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2006/12/13

病院のホスピタリティやヘルスケアデザインのお役立ち情報

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病院のホスピタリティやヘルスケアデザインのお役立ち情報
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HIS EXCHANGES 【7号】
http://www.j-his.jp/ 
2006年12月11日発行
◎配信数:2822通 
◎不定期・無料配布 

【来年に向けて始動!】 
なんだかんだで、気がつけばもう師走。
今年は秋なのか、冬なのか、その実感が定まらないうちに、
カレンダーばかりが先に進む恰好ですね。

11月24・25日のHIS年次大会には、
延べ200名もの参加をいただきました。
それぞれの施設にとって意義ある大会であったかどうか、
とても気になるところです。
すでに来年にむけての動きもでてきました。
来年も目をはなせないHIS研です。



今回の・も・く・じ
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1.【第6回BHI賞】 ふりかえり HIS研・代表理事 石田章一
●お知らせ 
2.【企画広報塾】 提案力をつける新しい「基本講座」を開講(京都)
3.【おねがい】 わかっているかな?病院広報に使う言葉
●お役立ち=広報知恵袋 
4.【MRくん日誌】 なぜ、病院パンフには好き勝手なことが書けるのか
5.【デザイン道具箱】囲みや罫線を少なくすると見やすいよ




1.【第6回BHI賞】 ふりかえり HIS研・代表理事 石田章一
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現在、事前登録を頂いた施設には、約束どおり評価表を作成していますが、
これがなかなか難しい。細かな点ではあれこれと指摘できても、全体の評
価となると、みな甲乙つけがたいというのが正直な感想です。また、応募
作品は、年々広報誌としての質が上がっています。しかし出来上がった広
報誌から見えるものは、やはりごく限られていてもどかしい想いをしてい
ます。オリンピックと同じで参加することに意義があると考え、一緒に楽
しみ、いろいろな作品に触れる機会になればいいと思います。

今回、最優秀賞は、福岡徳州会病院の「ほほえみ」は、多くの点で優れて
いました。読ませることをよく考えたデザインは適切なものです。しかし
他の優秀賞とは僅差であるといえます。

多くの作品で今後、心がけてほしいのは、「デザイン過剰」にならいこと。
DTPは楽しい作業であり、ついつい過剰なデザインになりがちです。貼
り紙などの院内掲示物も同様、あまり彩度の高い色遣いや罫線が過剰にな
ると目を刺激するばかりで本来の機能を失ってしまいます。

広報は、すべてにわたってアイデアが求められる仕事です。新鮮さ、独自
性がなければ、振り向いてもらえないし、ましてや読んでもらえない。そ
のためにもH(あなた)・I(わたし)・S(せけん)の視点から、質のバ
ランスを考えて、独りよがりや自己満足ならない企画がほしいですね。

また読者は情報の「解説」を待っていると思います。一方的な記事ではな
く、読み手の視点に立った、わかりやすく簡潔な企画構成に配慮されるこ
となどを来年のテーマにしたらどうかと考えています。



●お知らせ 
2.【企画広報塾】 提案力をつける新しい「基本講座」を開講(京都)
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第103回となる企画広報塾は、12月15日(金)の午後、京都・下京
区の「ひと・まち交流館・京都」で開講します。また2007年から東京
都千代田区で夕刻から2回に分けた新「基本講座」を始めます。

新しい基本講座の特徴は、なんといってもコンセプトを変えたことです。
従来は、広報の必要性など基本知識の習得など広報理解に重点が置かれて
いましたが、新しい基本講座では、さまざまな問題解決を意識して「提案
力」を身につけるための研修内容に重点をおきます。レクチュアーを少な
くし、ワークショップやディスカッション、ケーススタディなど、受講生
とのコミュニケーションの機会を増やします。ちょっと長丁場ですが、形
にとらわれないことも特徴にしたいと意気込んでいます。講師は、塾長の
石田章一ほか事務局メンバーに加え、数名も認定プランナーも駆けつけま
す。現在、受講申込受付中。http://www.j-his.jp



3.【おねがい】 わかっているかな?病院広報に使う言葉
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HIS研では、広報誌や院内掲示、ホームページなど広報で使われる「医
療ことば」が、ほんとうに患者さんや来院の方々すべてに、ちゃんと理解
できていないのではないかという仮説のもとに、医療ことば(特に医療制
度に関するもの)をわかりやすく解説した小冊子を発行し、HIS会員病
院に設置(無料)することで、病院と市民に貢献(ボランティア)したい
と考えています。
そこでこのメールの読者にお願いですが、「こんな言葉が知られていない」
「この言葉を解説してほしい」ということがありましたら、事務局までメ
ールでご連絡ください。たとえば「逆紹介」「医療連携」「機能評価」な
どなど。出来上がった言葉の解説は、広報誌やホームページに共有してい
けるようにするなど、有機的な連携も考えていきますので、ぜひご協力く
ださい。提供者のお名前、施設名、解説文作者名を明示しますが、匿名の
ご希望も受け入れます(その旨お書き添えください)。謝礼などの設定は
ありません。



●お役立ち=広報知恵袋 
4.【MRくん日誌】 なぜ、病院パンフには好き勝手なことが書けるのか
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年末を迎えてますます忙しいMRくんですが、週に1回は花丸院長の顔を
見ないと物足りない毎日です。前回は、じほうから出ている「広報戦略か
ら病院は変わる」(石田章一著)を紹介して、すごく喜ばれたのですが、
実はまだ問いかけられた宿題「なぜ病院パンフに好き勝手なことが書ける
のか」という素朴な質問に正直ちゃんと答える自信がありません。

そこで開き直ったMRくん、なんと大胆にも、その本の著者本人に直接メ
ールで聞いてみることにしました。そうしたらどうでしょう、その日のう
ちに返信が帰ってきました。わかりやすい文面で、これならこのまま花丸
院長に転送しても使えるなと、ちょっと手抜きがでることもあり大満足の
MRくんでした。

返信の内容は、「医療広告は責任のもてない不特定多数の目に触れるため
に広告規制がある。規制とは嘘や誇大、限られた文言以外を書いてはいけ
ないということが中心であるが、そのメッセージが特定の関係だけに配布
したり見える場合は広告ではないので、規制はうけないし、何を書いても
構わない」というものでした。つまり病院案内書は、患者さんや入職希望
者など特定の人たちに見てもらう印刷物、いわば書類の発展型であり、広
告でないため何を書いても自由ということでした。

ああ、これでまたひとつスッキリ。勉強になりましたと、HIS研に感謝し
つつ、胸を張るMRくんだったとさ。(おわり)



5.【デザイン道具箱】 囲みや罫線を少なくすると見やすいよ
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最近、ちょっとした印刷物は、PCソフトを使ったDTP(最近この言葉
も死語?)が常識になりました。20年も前は、ひとつの色を出すのに、
それだけで何時間もかかっていました。今はPC上の手順ひとつで、サク
サク色をシミュレーションすることができる時代です。罫線一本でも昔は
烏口とかロットリングにインクや絵の具をつけて“格闘”していたもので
す。そのため熟練者でなくてもそれなりの仕上げをすることができる、こ
のことは大変好ましいことだと思います。

しかし問題は「感覚」です。その格闘によって本来、磨かれてきた感性が
育まれないまま、いきなり仕上げに入ったような広報誌が多く見られます。
陰をつけたりボカしたりという難しかった技術が誰にでも使えるのはいい
のですが、最後の美的決定いわば作品的突っ込みの段になると、その感覚
が、どうも曖昧な処理になってるように思います。

病院の広報誌にもこの傾向が明確にでています。どの頁もカラフルな囲み
罫や罫線にあふれて目が痛くなる(ちょっとオーバーな)ことがあります。
しかし、一方で「読まれる工夫」がなされているのはどういうことでしょ
うか。人は読むために目を使います。読んでもらうには「目の都合」をよ
く考えることです。

つまり読むには目は文字を追います。そのために邪魔になる要素を可能な
かぎり省いて誌面をスッキリさせることが必要なのです。たとえば罫線を
入れたいところを我慢して、なんとか空白をあけることで、罫線をいれた
と同じ効果がでるように試行錯誤する、デザインとか編集は、本来そうし
た闘いであるのです。

多くの病院広報誌のページデザインは、どちらかというとポスターのよう
に、それぞれの誌面が独立してしまって、全体の「流れ」が意識されてい
ないし、その方向に向かう感性が希薄です。

解決には、いい本、いい出版物に出会えるよう日頃から心がけるしかあり
ません。




NPO法人日本HIS研究センター・電子情報 HIS EXCHANGES 【7号】 
事務局 〒102-0083 東京都千代田区一番町22-3アデックス一番町ビル
電話:03-3263-5759 ファックス:03-6231-8648
http://www.j-his.jp/ 
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このメールは、当センター会員/企画広報塾受講者/当センター主催イベ
ント参加者/BHI応募施設/案内名人購入施設/案内名人つまみぐい申込
者に配信しています。

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