2009/07/28
【公民連携メールマガジン vol.38 2009. 7. 28】
******************************************************* 公民連携メールマガジン vol.38 2009. 7. 28 ~地域を変える世界のキーワード~ ”Public/Private Partnership”に関連する情報源 発行者:東洋大学大学院経済学研究科公民連携専攻 http://www.pppschool.jp/ ml-ppp@ml.toyonet.toyo.ac.jp ******************************************************* ======================================================= 中田宏横浜市長が市長を辞任 ======================================================= 今日の最大のニュースです。皆さん驚かれたことと思います。 中田市長時代にスタートした多くの政策は、「財政という名の 市民負担をできるだけ少なくして質の高い都市づくりをする」 という共通理念を持っていたと思います。 財政制約の厳しい今の時代、この理念は、誰が市長であっても 前提にしなければならないものです。政治的イデオロギーとは 関係ありません。 時計の針が戻ることなく、理念が死守されることを強く期待し ています。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ======================================================= 日本初の”提案者加点制度”導入、岩手県紫波町 ======================================================= (仮称)岩手県フットボールセンター整備事業アイディア提案 の募集が始まりました。本専攻の地域再生支援プログラムの 第1号であった岩手県紫波町JR紫波中央駅前PPPプロジェクトの 最初のプロジェクトです。 これは、駅前町有地の一部を社団法人岩手県サッカー協会が 「岩手県フットボールセンター」として整備するにあたり、グ ラウンドの企画・設計のアイデアを募集するものです。より 効率的かつ質の高いアイディアが求められます。 (完成後は、紫波町へ一括寄付される予定) 実際の事業者は、今回のアイデアを参考にして行われる事業者選 定コンペによって決定されますが、 (1)アイディア提案を提出することが事業者選定コンペの参加 資格要件である。 (2)アイディア提案において、最優秀を獲得したグループには、 事業者選定コンペにおいて加点(5/100)、優秀を獲得したグルー プには、加点(2/100)を与える。 という大きな特徴があります。 (1)は以前紹介した横浜市の新市庁舎整備事業でも同様の条件 が設定されています。アイディアを出してもらうには最も強い方 法です。 (2)は今回が初です。アイディアの良し悪しによって加点する という方式を、我々は提案者加点方式と呼んでいます。 責任を持ったアイディアを出すには何百万円~何千万円の費用が かかります。提案者はこの費用を回収するために、事業者選定で それだけ高い金額で入札しなければならなくなります。そうする と価格競争力が無くなり、アイディアを出さなかった、いわば知 恵の無い事業者に比べて不利になってしまいます。 これは、優れたアイディアを持っている事業者はもちろん、それ を受け入れられなかった自治体、市民にとっても不合理なことで す。 提案者加点制度とは、こうした不合理さを是正するために、良い アイディアを出した事業者には、事業者選定プロポーザルの総合 評価の点数を一定点与えることを決めておくものです。 費用を補償する手段が与えられることで、民間は知恵を出しやす くなります。自治体も町民も、優れたアイディアを得ることがで きます。 http://www.town.shiwa.iwate.jp/php/_data/200907171723062.pdf ちなみに、アイディアとは、単なるフットボール場のアイディア だけではありません。オガールプロジェクトと呼ばれる駅前地区 開発は、「統一感のある街並みデザインを重視し、不動産価値を 高める開発を目指して」います。民間の経済開発のノウハウで、 極力町民の負担を減らそうとしています。 このアイディア募集でも、「単なる人工芝グラウンドの整備だけ ではなく、町民や近隣住民にも親しまれる街区デザインが必須」 とされており、柔軟で幅広い発想が求められています。 知恵のある民間の方、是非積極的に参加してください。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ======================================================= 自治体を民間が運営する都市 −米国サンディ・スプリングスの衝撃− まもなく発行 ======================================================= オリバー・ポーター氏の著書を翻訳した「自治体を民間が運営 する都市 −米国サンディ・スプリングスの衝撃−」の発行が いよいよ8月中に迫りました。 さきほど、最終校正を終えたところです。いよいよ、世界初の 完全PPP都市の全貌が皆様のお手元に届きます。大胆な試みに 驚くと思いますが、その本質は、市民主権です。自分たちの町 は、官でもない、民でもない、自分たち自身が創り上げるのだ という信念が貫かれています。。 ”はじめに”に書いた一文を紹介します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ もちろん、本書により提示されたモデルがそのまま日本に当 てはまるとは考えていない。だが、新しいモデルの採用に市 民自身が主体的に関わり責任を持った判断を下したこと、PPP を単なる効率化ではなくサービスの質の向上という観点で捉え るべきこと、サービスの一つ一つを検証しそれにあった方法を 柔軟に選んでいくことなど、国情を超えて普遍性を持つPPPの 本質を感じた。これらが有用であると考えるならば、自分の地 域では不可能とする理由を探すのではなく、問題点を克服して 導入に努力すべきである。前向きの意欲に満ちた人々は必ずや 多くの示唆を得ることができるであろう。多くの地域関係者が 本書を手に取り、閉塞感のある地域問題解決のための一助とし ていただければ幸いである。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ======================================================= 10月入学のための個別相談会を開催 ======================================================== 下記の通り個別相談会を開催します。メールでご予約ください。 7月30日(木) 17:30~18:15, 18:15~19:00, 19:00~19:45 7月31日(金) 17:30~18:15, 18:15~19:00, 19:00~19:45 8月 3日(月) 17:30~18:15, 18:15~19:00, 19:00~19:45 8月 6日(木) 17:30~18:15, 18:15~19:00, 19:00~19:45 8月12日(水) 17:30~18:15, 18:15~19:00, 19:00~19:45 場所:大手町サテライト 担当:根本祐二 ○2009年10月入学のための9月試験○ 出願期間:2009年8月20日(木)~27日(木) 試験日 :9月12日(土) 合格発表:9月15日(火) 手続期間:9月15日(火)~24日(木) +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 公民連携メールマガジン vol.38 発行日 2009年7月28日 発行人 東洋大学大学院経済学研究科公民連携専攻事務局 発行責任者 根本祐二 http://www.pppschool.jp ml-ppp@ml.toyonet.toyo.ac.jp +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 本マガジンはまぐまぐを利用しています。 http://www.mag2.com/


