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「あそこは最悪だった」知り合いの介護職員からよく聞くのがこういう話。入ってからでしかわからない介護施設ですが、職場に入る前に少しでもお役に立てればと思って始めたメルマガです。もちろん利用者・ご家族にとってもサービスを選ぶ上で役立ちます。

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  • 最新号 2007/12/31
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2006/12/15

[介護現場の歩き方 第1号]


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        介護現場の歩き方 第1号


----------------------------------------------------2006/12/14--------

●ある求人サイトには某民間企業の求人が載っていました。
「ホスピタリティの追求、顧客満足・・福祉サービス
のリーディングカンパニーを目指す・・」などと威勢の
いい言葉が並んでいます。

しかし、何かの機会でこの会社が運営する有料老人ホーム
を訪ねた際に、そこの幹部は「職員の離職率が高いなんて
当たり前」さらに「職員の満足度?そんなものは行政が
指示してきたら考えますよ」と言われました。

こういうところは本当に福祉サービスのリーディング
カンパニーを目指しているのでしょうか?


●また別の特養ホームの責任者の方は「職員の満足
なんて言ってる場合じゃないですよ」と

「給料の高い職員を残しておくより辞めてもらって、
入ってきて一年目くらいの職員は給料も安いし、
なんでもハイハイってきくんだから」とも言われました。


●求人広告を出しても電話の1本もかかってこない
深刻な人材不足で、事業者側も来る者拒まずという
ような状況です。

ですから中には福祉の仕事に全く熱意がない、
やる気のない職員が入ってきて、現場のチームワーク
を乱し、利用者に対してもサービスとは程遠い介護しか
提供できていない職員がいることも確かでしょう。

このような状況なので前記のようなホンネを話された
のかもしれませんが、働く者にとっては納得できるもの
ではないと思います。


●事業所によっては対外的にはきれいごとばかりを並べて
職員を採用し、悪い労働条件、低賃金で働かせ、利用者
にも「看てやっている」と最低基準のサービスしか提供
しないところが実際にあるからです。

事業者側に問題があるのであれば、採用してもすぐに
辞めていくのは当たり前です。

また後者の特養ホームにしても、長年、自分たちの組織
を支えてきた職員に対して、なぜここまでひどい考え方
をしなければいけないのでしょうか。

職員を使い捨てにしようとする事業者がいいサービスを
提供できているとは考えられません。
「質が良くても悪くても同じ介護報酬しか入ってこない」
という考えなのかもしれませんが、プロの事業者としては失格です。

専門職だからどんどん転職したらいいという考える方も
おられると思いますが、これから介護の職場で働こうとする方
転職しようとする方にはできることなら、悪質な職場では
働いてほしくありません。


●同じ介護の仕事を一から始めるのでも良い施設・事業所、
良い指導者・経営者の下で働けるのかどうかで、ある意味
職員の今後を左右するといっても過言ではありません。

質の悪い職場では時間の無駄だけでなく、安易に身体拘束
したり、認知症のお年寄りをますます混乱させるような
間違った介護方法や考え方、間違った方法で介護に当たる
ため腰痛になったりなど、介護職員としても悪しき習慣が
身についてしまうかもしれません。その結果、心身ともに
疲れ果て体を壊してしまうかもしれません。

いずれにせよ最初から悪質な事業所を見分けて、入らない
にこしたことはないのです。


●全国の多くの介護現場では、求人情報と実際のギャップ、
思い描いていた介護の仕事と実際のギャップ、労働環境の
ひどさなどにより日々職員が去っていきます。

皆さんも介護職員の離職率は高いことはご存知だと思いますが、
離職者の約半分は一年以内に辞めています。このことは
職場に対して最初に抱いていたイメージと現実がいかに
違ったかということの現われではないかと思います。


●介護の現場と関わるようになって約10年。
つくづく思うのが、介護サービスの中身はぱっと見た
だけではなかなかわからないということ。

果物のレモンは見ただけでは新鮮なのか、腐っているのか
わからないように、経済学の世界ではこのような状態を
レモンというそうです。
介護サービスもまさにそれに当たります。

そのサービスがいいのか、悪いのか利用者や家族に
とってもわからないように、介護職員にとっても、
その職場がいい職場なのかどうか、入ってみるまでは
なかなかわからないのです。

このメルマガでは、これから介護の現場で働こうとする方、
これから他の介護施設などに転職しようと考えている方、
あるいは現場で疑問や矛盾を感じつつも一生懸命働いている
方などを対象に考えています。

わかりにくい介護の現場を少しでもわかりやすくイメージ
できるように、仕組みの説明や現場の実情などをお伝え
したいと考えています。

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 発行者 : ケアワークス研究所 careworks@info.email.ne.jp
 発 行 : まぐまぐ  ID=0000219263

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