮小し、予想を上回る結果とな
った。

他にも先週水曜日に公表された米地区連銀経済報告(ベージュ・ブック)も「経
済活動は引き続き弱いものの、大半の地区で景気後退ペースは鈍化、あるいは低
い水準で安定した」と景気判断を上方修正し、金曜日には国際通貨基金(IMF)
も米経済に関する年次報告書を公表し「生産の急激な落ち込みは終息に向かって
いる」との見方を示すなど、各種経済対策の効果が現れており、米景気が快方に
向かい始めていることが示されている。

ただし、現在の市場のセンチメントでは米景気回復期待が株高につながり、リス
ク許容度を高めることから、かえってドル売りが強まりやすいだろう。また、上
海株の調整や米主要企業の第2四半期決算を無難に乗り切り、NYダウが先週まで
3週連続で上昇し年初来高値を更新するなど、為替市場では今週も低リスク通貨
のドルを売って欧州通貨や高リスク通貨にシフトする動きが一段と強まりそうだ。

なお、今週金曜日に発表される米雇用統計は、月曜日時点で失業率は前回の
9.5%から9.6%へと上昇することが見込まれているものの、非農業部門雇用者数
は前月比-32.5万人と前回の同-46.7万人から減少幅が一段と縮小すると予想され
ている。現在、FF金利先物は年内の利上げ確率を3割以下とみているものの、米
雇用統計を受けてFRBの利上げ観測が高まるかどうかがドル復調のカギとなりそ
うだ。

■ドル------------------------------------------------------------------
株高なら「ドル安・円安」、株安なら「ドル高・円高」と、常にドルと円が並行
して動くため、ドル/円は基本的には動きづらい局面が続くだろう。しかし、準
備通貨としてのドルの信認が低下していることや、米国債利回りが大幅に低下し
たことを考えると、ドルのほうがやや分が悪いとみたほうが良さそうだ。

IMFが年次報告書で「金融危機終焉でドルは割高」との見方を示すなど、目先は
全体のドル安に引きずられて下値を探る展開となる可能性もあるものの、NYダウ
や日経平均がともに3週連続上昇となっていることもあり、リスク回避による円
独歩高の可能性は低いだろう。チャート上も7月中旬以来の上昇が継続している
とすれば94円前半からは値ごろ感も感じられることから、押し目買いスタンスで
臨みたい。

■ユーロ----------------------------------------------------------------
株高連鎖を背景にリスク回避姿勢が弱まり、安全通貨のドルを売る動きが強まっ
ていることに加えて、外貨準備のドル離れ観測もくすぶっており、当面はドルが
売られやすい地合いが続きそうだ。また、IMFが指摘しているように金融危機が
終焉すれば「質への逃避」需要が剥落し、ドルの割高感が急速に強まってくるだ
ろう。当面はドルを売って、欧州通貨にシフトする動きが継続することにより、
対ドルは相対的に堅調に推移しそうだ。特に対ドルは年初来高値の1.4340付近を
上抜けた場合、チャート上も上昇トレンド再開の確認となることから、買いが加
速する可能性が高まるだろう。

なお、今週木曜日のECB理事会では政策金利は1.00%に据え置かれることがほぼ
確実視されており、当面は利上げ・利下げどちらの可能性も残しながらも、政策
金利は現行水準を維持するとみられていることから、影響は限定的となりそうだ。

対円はリスク志向が高まっており、好材料が出るほど安全通貨の円やドルが売ら
れる地合いとなっている。年初来高値更新後に大幅な急落をみせた上海株をきっ
かけとした株安連鎖も杞憂に終わり、基調としてはリスクテイク意欲が高まり、
キャリートレード再構築の流れから円安基調が続くとみる。また、日足一目均衡
表では先行スパンの雲がサポートとなり、133-134円台では底堅く推移しそうだ。

■ポンド----------------------------------------------------------------
先週木曜日に発表された英ネーションワイド住宅価格が前月比+1.3%と3ヶ月連
続で改善したことを受けて、英住宅市場の回復期待が高まったことや、株価が堅
調に推移しリスク許容度が回復したこともあり、金曜日にかけて対ドルは1.67台
前半、対円も158円台中盤まで上昇した。今週も株高連鎖期待を背景とした高リ
スク通貨選好の流れから、対ドル、対円とも上値を拡大する動きが続くと予想す
る。

また、英中銀は今週木曜日に開催される金融政策委員会で政策金利を0.50%に据
え置くとみられているものの、すでに資産買い入れプログラムは1250億ポンドの
上限に達しており、今週の会合で増額が見送られた場合は量的緩和打ち止めの可
能性が高まることから、ポンドの潜在的な上昇余地は大きく、強気スタンスを継
続したい。

■豪ドル----------------------------------------------------------------
先週は豪住宅建設許可件数が前月比+9.3%とここ4年で最大の増加を記録するな
ど経済指標が堅調となったほか、景気回復期待が高まったことを背景に、原油や
銅など国際商品も大幅に反発したことから、金曜日に対ドルは0.8365付近まで上
昇し年初来高値を更新。対円も79.50円付近まで上昇し年初来高値を視野に入れ
る展開となった。

株高が続きリスク許容度が回復していることや、景気回復期待から高リスク資
産・資源国通貨が物色される局面にあることから、今週も上昇基調が続くとみて
よさそうだ。今週火曜日の豪準備銀行理事会では政策金利は3.00%に据え置かれ
ることがほぼ確実視されているものの、金曜日に公表される豪準備銀行の四半期
金融政策報告書で、豪GDP見通しを上方修正するとの見方が強まっており、一気
に年内の利上げ観測が浮上する可能性も考えられるだろう。

■NZドル----------------------------------------------------------------
先週は株高を受けてリスク許容度が回復したものの、政策金利を2.50%に据え置
くことを決定した木曜日のNZ準備銀行理事会での声明が「2010年終盤まで政策金
利を現行の2.50%から、それを下回る水準で維持するだろう」などと予想以上に
ハト派的なトーンとなったことを受けて、追加利下げの可能性も膨らんだことか
ら、対ドルは0.6630付近、対円も63.05円付近で頭打ちとなった。全体のドル売
り・円売りの流れの中で下値は堅いとみるものの、NZドルは積極的な買い材料も
見当たらないこともあり、今週は中立スタンスで臨みたい。

■カナダドル------------------------------------------------------------
先週はNY原油先物が回復基調となったことや、株価の堅調推移を受けたリスク許
容度の回復によるドル売り・円売りの流れから、火曜日にドル/カナダドルは
1.0755付近へと下落し、カナダドルは対ドルでの年初来高値を更新。対円はNY原
油先物がほぼ1ヶ月ぶりの高値となる69ドル台中盤まで上昇するなどリスク志向
の高まりから、先週金曜日に88.90円付近まで上昇した。

先々週にカナダ中銀が「カナダのリセッションは今四半期に終了し、次の四半期
は年率1.3%のプラス成長となろう」との見通しを示したことを受けて、カナダ
の景気回復期待も高まっており、リアルマネーによる実体を伴った買いが継続し
ている。特にカナダドルはドルに対して年初来高値の1.0755付近を上抜けてくる
と、テクニカル的にも買いが加速する可能性があることから、一段の上昇に期待
したい。

■南ア・ランド----------------------------------------------------------
先週は上海株の急落を受けて警戒感が高まったことから、対円は12.30円付近か
ら11.90円付近まで急落したものの、株安が連鎖しなかったことを背景に安堵感
が広がったことから、その後は12.30円付近と急落前の水準まで回復した。上海
株の急落も一過性のガス抜き調整に終わった可能性が高く、今週も高リスク通貨
を物色する動きは継続しそうだ。また、ナイジェリアの政情不安を背景に、原油
をはじめ資源価格も続伸が予想されることから、資源国通貨も人気を集めよう。

■スイスフラン----------------------------------------------------------
先週はジョーダン・スイス国立銀行理事が「スイス国立銀行は対ユーロでのスイ
スフラン高に対抗するために必要ならば介入を続ける」と発言し、押し下げ介入
に対する警戒感が強まったことから、スイスフランはドルや円に対して弱含む局
面もみられた。

しかし、週後半は月末をにらんでスイスフランを買い戻す動きが強まったことに
より、ドル/スイスは1.06台中盤へと下落し、対円は88円台後半へと上昇した。
スイスフランは対ユーロでは引き続きスイス国立銀行の介入警戒感に上値を抑え
られるとみるものの、ドルや円に対してはリスクテイク意欲の高まりを背景とし
た全般的なドル売り・円売りから底堅い動きとなりそうだ。

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■発行元:フォーランド フォレックス株式会社
      関東財務局長(金商)第292号
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