あのオンリーワン☆ベンチャーで働かないか RSSを登録する

今、私たち学生の「仕事観」が方方で話題の対象となっています。大手志向、安定志向、「私生活との両立」志向。一概に悪いとは言えませんが、きっと、もっとエキサイティングな働き方があるはず。ベンチャー企業の社長様方に、「働く」について伺っていきます。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2008/01/30

『あのオンリーワン☆ベンチャーで働かないか』不確実性を楽しめれば、個人の価値も向上する

この記事を取り寄せる

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2008.1.30■■■■■■■

   就活生向け、社長インタビューメルマガ 
     【 メルマガ『あのオンリーワン☆ベンチャーで働かないか』 】 
                      〜ベンチャー社長に学ぶ、変革の時代の働き方〜 

■WriterzNet■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■Vol.27特別増刊号■■■


【タイトル】 不確実性を楽しめれば、個人の価値も向上する


【今回のゲスト】 脳科学者 茂木 健一郎氏
         http://www.nhk.or.jp/professional/


【プロフィール】  
東京都出身。東京大学理学部・法学部卒業後、同大学理学系大学院
物理学専攻修士課程修了。理化学研究所、英国ケンブリッジ大学などに勤務。
2005年には、「脳と仮想」で小林秀雄賞を受賞。著書はほかに、
「ひらめき脳」「脳整理法」「脳の中の人生」
「クオリア入門 脳が心を感じるとき」「プロセス・アイ」など。
2006年より、NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」
にパーソナリティとして出演中。


【本号のポイント】  


「自分の欠点を自分で笑う。
一流といわれる人は、それができていますよ。」


「クオリア(感覚の質感)」の研究で功績を残す一方、
メディアでも大活躍だ。

現在、NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」では、
パーソナリティを務めている。


読者のみなさん、驚くなかれ。

なんと、今回のゲストは脳科学者では第一人者である
茂木健一郎氏に、働き方についてアドバイスを頂いている。


余談ですが、現在大人気の「プロフェッショナル 仕事の流儀」に、
株式会社ザインエレクトロニクスの飯塚哲哉氏と、
株式会社ウィズの横井昭裕氏がゲストとして
出演されていることもみなさんの記憶に新しいでしょう。


大変ありがたいことに、飯塚氏と横井氏には
『あのオンリーワン☆ベンチャーで働かないか』
に以前登場して頂いております。


さて、本号では「プロフェッショナル 仕事の流儀」に
今まで出演されてきた第一線で活躍されている
「プロフェッショナルの方々の行動哲学と脳の構造」について、
茂木氏独自の科学的考察をお届けいたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
  【1】どこかに所属するという概念はもう古い
  【2】安全基地を持つことが豊かな感情を生む
   【3】自己批評文の効能とは?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
          そして、脳科学者は語り始める・・・ 
───────────────────────────────────


【1】どこかに所属するという概念はもう古い


▼第三の道の模索▼


僕はそろそろ、個人と企業の関係が
変わってもいいころかなと思うんです。

今まで、社会で働くためには、
組織に属するか自分で起業するしかなかったけれど、
そろそろ第三の道ができてもいい。


それは、「アフィリエイト(提携)」という関係です。

ひとつの組織に「所属」するのではなく、
複数の組織とアフィリエイトする。


僕は、今ソニーの研究所や大学などいろんな場所に
席がありますが、そのアフィリエイトという第三の道を、
自分自身で試しているところなんですよ。


どこかに所属していないと
いけないという概念は、もう古い。


イギリスでは、「ギャップ・イヤー」という慣習があって、
大学に進む前などに、一年くらい
どこにも所属していない期間を待ちます。

その間に、旅行やボランティアをするのですが、
アイデンティティーの確立に大いに役に立っているのです。

最近では、その成功をもとに
社会人になってからどこにも所属しない
期間をつくる人が増えているそうなのです。


▼日本と世界の認識のズレ▼


日本では、転職する際も一ヶ月と間を空けず、
次の組織に所属しますよね。

名刺にどこかの企業名が書かれていないと
落ちつかないからでしょう。


これでは、いつまでも
「個」を持つことができません。

この所属意識は、日本では常識でも、世界で見ると
非常識なんですよ。


では、この第三の道を歩むためには
どうすればいいか。


▼信念・確信を持つことの大切さ▼


僕の場合で言うと、
飛んできた球を打ってきただけなんです。

そういう意味では、他力本願。(笑)


例えば、僕が「クオリア」という概念にたどりついたのは
1994年ですが、脳科学者が集まる会議でその話をしました。

「今の脳科学の問題は、
クオリアの考え方がなければ解けないんだ」と。

そうしたら、大ブーイングです。


でも、僕には確信があった。

だから、絶対に考えを曲げませんでした。


その後、雑誌で作家の井沢元彦さんと対談する機会があって、
「クオリア」の大切さを話したんです。

そうしたら、その記事を当時ソニーの会長だった出井伸之さんが
たまたま飛行機の中で読んでくれた。

そこから、ソニーの
QUALIAプロジェクトが始まりました。


【2】安全基地を持つことが豊かな感情を生む


▼細く長く、粘り強く継続していく▼


以上が、僕に投げられた球です。

きちんとやっていれば、
どこかで誰かが見ていてくれるんですね。

よく、若い人は機会がないと言いますけど、
自分にその価値があるかどうかのほうが問題なんです。


今は、インターネットが普及している時代です。

一生懸命やっているのに、誰からも見つけてもらえない
なんてことは、まずありません。

ただし、時間はかかりますよ。

僕が「クオリア」という問題意識を持ってから
出井さんが見つけるまでに、10年かかりましたからね。


▼不確実性を楽しむ▼


では、個人の価値を高めるには
どうすればよいのでしょうか。

僕は、やはり「コミュニケーション力と創造力」
が必要だと思いますね。


しかし、これらは一朝一夕に
養えるものではありません。

「不確実性を楽しむ」ことができるかどうか、
これが重要なんです。

人間、誰でも生まれてから死ぬまで
一秒たりとも同じ状況にある人はいません。

変わらないものはないということです。


それが、「不確実性」です。

その不確実性を認識し、
楽しむ余裕を持つこと。


これができないと、コミュニケーション能力を
育てることはできません。

なぜならば、初対面の相手がどんな言動をするかを
恐れていては人と会えないし、いろんな経験ができないでしょう。

それでは、創造力も育ちません。

創造力は、
経験がもとになっているからです。

作家や小説家・ライターなども
これに当てはまるでしょう。


▼感情を育む▼


とはいっても、なかなか不確実性を
楽しむことができない人も多いと思います。

そのために、必要なのは感情を育むことです。

なぜなら、感情とは不確実なものに適応するために
あるものだから。


例えば、あなたは感動的な映画を観て
心動かされますか?

街で困っている人を見て、
どういう感情を持ちますか?


自分の日常を振り返ってみるといいでしょう。

同じ状況でも感じ方は
それぞれ違います。


どんな感情を持てるかで、
人間性が問われます。


【3】自己批評文の効能とは?


▼安全基地を確保せよ▼


誰でも子どもの頃は、
感情が豊かです。

それは、親が「安全基地」を
作ってくれているから。


逆に、人格を否定するような叱り方をしたり、
愛情が足りなかったとすると、情緒不安定な子どもになる。

それだけ安全基地を
持っていることは、重要なんです。


では、親が守ってくれない大人の場合はどうするか。

経験やスキル、人脈を駆使し、自分で安全基地を
作るしかないんです。

いろんな経験をし、知識を得て
安全基地のインフラを整備する。


勉強するということは、
大事なことなんですね。


現代は、猛勉強の時代だといっても
過言ではありません。


▼自己批判文を書くべし▼


もう一つ、創造性を育む秘策があります。


それは、「自己批判文」を書くこと。


自分自身の欠点を
自分で笑うということです。

夏目漱石も「我輩は猫である」の中でやっています。

あの小説に出てくるくしゃみ先生は、
漱石自身です。

彼は、自分自身を面白く批評できたから、
世に名だたる作家となり得たというわけです。


▼経験×意欲×創造力とは?▼


自分を客観視することは、「メタ認知」というのですが、
これは成長するのに必要な要素です。

己の弱点を客観視できなくては、
大した人物になれません。

それこそ、「プロフェッショナル 仕事の流儀」で出てくる
一流といわれる人たちは、皆それができていますよ。


自分自身を知ることは、
何にでも役に立ちます。

それこそ、職業選択にも生きてきます。

自分に向いているものは何なのか、
仮説が立てられていれば、新しい世界に飛び込みやすい。

それで、合っていなかったら、
また次に行けばいいんです。

失敗を恐れていてはダメ。

意欲を失ってもダメ。


「経験×意欲×創造力」です。


つまり、意欲あるジジイは
最強だってことですね。(笑)

                              ライター: 三反崎 陽亮
───────────────────────────────────────
--------------------------------------------------------------------- 

▼アンケートフォーム --------------------------------------------- 

以下はあくまで例ですので、これ以外のことでも
何かお気づきの点がございましたら、何なりとご教授下さい。
必ずお返事を書かせていただきます。 


【 宛先 】 writerznet@gmail.com
【 件名 】 『あのオンリーワン☆ベンチャー・・・』アンケート


1.今回の記事の内容は参考になりましたか?

2.記事の構成はいかがでしたか? 
(読み易かった・読みにくかった)
どのような点についてそう思われましたか?

3 . 記事の長さはいかがでしたか? 
(長すぎ・丁度いい・もう少し長くてもいい)

4.全体を通して何か、「改善したほうがいい!」と思われる点は 
ありましたか?

5.今後、どんなベンチャー社長の記事を読みたいですか?
(具体的なお名前でも結構ですが、興味がある事業分野などを
お送りいただければ幸いです。可能な限り反映させて頂きます。)

───────────────────────────────────
学生団体ライターズネット  
『あのオンリーワン☆ベンチャーで働かないか』 
発行責任者: 学生団体ライターズネット 三反崎陽亮
※団体詳細についてはこちら ⇒ http://www.writerznet.org/

本メールマガジンに掲載された記事を
許可なく転載することを禁じます。 
Copyright (c) "WriterzNet" All rights reserved. 
---------------------------------------------------------------------- 
▼購読中止・配信先変更  --------------------------------------------- 
・配信解除    →  http://www.mag2.com/m/00002191 48.html 
----------------------------------------------------------------------

この記事を取り寄せる
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る