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身近にぶつかった問題点を、行政改革の視点から川崎市政へ課題提起している経験を生かし、ひとりでも地方自治体行政に参加できる方法論を提示します。更に、これを基盤に広く自治体の探検を志し、課題を共有する方々との交流による進化を目指します。

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2009/11/13

探検!地方自治体へ~川崎市政を中心に~ ★企画書「市民による川崎市議会白書」★ 第106号

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探検!地方自治体へ~川崎市政を中心に~ 第106号 09/11/13

  ★企画書「市民による川崎市議会白書」★
 ~地域主権の土台を築く主体的市民への進化~

1.要約
2.ビジョン~地域主権によって起こる三つの変化~
3.目的~情報の共有から市政の共有へ~
4.アプローチ~四つ葉のクローバー探し~
5.具体的な構成~6月定例議会報告~
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1.要約

 川崎市議会基本条例制定と共に「川崎市議会を語る会」を発足させたこ
とについて第91号(09/6/13)で報告した。
http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/images/mail_magazine/91.html

 そのなかで「住民による議会白書」作成をモチーフに市議会の検証を行
なうことを活動の80%にすることを述べた。
 6月から「企画書」を書き始め、並行して6月定例議会の内容をモチー
フにその中味を分析し、我々のモチーフが何らかの像を結ぶよう

に議論し、まとめてきた。その間「企画書」は分析作業の進捗に伴い何度
も書き改めた。
 ほぼ完成したのでエッセンスを紹介する。
 なお、第1号『6月定例議会報告』は来月中旬に刊行する予定。

2.ビジョン~地域主権によって起こる三つの変化~

 ビジョンとはこれから動いていく方向を予見することである。幸い、
地方自治については希望的観測も含めて多くが語られている…。その進ん
でいく方向から自らの問題意識と関心に基づいて次の点を切り出
した。

 1)基礎自治体の権限拡大と政策選択の自己責任化
 2)議会での論点抽出とオープンな議論の進行
 3)意思決定への住民参加と住民自治の実質化

 地方自治は国政と異なり、選挙と共にリコール等を含めた住民の直接的
な意思表示で成立する。
 地方主権の時代、市民にとって一番身近な地方政府である基礎自治体は
権限の拡大により、自らの責任による政策選択が必須になる。
 基礎自治体における議会は市民に開かれた“討論の広場”として、議論
のなかから論点・争点・課題を抽出し、市民の多様な意見を統合すること
が大切な任務となる。
 少子高齢化の時代、自治の基礎となる自発的な活動は地域において益々
活発になり、市政への市民参加の拡大・深化と共に、市民の責任意識も醸
成されていく。

 一方、現実は…。
 先日(09/10/25)の川崎市長選投票率36%は住民の市政への関心の低さ、
住民参加の形式化とも思える。また、行政に比べ改革が遅れる議会。

 将来、ビジョンは像を結ぶ。その像は理想的にはならず、“歪み”を持
つ。その“歪み”がどの程度の大きさか、それは今後の我々の活動にかか
っている。
 しかし、議会は本来、市政の情報を集約する場である。オープンな議論
の中心になり、情報の共有化を進めることは可能なはずである。更に一歩、
住民意思の統合に向け、住民(市民)との対話(説明責任と参加)が必須であ
る。

3.目的~情報の共有から市政の共有へ~

 この企画の目的は何か。議会の成果を問うことである。市長と対峙する
のは議会、個々の議員ではない。議会が何をするのかが問われる

。
 それには情報の共有から『市政の共有』へ進展させなければならない。
そのためには先ず、「市政の全体像」を提供する必要がある。
 しかし、それだけではできない。結果に関する情報の共有だけではなく、
更に、プロセスに関する情報を共有して、始めて『市政の共有』に至る。

 この目的を議会改革と結びつけ、議会が「討論の場」「開かれた場」
「住民参加の場」であることを具現化していく。そこで、以下のことが必
要である。

 1)市政の「動向」及び「論点・争点」の明確化を図る
 2)議会での「討論」を活発化し、審議の深化を図る
 3)市民からの「提案」を評価し、その質的向上を図る

 議会の成果は論議の過程で生み出す「論点」である。それを市民に説明
し、意見を聴き、考えを引出すことこそが議会の仕事だ!
 だが、議員からの反問「市民は何を?」が聞こえそうである。実はこ
れがブーメランの如く我々の意識を穿つのである。

4.アプローチ~四つ葉のクローバー探し~

 そこで、『市民による議会白書』を提案する。市民の眼から議会の論
議を整理し、優れている点を抽出することとも言える…。しかし、

  一面のクローバー畑の中から「四つ葉のクローバー」を探す試みに似
ていなくもない。

 1)議会の審議・審査・質問内容を「編集・検証・評価」する
   (会議録、説明資料と共に行政資料等も活用)
 2)会の内部だけでなく、外とも広く議論の機会を設ける
 3)各定例会報告書・議会白書(年間まとめ)を作成する

 持てる機能を高めると共に「枠組」に沿って議会の情報を編集、「市政の
動向」を整理、その中味の分析から「論点…」を抽出。
 最終的に年間で『白書』に取りまとめ。
 市民として市政を議論する土台作りの企画。主体的な判断と活動、お
互いの対話を進めようというメッセージ。
 
 賛同して頂ける方と共に本会を運営、プロセスを共有し、互いに『進
化』することを目指す。それと共に、問題意識を共にする方或いは団体
と交流し、ネットワークを形成していきたい。

5.具体的な構成~6月定例議会報告~

 各定例議会報告はA4で12頁を予定している。図表、写真、イラス
ト等を入れるつもりでいるが…。公開する前にテスト版を読んで頂き、
厳しい批評を頂ける方も探している…。以下が表題(案)と目次(案)
である。

 「市民による議会白書」へ向けて
  『川崎市議会 報告』~平成21年6月定例会~テスト版発行
             2009/11/13 川崎市議会を語る会

1.『市政の動向』を整理 ~『構造的な政策体系』による理解~
  ◆「市長報告」と会派「代表質問」を中心に◆   P2-5

2.『論点・争点・課題』を明らかに ~『質疑・討論』のポイント~
  ◆注目すべき「質問・議案・市民提案」を中心に◆ P6-10

3.『討論・説明』機能を高める ~議会基本条例の具体的実践~
  ◆「住民参加環境」「議会運営」を中心に◆    P11-12

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編集発行人 吉井俊夫
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